朝起きてホテルの窓から見た眺めです。
日向灘に青島の海岸線が伸びています。
何となく南国ム−ドが漂っていますねぇ。
さて，早くも，今日はツア−最終日，しかも大晦日です。
こんな日に旅行中とは，生まれて初めてです。
さて，その旅程ですが，ホテル(宮崎市青島)から日向灘を北上し延岡で左折し九州を熊本までバスで
縦断。
途中，日向・クルスの海で小休憩，高千穂峡散策。
バスル−トは，右の地図の通りです。(地図アプリ閉鎖のため地図は削除された。)
「日向・クルスの海」は日向岬の断崖絶壁の上にある展望台です。
「クルス」とは，ポルトガル語で「十字」の意味。
ここは，柱状岩が侵食により東西200m, 南北220mにわたり裂けており，上から見ると「叶」という字に
見えます。
そんなことから，ここを訪れると願いが叶うという伝説があるようです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
「クルスの海」の説明 |
|
展望台から眺めた日向灘(クルスの海) |
|
ここから1時間程した昼時に，日本古代の神話のふる里・高千穂に到着。
高千穂渓谷近くの，「ふるさとの味神楽宿」という食事処で昼食です。
「蘇食物語」という，神話時代の古代食を再現した郷土料理です。
合掌造りのような入れ物には野菜の煮物，蕎麦のように見える「高千穂黒米そうめん」と野菜の鍋，チキン
南蛮，野菜入り豆腐, コンニャクの刺身など。
自然食でとてもヘルシ−ですね。
「蘇食物語」と銘打った古代食善 |
|
食後は今日のメイン・イベント，高千穂峡の散策です。
高千穂峡は，その昔阿蘇火山活動で噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し,急激に冷却
されて柱状節理の断崖となった渓谷とのことです。
下りの散策ですので気楽です。
先ず目にするのが渓谷にかかる高千穂三橋です。
趣の異なる三つの橋が懸っていて絵になりますね。
ガイドさんによると，それぞれ三時代に架けられた橋で，下から神橋(大正), 高千穂大橋(昭和),
神都高千穂大橋(平成)です。
この渓谷の遊歩道に沿って30分程歩くと, 真名井の滝にきます。
とにかく，絶景です。
前後から撮った写真をどうぞ！
 高千穂峡 真名井の滝 (五ヶ瀬川上流からの眺め) |
|
高千穂峡 真名井の滝 (五ヶ瀬川下流からの眺め) |
|
淡水魚水族館近くの駐車場までの約1Kmの散策でした。
団体予約のためでしょうか，帰りの上りの片道はマイクロバスで送迎してくれました。
これで，こだわりの南九州旅行もおしまいです。
考えてみると，何が「こだわり」だったのか分からずじまいでした。
愉快なバスガイドさんのカイドを聞きながら，一路，新幹線・熊本駅へと向かいました。
パッケ−ジツア−も便利でなかなかよいものですね。
今日のその他の旅写真について，もう少し詳しくは下記の Picture をご覧下さい。
 Picture / Trip /「こだわりの南九州3日間」
さて，今日から2日間バスツア−です。
このDiaryでは，拙者の心に残った想い出の風景を2つだけご紹介します。
その他は，下記のPictureでご覧下さい。
AM9時にホテルを出て，最初の訪問地は名勝・仙巌園です。
バスガイドさんによると，薩摩藩主・島津氏の別邸です。
桜島を築山に，錦江湾(鹿児島湾)を池に見立てた広大な借景庭園です。
幕末には，藩主・斉彬がこの地に東洋最大の工場群「集成館」を築き，製鉄，造船，紡績などを行ったとの
こと。
欧米列強による植民地化を恐れ，日本でいち早く富国強兵を実践したそうです。
心に残った風景とは、仙巌園に入ってすぐ目の前に現れる「鉄製150ポンド砲」と後ろの石組みの「反射炉
跡」です。
「反射炉」とは，大砲製造のために鉄を溶かしていた炉のことです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
鉄製150ポンド砲と反射炉跡 |
|
鉄製150ポンド砲 |
|
皆さん，生麦事件をご存知でしょうか？
1862年(文久2年)に横浜港近くの生麦村で薩摩藩の大名行列を乱したとして騎馬のイギリス人3名を
薩摩藩士が殺傷したあの事件です。
この事件の解決を迫るイギリスは，横浜港から艦隊(蒸気艦7隻)を鹿児島湾に派遣し，薩摩藩と薩英
戦争を起こしたのです。
この時に，薩摩藩はこの集成館で製造した鉄製150ポンド砲や爆弾で応戦したと云う。
この戦闘で薩摩藩の物的損害は甚大だつたようですが，イギリス艦隊も薩摩藩の思いもよらぬ攻撃で
弾薬の消耗や旗艦船長などの戦死などの被害を受け，薩摩から撤退したとのことです。
いやあ，生麦事件は知っていましたが，この事件がきっかけで薩英戦争があったとは知らなかったです。
当時の世界最強のイギリス海軍を撤退に追い込み横浜へ敗退させたとは驚きです。
こんなこともあったから，明治維新後，日本は富国強兵策をとったのかも知れませんネ！
この後，バスは桜島フェリ−で対岸の桜島港に渡り，桜島・有村溶岩展望所，黒酢工場，霧島神宮を
経て青島へ。
もう一つの心残る風景は，南国ム−ドただよう青島です。
恥ずかしながら，拙者，青島とは宮崎県の海岸の地名とばかり思っていました。
れっきとした島なんですね！
現地に行って初めて知りました。
青島へ向かう観光客 |
|
青島はビロ−樹などの亜熱帯植物が生い茂る島で，周辺には天然記念物となっている「鬼の洗濯板」と
呼ばれる波状岩が見られました。
こんな小さな島に立派な神社，青島神社もありました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
「鬼の洗濯板」の海岸 |
|
「鬼の洗濯板」の波状紋 |
|
青島神社 |
|
何でもそうですが，現場を見ないと正しい知識は得られないことを再認識しました。
この後，近くにある今日の宿，ANAホリデイ・インリゾ−ト宮崎へ向かいました。
ここは，読売巨人軍のキャンプ時の選手の宿泊所なんだそうです。
今日のその他の旅について，もう少し詳しくは下記の Picture をご覧下さい。
Picture / Trip / 「こだわりの南九州3日間」
続く Diary / No.580−2013.12.31 /「こだわりの南九州3日間(3/3)」
クラブツ−リズムという旅行会社の「こだわりの南九州3日間」なる旅企画で団体の小旅行に行って
きましたのでご紹介しましょう。
ここ2年間, 愛犬マック君(19歳)の介護の世話をしてきたので，夫婦で旅行をしたことがありません。
その介護生活からも解放されたこともあり，久し振りの夫婦揃っての旅行となりました。
旅行の行程は，以下のようなものです。
今日は初日(12/29)で, 新大阪駅に集合です。
添乗員さんの説明によると，ツア−参加者は27名とのことです。
新大阪から新幹線で鹿児島までの移動日です。
AM11:59発の「さくら555号」で鹿児島中央駅まで乗換えなしの直行便です。
新幹線「さくら555号」に乗り込むツア−客(新大阪駅にて) |
|
列車が姫路駅を過ぎてから添乗員さんから昼食の幕の内弁当が配られました。
姫路駅からの途中乗車のツア−客に配慮してのことでしょう。
車窓の風景を楽しみながらの4時間の旅です。
拙者，新幹線の「さくら号」に乗ったのは初めてです。
「のぞみ号(普通車)」と比べて座席も横4席ですのでゆったりしていますね。
新幹線で九州を旅するのも初めてです。
九州と言えば，現役時代に社内の所用で鹿児島・入来工場，ビジネスで博多，福岡界隈，旅行では大分・
別府/湯布院温泉，熊本・黒川温泉，ゴルフで阿蘇高原/久住高原くらいです。
その脚は，飛行機, JRロ−カル線, バスでした。
そんなことで，新幹線で停車する主要駅やら車窓の風景も初めてなものですから，ワクワク気分で眺め
させていただきました。
鹿児島中央駅着が16:05でした。
観光バスでホテルへ直行です。
明日からのツア−もこの観光バスを脚にします。
今夜の宿泊ホテルは，鹿児島市内の少し高台にある「城山観光ホテル」です。
拙者達は，温泉旅行のためにこの旅企画に応募しました。
と云うことで，早速，館内の展望露天温泉「さつま乃湯」へ。
温泉もいい湯ですが，眺望もサイコ−でした。
鹿児島市内の向うに雄大な活火山・桜島と錦江湾を一望できます。
桜島は今も噴煙を上げていました。
先付け4種 |
|
湯上がり後の夕食は，和食です。
お料理には，鹿児島産の食材がちりばめられています。
先付けには「薩摩芋のきんとん」，お刺身には「きびなご」がありました。
拙者の好きな「さつま揚げ」，本場の「黒豚しゃぶ」などです。
郷土色豊かでした。
ホテルの中庭に出ると，光のファンタジ−。
幻想的なイルミネ−ションの世界が広がっていました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
さて，明日から南九州観光です。
続く Diary / No.579−2013.12.30 /「こだわりの南九州3日間(2/3)」
いよいよ，年の瀬も押し詰まってきましたね。
今年も幾つかの集まりの忘年会がありました。
ヨット仲間，同窓クラス仲間，地元のゴルフ同好会，そして今年最後の今日の忘年会。
今日は，拙者の現役時代，大阪勤務時代にビジネス拡大のため労苦を共にした関係仲間の忘年会
です。
昨年末に始まったばかりですので，まだ少人数です。
6月と12月の2回/年集まって旧交を温めています。
場所は大阪・梅田の新梅田食堂街にある居酒屋・ニュ−汐屋です。
ここが，我々の溜まり場なんです。
リ−ズナブルでコストパフォ−マンスがあって我々向きです。
皆さん，それぞれ加古川，神戸，大阪狭山，大津，草津市からの来場です。
店に入ったのが5時半過ぎ。
まだ空席が目立っていましたが，程なくして満席になりました。
会社帰りのサラリ−マンのアフタ−5の聖地なんでしょうね。
忘年会と言えば，その1年の苦労を忘れるために年末に行われる宴会ですが，我々は既にリタイア
してサンデ−毎日組ですので，まるで苦労はありません。
あると言えば，奥さん対応ぐらいでしょうか?
そんなことで，忘年会と言っても，実は親睦会，直接的に言うと単なる飲み会なんです。
しかし，久し振りに会って酒を酌み交わしながらのワイワイガヤガヤも楽しいものです。
話題も現役時代と異なり多岐にわたります。
現況報告，仲間の消息，趣味，健康，---etc。
年金生活に入ると，途端に社会や人との繋がりが次第に希薄になり孤独化するのでしょう。
各種同好会やイベントに参加し，それぞれの村社会での仲間との繋がりを持つことで無意識的に孤独を
回避しているのでしょうね？
ITの進歩により，現在ではBlog, Facebook, Twitter, Skype, BBS(電子掲示板)などのSNS
(Social Networking Service)が人同士の繋がりを電子的に仲介してくれる。
このため，今の若者は，現場の社会での仲間との生の繋がりが希薄になっていると聞く。
我々，爺さんの年代は，やはりFace to Faceでコミュニケ−ションするのが良いですね。
最新のツ−ルについて行けないこともありますが--。
今夜も色々の話題で盛り上がりました。
何と自転車好きのO-sanとは，彼のメンバ−と共に来年4月に琵琶湖一周の話も。
会社から離脱すると無礼講ですので気楽ですネ。
焼酎や日本酒でほろ酔い気分になったところでお開きになりました。
来年の楽しみが一つ増えました。
フォト；2013年12月19日
去る10月20日開催のイベント，「サイクリングしまなみ2013」に参加しましたが，不発に終ったことは，Diary.No.565-2013.10.19/「倉敷で遊び今治へ」で述べた通りです。
イベントに参加するため草津の自宅からY社の宅配便を利用して会場近くの愛媛県今治市のホテルに
送っておいた自転車が，運送上の瑕疵により自転車の重要パ−ツであるディレイラ−が脱落・破損し，
これが致命傷になり本イベントへの欠場を余儀なくされたのです。
ディレイラ−の破断箇所 |
|
拙者もY社の現地サ−ビスセンタ−も，何とか大会に参加するために修理やレンタルサイクルの確保に
あたりましたが，いずれも叶わず，3ケ月前から周到に準備してきた当イベントに参加出来ず痛恨の極み
でありました。
そんなことで，やむを得ず無駄となったイベント参加に係わる諸費用の実費の補償について，Y社に請求
交渉を開始することにしました。
交渉の前提として，拙者は運送契約時に最大10万円補償の任意保険に入っていました。
傷心で拙者が草津に戻ってから1週間程してから，近隣の営業所の責任者が来訪し，謝罪と希望の修理
ショップについて打診がありました。
この時，Y社に対し応分の費用補償について拙者から書面で提示する旨通告。
これが最初の交渉です。
第2回目は，文書を提示し概括的な補償の展望を議論しました。
Y社のスタンスは，あくまで自転車の修理をして原状回復する旨の回答のみでした。
しかし，拙者は不満を表明し，社内で検討の上，回答するよう要請。
そして，1週間程して第3回目の交渉です。
拙者は，任意保険に入っていることを前提に提示通りの補償を要求。
Y社は，任意保険の約款通り，修理に係わる費用しか補償出来ない旨の回答。
保険契約時の伝票に記載されている通りであるとのことです。
しかし，拙者はY社の瑕疵により，交通費，ホテル代，イベント参加費という費用を掛けてとにかく，楽しみ
にしていたイベントに参加出来なかったことを強く主張し，Y社として誠意ある回答するよう依頼。
保管していた伝票を見ると，たしかに小さい字で約款が記載されていました。
保険契約内容もY社の主張通りでした。
拙者，てっきり保険契約通りの金額が補償されるものと思っていました。
それは，間違いでしたね。
しかし，よくよく考えて見ると，損害保険を掛けているのは利用者である拙者です。
Y社の瑕疵にもかかわらず，自転車の修理に係わる費用は，拙者が掛けた保険から支払われ，Y社には
何ら痛みが伴わないことを知りました。
こんなビジネスモデルが世の中にまかり通ること自体がおかしいではないか？
行政は，こんなことを放置しておいてよいのか，そんな疑念がわいてきたのです。
そして，第4回目の交渉です。
Y社は，軟化してイベント参加費用は補償する旨の回答でそれ以上のものはありません。
会社の規約通りとのことで，相変わらず顧客を無視した内向きの答えに終始するばかりです。
そこで，拙者が気付いた前記の考えで論戦を張ったところ，Y社サイドはぐうの音も出ず反論出来なか
ったのです。
拙者，現役時代，セ−ルス部門に在籍しておりましたので，製品の不具合が発生した折には現在と逆の
立場で幾度か大手顧客と損害補償交渉の矢面に立ちました。
勿論，今後の取引もあり損害補償は覚悟し，なんとかミニマムに抑えるのが拙者のミッションでもあり
ました。
そんなことで，交渉のツボは承知しているつもりです。
最終場面で拙者が常套手段として交渉の落とし所に使ったのが両者痛み分けの「折半」です。
今回も，埒が明かない交渉を打開するために，当方から費用の「折半」を提案し，再検討を要請。
そして，本日の第5回目の交渉となりました。
拙者も年内に解決したく，程々の回答が得られればと思っていました。
Y社からの回答は，前回より前進した回答でした。
イベント参加費用に加えて2日分のホテル宿泊費用を補償するとのことでした。
その金額は，実費の半分には及びませんでしたがそれに近い値でした。
拙者が欲しかったのは，実は消費者（利用者）に対するY社の誠意だったのです。
消費者を無視してはいけません。
直近の大手百貨店，ホテルによる食品偽装問題においても，消費者を無視することで幹部の責任問題に
及んだどころか企業としての存続を危うくするのです。
今回の粘り強い交渉で，拙者の初期の目的を果たすことができ，目出度く示談書に調印致しました。
やはり，自分が正しいと信ずるところは，きちっと主張することが大切ですね。
English Weekly Topics / No.206−Dec16,2013 /
“The completion of the negotiation on damage compensation”
ワイフがこの映画の特別鑑賞券を2枚入手していました。
お互いのスケジュ−ルが合わず一緒に見に行けなかったので，拙者は関西で見ることになり今日になり
ました。
草津から最も近い上映劇場は，京都駅前の八条口にある「Ｔ・ジョイKYOTO」です。
新都ホテルの斜め向かいにあるイオンモ−ルの館内にありました。
いやあ，驚きました。
最近の映画館は集合ホ−ルになっていて，ここでは12ものスクリ−ンがあり，その時点で上映されている
お好みの映画が見られるようになっているのですね。
さて，本論の映画ですが，内容は下記のパンフの通りです。
戦国時代から安土桃山時代に生きた茶人・千利休の若い頃の恋，それを経て培った美への情熱と執着
を壮大に映し出したシネマです。
キャストは，市川海老蔵が千利休にふんして10代から70代までの生きざまを見事に体現。
利休の妻・宗恩には中谷美紀，豊臣秀吉に大森南朋，織田信長に伊勢谷友介。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
千利休(市川海老蔵) |
|
宗恩(中谷美紀) |
|
織田信長(伊勢谷友介) |
|
豊臣秀吉(大森南朋) |
|
| 映画の1シ−ン(パンフより) |
この映画では，利休の妻・宗恩は利休を尊敬し愛し続ける。
宗恩から「妻として私でよかったのでしょうか？」と尋ねられ，「妻に選んだのはお前しかいない。」と
答える。
しかし，利休には，かって恋した一人の女を心の中で愛し続けていた。
この二人の思いに心の底では交点が無かったようです。
利休切腹後の宗恩のとった悲しさ，悔しさが溢れるあのラストシ−ンがそれを物語っていましたね。
利休の生死を超えて貫き通した美に対する世界観が，時の権力者にも一切妥協をしなかった原点なん
でしょう。
利休は，あの大徳寺事件でも当時の独裁者・秀吉にも額ずくことなく，秀吉の怒りを買い死罪となった。
主な登場人物の次のセリフが，この映画の全てを物語っているように感じました。
利休；「わしが額ずくのは，ただ美しいものだけだ。」
宗恩；「あなた様には，ずっと想い女がございましたね？」
秀吉；「あの男に，なんとか一泡ふかせてやりたいもの。」
信長；「おまえは，よほどの悪人であろう。若いころは海賊働きをしたな。」
直近のニュ−スによると，北朝鮮の独裁者・金正恩第一書記が，ナンバ−2であり叔父でもある張成沢
氏を国家転覆の陰謀行為があったとして軍事裁判にかけ，あっという間に死刑を執行した。
処刑には，機関銃に加え火炎放射器が使われたと報じられている。
一方，直近の国内では，国家機密の漏洩に厳罰を科す「特定秘密保護法」なる法律が十分な審議もされ
ず拙速に公布されました。
例の公聴会がそれを物語っていますね。
秘密の定義があいまいであり，その秘密の特定が内閣府独裁で行われると云う。
この法律により，国民の知る権利が制限されたり思想統制につながらないよう，よくウォッチしていかない
といけませんね。
勿論，この法律は必要ですが，左右の意見を取り入れて正しく運用されなければなりません。
「独裁」体制とは，いずれの時代でも何とも残忍で恐ろしいものです。
どうして，歴史の教訓に学ばないのでしょうかね？
歴史は繰り返してはいけませんよね。
平家物語じゃないが，「おごれる人も久しからず」でしょう。
拙者，この映画を観てそんな思いが頭の中によぎりましたのです。
久々にすばらしい映画を見せていただきました。
English Weekly Topics / No.205−Dec13,2013 / “Rikyu-ni-tazuneyo”
 TOP ペ−ジへ戻る
|
|
