徒然草津生活 Since 2010
Diary/Archive
2010年05月
箱根で親睦ゴルフ
266−2010.05.26
関西いこい会では，5/22日から二泊三日で蓼科へテニス旅行と聞いている。
これに便乗して，関東いこい会からも4名がジョインして，テニス終了後ゴルフとの由。
小生は，参加できなかった関東いこい会のTK−san，TN−san と箱根で親睦ゴルフを楽しみました。
当初予定していたKY−san は，肘痛・腱鞘炎に加え風邪を発病してドタキャンでした。
と云うわけで，今回は3名での温泉付きゴルフ旅行でした。
24日正午頃に雨が降る草津の自宅を出発。
JR草津駅から米原駅経由，新幹線「こだま」で小田原へ出て，小田急で箱根湯本駅へ出るル−トです。
新幹線も米原駅から小田原駅となると「こだま」号しかありません。
各駅停車のため2時間40分近くかかり，辟易しましたです。
その間，何をしていたかわかりますか。
そうです，窓外の景色を肴にワンカップ大関をチビリチビリやっていました。
箱根湯本駅でお二人にピック・アップしてもらって，
TN−san の会員制リゾ−トホテルリロ箱根へ。
毎々，お世話になり有難うね。
リロ箱根(ヴァ−クスィ−ト箱根)の玄関です
ここも，土砂降りの雨でしたが，明日のゴルフは心配していません。
天気予報は，今日と打って変わって晴れマ−クだったからです。
勿論，翌日はご覧のような快晴の下，爽やかな緑の中で楽しくゴルフを堪能しましたです。
箱根湖畔ゴルフコ−ス
詳しくは，下記のPicture をご覧下さい。
Picture / Golf / 「箱根で親睦ゴルフ」
(但し，Password が必要です)
京都・葵祭見物と建仁寺散策
265−2010.05.15
タイ・バンコックで働いている娘が，4月末から休暇を貰って久し振りに帰国していました。
彼女がオ−ストリアはウィ−ン出身の友人と一緒に，15日の京都の葵祭に見物に行くとのことなので，小生も
同行することにしました。
昨晩から草津に来ていた女房も一緒です。
葵祭は子供の頃に見物したことがありますが，うっすらと記憶があるものの，その祭の場面を脳裏に再現でき
るほど定かでありません。
京都人でありながら灯台下暗しです。
そんなこともあり，行楽日和でもありましたので葵祭に出かけることにしたのです。
葵祭は，下鴨神社と上賀茂神社で5月15日に行われる例祭です。
この祭の見どころは路頭の儀というパレ−ドです。
華麗な衣装で，頭にカモアオイ(フタバアオイ)の花を挿し，平安貴族そのままの姿で、美しく飾られた牛車など
とともに，京都御所を出発し下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かう総勢500名以上の雅やかな行列です。
我々は10.a.m.頃にパレ−ドの出発地点である丸太町通りの京都御所，堺町御門近くに陣どって見物しま
した。
まるで，平安朝の優雅な古典行列の絵巻物語を見ているようでした。
パレ−ドの詳細は，下記の Picture をご覧下さい。
Picture / The Others / 「京都・葵祭」
葵祭見物後，近くで開かれる同窓会に出席の女房と別れ，今出川の町屋の料理店で昼食。
昼食後，娘たちとも別れて，予定通り祇園近くにある建仁寺を散策しました。
建仁寺は，臨済宗建仁寺派の，京都最古の禅寺で京都五山の一つです。
昨年まで，鎌倉五山を巡りましたが，それらは，臨済宗建長寺派，円覚寺派のお寺でした。
京都ではこれら五山の上の別格寺院である南禅寺だけしか訪れていません。
と云うことで，2時間程かけて拝観したり境内を散策しました。
潮音庭や○△□乃庭の禅庭，複製ではあるが国宝・風神雷神図屏風，橋本関雪の襖絵，更に海北友松による
方丈襖絵「雲龍図」や法堂の天井画「双龍図」など，なかなか見どころの多いお寺でした。
建仁寺散策の詳細は，下記の
Picture
をご覧下さい。
Picture / Pilgrimage to old temples /
「京都・建仁寺散策」
今日は，歴史に浸った充実した一日でした。
琵琶一(4/4)
264−2010.05.13
いよいよ，琵琶一の最終日です。
今日のル−トを完走すれば，琵琶一が成立です。
ゴ−ルに近づいていることもあり気が楽でした。
ビュッフェタイプのレストランで朝食を取りながら今日のル−トの相談です。
ホテル可以登の玄関で出発の準備です
当初は，近江今津から南下し，大津市堅田から対岸の守山市今浜町までの琵琶湖大橋を渡り，草津のゴ−ル
までのコ−スを計画していました。
この琵琶一を企画した tamma−sanが，ロ−ド・バイク自体がビギナ−である小生を含め2名の疲労度を
考慮して無難なこのル−トを計画したようです。
ところが，皆さんが二日間を終えても想定外に元気だったことと，計画のル−トでは琵琶一にならないことも
あり，文字通りの琵琶一のル−トを取ることに決定しました。
三日目(最終日)の走行ル−ト
(写真提供；tamma−san)
そのル−トは右図の通りです。
今日も5月にしては寒いですが，お天気は快晴です。
湖岸沿いの「さざ波サイクリング・ロ−ド」を各自の
ペ−スで走ります。
田植えが終わったばかりの水田や野菜畑の田園
地帯が延々と広がっています。
最初の合流・休憩地点である「しんあさひ風車村」まで，
各自のペ−スで走りました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
しんあさひ風車村の
風車です
この風車を見過ごしたのか，2名が合流しません。
田園地帯のためか，携帯電話で連絡を取ろうとしましたが，通信事情が悪くつながりませんでした。
彼等は先に進んでいるようなので，小休止後追いかけるように再起動。
安曇川の河口近くでしょうか，浅瀬に白鷺の群れです。
思わず停車してシャッタ−を押しました。
安曇
(
あど
)
川河口付近の浅瀬に群がる
白鷺
(
しらさぎ
)
の群れ
どん尻で一人で走っていると，前方の田園地帯で先行の4人が休んでいました。
何のことはありません。
TK−san の自転車がパンクして，修理中だったのです。
TK−san の自転車がパンクして修理中です
TK−san，初のパンクでしたが，手慣れたものです。
携帯用の空気入れが大活躍です。
この空気入れ，なかなかの優れものでタイヤの空気圧も表示してくれて，使い勝手が良いです。
TK−san
，後でブランド名を教えて下さいネ。
小生も必需品として是非買いますワ。
途中から，湖岸沿いの国道161号に沿って走りましたが，交通量が増えてきたことやサイクル・ロ−ドの道幅
が狭かったので，とても緊張しました。
しばらくすると，安芸の宮島を思わせるような朱色の鳥居が湖水の中に見えました。
湖畔に浮かぶ白髭神社の鳥居
白髭
(
しらひげ
)
神社の鳥居です。
近江で最古の神社とされ，湖畔に浮かぶ鳥居は「近江の
厳島
(
いつくしま
)
」と呼ばれているそうです。
白髭神社です
神社の境内でしばしの休息後，JR湖西線沿いの国道161号を走ると，高島市ともお別れです。
草津市と書かれた標識が教えてくれました。
大津市の守備範囲も広いですネ。
平成の合併でこのあたりも大津市に合併・編入されたのかも知れません。
JR
和邇
(
わに
)
駅近くでティ−タイムのため喫茶店へ。
Bruce−san は，いつものようにケ−キセットのコ−ヒ−です。
我々は，ブレンドコ−ヒ−でブレイクしました。
時刻は，ちょうど11時です。
ここから約20 Km 程先の琵琶湖大橋まで走り，その近くでランチにすることに決まりました。
皆さん 湖西線の高架を山の手に見ながら快走しました。
12:30頃に街道沿いの中華料理店「天外天」に入り，水餃子付きの肉野菜炒め定食を注文。
軽く一杯飲んだグラスビ−ルが，おいしかったです。
自転車といえども飲酒運転はダメなのですが，自己責任で飲んでしまいました。
このあたりに来ると交通量も急増します。
と云うことで，ビギナ−の小生とHH−san，それにKT−san を加えた三人は，安全のため湖岸のサイクル・
ロ−ドを走ることにしました。
一般道を走るベテランのBruce−sanとtamma−san らと二手に分かれてゴ−ルまで走ることにしました。
雄琴温泉を越えた村落の道路で，HH−san の自転車が自身3度目のパンクに見舞われました。
案の定，「二度あることは三度ある。」が現実になりました。
近くの鎮守の神社とおぼしき境内に入って修理です。
まだ，タイヤのスペアがあったのでホントに良かったです。
三度目のパンクの修理で〜す
途中からサイクル・ロ−ドが無くなったので一般道へ入り，皇子山→浜大津→大津と走りました。
大津湖岸なぎさ公園からは，再びサイクル・ロ−ドに入りました。
快晴の空の下，波は荒れていましたが真っ青な琵琶湖の向こうには，近江富士や草津方面のビルディング
が見えます。
絵になりますネ。
湖岸では，釣り人が面白いように若
鮎
(
アユ
)
を入れ食いのごとく釣りあげていました。
瀬田の大橋を渡り，さざ波街道に沿って草津を目指しました。
草津の矢橋帰帆島にかかる二つの橋は勾配があって，とてもきつかったです。
湖岸下笠で左折して，びわ湖通りを草津駅方面に向け走ります。
ゴ−ルが間近なで走るのも軽快でルンルン気分です。
17時頃に自宅に到着し，琵琶一が達成できました。
感激でしたネェ！！！
tamma−san と Bruce−san の二人は既にゴ−ルインし，草津西口へ食料の買い出しに出かけて
いました。
我々三名は，とりあえず冷たいビ−ルとワインで祝杯をあげました。
サイクルコンピュ−タ−は，本日の走行距離として81Kmとデイジタル表示していました。
琵琶一の総走行距離は，231Kmということになります。
出発前は，第一日目終了時点でリタイアも覚悟していましたが，完走できてホントに嬉しいです。
これも仲間の皆さんのおかげです。
これで自慢話が一つ増え，折に触れて自信を持って琵琶一の話が出来そうです。
琵琶一(3/4)
263−2010.05.12
朝6:30に起床して出発の準備を済ませて，ホテルのレストランで和食の朝食。
宿泊した長浜のグリ−ンホテルYes長浜館
8:00 a.m.にホテル前で出発の記念写真です。
ロ−ド・バイクに出かける前に長浜の観光スポット，黒壁スクウェアに立ち寄りました。
北国街道沿いに黒壁の建物が続く古い街並みでした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
北国街道沿いの
黒壁スクウェア
黒壁スクウェア
黒壁ガラス館
黒壁5号館
札の辻本舗
黒壁7号館
古美術・西川
JR長浜駅前を通り湖岸道路に出て，一路 湖北の近江今津を目指します。
ちょうど，長浜の対岸に位置しています。
今日のル−トは，下の地図の通りです。
琵琶一・第二日目の走行ル−ト
(写真提供；
tamma−san)
長浜市街を出ると，水田と畑と湖岸の風景が延々と続きます。
最初の合流・休憩地点の景色です
さざなみ街道沿いの自転車専用道路を北上します。
今日のお天気は，天気予報によると「曇り後晴れ」とのことでしたが，古戦場である姉川を渡ってしばらく
すると，雲行きがあやしくなりポツリ，ポツリきました。
と云うことで，湖北町の湖北野鳥センタ−の近くにある道の駅「湖北みずどりステ−ション」でティ−・タイム
を取りました。
道の駅 湖北みずどりステ−ション
小雨もたいしたことなく直ぐに止みました。
ここから，木之本へ向かいコンビニで昼飯を調達です。
小生は，きつね寿司とジュ−スを買いバックパックへ。
余呉湖近くの賤ケ岳古戦場近くの湖岸を通って50分ほど走ると塩津街道の入り口付近に到着。
塩津街道の道標
塩津街道は，塩津と敦賀を結ぶ古道で，古来から日本海地方と京や大坂を結ぶ物流の大動脈として重要な
役割を果たしたそうです。
ここから，険しい山道が続きトンネル越えですので，ル−トの確認です。
我々は，塩津信号を左折して国道303号沿いを西近江方面へ向かいました。
坂道を上がると
トンネルです
いよいよトンネルに
入ります
もうすぐトンネル
から抜け出せます
Photo by tamma−san
前輪と後輪のギアを下げて，上り坂に対応しますが，とてもきつかったですワ。
トンネル内の自転車・歩行者道の道路幅がかなり広かったので助かりました。
トンネル内を車が通るとものすごい騒音で，恐ろしく感じました。
トンネルを抜けてから，予定通り奥琵琶湖パ−クウェイを走り，国民宿舎・つづらお荘がある菅浦口へ
寄り道しました。
時刻は13時を過ぎており，ここで遅い昼食です。
近くのレストラン(今日はお休み)の軒を借りて昼食です
(Photo by tamma−san)
ここから，湖上に浮かぶ竹生島がくっきり見えました。
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奥琵琶湖パ−クウェイの菅浦口から湖上を眺める(竹生島も遠くに見えますネ)
腹ごしらえを終えてから，奥琵琶湖パ−クウェイとおさらばして湖岸道路を進みます。
桜で有名な海津大崎に来ました。
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海津大崎の桜
大崎寺(大崎観音)
真言宗智山派
ここ海津大崎は，例年4月中旬には延々約4Kmにわたり約600本のソメイヨシノ桜が咲き誇り，美しい花の
トンネルを散策する多くの観光客で賑わうとのことです。
しばらく，高島市マキノ町の湖西の松林に沿って黙々と走りました。
50分程走って，街道沿いのライダ−ス・カフェ−「FREEDOM」でテイ−タイムです。
ケ−キセットのコ−ヒ−がおいしかったです。
高島市今津町の街道近くのカフェ−「FREEDOM」でテイ−タイム
(Photo by tamma-san)
ここから10分程走って本日のゴ−ル地点，JR近江今津駅前のホテル可以登に到着。
バイクをホテルの倉庫に入れてチェックイン。
早速，ホテルの大浴場で汗を流しました。
夕食のため，近くのうなぎ・川魚料理の店，西友(にしとも)本店へ入りました。
うなぎ・川魚料理の近江今津 西友(にしとも)本店
先ずはビ−ルで乾杯。
あとは，川魚料理をつき出しに地酒を堪能しました。
琵琶湖特産の湖魚の佃煮は，昔からの伝統の味なんでしょう。
甘辛い味付けは酒の魚にぴったりでした。
メニュ−にあった滋賀県の珍味，雌の「鮒寿司」も注文。
はじめて，口にしましたが日本酒の肴にピッタンコでした。
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川魚料理
鮒寿司
うなぎ・川魚料理の近江今津 西友にて
この鮒寿司，特有の香りと風味がします。
ブル−チ−ズの香りに似ていました。
美しい水に棲息する琵琶湖特産のニゴロブナを福井県若狭の塩でつけ込み，近江米の御飯をつめて発酵
させて作られてきたそうです。
昔は，どこの家庭でもいっぱい漬けられていたそうですが，蔵持ちの菌といって，住んでいる乳酸菌によって
味は全て異なるとのことです。
ニゴロブナは琵琶湖では個体数が激減したそうで，他の地方で養殖されたものや輸入品で代用されていると
聞く。
今日味わった鮒寿司は，琵琶湖産のニコ゜ロブナと信じたいですネ。
とにかく，又一つ土産話ができました。
ところで，サイクルコンピュ−タによると二日目の走行距離は 72Km でした。
さて，明日は琵琶一の最終日です。
今のところ体調に異変はなく，明日も十分走れそうです。
琵琶一(2/4)
262−2010.05.11
皆さん，6 a.m.頃に起床したのか，小生が目覚めた時には，すでに外でバイクの組立・調整に余念があり
ません。
皆さん，朝食として均等にホット・コ−ヒ−で菓子パン一人2個を食べ，持ち物を点検していざ出発です。
時刻は，8:13 a.m.です。
空模様は曇り。 天気予報では，夕方から小雨で明日からお天気は良くなるとのことです。
琵琶一・第一日目の走行ル−ト
(写真提供；tamma−san)
びわこ通りに出て，湖岸へ向かいます。
朝早いためか，交通量はほとんどありません。
湖岸道路(さだなみ街道)を渡り，これと平行
な歩行者・自転車専用道路に上がり，一路，
反時計回りに今日の宿泊地・長浜へ向かい
ました。
しばらくして，霧雨です。
早くも，バックパックからレインウエアを取出し
ました。
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草津〜守山間を走行中
湖岸には，たまにヨットハ−バ−も見かけます。
我々は，それぞれのペ−スで進みます。
ベテランのライダ−も居れば小生のようなビギナ−も居ます。
ベテランは，ロ−ドバイク用の自転車です。
小生だけがマウンティンバイク用の自転車ですから，そのスピ−ドも極端に異なるからです。
しかし，あらかじめ10 Km程先の目ぼしい地点で待ち合わせ・合流することにしていましたので，お互い
気楽にサイクリングが出来るのです。
守山市今浜町のラフォ−レ琵琶湖の近くで小休憩。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
守山市今浜町の湖岸付近にて
ここから，次の地点へ進んでいる時にアクシデント発生です。
HH−san のタイヤがパンクしたのです。
この付近を走行していたのは，小生とTK−san の三人です。
ベテランの tamma−san，Bruce−san は，はるか前方に先行していて姿もみえません。
緊急事態の発生を携帯で知らせましたが，ヘルプのために戻ってきてくれるのかと思いきや，すげない返事
です。
スペアチュ−ブや空気入れその他の工具を持っているのであるから，自分たちで処置しろとのことです。
一人前のバイク・ライダ−になるためには仕方がないか。
と云うことで，三人が協力して，15分程かかって修理を完了しました。
緊急事態に対処(タイヤのパンクの修理)中です
ロ−ドバイク時には，パンクに備えた用意が必須だと痛感させられました。
小雨が降ったり止んだりする中をもくもくとサイクル・ロ−ドを進みます。
11 a.m.過ぎに近江八幡市の湖岸近くにある「水茎(みずぐき)焼」陶芸の里でコ−ヒタイムです。
楽市楽座 水茎焼 陶芸の里
(写真提供；tamma−san)
しばしの休憩の後，彦根城を目指して「さざなみ街道」沿いのバイク・ロ−ドを快走しました。
このあたりは，近江米の穀倉地帯でしょうか，田植えの終わった広大な水田が広がっていました。
13時過ぎに彦根城下に入りましたが，予定を変更してランチ後にお城を見学することにしました。
とにかくお腹がすいているのですから。
彦根城の堀端を走り，表門近くの観光協会でグルメスポットの位置を確認。
玄宮園方面から表門方面に向け堀端を走る
(写真提供；tamma−san)
ここからしばらく進むと，中濠にかかる京橋から真っすぐに伸びる「夢京橋キャツスルロ−ド」と云う通りが
あります。
昔の町屋を再現した町並みに土産物屋，飲食店，テ−マ館などが並び，城下町の風情を感じます。
この通りから路地に入ると四番町スクエアに出ました。
マンガチックな四番町スクエアの歓迎用看板
(写真提供；tamma−san)
その前の近江牛専門の焼肉屋に入り，すき焼きセットで遅いランチをしました。
冷た〜いビ−ルで牛肉の三大ブランドの一つ，近江牛を堪能しましたです。
おいしかったですワ。
腹ごしらえが終わったら国宝・彦根城の見学です。
大手門から入りました。 自転車は入門所で預かってもらいました。
急勾配の大手参道を上がり，天秤櫓，時報鐘，太鼓門櫓を通過して本丸へ。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
天秤櫓(てんびんやぐら)に至る
大手参道
鮒(ふな)ずしや 彦根の城に 雲かかる (蕪村)
天秤櫓です(重要文化財)
彦根城の石垣
時報鐘です
太鼓門櫓です(重要文化財)
雨に煙る天守閣
(国宝)
天守閣に入り見学しました。
ご存知の通り，13代彦根藩主・井伊直弼は幕末期の1,858年(安政5年)に幕府の大老職となります。
当時，アメリカのペリ−が日本に開国をせまり，鎖国か開国かで国内は混乱していました。
大老・井伊直弼は，日本の将来を考えて同年6月に「日米修好通商条約」を調印して開国を断行。
しかし，2年後の1,860年(万延元年)3月3日，江戸城桜田門外において攘夷派に襲われ，46歳の生涯を閉じ
ました。
毎週日曜日のあのNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも，このシ−ンが出てきましたネ。
サイクリングをしながら日本史まで勉強させてもらっています。
見学を終わって天守閣を出た頃から，雨足が速くなってきました。
彦根城ともお別れして，3:30 p.m.頃雨の中を長浜に向け出発し北上を続けました。
米原あたりで再び HH−san にアクシデント発生。
今度は，前輪のタイヤがパンクです。
HH−san のバイクが二度目のパンクで修理作業中です
学習効果もあり，修理は慣れたものでした。
5:30 p.m.少し前に，グリ−ンホテルYes長浜駅前館に到着しました。
サイクルコンピュ−タ−によると第一日目の走行距離は，78 Kmでした。
ホテルの部屋に入り，直ぐに汗と雨で濡れた下着を着替え，上着はバスで乾燥です。
ホテルの大浴場で疲れを癒してから，皆さんと長浜駅前近くの和食・居酒屋で宴会です。
皆さんの無事と健闘を称え祝杯をあげました。
琵琶一(1/4)
261−2010.05.10
いよいよ，明日から琵琶一です。
ヨット仲間4人が，静岡県は伊東，函南，熱海，御殿場から我家へやって来ます。
前夜は，御殿場に住むTK−sanは熱海の別邸に，伊東に住むオ−ストラリア人のBruce−san は熱海の
HH−san 宅に宿泊。
東名高速→新名神高速道路経由草津までの走行ル−ト
(写真提供；tamma−san)
8:00 a.m.頃からそれぞれをピックアップして，9:30 a.m.頃に沼津インタ−から東名高速に乗るとの
ことです。
ステ−ションワゴンの屋根にバイクをセット
(写真提供；tamma−san)
バイク4台はステ−ションワゴンの後部と屋根に積んでくるそうです。
草津は，朝から霧雨です。
昼過ぎにtamma−san から携帯に電話が入りました。
四日市から亀山に向け走行中，我家への到着時刻は 2:30 p.m 頃とのことでした。
草津駅近くのアルプラザ草津で買物，ホ−ムセンタ−の自転車ショップに立ち寄ったり，STARBUCKSで
テイ−タイムを取ったりしたとのことで，実際には3:30 p.m.頃に到着です。
荷物やバイクを降ろしたり，皆さんに新居を披露したりしている内にディナ−タイムです。
あいにく，小生の行きつけの居酒屋は予約で一杯で，已むなく草津駅東口方面を探索して「日本海」と云う
居酒屋に入り前夜祭です。
あまりたいしたメニュ−も無かったので，盛り上がりに欠けました。
湖西に住む tamma−san の友人から琵琶一のル−トについての指南を受けることになっていたことも
あり，きりの良いところで「日本海」から引き揚げました。
彼の話を聞きながら，我家で飲みなおしです。
さすがに，地元の人ですネ。
二日目に通過する湖北の余呉付近は山間部で勾配のある坂道が在り，バイクの難所らしいです。
しっかりと，ビギナ−向けのコ−スも教えてもらいました。
皆さん，深夜近くに就寝となりました。
琵琶一・偵察サイクリング
260−2010.05.07
昨日，午後から草津近くの琵琶湖の湖岸へサイクリングに出かけました。
来る5月11日にヨット仲間と二泊三日で出かける「琵琶一」のトレ−ニングを兼ねての偵察のためです。
「琵琶一」とは，バイク乗りの間で使われる「琵琶湖一周サイクリング」の省略語だそうです。
我家から「びわこ通り」を琵琶湖に向け直進し，浜街道と交差する「下笠北」交差点を過ぎてしばらくすると，
両側に田園が広がっています。
琵琶湖岸までは，びわこ通りの歩行者・自転車(?)専用道路を走りました。
とても道幅が狭かったので，田植えの準備のために水引きされた水田に落ちないかと，びくびくしながら手に
汗しましたです。
「びわこ通り」は，琵琶湖岸で湖岸道路である「さざなみ街道」とT字に交差します。
今日の行程は，この「さざなみ街道」に平行な歩行者・自転車専用道路に出て，草津・烏丸半島までの往復
約15Km程です。
烏丸半島とは，草津市にある琵琶湖に突き出た半島のことです。
半島は海岸にあるものとばかり思っていたので，琵琶湖にも半島があるなんて，ホンマにびっくりしましたです。
琵琶一・偵察サイクリング・ル−ト
湖岸の専用道路は，自転車で走りやすい整備された舗装道路でした。
琵琶湖岸の歩行者・自転車専用道路です。隣は平行に走る湖岸道路(さざなみ街道)です。
湖岸はとても長閑です。 対岸には比叡の山並みが連なっています。
対岸の湖西方面を眺める
又北東側には近江富士として知られる三上山が田園の向こうに見えます。
近江富士こと「三上山」で〜す
湖岸でウォ−キング，サイクリングを楽しむ人，野原ではピクニックを楽しむ人々，湖上では釣り舟が目に
入ります。
のんびりした，日常を忘れそうな，自然に満ち溢れた世界がそこにありましたヨ。
我がGIANT Escape号は，すこぶる快調に湖岸を疾走しました。
烏丸半島には，草津市立・水生植物公園みずの森，滋賀県立琵琶湖博物館，くさつ夢風車，それにUNEP
国際環境技術センタ−がありました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
UNEP国際環境技術センタ−
このUNEPは，本部がタイ・バンコックにある国連配下の機関で，現在休暇を貰って帰国している我が娘の
勤務地です。
その出先機関が琵琶湖に在ったとは，偶然にしても驚きです。
世の中，狭いですネ。
水生植物公園みずの森は休園日でしたが，内部を覗くとカラフルな花がいっぱい咲いていました。
「水生植物公園みずの森」の園内
その隣では，くさつ夢風車がグルグル回っていました。 このクリ−ンなエネルギ−"風力"を利用して「水生植物
公園みずの森」に必要な電力を供給しているそうです。
くさつ夢風車
烏丸半島の湖岸には，琵琶湖の原風景を残すヨシ原の姿もありました。
その向こうには，対称な曲線美を持つ琵琶湖大橋が見えます。
いかにも詩的な風景でした。
ヨシ原と琵琶湖大橋
半島を一周してから，公園内にある食堂で缶ビ−ルで小休止です。
満開の花をつけた木が並木道に連なっています。
お店の人に尋ねてみると，「花ミズキ」とのことでした。
花ミズキ
愛車のGIANT,
Escape号
花の名は?
20分程休憩して，帰路に着きました。
琵琶湖から吹いてくる風が爽やかでした。
今回の偵察サイクリングで，整備されたサイクリング・ロ−ドがあり，おおむね，地形的にもフラットであること
が認識できました。
琵琶一を完走できそうな感触を得たような気がしました。
途中，「草津あおばな館」と云うところに立ち寄りました。
ここは，JA草津・農畜産物交流センタ−で，地元で生産された新鮮な農畜産物を販売している「道の駅」みたい
なところです。
ここで，琵琶湖ワインを買ってかえりました。
琵琶湖界隈にもワイナリ−があるのですネ。
心地よい疲れの後のワイン，おいしかったです。
新築披露の集い
259−2010.05.04
草津の新居も，外構などの周辺も整備され，室内の家具や調度品も生活必需品を中心にそれなりに整い
ました。
新居が，ようやく形になり，皆さまへご披露できるようになったのです。
そんなことで，皆さまにお越しいただけそうな5月の連休を選んで披露の集いを二日連続で持たせていただき
ました。
ご招待したのは，親しくて，又お世話になっている親戚関係に限定しました。
ほとんどが，京都，大阪，奈良，滋賀に在住されています。
たまたま連休中であったので，四国の愛媛から大阪の実家に里帰りしていた甥っ子もかけつけてくれました。
一日目は，女房関係の親族の皆さん，そして二日目は，小生関係の親族の皆さんへのお披露目でした。
新居を披露するので，明るい昼間の正午から集まってもらって，全てのお部屋を開放しました。
そして，場所を移して草津駅西口近くのエストピアプラザ24F にある豆腐会席「梅の花」で遅い食事をご一緒
しました。
特に二日目は，小生の一族郎党の諸君，子供も含め全体で24人と，とても賑やかな集まりでした。
我が娘もタイ・バンコックから休暇を貰って帰国・出席出来ましたので一族全員集合となりました。
こんなことは，めったにないことです。
二日間とも，沢山の皆さんに来ていただいて，とても楽しいひと時となったのでホントに嬉しかったです。
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「新居のお披露目の集い」
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