徒然草津生活 Since 2010
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 1)日  時; 2013.12.29(日)〜12.31(水)
   

   2013.12.29(日)
     
天候)曇り
     
行程/宿泊)

   2013.12.30(月)
      
天候)曇り後晴れ
      
行程/宿泊)

   2013.12.31(火)
      
天候)晴れ
      
行程)

    Diary / No.578−2013.12.29 / 「こだわりの南九州3日間(1/3)」
   
   
Diary / No.579−2013.12.30 / 「こだわりの南九州3日間(2/3)」
   
    Diary / No.580−2013.12.31 /
「こだわりの南九州3日間(3/3)」


 旅行会社クラブツ−リズムのツア−です。

第1日目 / 2013.12.29(日)
<新大阪→鹿児島へ新幹線移動>

泊,
城山観光ホテル(鹿児島市)






新幹線「さくら555号」に乗り込むツア−客(新大阪駅にて)

 宿舎は,城山観光ホテル。
ホテル中庭にFantasy Gardenが。
ツリ−のイルミネ−ションと噴水の演出がファンタ−スティツク!

                  
        画像をクリックすると大画面でご覧になれます

 フォトスポットでイルミネションをアイコンに記念写真。


第2日目 / 2013.12.30(月)
南九州バスツア−
泊,青島温泉/ANAホリデイ・インリゾ−ト宮崎(宮崎市)





1)朝の温泉
 朝6:30に起き日の出(Sunrise)を見るために展望露天温泉へ。
 ホテルル−ムのメモでは,鹿児島の日の出時刻は,AM7:17分です。
 やはり南国ですね,横浜よりずっと日の出時刻が遅いです。
 ちなみに,今日の横浜の日の出時刻は,AM6:50でした。


展望露天温泉「さつま乃湯」から眺めた朝の桜島

 残念ながら,雲で「日の出」を見られませんでした。


ホテルのファンタジ−ガ−デンから眺めた桜島 (AM8:17)

2)仙巌園(せんがんえん) 名勝庭園・史跡 −鹿児島市−
  万治元年(1658年),島津家19代光久が築いた島津家の別邸。
  島津家当主が外国要人を饗応・接待する迎賓館としての役割も持っていた。

 仙巌園入口は,時期が時期だけに既に門松が。


仙巌園入口
                      画像をクリックすると大画面でご覧になれます
鉄製150ポンド砲
  幕末に,薩摩藩主島津斉彬が園内にある反射炉
 で鋳造させたと伝える最も大きな大砲。
  1840年代,通商を求める西欧列強の軍事力
 (蒸気軍艦など)に脅威を抱いた薩摩藩が海岸要衝
 に台場砲を配備した。

  
文久3年(1863年)の薩英戦争では2門の150
 ポンド砲が使用され威力を発揮した。
 150ポンドは約80kg。3kg以上ある鉄の弾を3〜4
 km飛ばす威力があった。

 御   殿 

  薩摩藩主島津家当主の別邸として建てられ,代々の
 藩主に受け継がれた。

千 尋 岩
  御殿の裏山の山腹に巨大な岩があり,そこに
 「千尋岩」という白い3文字が刻まれている。

  
27代島津斉興が作らせた。
  岩に文字を刻み着色するのは,中国でよく見ら
 れるそうです。
 薩摩は中国文化の影響を強く受けていたことが
 わかる。

正  門

  明治時代に,薩摩藩最後の当主,島津忠義が作ら
 せた。
 門の天井には島津家の家紋,「丸十紋」と「桐紋」
 が彫られている。
  かっての正門は,今も園内にある錫葺き屋根の
 朱色の「錫門」。
島津家水天渕(すいてんぶち)発電所記念碑

  水天渕発電所は,明治4年(1907年)に島津家が
 経営していた山ケ野金山に電力を供給するために
 姶良郡隼人町に建てられた発電所。
  ヨ−ロッパ風の珍しい石造りの建物で,昭和58年
 まで使用されていた。
 正面には,島津家の家紋,丸十紋が施されている。
 これは,その形を模した記念碑です。
桜島小みかん

  鹿児島県の特産品で桜島で生産されている。
 品種はキシュウみかんとほぼ同一。
  重さ20〜50g足らずの小粒のみかん。
 食べてみると甘味が強かったです。
 ギネスブックに認定された世界一小さいみかん。
 
克 灰 袋

  桜島周辺で一定量以上の降灰がみられた際に
 自治体から一般家庭に配布されるポリ袋。
  集めた灰を詰めて指定の場所に出すと無料で回収
 されるそうです。
島津義弘公所用(よろい)

  島津義弘は,戦国時代から安土桃山時代にかけ
 ての武将。
  島津氏の第17代当主。猛将として知られる。

仙巌園から眺めた桜島

3)鹿児島港から桜島フェリ−で桜島港へ
 桜島フェリ−で大隅半島と陸続きの桜島へ。
 市営桜島フエリ−は,約3.5Kmの距離を約15分で結んでいます。


鹿児島港とフェリから眺めた桜島

4)桜島・有村溶岩展望所
 
ここから桜島を間近に見学。 見学中に桜島が小爆発しました。


有村溶岩展望所にて

見学中に小爆発

桜島の現在地

5)黒酢工場見学
−黒酢本舗「桷志田(かくいだ)」/福山黒酢(霧島市福山町)−
  ここのかめ壺畑で黒酢杜氏から黒酢の醸造工程の説明を聞きながら試飲したりしました。
 露天壺仕込みで年2回, 春と秋に仕込まれ,2〜5年間の醸造期間を経て,玄米酢,米酢,
 醸造酢が作られるとのことです。

黒酢のかめ壺畑

 この後,全ての料理に黒酢を使ったランチで昼食。 いやあ,美味しかったですワ!


6)霧島神宮
(鹿児島県霧島市)

大きな地図で見る
  建国神話の主人公,ニニギノミコト(瓊々杵尊)を祀った
 霧島神宮で, 勿論初めて訪れました。
 創建は6世紀と伝えられる。

  霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返し,約500年前に
 現在の地に移されたとのこと。
 現社殿は第4代薩摩藩主・島津吉貴が,1715年に建立・寄進
 したものです。


霧島神宮の由緒

三の鳥居

御社殿への参道


御社殿全景

  御社殿は,前方より勅使殿,拝殿,御本殿の順に並んでいます。
 勅使殿はご覧のように大きな唐破風を持つ造りです。
 朱塗りの柱や極彩色の美しい彫刻がたくさんあり, とても華やかですね。


御神木

枝から出ている「観音像」

 ベテランのガイドさんがパワ−スポット
に連れてくれました。

 そこには,本殿前にそびえる御神木が
ありました。

 樹高 38m, 樹齢 800年の杉の大木です。
「観音像」にソックリさんの枝が, 御神木
から出ていたのです。
 
 納得シマシタ。

7)青島/青島神社(宮崎市青島)
  青島に着いた一行は,南国ム−ド漂う青島神社散策を楽しみました。
 青島海岸には,通称「鬼の洗濯板」と呼ばれる鋸歯状の波状岩の地形が広がっています。


青島に向かう御一行さん

鬼の洗濯板

  この「波状岩」は,砂岩と泥岩の重なる層が波に洗われ,柔らかい部分が削られて形成
 されたそうです。

  青島神社です。
 神社創建年代は不明。 神社の史料からは820年代以前とされる。
 由緒については,神話の世界でわけのわからない神さんが出てくるので省略。

  古くは島全体が霊域とされ,江戸時代まで一般の入島は許されていなかった。
 社殿は度々再興改築され,現在の本殿は昭和49年の再建。


青島神社の由緒

参道から青島神社を眺める

神門の扁額「鴨就宮」

青島の全景

 青島は古くは鴨就島(かもつくしま)と呼ばれていたそうで,それで神門の扁額には「鴨就宮」となって
いるのでしょうか?


青島神社 拝殿

  拝殿前からビロウ樹の繁る御成道(おなりみち)を進むと青島神社元宮へ。
 本来の社地があったと伝えられる。


御成道

青島神社 本宮

生茂るビロウ樹

ビロウ樹について

  青島散策を終えて今日の行程は終了です。
 一行は,宿舎である近くの青島温泉「ANAホリデイ・イン リゾ−ト宮崎」へ向かいました。

第3日目 / 2013.12.31(火)
南九州バスツア−
帰路 <熊本→(博多)→新大阪>





 朝,ホテルの窓から眺めた景色です。
なんだか,小春日和のような良いお天気です。


 いよいよ,今日は旅の最終日です。
バスは,途中,日向岬にある展望台「クルスの海」に立ち寄り小休憩後,一路,宮崎県は
高千穂町へ。

 高千穂渓谷近くの食事処ふるさとの味神楽宿(かぐらやど)」に入り郷土料理で昼食。
ガイドさんによると,高千穂では,秋の実りに感謝し来年の豊作を祈願するため集落ごとに
民家や公民館で神事としての「夜神楽」を奉納する行事があるそうです。
伝承では,「岩戸隠れ」の神話の中で天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩窟「天岩戸」に篭った際, その前で天鈿女命(アマノウズメ)が舞った舞に起源を持つという。

 この「神楽宿」の古民家でも舞が奉納される会場だそうです。
そして,こんな(ほこら)もありました。「岩戸隠れ」の神話に関係あるようです。


「神楽宿」の古民家

「神楽宿」の近くにあった祠

 昼食後は,五ヶ瀬川に沿った高千穂峡の下りの散策です。


 いくつかの渓谷の景色をどうぞ。
                                    画像をクリックして大画面でご覧下さい
高千穂峡谷 仙人の屏風岩

鬼八の力石



おのころの島



 やはり,真名井の滝が絶景でした。


 この後,バスで阿蘇山の麓を通り抜け熊本駅へ。
一行は,17:12発の「つばめ354号」で熊本駅を後にしました。




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