老犬の介護生活から解放され時間のゆとりが出てきたこともあり, 中断していた南山城の古寺巡りを
再開することにしました。
ちょうど, 秋の社寺秘宝・秘仏が開扉されていることもあるからです。
本日の拝観先は, 南山城は木津川市加茂町にある岩船寺(がんせんじ)と浄瑠璃寺です。
この界隈には古寺がたくさんあります。
南都(奈良)仏教文化が栄えた奈良から至近距離にあるからでしょうか？
南都の寺院の世俗化を嫌う僧たちの修行の場になったという。
JR京都駅から「みやこ路快速」で木津駅へ。
ここで，「大和路快速」に乗換えて隣の駅の加茂駅で下車。
改札を出ると「まちかど観光案内所」があり, お得な一日フリ－乗車券を購入。
便利な観光パンフレットも貰えます。
加茂駅東口から木津川市コミュニティバス(当尾線)で15～16分程揺られて岩船寺バス停で下車。
バスといってもマイクロバスです。
岩船寺は真言律宗の寺院。本尊は阿弥陀如来。開基（創立者）は行基と伝えられている。
参道から石の階段を上ると山門です。
岩船寺 山門 |
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拝観料400円を払って境内に入ると右手に本堂があり，正面奥の木立の中に鮮やかな朱色の三重塔が
顔をのぞかせている。
岩船寺 三重塔(重文) |
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この三重塔は室町時代の嘉吉2年(1,442年)の刻銘があることから, この時の建立とされる。
今日は塔の初層が特別開扉され, 内部壁画が参観できました。
色鮮やかな仏画でしょう。
平成15年(2,003年)に完了した平成の大修理により塔と共に修理・復原されたとのことです。
三重塔初層の内部壁画 |
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昭和63(1,988年)に再建された本堂です。
岩船寺 本堂 |
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本堂内に入ると正面の須弥壇に丈六の本尊・阿弥陀如来坐像がデデ～んと安置されています。
3m近い巨像です。
四隅には脇侍として四天王立像が。
阿弥陀如来坐像(平安時代・重文)・四天王立像(鎌倉時代)
[注]「南山城の古寺(第3版)」㈱飛鳥園より転載 |
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ほかに今日のお目当ての十一面観音菩薩立像や普賢菩薩騎象像(重文)などが祀られています。
十一面観音菩薩立像(鎌倉時代) |
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普賢菩薩騎象像(平安時代，重文) |
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| [注]パンフレット「岩船寺」より転載 |
十一面観音菩薩立像(鎌倉時代)は, 左手に水瓶を持ち, 右手で与願印を結ぶ。
像高は55.5cm。柔和な顔立ちです。 専門家によると体形や着衣に古様を窺わせるという。
この地域では質のよい花崗岩に恵まれ, 境内にも優れた石仏や石造建造物がいくつもあります。
石室不動明王立像(鎌倉時代, 重文) |
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五輪塔(鎌倉時代, 重文) |
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約1時間程拝観して, 再びバスを利用して次の拝観地, 浄瑠璃寺へ向かいました。
岩船寺について, もう少し詳しくは下記のPictureをご覧下さい。
 Picture / Pilgrimage to old temples / 「高雄山岩船寺」
フォト; 2013年10月27日
続く Diary / No.570－2013.10.27 / 「南山城の古寺巡礼(その1)・浄瑠璃寺」
ホテルで2日目の朝を迎えます。
カ－テンを開けると昨日と打って変わって清々しい秋晴れです。
予定していた通り, 帰路に就くまでの間, 今治城へ観光に出かけることにしました。
7:30にホテルで朝食。
イベントに出たとわかる若い女性二人のテ－ブルの隣に座りました。
彼女たちによると, 60Kmのコ－スを走ったとのこと。
お天気のことを尋ねると, スタ－トからフィニッシュまでずっと雨で, ずぶ濡れになって完走したと言う。
しまなみ海道はもろに瀬戸内海上にあるので, 海上部の方が雨が強かったのでしょうね。
拙者にとって, 走れなかったのが良かったのかどうか複雑な気持ちになります。
彼女たちは来年も走るそうです。
一緒に走ろうと約束しました。
今治駅に出て駅前から「せとうちバス」で今治城前バス停で下車。
前は幅広いお堀で, その向こうには青空の中にくっきりと天守閣がそびえています。
天守閣(左)と武具櫓(右) |
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お堀にかかる土橋を渡ります。
土橋から天守閣を望む |
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土橋から御金櫓(おかねやぐら)を望む |
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橋を渡ると正面右側に「鉄御門(くろがねごもん)」です。
二の丸の表門です。 平成19年(2007年)に櫓門(やぐらもん)や多聞櫓(たもんろ)などを忠実に再現復元。
鉄御門(くろがねごもん) |
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多聞櫓(たもんろ)と石垣 |
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[注]・「二の丸」; 城の本丸(天守閣)の外側を囲む城郭のこと。
・「櫓門(やぐらもん)」; 上階に櫓を設けた門。
・「櫓(やぐら)」;城門や城壁の上に造った建物で, 敵の偵察や射撃のための高楼。
・「多聞櫓(たもんろ)」;城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。
藤蔵高虎公の像 |
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鉄御門をくぐり左折すると左手に広場の空間が広がっています。
ここから眺める天守閣は一段と映えて見えます。
手前に見える像は, 「藤堂高虎」公です。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
天守閣と藤堂高虎公の像 |
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ここで, 「今治城について」です。＜---→ 詳しくは, ココをクリック。＞
関ヶ原の戦い(1600年)での戦功により伊予半国20万国を領した藤堂高虎が, 瀬戸内海に面した海岸に
築いた大規模な平城です。
慶長13年(1608年)頃に完成したとされる。
海水が引かれた広大な堀や港などを備えた日本屈指の海城。
明治2年(1869年)に建築物は破却され廃城。 天守は昭和55年の再建(模擬天守)ですが石垣は当時の
ままの姿だそうです。
現在の今治城の案内図 |
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入場料500円を払って天守閣に上がりました。
6階(展望台)まであり, 各階は今治城の歴史にまつわる様々な展示施設となっていました。
展望台からの眺望は素晴らしいですね。
来島海峡と来島海峡大橋が一望できます。
この大橋は, 今治と大島間に架かる世界初の三連吊橋で全長4,045m。
来島海峡に架かる来島海峡大橋 |
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皆さん, 昨日はここを走ったのですね。
今日のようなお天気なら素晴しかったでしょうに。
後ろに回ると石鎚連峰も。
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| 石鎚連峰方面 |
今治市役所方面 |
今治城・山里櫓と来島海峡 |
今治場内の吹揚神社と市街 |
お堀には海水が引かれているので型の良いタイやボラが泳いでいました。
不思議なお城ですね。
約1.5時間程ゆっくり見学して今治駅へ。
10:58発岡山行き特急列車「しおかぜ14号」で思い出深い今治を後にしました。
今治駅ホ－ムに入る特急「しおかぜ14号」 |
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列車内からの瀬戸内海の眺め |
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朝6時時前に隣室の物音で目覚めました。
そうです, 今日はサイクリング・イベント当日です。
このホテルもその出場者の宿泊で満室と聞いています。
会場へ出かける準備をしているのでしょう。
宅配会社の輸送上の瑕疵による愛車の致命的なアクシデントに見舞われ，拙者は欠場を余儀なくされ誠に
寂しい限りです。
当初の予約通り6a.m.からの朝食です。
皆さん, サイクリング・ウェアを着て楽しい会話がはずんでいます。
拙者は一体何しに来たのかと云う思いがこみ上げてきます。
ここ今治は朝から灰色の雨雲が垂れこめ小雨模様です。
予報では, 午後から雨が上るそうです。
窓外には雨合羽を着けて会場へ向けペダリングする参加者の姿が見えます。
もう一泊することになっていたので, 今日は一日中フリ－です。
今治城でも見学しょうかと思うが, この雨では気が進みません。
ベッドでうつらうつらしていて気がつくと9時過ぎです。
走る走らないにかかわらず, ナンバ－カ－ド(ゼッケン)に装着のチップは返却の義務があることを思い出し
ました。
余談になりますが, このチップは, Runners Torso Tag(RTタグ）或いはRunners Chipと呼ばれる
小型の発信機でナンバ－カ－ドの裏側に装着されています。
計測時の時刻がGPS経由で送受信され, 競技者のフィニッシュタイム, ネットタイム, スプリットタイムが瞬時
に計測されます。
日本陸連で認可されている公式計測システムです。
ランナ－ズカ－ド(上) |
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RTタグ |
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RTタグ取扱い説明 |
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小雨の中, 近くの伊予富田駅からロ－カル線で一駅の今治駅に出てメイン会場へ。
会場のどべたはご覧のように雨でぬかるんでいます。
ステ－ジ, 愛媛県物産やグルメエリアが参加者のフィニッシュを待っています。
陸上自衛隊松山駐屯地からも創立85周年記念行事をアピ－ルするためにこんなものを展示していました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
今治駅へ引き返し駅前のメインストリ－トを散策。
駅前にはこんな像がありました。 猿飛佐助像です。
この像と今治の関係は, 「猿飛佐助と山田阿鉄」の説明板をご覧あれ。
子供の頃, この忍者漫画を読んだことを思い出しました。
猿飛佐助像 |
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「猿飛佐助と山田阿鉄」の説明板 |
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日曜日だからでしょうか, お昼前だというのに人通りは無くシャツタ－街が続き, 飲食店もClose!の看板。
今治駅前のメインストリ－ト |
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やむなく, ホテルへ引き返します。
再び一両列車のワンマンカ－に乗り伊予富田駅へ。
本場四国の讃岐うどんで昼食です。
“ぴりからうどん”を注文。
うどんの玉数がチョイスでき, 3玉までは料金が同じとのことです。
拙者, 2玉にしました。
さすがに, 讃岐うどんは“こし”がありますね。
美味しかったですよ。
午後はホテルで日本オ－プンゴルフと富士通レディス2013の男女ゴルフ番組を観戦することに決め
ました。
自販機で買ったサントリ－のハイボ－ルを飲みながら。
日本オ－プンゴルフは茨城CCが会場です。
荒天のため第3日目は中止で明日に順延されたとのことです。
2日目のダイジェストを観戦しました。
続いて，富士通レディス2013の観戦です。
会場は千葉の東急CCです。
ここも荒天のため第3日目は中止となり, 第2日目までトップの韓国のイ・ナリが優勝。
こちら今治も雨ですが関東もそんなに天候が悪いのでしょうか?
やはり, 台風の影響なんでしょうね。
どうも今治では事がうまく運びませんね。
運が悪かったのでしょうか?
予報に反して, 午後も小雨が降り続いています。
皆さんはこの雨の中, しまなみ海道を走っていたんですね。
このイベントもゴルフコンペと同様, よほどの天変地異が無い限り雨天挙行です。
しかし, 雨の中でも走りかったですネ!!
16:00を過ぎましたから，イベントも終了です。
拙者は, 欠場により不発に終りました。
淡路島ロングライドと同様, 来年まで持ち越しになりました。
拙者の今年のロングライドは, これで終了となりました。
続く Diary / No.567－2013.10.21 / 「サイクリングしまなみ2013・不発(2/2)」
JR瀬戸大橋線(本四備讃線)特急「しおかぜ」で「タオルと造船の街」今治に着いたのが14:43でした。
JR今治駅 |
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その足で大会会場のある今治新都市第1区へ。
大会の受付けをするためです。
大会のために設営された多くの白いテントが並んでいます。
その中の一角，大会本部でコ－スガイド, ナンバ－カ－ド(背番号), ヘルメットシ－ル,参加賞をもらって
受付終了。
参加賞は，今治の特製大会記念タオルとEnergy Drinkでした。
待たせておいたタクシ－でホテル バリ・インへ。
「サイクリング・ヤマト便」と云う自転車の宅配便で送っておいた愛車も既に到着済みでした。
ホテル・ル－ムで輪行バッグを開梱し愛車の組み立てです。
バッグを開いてみたら大変なことが起っていたのです。
自転車の重要部品であるリア・ディレィ－ラ－(後変速機)が本体から脱落・破損していたのです。
えらいことになりました。
見る限り，拙者では修理不可能です。
早速，現地の宅配会社のサ－ビスセンタ－に事情説明し，明日の大会に出場できるよう対応を要請
しました。
状況把握と対応のため, できるだけ早く係員をホテルに派遣するとのことです。
最悪の事態を想定し，市内のレンタルサイクル・ショップの紹介をしてもらうために大会本部に連絡。
本大会の参加者の需要により，どのショップにも在庫は無いだろとのことです。
大会用の車種は, ロ－ドレ－サ－, MTB, クロスバイク, 小径車に限定されているからです。
時間が刻々と経過し，苛立ちがつのるばかりです。
自転車の先輩，tamma-sanに何かのアドバイスを期待して電話。
こういうイベントには必ずメカニックサ－ビスを置いているはずだから，応急修理を受けてみたらとの
ことです。
たしかに本部にはサ－ビスコ－ナ－が設置されていましたが，残念ながら本日の受付けは5p.m.でクロ－ズ
とのことです。
更に，レンタルサイクル・ショップをＮｅｔで調べてもらったが，あいにくの臨時休業中でした。
ホントについていませんね。
2時間程した6p.m.過ぎに宅配会社から係員2名が到着。
丁重なお詫びの後，不具合状況を確認し修理のため引き取って行きました。
その修理ショップとは，「サイクルベ－スあさひ」とのことで8p.m.まで開いているとのことです。
よく探したものですね。
しかし，このショップは自転車本体やパ－ツのショップではないか。
とりあえず，明日の早朝6時に間に合うように原状回復を要請し，後は彼等に任せることにしました。
要望に応えられないかもしれないが, 修理状況は追って連絡するとのことです。
拙者, 覚悟を決めました。
この状況からして, 明日の欠場は不可避と判断。
怒り心頭です。
お後は焼け酒を飲みに近くの居酒屋へ。
現実を忘れ，あきらめをつけるためです。
しばらくして, 携帯電話が鳴りました。
宅配会社の女性係員からです。
拙者の希望に添えないお詫びの内容でした。
サイクルショップには, 修理用のパ－ツの在庫が無かったからとのことです。
レンタルサイクルも市内には在庫が無く, どうにもならなかったとの由。
予想通りでした。
2ケ月前から周到に準備してきた「サイクリングしまなみ2013」が幻に終わった瞬間でした。
わざわざ今治まで来たのに，「何でやねん!」。
自転車は草津まで送り, ご希望のサイクルショツプで修理させてもらうとのことです。
後は, 補償交渉をすることになります。
ホントに今年はロングライドから見放されていますワ。
続く Diary / No.566－2013.10.20 / 「サイクリングしまなみ2013・不発(1/2)」
今日は，「サイクリングしまなみ2013」の会場である愛媛県は今治への移動日です。
K-san の奥様の手作りの朝食の後，午前中は倉敷の大原美術館や「屏風祭」などの見物です。
先ずは，K-sanの案内で大原美術館へ。
数年前，彼の案内で本館は見学していたので今回は分館です。
大原美術館 分館 |
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分館前に巨匠の作品が二つ。
ム－ア 「横たわる母と子」 |
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ロダン 「歩く人」 |
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K-sanは美術に堪能で, 当館の説明員の資格を持っている程です。
彼の説明を聞きながら日本の近代洋画から現在作家の絵画を楽しみました。
藤島武二, 岸田劉生, 青木繁などの作家の作品も。
この後，お祭りのある美観地区界隈に移動。
途中,倉敷小町に遭遇し両手に華でした。
お祭りの場所は倉敷の美観地区, その界隈の本町から東町にかけての町家です。
「倉敷屏風祭」なる冊子によると, このお祭りの起源はこの近くにある阿智神社の祭礼で別名が屏風祭
とも呼ばれていたそうです。
屏風祭で賑わう倉敷美観地区の町家の並び |
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町内の町家25軒が, 通りに面した格子戸を外し, 屏風や家宝を飾り, 花を生けて我々を
もてなしてくれました。
すばらしい屏風が拝見できました。
その幾つかをご紹介しておきます。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
倉敷川のある美観地区の眺めです。
いつ訪れても, 風情のある景色ですね。
時間が過ぎるのを忘れそうです。
続いて, 大原家旧別邸有隣荘の特別公開を見学。
「植物のメタモルフォ－ゼ」と題して, 植物を題材とした美術作品も展示されていました。
磁器, 陶器, ガラスなどの美術品に疎い拙者には, なかなかその値打ちがわかりませんでした。
こうして見ると，倉敷は文化の豊かな格調のある全国区の街ですね。
我が町，草津には無い魅力がたくさんありました。
2日間にわたり,K-sanのご配慮で倉敷を堪能させていただきました。
K-san, サンキュ－です。
この後，拙者はJR茶町まで送ってもらい，JR児島駅で特急「しおかぜ」に乗換え, 倉敷を後にしました。
瀬戸大橋を列車で渡るのは初めてです。
列車から眺める瀬戸内の島々のある景色も絶景ですね。
約２時間弱の行程で14:43に今治駅に到着しました。
今治は小雨模様でした。
明日のお天気が危ぶまれます。
続く Diary / No.565－2013.10.19 / 「倉敷で遊び今治へ(2/2)」
10月20日は，待ちに待ったイベント「サイクリングしまなみ2013」です。
会場である愛媛・今治市への移動の途中，倉敷に住む学生時代のクラスメ－ト，Kagawa-san
(以下，K-san)のご厚意により彼の自宅に一泊し，倉敷で遊んでもらいました。
11a.m.にJR倉敷に到着。
午後から彼の奥様と三人でゴルフを楽しみました。
ゴルフ場は市内にある水島ゴルフリンクスです。
このゴルフ場，珍しいロケ－ションにあります。
このゴルフ場は，JFEの子会社が運営するゴルフ場でJFEの敷地内にあります。
製鉄会社の敷地の広さには驚きました。
ゴルフ場に隣接して，工場の重厚な建屋や煙が噴き上げる煙突群が見えます。
ゴルフ場としては珍しい風景ですよね。
ゴルフ場の隣には製鉄工場 |
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コ－スは瀬戸内海に面しており，瀬戸内の島々や瀬戸大橋も眺望できるシ－サイドコ－スです。
海上を往き交う大小の船が間近に見られるのもまた珍しい風景です。
ゴルフ場のすぐ近くを通過する貨物船 |
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K-sanのゴルフクラブを借りて，ハ－フラウンド。
他人のクラブでどうなるのかと心配しましたが，Gross=49で回れました。
夜は，市内の料理屋に案内されました。
郷土色豊かな料理に舌鼓を打ちながらの楽しいひと時です。
お酒のおつまみに，珍しい料理をいただきましたのでご紹介しましょう。
その一つが，「乙島(おとしま)ジャコ」の天ぷらです。
倉敷の乙島の干潟でよく獲れるからこの名が付いているそうです。
シャコに似た甲殻類の一種ですが，シャコとは全く異なる生き物とのことです。
「乙島ジャコ」の天ぷら |
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ベイカの酢味噌和え |
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もう一つが「ベイカの酢味噌和え」です。
ベイカは，高梁川の河口付近で獲れる6～7cm程の細長い小型のイカとのことです。
いずれも岡山の郷土料理だそうで，小生も初めて口にする料理でした。
季節の珍味ですね，お酒の肴にグ－でした。
K-san ご馳走様でした。
続く Diary / No.564－2013.10.19 / 「倉敷で遊び今治へ(1/2)」
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