二日連続の観音さん巡りでしたので, 初日の観心寺を拝観後, 近くのホテルで宿泊したかったのですが, Netで調べても何故か満室だったのであきらめました。
それも, 前日に予約の打診をしたから已むを得ないでしょう。
今日も昨日同様に朝早い出発です。
行程は以下の通りです。
今日の拝観寺は葛井寺と道明寺で, いずれも藤井寺市にあるので大阪まわりの道中です。
近鉄・藤井寺駅到着が9:57AMでした。
駅前の喫茶店でモ－ニングの朝食をとりながら小休止。
ここから, 下町風情の商店街を5分程歩くと葛井寺の四脚門前に着きました。
正直言って, 拙者はこの葛井寺を“ふじいでら”とは読めなかったですね。
今日は観世音菩薩の縁日だからでしょうか, 朝からその風物詩としての露店や屋台が境内に出店され
混雑しています。
石畳の参道を参拝客をかき分けながら歩くと左手に護摩堂, 本堂と続きます。
護摩堂の右手には手水舎がありましたので,先ずは手を清めます。
本堂前に来ると参拝客があげる線香の煙で煙っています。
この本堂から見て正面に大きな門が立っています。
こちらが正門の楼門(南大門)です。
と云うことで,南大門から出直すことにしました。
南大門の左右には,仁王像が。
この木造の仁王さんの足, 傷みが大きく痛々しいですね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます(以下,同様)
南大門をくぐると境内には,葛井寺の名に相応しい「藤棚」があちこちに見えます。
ちょうど見頃で,紫の藤の花が垂れさがっていて見事です。
石畳を進むと,左手に阿弥陀二十五菩薩堂, 右手に弘法大師修行堂,弘法大師堂,鐘楼堂が続き,
正面に本堂です。
本 堂 |
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いよいよ本堂に上り, 本尊・国宝・十一面千手千眼観世音菩薩坐像にお目にかかります。
本堂には,「葛井寺」とかすかに読める扁額が懸っています。
本堂内に入り,拝観料300円を支払い内陣へ。
ここの秘仏・ご本尊は,毎月18日と千日参りの8月9日に開扉されます。
堂内もご開帳のご本尊を一目見ようと多くの参拝客で一杯です。
須弥壇中央の厨子内にご本尊が蓮華座の上で鎮座しておられます。
寺僧の説明を聞きながら拝観させてもらいました。
厨子内の坐像には弱いライトがあたっていますが, 遠くから見るためか見にくいです。
小型の望遠鏡や双眼鏡で見ている拝観者がちらほら。
成程ね,準備が良いですね。
十一面千手千眼観世音菩薩坐像 |
十一面千手千眼観世音菩薩坐像
・天平前期(8世紀半ば))の作。
像高 130.2 cm 。
(頂上仏面を含めた像高 144.2 cm)
・合掌している本手を含む本体は,大陸
から伝来の脱活乾漆造り。
その他の脇手は,木心乾漆造り。
・合掌手を除く大小の脇手は, 像の背後
に立てた2本の支柱に打ち付けられ,
本体から離れている。
・脇手は,持物を持つ大手38本, 小手
1001本(右500本,左501本)です。
造像当初には全ての脇手に墨で眼が
描かれていたと考えられ,現在もその
一部に残存とのこと。
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この観音さん, なんと文字通り1000本の手を持っています。
実際に千の手を持つ千手観音像は少なく,現存するのは奈良・唐招提寺金堂像(立像),
京都・寿宝寺本尊像(立像)の3例だけだそうです。
寿宝寺の千手観音さんは立像ですが,こちらは坐像です。
とても理知的な顔立ちですね。
秘仏だからでしょうか,とても保存状態が良く素晴らしいですね。
本尊厨子の右に聖観音菩薩立像, 左に地蔵菩薩立像を安置。
いずれも,10世紀後半の製作の一木造り。
約1時間程の拝観でした。
来た道を引き返し, 藤井寺駅から近鉄線で道明寺駅へ向かいました。
フォト；2013年4月18日
葛井寺について詳しくは,下記のPictureをクリックしてご覧下さい。
 Picture / Pilgrimage to old temples / 「紫雲山 葛井寺」
続く Diary / No.532－2013.05.05 /
なにわの観音さん巡り(その3) 道明寺・十一面観世音菩薩立像
聖林寺を予定より1 時間程早く切り上げて, 次の拝観地, 観心寺へ。
行程は以下の通りでした。
河内長野駅前から南海バスに乗り観心寺前で下車。
拙者と同じ参拝客でしょう。
満員の乗客のほととんどが,ここで降ります。
何せ,今日は観心寺の秘仏・本尊の如意輪観音菩薩像のご開帳日ですからね。
毎年4 月17 日と18 日の2 日間だけ公開されます。
歩いて3 分程で観心寺に着きました。
山門の近くに「楠正成銅像」があります。
後から知ったのですが,楠正成が当寺で8 歳から15 歳まで学んだと言われている。
山門です。
思っていたよりも境内は広いようです。
参拝客でごった返しています。
山門をくぐると前方に石段が続きます。
先ず,御水舎でお清めです。
鎮守堂(訶梨帝母天堂)＜重文＞です。
観心寺の鎮守社だそうです。
訶梨帝母天堂(重文) |
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石段を上った正面に朱色の金堂(国宝)があります。
ここの本尊が今日,ご開帳の如意輪観音菩薩坐像です。
一通り境内を拝観してから,じっくり見せてもらいます。
金 堂 (国宝) |
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広い金堂前のスペ－スを右手に進むと, 建掛塔＜重文＞が。
楠正成が報恩のために三重塔を建てかけたが戦死により中断。
その一層目がこの建物です。
建 掛 塔 (重文) |
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その隣に鐘堂です。
鐘 堂 |
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更に奥に進むと, 御影堂, 行者堂, 開山堂(本願堂), 楠正成首塚があります。
首塚には, 楠正成が湊川の戦いで討死後, 足利尊氏の命令によってその首が当寺に
送り届けられ祀られている。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
金堂に戻り,いよいよご開帳の秘仏の拝観です。
特別拝観料は700 円。 堂内は拝観者で一杯です。
寺僧が30 分ごとに丁寧な説明をしてくれます。
厨子が三つあり, 中央の厨子がご開帳され秘仏・本尊の如意輪観音さんが座っています。
勿論, 堂内は写真撮影禁止ですので写真からの転載したものです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
秘仏のおかげで彩色が残り,保存状態が良いです。
平安時代前期(9世紀)の作, 像高108.8 cm だそうです。
本体は榧(かや)の一木造り。 手が6 本の六臂像です。
お顔は豊満で慈悲に満ち厳かさを感じます。
すばらしい仏像ですね。
左右の厨子は閉まっています。
脇侍として愛染明王と不動明王が祀られているとのことです。
せっかく,本尊がご開帳されているのに脇侍もセットでご開帳すればよいのに。
どうして,小出しにするのでしょうかね。
内陣の横では,大随求菩薩像(絹本著色, 鎌倉時代, 重文)も公開されていました。
珍しい八臂です。
最後に霊宝館に立ち寄りました。
沢山の仏像などの文化財が展示されています。
地蔵菩薩（平安）, 如意輪観音坐像（本尊前立）, 弥勒菩薩・宝生如来・釈迦如来・薬師如来の塔内四仏
(平安), 聖観音四体(平安)など（以上いづれも重文）の古仏。
仏像の宝庫でした。
さすがに, 平安時代作の木像は傷みが大きいです。
すばらしい仏像群を堪能した一日でした。
河内長野駅前で,2 時過ぎの遅い昼食となりました。
さて,明日は葛井寺と道明寺の拝観です。
どんな仏像を見せてもらえるでしょうか, 楽しみです。
フォト；2013 年4 月17 日
観心寺について,詳しくは下記のPicture をご覧下さい。
Picture / Pilgrimage to old temples / 「檜尾山 観心寺」
続く Diary / No.530－2013.04.30 /
「なにわの観音さん巡り(その2 ) 葛井寺・十一面千手千眼観世音菩薩坐像」
拙者, JR 東日本ジパング倶楽部の会員で旅行時の割引の恩恵に浴しています。
会員には毎月,「ジパング倶楽部」なる雑誌の他に「旅カタログ」等の雑誌が送られてきます。
その「旅カタログ」には,様々な国内のセット旅行が掲載されています。
いつだったか,この中に略略「国宝の観音さん巡り」なるタイトルの記事がありました。
旅程は4/17～4/18, 大和,河内の国宝の観音さんのご開帳に照準を合わせたコ－ス旅行です。
拙者はその貴重な情報を利用させてもらい,4/17 から2 日間個人的な観音さん巡りを計画し実行
しました。
今,南山城の観音さん巡りの途上にありますが, 今回はその延長線上での訪問であり,秘仏の国宝の
観音さんのご開帳が最大の動機です。
初日は午前中が大和の聖林寺(しょうりんじ), 午後から河内の観心寺の拝観です。
聖林寺までの行程は以下の通りです。
2 時間半弱かかってバス停・聖林寺前に着きました。
ここで下車したのは,小生と中年のご婦人が一人。
彼女も国宝の観音さんを拝観に訪れたのだろうと直観的に分かりました。
日本の山村ではどこでも見られるような風景が広がっています。
5 分程坂道を歩くと,まるで城壁のような苔蒸した石垣の高台に聖林寺があります。
聖林寺の山門です。
小さな山門をくぐると狭い庭があり,その直ぐ前が本堂です。
拝観料400 円を払って本堂へ。
中央に大きなご本尊・子安地蔵大石仏が鎮座しています。
脇侍でしょうか, 「掌善童子」と「掌悪童子」が左右に。
白い大きなお顔で,田舎のお地蔵さんを大きくしたような石仏でした。
こんな石仏がご本尊であること自体,初めての経験でした。
眺望の良い廊下に出ました。
今日は霞がかっていますが, 普段なら美しい三輪山や邪馬台国・卑弥呼の墓と云われる箸墓
(はしはか)古墳がはっきり見えるとのことです。
本堂から出て渡り廊下の階段を上ると観音堂(大悲殿) があります。
正面には,お目当ての国宝・十一面観音菩薩立像が見えます。
堂内に入るとガラスケ－スに守られて観音さんが台座の上に直立しています。
背の高い(像高209 cm) 観音さんです。
見上げながらじっくりと拝観させていただきました。
パンフレット「霊園山 聖林寺」によると,木心乾漆像,天平時
代の作。
明治元年(1868年) の神仏分離令により,三輪明神(大神
神社)の神宮寺であった大御輪寺から移された客仏とのこと。
ご覧のように,像は蓮華座上に直立し,右腕は下げて第三・四
指を軽く曲げる。
左腕は肘を曲げ,胸の高さで水瓶を持っています。
かっては,華やかな光背もあったが破損著しく,今は奈良国立
博物館に寄託されているそうだ。
均整がとれた量感のある姿ですね。
切れ長の目が正面を正視し,きりっとしています。
天衣も優雅です。
なにげない柔らかな指の仕草が良いですね。
先程のご婦人も拝観しています。
彼女, デジカメを持ちだして様々な角度からパチパチやっています。
写真撮影禁止だのによくやりますよね!
拙者はさすがにためらいました。
このお寺, どう見ても田舎の小さな山寺です。
この仏像が無かったら,このお寺は----と思ったりしました。
これ以上拝観するところがありません。
と云うことで,予定より早くお寺を辞しました。
桜井市コュミニティバスにかろうじて間に合いました。
何せ1 本/時間しか便数がないものですから助かりました。
桜井駅から近鉄線に乗り,次の拝観地である河内長野の観心寺へ向かいました。
フォト;2013 年4 月7 日
聖林寺について,詳しくは下記のPicture をご覧下さい。
Picture / Pilgrimage to old temples / 「霊園山 聖林寺」
続く Diary / No.530－2013.04.26 /
「なにわの観音さん巡り(その1) 観心寺・如意輪観音菩薩坐像」
拙者, ボケ防止の脳トレに数独(ナンバ－・プレ－ス)をたしなんでいることは, Diary 386 で取り
上げた通りです。
現在でもまだ続けています。
スキル・アップしてきたのでしょうか,更に難しい数独に挑戦したくなりました。
最近ではWeb 上でも楽しめますが,ちょつとした旅の途中にでもと小冊子,「極限!! ナンプレSupper
[超難問編①](㈱近代映画社発行」を入手し,超難問に挑戦しています。
難しさの指標であるレベル11～15 の問題が収録されています,
先日, その中のレベル15 の問題に挑戦してみました。
その問題を以下にご紹介します。
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通常は,3×3 のブロックに区切られた 9×9 の正方形の枠内に1～9 までの数字を入れるパズルです。
しかし, 本問は4×4 のブロックで 16×16 の正方形の枠内に1～16 までの数字を入れるパズルです。
144 個の空白箇所があります。
問題を始めてから40 箇所程は,比較的にすらすらと埋めることが出来たのですが,その後は大いに
てこずりました。
1 日かかって解けないものですからイライラは最高潮に達します。
ほんまに解があるのかと思いましたが,確かに巻末にはAnswer があります。
こうなると,意地です。
長期戦です。
論理を組み合わせて, PC 上で根気よく埋めていくしかありません。
しかし, 2 日目もまだ埋まりません。
一つ空白を埋めるとそれに付随して自動的に数カ所埋められます。
その一つを埋めるのが,とてつもないほど難解なのです。
3 日目になって, 或るマス目を埋めたところで, それがブレ－クスル－になってところてん式に埋まって
完成しました。
その完成形は, 以下のようになりました。
とにかく, 意地と忍耐の3 日間でした。
やれば出来るものですね。
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解いている内に何となく解法みたいなものを会得したような気がします。
次問ではもう少し時間短縮して解けそうです。
阿呆やと思われるかも知れませんが,拙者にとってこれもボケを先延ばしにするための脳トレなんです。
健康で百寿のゴ－ルのテ－プを切るために。
皆さんも暇にまかせて挑戦してみませんか?
昼食を外食した後, 夕飯の食材を買うためにス－パ－マ－ケットに立ち寄りました。
さて,今夜は何にしょうかと館内を物色していると,野菜コ－ナ－に沢山の徳島産の若筍(タケノコ)が
並んでいます。
そう言えば, 初ゴルフの時にY.N-sanからお土産に貰った大分・姫島産のワカメがあるのを思い出し
ました。
そうなんです, 旬の一品料理とは「若筍の煮物」なんです。
勿論,作るのは初めてですが挑戦することにしました。
何といっても, 春の味覚, 筍の定番の煮物です
帰宅すると早速,準備です。
焼ちくわも具材の一つにしました。
筍の皮をむき食べやすい大きさに輪切りにしてあく抜きしておきます。
ワカメも適当な大きさに切り,水洗して塩抜きしておきます。
先ずは鍋に自己流の秘伝のダシ汁を作ります。
(ダシ汁の作り方)
・昆布; 2 切れ
・かつおだし(化学調味料・食塩無添加, 顆粒, リケン製); 適量
・だし醤油(カマダ製); 適量
実は, 拙者が全ての調理に使うダシ汁の3 点セットなんです。
煮たダシ汁に若筍を入れて中火で10 分程煮ます。
続いて水切りしたワカメや焼ちくわを入れ, だし汁が具材にしみこむように10 分程煮て出来上がりです。
反省点ですが, ワカメは新鮮な緑色を残すために出来上がり前に少し煮るのがベストでした。
美味しそうです。
出来たら膳は急げです。 お酒のおつまみにして試食です。
久保田の千寿で旬を楽しみました。
筍とワカメはよく合っていますネ!
なかなかの良いお味でした。
作った量が多かったので, 春の味覚を存分に味わう3 日間となりました。
春眠暁を覚えず。 その通りです。
しかし,昨朝だけは違っていました。
暁の長～い揺れで春眠は破られたのです。
草津は震度3 でしたが,揺り起こされ,ビックリしましたです。
いゃ,ホント,活断層がある所では何時地震が起こるかわかりませんね。
明けて今日は朝から快晴で日中の気温も22℃との予報です。
一念発起して今シ－ズン初サイクリングとなりました。
初走りですので無理のないコ－ス設定です。
自宅を発着点とする野洲川・天満大橋折り返しのル－トです。
11AM に自宅を出て,いつものように琵琶湖岸のサイクルロ－ド・さざなみ街道を走ります。
この季節,とても爽やかです。
日曜日だからでしょうね, 湖岸には多くの家族連れがピクニックに,湖上では多くのボ－トから
フィッシングの姿が。
又,湖岸に沿って黄色いラッパ水仙が列をなして満開です。
烏丸半島に立ち寄り小休止。
いつも立ち寄っていた食堂が閉店になっていて寂しかったです。
5 分間の休憩後,11:30 AM にここを離れ北上。
途中,菜の花の名所,なぎさ公園に立ち寄りましたが, 時機を逸しました。
既に伐採されていました。
ここの菜の花は早咲きだったのですね。
対岸の比良山系の遠景だけを拝んできました。
ここから更に北上して野洲川に架かる中州大橋を渡り,野洲川の堤防上のサイクルロ－ドを上流方向に
走ります。
正面には近江富士こと三上山がはっきり見えます。
夏のシ－ズンになると琵琶湖からアユが遡上し,河岸は釣客で賑わうと云う。
今は,人気のない自然だけが泰然と佇んでいるだけでした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます(以下,同様)
天満大橋から野洲川の川下(琵琶湖方面)を望む |
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天満大橋から上流(近江富士方面)を望む |
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天満大橋で小休止後,0:15 PM にここで折り返します。
お腹がすきました。
烏丸半島辺りでランチタイムに決めました。
早くランチに在りつきたいためか,俄然ペダリングに力が入ります。
木浜町辺りの湖岸道路の桜並木では,逆七分咲きで花吹雪でした。
所変われば,未だ桜の花が見られるのですね。
烏丸半島の草津夢風車が見えてきました。
ちょうど1 PMに近くの「道の駅・草津」に隣接するレストラン「ROCK BAY GARDEN」に入りました。
生ビ－ルと「近江産滋養豚カツの卵とじセット」を注文。
皆さん,「滋養豚」って分かりますか?
尋ねてみると,次のような答えが返ってきました。
「通常の豚よりも脂質が30 % 少なく,栄養だけはしっかり取れる柔らかい肉質の食材」とのことでした。
お腹がすいていたからでしょうか,お味はなかなかのものでした。
1 時間程昼食休憩後, 2 PM にレストランを出ました。
道の駅の構内の花壇が艶やかでした。
自宅に着いたのが2:30 PM でした。
本日の走行デ－タ－は以下の通りでした。
・走行時間 ； 2 時間 7 分
・走行距離 ； 39.1 Km
・平均走行速度； 18.5 Km / hour
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テスト・ランでしたが問題なく走れましたので,これからが楽しみです。
今年も関西いこい会のゴルフ部会の春のコンペが開催され参加しました。
場所は, 兵庫県三木市吉川にある関西クラシックGC です。
今年の幹事さんは, シャ－プOB の皆さんです。
前日には前夜祭が大阪・梅田・阪急グランドビル31F の和伊Dining「みつけ」で賑々しく行われました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます (以下同様)
31F とあって,ここから眺める大阪ど真ん中の眺めもなかなかのもんやろ～。
「みつけ」から淀川・伊丹方面を眺める |
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前夜祭には, テニス部会からKawamata, Sumida の両君もご機嫌伺いで出席してくれ総勢17名
でした。
皆さんでビ－ルで乾杯。
お後は, 例によって学生時代を再現したような喧騒の世界でした。
翌朝には,幹事さんが2 台の車で宿舎の新大阪ワシントンホテルまでピックアップに来てくれました。
首都圏,名古屋,倉敷からの特別参加者もいたからです。
いゃあ,幹事さんには前夜祭でお疲れのところ早朝からお出迎え謝々。
ゴルフ場に着いたのが7:30 AM 頃でした。
クラブハウスには,見慣れた顔がちらほら。
関西クラシックGC のクラブハウス |
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ここのゴルフ場, シニア割引の申請に書類申請なんです。
免許証や健保証の提示で済ませるのに,古式ゆかしいというのかトラデショナルなんでしょうか,このあたり
がクラシックなのかもネ。
昨日と打って変わって風も治まり,少し肌寒いですが快晴のゴルフ日和です。
4 組15 名がエントリ－。
湯谷コ－ス#1 Hole のティ－グラウンドで恒例の記念写真に納まってから, 拙者は第1 組で8:07AM
にティ－オフ。
湯谷コス#1 Hole の遠景 |
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どうも出だしからトリプルボギ－が続き,皆さんも絶不調です。
昨夜,飲み過ぎたのでしょうか?
Outの#7 Long Hole に入って,突然ハプニングが起りました。
クラブの若いお兄ちゃんがカ－トでやって来て,進行促進の『指導』が入ったのです。
「遅れているのでプレ－進行のお手伝いをします。」とのことです。
前の組が見えなくなっていて,遅れていることは承知していました。
本来なら口頭でのプレ－進行の要請が通常です。
今回は,とっても過激だったのです。
何と我組のカ－トの運転からクラブの処置,バンカ－の後処理,飛球場所のアナウンス等々,まるで
キャディ－さんでした。
それだけなら誠に結構なんですが,そんなはずがありません。
何となく急ぐよう強迫されているようで,皆さん気が気でなく大きなプレッシャ－です。
そんなことで,以後のプレ－は速くなったのでしょうが,皆さん,OB が出たりチョロッたりで文句たら
たらでした。
拙者もOB ぎりぎりのティ－ショットがあったのですが,探す間もなくOB 宣告され,前進4 打を指示
されたりしました。
恐れ入りの助です。
しかしですよ!
後続の組は,我々の組に追従できていないのです。
各ホ－ルアウト後も後続組の姿も見えません。
『指導』の意義が全～然あらへんやんか!
おまけにですよ,ホ－ルアウト後のランチタイムも40 分弱の余裕しかありません。
なんと,後続組がレストランに現れたのは我々の25 分後でした。
とにかく,わけがわかりましぇ～ん。
これも「クラシック」なやり方なんかしら。
皆さん 古希を迎えられ動作が緩慢になるのは如何ともしがたいです。
エチケットとしてプレ－進行に協力することも自覚しています。
若者のゴルフ人口が減っているので,もっとシニアのお客さんに優しくしないと!
カスタマ－オリエンテッドなクラブ方針が無いと集客に影響しますよ!!
ふと,そんなことを思ったりしました。
勿論,皆さん,初めからスコアメイクに苦しんでいまして,このことが原因では無いと
思いたいですが,拙者も含め散々な成績でした。
今回は,全体的にロ－レベルのスコアでした。
我が組では,HDC に恵まれた( )Y.Nojho－san だけが第3 位に入賞( )です。
とにかく,思い出深い関西オ－プンでした。
尚,今回のチャンピオンは,関東組のS.Kishi－san でした。
Kishi－san, congratulations !
幹事の皆さん, 前夜祭から本番まで大変お世話になりありがとう。
秋の大会を楽しみにしています。
詳しくは,盛りだくさんの写真と共に下記のPicture にアップしておきますので
クリックしてご覧下さい。
Picture / Golf / 2013 春・いこい会・関西オ－プンゴルフ
春らしく暖かくなりましたね。
お天気予報によると, 今日の関西地方は日中の最高気温が18℃まで上るそうです。
家に居るのがもったいないです。
と云うことで外出することにしました。
しばらく中断していた南山城の観音さん巡りです。
首都圏地区では桜も既に散ってしまっているでしょうが, こちらは今が盛りとのことです。
お寺のある山里の満開の桜も期待しています。
行先は, 京都と滋賀県境の宇治田原町にある禅定寺(ぜんじょうじ)です。
拙者のホ－ムタウン・宇治市の近くですので,行き方は承知しています。
検索しておいた時刻表に従います。
京都駅からJR奈良線で宇治駅に着いたのがAM10時前です。
AM10時発の京阪宇治バスに乗り宇治田原町の維中前バスタ－ミナルに向かいます。
乗客は10人程でした。
のんびりと,久し振りに宇治川沿いの景色でも見ようと思っていました。
ところが,予想していたバスル－トが子供の頃と異なっていました。
昔は(50～60年前ですが),宇治川沿いを北上するル－トでした。
そら,そうですね。
50年も経てば,世の中,がらっと変わっています。
宅地開発が行われ,それに伴い新しい道路が作られたのでしょう。
バスは山あいの道を通り30数分で維中前に着きました。
維中とは,維孝館中学の略です。
かって,拙者の通っていた高等学校にも多くの維中出身者がいたから,懐かしい名前でした。
さて,ここから禅定寺まではバスがありません。
上りの坂道ですし,気温も上がり暑くなってきたので禅定寺までタクシ－にしました。
府道783号に「禅定寺」と書かれた看板が見えました。
丘の上の山際にそれらしい建屋が見えます。
「禅定寺」の石碑があり,石段が山門に続いています。
石段を登り切ると正面に山門です。
山門の左右には花頭窓がついていたので,禅宗寺院とすぐにわかりました。
このお寺,曹洞宗のお寺なんです。
中に入ると住職さんが庭木の手入れ中でした。
挨拶をして受付で拝観料500円を支払い,本堂に上りました。
拝観順路を進み本堂の裏手に回ると窓の外に壁画が見えます。
墓地の崖に描かれてるようです。
本堂と崖が接近していて,壁画の全体像を見通すことが出来なかったですが,釈迦の涅槃図です。
このような古刹には珍しい現在の涅槃図壁画です。
本堂を出て観音堂や境内を拝観後,もう一組の拝観者と共に山門の手前左手にある宝物館に案内され
ました。
本日の最大の目的である十一面観音菩薩像をはじめとする平安時代の諸仏像の拝観です。
宝物館は美術館のような造りです。
きっと,仏像にとって素晴らしい保存環境なんでしょう。
住職さんからお寺の歴史と共に諸仏像の詳しい説明をいただきました。
他の宝物館と異なり,ここの仏像は全て陳列ケ－スに入っていないし,又,背面からも拝観出来るように
なっています。
まさに,仏像を目の当たりに見られました。
正面に十一面観音菩薩像があり,その脇寺として日光菩薩,月光菩薩が立つ。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
月光菩薩像 |
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十一面観音菩薩立像 |
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日光菩薩像 |
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| 「南山城の古寺」(制作・発行/㈱飛鳥園)から転載 |
【十一面観音菩薩立像】 像高 286.3cm, 木像漆箔,背後に光背を持つ立像です。
顔は丸く,落ち着いた雰囲気の顔立ちです。
豊かな腰まわりの堂々とした体つきです。
どことなく,観音寺の十一面観音菩薩像に似ています。
すばらしい仏像でしょう。
手前左右にも仏像が並んでいます。
右側には,四天王の多聞天や持国天,地蔵菩薩半跏像。
左側には,四天王の増長天や広目天,文殊菩薩騎獅像。
いずれも,国指定の重要文化財です。
禅定寺やその他の諸仏像については,山盛りの写真と共に下記の Picture にUpして
ありますので,そちらでご覧下さい。
Picture / Pilgrimage to old temples / 「補陀洛山 禅定寺」
禅定寺を離れたのが,11:55 AMです。
ここから,街道(府道783号)を維中前までテクテク歩きにしました。
多くの車がビュ～ン,ビュ～ンと通り過ぎて行き,怖かったです。
昼時で気温も上がり背中は汗びっしょりです。
さすがに銘茶・宇治茶の産地です。
街道沿いの山里には茶畑が多いですネ。
八十八夜頃から始まる茶摘みの準備でしょうか, 玉露の畑には覆いが架けはじめられていました。
山里に点在する茶畑 |
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山野には満開の桜も見えます。
30分程歩くと維孝館中学校に近い田原川に沿って「やすらぎの道」という桜並木の遊歩道がありました。
勿論,ご覧のように桜花爛漫で,地元の方でしょうか手弁当でお花見の姿も。
お腹がすきました。
宇治で昼食をとることにして,バス停・維中前からJR宇治駅までの復路につきました。
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