徒然草津生活 Since 2010
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Diary/Archive
　　　　　　2019年01月

キューバ・サイクリング旅行記(Day16ー2018.11.17)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　903－2019.01.17

　3:00、スマホの目覚ましアラームで起床。
睡眠時間が4時間程でしたので眠いですが、そんなことは言ってられません。
急いで帰り仕度。
財布、パスポート、ツーリストカード、AIR CANADA の予約確認書が腹巻きにあることを確認して
T.K-san と共にフロント前へ。

　3:30、予約していたタクシーでホテルからハバナ空港へ。
街灯があまりない暗い道路をフルスピードで向かいます。
人影も無く、時折タクシーと出くわすくらいです。

　30分程でハバナ空港、正式にはホセ・マルティ国際空港(Aeropuerto International
Jose Marti)に到着。
先ずは空港前にある両替所へ。
残っていたキューバ通貨(CUC) を日本円に両替しょうとしたのですが、日本円の在庫が無く両替
不可。
やむなく、EURO(€) に両替しました。
ドル(＄) だと手数料10％も取られるからです。

　空港内に入りチェックイン。
この時間帯はフライト数が少ないのでしょう、利用客もまばらでした。
空港のAIR CANADAチェックイン・カウンター前の風景　(2018.11.17_4:22)

　空港内で土産店を探しましたが、朝が早いのか開いている店はほとんどありません。
開いている店に立ち寄りましたが葉巻やラム酒ばかりで適当なものが無く、乗継地のカナダ・トロント
空港で買うことに決めました。

　搭乗ゲートでコーヒーを飲んだりスマホのメールチェックしたりして時間待ちです。
6:30 からAir Canada Rouge(エア・カナダ ルージュ) AC1877便に搭乗。
ほぼ全席が埋まっていました。
離陸を待つAC1877便　(2018.11.17_6:51)

　7:00、カナダのトロント・ピアソン空港に向け離陸を開始。
ご覧のような快晴で下界が良く見えます。
フロリダ半島の上空を通り過ぎて米国内陸部へと飛行。

　トロント迄の飛行時間は3 時間30 分とのことです。
拙者、暇つぶしにナンプレのゲーム。
そのうち、眠くなりウトウト-----------------------------------。

　機内アナウンスで目覚め、シートベルトを締めます。
AC1877便はトロント上空に近づきました。
下界を見下ろすとトロントは雪の世界でした。
AC1877便から眺めた雪のトロント市街　(2018.11.17_9:46)

　11月半ばとは言えまだ亜熱帯の暑さの残るHabana と冬のToronto で僅か数時間で気温の
激変を経験しました。

　Toronto でTOKYO行きAir Canada AC001便へ乗り換えです。
Transfer(乗り継ぎ) 及びGate E の標識に従って進むと、チェックインは簡単でしたが手荷物
検査は厳重でした。

　トロント空港には土産店がたくさんあります。
無難なお土産としてチョコレートにすることにしました。
搭乗Gate E74 近くにありました。
何点かピックアップして窓口で支払おうとしたら、支払いはカナダドル(CAD)でないと駄目だった
んです。
いやいや、面倒ですね。

　と言うことで、Habana 空港で両替したユーロ(€) をカナダドル(CAD) へ両替しなければなり
ません。
Information で教えてもらった両替所へ。
支払い相当分のカナダドルだけ両替しました。

　無事にお土産もゲットして搭乗ゲートへ。
乗り継ぎ時間は3 時間もあります。
皆さんとビールを飲んだりしながら時間を潰しました。
乗り継ぎ時間の短いのも困りますが、長いのもうんざりしますね。

　AC001便の巨大な機体はBoeing 777-300ER。
336 の座席は満席でした。
13:35、定刻に滑走路に向かいました。
出発を待つAC001便　(2018.11.17_13:19)
滑走路に移動するAC001便　(2018.11.17_13:39)

　これから長～い長～いフライトです。
その予定フライト時間は実に13時間20分だそうです。
この隔離された空間でやることとしたら、座席のタッチスクリーンで映像やゲームのエンタティメントを
楽しむか寝苦しい姿勢で睡眠を取るしかありませんでした。

　目を覚ましてはタッチスクリーンでフライトマップを見てため息をつきます。
そんなことが何回も続いて、機体が北海道近海上空にあることを確認すると俄然、気持ちが浮き浮き
してくるのを感じました。

　そして、11月18日16:50、羽田空港にランディング。
こうして、17日間にわたるキユーバ・サイクリングツアーは幕を閉じました。

続く Diary / No.904－2019.02.07 / 「キューバ・サイクリング旅行の感想記」

キューバ・サイクリング旅行記(Day15ー2018.11.16)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　902－2019.01.15

　6:30、起床。
ホテルルームから眺めたカリブ海側のダウンタウンの景色です。
朝が早いのか車や人通りはまだ少ないです。
このホテルにはプールもありますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます(以下、同文)
ホテルルームから眺めた朝のダウンタウンの景色　(2018.11.16_6:40)

　7:00～、ホテルレストランで朝食。
さすがに、ハバナのホテルですね。
メニューが豊富で料理の質も良く、味付けも拙者にあっていたので美味しかったです。
ホテルレストランでの朝食　(2018.11.16_7:17)

　8:00～、teraki-san のお誘いでT.K-san と共にホテル近くのダウンタウンへ朝のお散歩。
この時間帯ともなると人通りも多くなっています。

　教会がありました。
スマホで見るとカトリツク教会のようです。
立ち寄って見ると朝のミサが行われていました。
朝のミサが行われていたカトリック教会
 教会のステンドグラス　(2018.11.16_8:37)

　キユーバの宗教事情ですが、原則として信仰の自由が認められています。
原則とは、あくまで個人的な想像ですが、社会主義の下、反革命活動を起こさないという条件が基本に
あるのではないでしょうか。
宗派別では、スペインの植民地だったことからカトリツク信者が多く、プロテスタント、ユダヤ教、
イスラム教、アフリカ起源の宗教と結びついた民族固有の宗教であるサンテリア等多様なようです。

[参考]　①外務省_「キューバ共和国基礎資料_一般事情_宗教」
　　　　　 ②wikipedia / 「キューバ_国民_宗教」

　街の風景です。
劣化したt住居やアパートメントが目立ち、あちこちで改修が行われていました。
国力からして、古いものは修理して使うという社会システムが定着しているのかもしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
カルサダ通り(Calle Calzada)にて
(2018.11.16_8:52)
 5 番街通り(Calle 5) にて
(2018.11.16_8:59)

　カルサダ通り(Calle Calzada) に面した青果店を見物しました。
野菜や果物が豊富に陳列されています。
日本の店のような陳列前の前処理は無く、収穫されたままの状態で無造作に置かれていました。
青果店の野菜や果物　(2018.11.16_8:52)

　約1時間の街歩きでしたが、キューバの生活の一端を垣間見ることができました。
我々の宿泊しているホテルPresidente はこんな感じです。
Hotel Presidente の正面　(2018.11.16_9:10)

　今日の予定は、CycleActive の企画でキューバ名物のクラッシックカーカー(Classic car
/ Old car)に乗ってハバナ市街を見物し、旧市街は街歩きをしながらの観光となります。

　それぞれのルート(実績) はGoogle Mapの通りです。
朝のお散歩・クラッシックカーによる市街見物・旧市街街歩きのコース　(2018.11.16)
朝のお散歩コース クラッシックカーによるドライブコース 旧市街街歩きコース

　ハバナの街にはカラフルなクラツシックカーが溢れています。
これは、キユーバ危機以降アメリカとの国交が途絶え、車や車の部品などの工業製品のアメリカからの
輸入が途絶えた影響で古いアメリカ車を修理しながら使うしか手立てが無くなったからなんです。

　10:00、ホテル前から出発です。
既にオープンカーのクラッシックカー5 台が手配され待っていました。
拙者、直ぐにこのインスタ映えする景色をスマホでパチリ。
皆さん、嬉しそうです。
我々日本組4人はその内の1台に乗車し記念写真。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
出発前のクラッシックカー　(2018.11.16_9:58)

　クラッシックカーでのドライブの画像です。
一昔前の車ですから大きな排気音をたて、時折けたたましいクラクシヨンを鳴らしながら走ります。
暴走族の車みたいですが、乗っていると陽気になりますね。
ホテル前を出発てプレシデンテ通り(Avenida de los Presidente) を進む　(2018.11.16_10:03)
海岸近くのリネア通り (Calle Linea)
終端にて (2018.11.16_10:29)
 19番通り(Calle19) 終端の広場にて
(2018.11.16_10:29)
 海岸沿いのマレコン通り(Malecon)
を走る　(2018.11.16_10:30)

　メイン・モニュメント(Monumento al Maine) のあるマレコン通り(Malecon) 近くの広場で休憩。
ホテルでしょうか、高層ビルが林立しています。
メイン・モニュメント
(Monumento al Maine)
 林立する高層ビル群　(2018.11.16_10:19～10:24)

　マレコン通りを右折してインファンタ通り(Infanta)を走ります。
インファンタ通り(Infanta) の景色　(2018.11.16_10:32/10:35)

　インファンタ通り(Infanta) を左折してサルバドール・アジェンデ通り(Avenida Salvador Allende)に
入ります。
サルバドール・アジェンデ通り(Avenida Salvador Allende) の街角風景　(2018.11.16_10:41～10:48)

　再び左折してマルティ通り(Paseo de Marti) を北上。
この通りでは旧国会議事堂(Capitolio Nacional) やバロックスタイルのガルシア・ロカル劇場
(Teatro Garcia Lorca) が見られます。

　カピトリオ(Capitolio Nacional) はアメリカ支配下の1929年にアメリカの連邦議事堂をモデル
にして建てられました。　高さ98 m、4 階建てだそうです。

　ガルシア・ロルカ劇場(Teatro Garcia Lorca) はカピトリオの隣にあります。
1838年に建てられたバロック建築でキューバ国立オペラ団や国立バレエ団の公演が行われている
そうです。
カピトリオ(Capitolio Nacional) のドーム
(2018.11.16_10:52)
 ガルシア・ロルカ劇場(Teatro Garcia Lorca)

　オールドカーによる1時間の市街見物を終えセスペデス公園(Parque Cespedes)前に到着。
乗車料金はお一人様10 CUCでした。
ここで一旦、お世話になったCycleActive のJohn とお別れ。

　この後、Willyのガイドで世界遺産の旧市街(Old Town) を街歩きです。
最初は、カテドラル広場(Parque de la Catedral) へ。

　石畳の敷き詰められた広場には、サン・クリストバル大聖堂(Catedral de San Cristobal) が。　　1777年に建てられたバロック建築の大聖堂です。
正面には非対称の大きな塔(Bell tower) があります。
聖堂内ではミサの真っ最中でした。
広場隅では鮮やかな伝統衣装をまとった花売り女性の姿が。
サン・クリストバル大聖堂(Catedral de San Cristobal)　(2018.11.16_11:25)
聖堂内でのミサ　(2018.11.16_11:32)
 広場の花売り女性　(2018.11.16_11:36)

　メルカデレス通り(Calle Mercaderes) を進むと左手の建物の壁面に大きな障壁画が。
この作品は“Mural histrico cultural del Liceo Artistico y Literatio de La Habana”と
いう長ったらしいタイトルです。
なんでも、アンドレス・カリージュ(Andress Carrillo) という画家により描かれたキューバの優れた
歴史家や芸術家の人物像だそうです。
メルカデレス通りに描かれた大きな壁画　(2018.11.16_11:40)
メルカデレス通りを街歩き中の面々　(2018.11.16_11:41)

　世界遺産に登録されているアルマス広場(Plaza de Armas)へ。
木々に覆われた小さな公園です。
1520年代初期に造られたハバナ最古の広場だそうです。
広場中央には第1次キューバ独立戦争のリーダー、カルロス・マヌエル・デ・セスペデス(Carlos
Manuel de Cespedes)の像が立っていました。
(どういうわけか、1枚も写真を撮っていませんでした。)

　続いて、この少し先にあるフエルサ要塞(Castillo de la Real Fuerza) へ。
ここも世界遺産「オールドハバナとその要塞群」の構成要素の一つです。

　16世紀の大航海時代、ハバナは砂糖、タバコなどのスペインの植民地貿易の中心として繁栄した。
その後、新大陸の富に気づいたイギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国が新大陸に於ける植民地争い
に参入。
それらの外敵の侵略から街を守るために建設されたのが要塞群です。
フエルサ要塞は1558年に完成した最初の要塞なんです。
周囲が堀で囲まれた珍しい要塞でした。

フエルサ要塞(Castillo de la Real Fuerza)
(2018.11.16_12:02～12:05)

　フエルサ要塞から南に進むとサン・フランシスコ・デ・アシス広場(Plaza de San Francisco
de Asis)。
サン・フランシスコ・デ・アシス広場にて　(2018.11.16_12:40)

　この広場のどの方向を向いても異なる建築様式の建物が。
先ずは、広場南側のサン・フランシスコ・デ・アシス修道院(Convento de San Francisco de
Asis)。
16世紀後半に、ハバナのフランシスコ会の本部として建てられた。
サン・フランシスコ・デ・アシス修道院　(2018.11.16_12:40)

　広場北側にはロンハ・デル・コマシオ(Lonja Del Comercio building)、東側にはハバナ港の
フェリーターミナル(Terminal Sierra Maestra) の建物。
ロンハ・デル・コマシオは1909年に建てられ、1959年のキューバ革命までは証券取引所であったが
現在はオフィスビルだそうです。
ロンハ・デル・コマシオ (2018.11.16_12:41)
 フェリーターミナルの建物 (同)

銅像の前でポーズ
　街路にこんな銅像がありました。
ヒゲを触るとご利益があるとのことで、ハイ、ご覧の通りです。

　続いて、ハバナ湾に面した道路わきにあるハバナクラブ
博物館に案内されました。
1Fの入場無料の土産物展示スペースだけを見物。
年代物のラム酒「Havana Club」 や葉巻を販売しています。
お土産にボトルを買おうと思いましたが、帰りの乗り継ぎの
カナダのトロント空港で没収されるので止めました。

　最後はビエハ広場(Plaza Vieja) です。
16世紀に造られね古い広場という意味だそうです。
周囲には18～19世紀に建てられたというバルコニーや柱廊
があるコロニアル様式の建物に囲まれています。
レストランバーから眺めたビエハ広場(Plaza Vieja)　 (2018.11.16_13:22)

　ここで、皆さんと解散。
我がグループ5人は広場に面したレストランバー La Taberna de la Murallaへ。
広場を眺めながらジョッキで地ビール。
焼き鳥風のおつまみ、美味しかった。
キューバン音楽のリズムに乗って踊りだすカップル、実に陽気ですね。
レストランバー La Taberna de la Muralla にて　(2018.11.16_13:14～13:56)

　ここから、オープンカーのタクシーでホテルへ。
ホテルの土産店で、キューバ製のチョコレートがあるとのことで買いに行きましたが、在庫が少なく
等分して2個購入。
何せ、キューバでは葉巻とラム酒以外の土産品は全て輸入品なんです。
と言うことで、残りのお土産はハバナ空港かトロント空港で買うことにしました。

　明日早朝の出発に備えて念入りにパッキングを完了。
18:00、ロビーに集合して近くのRestaurante Porto Habanaへ最後の夕食に。
ポークステーキで夕食　(2018.11.16_19:12)

音楽ショーのポスター(2018.11.16_20:20)
　そして、このツアー最後のイベント、キューバの音楽ショーへ。
8:20、バスに乗り着いた所はソシエダ・カルチュラル・ロザリア
・デ・カストロ(Sociedad Cultural Rosalia De Castro)
という所です。
吹き抜けのある巨大な古ぼけた建物の3Fにある会場へ。
その広い会場に所狭しと並べられたテーブルの一角が我々
の席。

　開宴の9:30 まではまだ時間があります。
このショーのセット料金30 CUCにはドリンク3 杯が含まれて
います。

　前座のソロ歌手の音楽を聴きながら最初はモヒート。
開宴時間になる頃には、広い会場が満席になりました。

　ステージの大勢の楽団による演奏が始まりました。
強烈なキューバン音楽が大音響で会場に響き渡ります。
順番に熟年のソロ歌手がステージで又は客席に入って熱唱が続きました。
音楽ショーのステージと客席で熱唱する社交クラブのメンバー　(2018.11.16_21:35～22:16)

　拙者、二杯目のドリンクは白っぽいピニャ・コラーダ(Pina colada) 。
ラム酒にパイナップルジュースとココナツミルクをブレンドしたスイート・カクテルとのこと。
初めて飲みましたが少し甘かったですが美味しかったです。
三杯目は再びモヒート。

　後で分かったことですが、ブエンナビスタ社交クラブ(Buenavista Social Club) のメンバーに
よるキューバン音楽ショーでした。

　昼間の歩き疲れと明日の朝が早いこともあり、約1時間程で退散しました。
タクシーでホテルに帰り着くと22:40。
明日は3:00 起きなのでバッグを最終点検してベッドに潜り込みました。

続く Diary / No.903－2019.01.17 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 「キューバ・サイクリング旅行記(Day16－2018.11.17)」

キューバ・サイクリング旅行記(Day14ー2018.11.15)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　901－2019.01.12

　6:30、起床。
部屋に干していた洗濯物を取り込んで出発の準備。

　7:00過ぎに、300 m 程離れた別棟のレストランへ。
昨夜来、珍しく低い雲が垂れ込めていてあやしい雲行きです。
 朝食後、レストランへからホテルヘ移動する観光客　(2018.11.15_7:44)
別棟レストランへの入口
 Hotel Soroa を望む
 Hotel Soroa のエントランス

　食欲の出るような食べ物がなく、パン一切れにハム2枚、飲物はレモネードと冷たい牛乳、繊維質の
多いオレンジとパイナップルを数切れ。
どうしても水気の多いものになります。

　　ホテル・フロントでWi-Fi カードを買おうとしましたがSold-out。
キューバは国家主導の計画経済のため、物は平均需要分しか供給(割り当て) が無いので瞬間的な
過大需要には対応できないのでしょうね。
明日まで待ってくれと言われました。

　と言うことで、tamma-san から1枚分けてもらいました。
久し振りに、ホテル・ロビーでメールチェック。
瞬時にして世界の様子が分かるから便利な世の中になったものですね。

　そうこうしていると、猛烈な雨が降り始めました。
スコールでしょうか、それにしてもなかなか止みません。
約1時間、ロビーに閉じ込められて部屋に戻れなかったです。
キューバに来てこんな雨は初めてでした。
土砂降りのスコール　(2018.11.15_8:08)

　今日の予定ですが、9:00 から皆さんとウオーキングがてら近くにあるソロア蘭園(Soroa
Orchid Gardens)を見学予定でしたが、雨の中傘も無いし取り止めました。
しばらく、ホテルルームでリラックス。
ホテル・ルームから眺めた小雨のホテル園内の景色　(2018.11.15_10:28)

　11:00、キユーバ・サイクリングツアーの最後のサイクリングのスタートです。
ルート(実績)は以下の通りです。

Hotel Villa Soroa から ラス・テラサス(Las Terrazas) までのCycling Route　(2018.11.14)
サイクリング・ルート Las Terrazas からハバナ(Habana) までのバス移動ルート

　小雨の中、いきなりホテルからだらだらしたup hill を北上します。
しばらくして、曲がりくねった激坂が登場。
途中まで上りましたが、先を進む二人が自転車を押しているのを見て拙者もギブアップ。
ヒィヒィ、息を吐きながら歩いて上がりました。

　最初の休憩地点でしょうか、峠のY字路で先着の皆さんが休憩していました。
歩いて自転車を押して坂道を上るのも結構しんどいですね。

　10分程休憩後、Y字路のDown hill 側の道を選択してリスタート。
降りしきる雨の中、down hill とflat hill が繰り返し続く道を猛スピードで走ります。
この辺りはUNESCOにより認定されている生物圏保護区(Biosphere Reserve) の森の中で、
全くと言っていいほど人や車に出くわしません。

　2回目の休憩地点、Bohio de Polo にとうちやこ。
雨もすっかり止み、皆さん　記念写真を取っています。
我々も三人で写真に収まりました。

第二休憩地点 Bohio de Polo にて
(2018.11.14_12:10～12:12)
(Photo by tamma-san-----↑)

　ここからラストランになります。
最後の坂道をおっちらおっちら駆け上がると丘の上にトウチャコ。
雨の中の走行でしたが、ほとんどdown hill だったため疲れは感じなかったです。
走行距離は22 kmでした。

ここで自転車をサポートカーに積み込んだあと昼食です。
自転車の積み込み作業　(2018.11.15_12:50)

　昼食はレストランRestaurante "Cafetal Buenavista"にて。
ここでも楽団の演奏付きでした。
Restaurante "Cafetal Buenavista
 楽団演奏を聴きながらの昼食　(2018.11.15_13:49)

　昼食後、Highway A4 をバスでHabana へ向かいました。
A4 からHabana 市内に入るとさすがに大都会です。
Habana市内の車窓の風景です。
地方ではほとんど見られなかったオールド・カーもごく普通に見られます。
革命広場前を通過 (2018.11.15_15:47)
 市内を走るオールド・カー(2018.11.15_15:49)

　16:00 過ぎ、海岸通りのHotel president にとうちやこ。
早速、シャワーで汗を流しました。
地方のホテルと違い、湯量は豊富で安心しました。

　19:30、CycleActiveのJohn の案内で旧市街にあるイタリアンレストランへ。
ツアーでの健闘を祝し、シーフードサラダをおつまみにビールで乾杯。
皆さん、各国の仲間と共に無事に自転車旅行をエンジョイ出来たことに感慨深い表情。

　拙者の、メインディッシュはパンキキンとシュリンプ入りのスパゲッティ。
やはり、イタリアン料理専門のレストランのは美味しいですね。
拙者のチョイスしたスパゲッティ　(2018.11.15_20:53)

　最後はキューバのお酒、7年もののラム酒のボトルをシエアー。
拙者はオンザロック、なかなか香りが良くいけてました。
ラム酒のオンザロックを楽しむ　(2018.11.15_20:34)　(Photo by tamma-san)

　さて、明日はツアー最終日。
ハバナ旧市街へオープンカーで繰り出し観光で締めくくりの予定です。

続く Diary / No.902－2019.01.15 /
　　　　　　　　　　　　　　　　「キューバ・サイクリング旅行記(Day15－2018.11.16)」

キューバ・サイクリング旅行記(Day13ー2018.11.14)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　900－2019.01.09

　7:00、スマホの目覚ましアラームで起床。
部屋のバルコニーに干していた洗濯物の取り込み。
湿度が高いのか未だ完全に乾いていません。
とりあえず下着類はビニール袋に詰め込みました。

　朝食まで朝のお散歩。
ホテル前の林の向こうに湖が見えます。
ホテル Finca La Guabina (2018.11.14_7:29)

　この湖、Google Mapで調べてみると Embalse Guama と言うそうです。
スペイン語でEmbalse は貯水池なので貯水池かもしれません。
林の中では放し飼いの鶏の群れがせっせと餌をついばみながら歩いています。
大きなキジ(雉) も人見知りしないで歩いていました。
朝の長閑なGuabina の光景でした。
貯水池 Embalse Guama
 林の中で餌をついばむ鶏群
 ホテル玄関前を歩くキジ(雉)

　朝食は8:00～。
珍しく、定番のドリンクに加えてホット牛乳が出されていました。
拙者はパン＋オムレツ＋フルーツ＋コーヒー。

　午前中、我々はホーストレッキング(Horse treck) を予約しています。
9:00、近くの馬の厩舎前に集合。
シカゴから参加者含め5人が参加します。
他のメンバーはウォーキングを楽しんだりオプショナル・サイクリングへ。
グアビナ牧場(Rancho La Guabina) の馬の厩舎　(2018.11.14_9:05)

　馬のガイドさんが我々の乗る馬を厩舎から次々に連れてきます。
馬を厩舎から連れ出すガイドさん　(2018.11.14_9:05)

　皆さん　指定された馬にまたがり出発の準備です。
拙者は栗毛のディープインパクト号() に乗馬。
生まれて初めての乗馬です。
乗ってからの動作が不自然なのか、Holly さんが駈け寄ってきて乗り方についてあれこれサジェス
チョンしてくれました。
馬上の雄姿　(2018.11.14_9:05～9:11)

　ガイドさんを先頭に一列縦隊で進ん行きます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
ホーストレッキングに出かける面々　(2018.11.14_9:12～9:15)

　馬が止まれば馬のお尻をムチで軽く叩くと前へ、右側の手綱を軽く引くと右側に進んでくれます。
つまり、自信を持って馬に自分の意思を伝えることが重要だと思いました。
良く訓練されていましたので安心して乗れました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
ガイドさんを先頭にカントリーサイドを進む面々　(2018.11.14_9:30～10:06)

　我々は約1時間、牧場や周囲のカントリーサイドを馬に乗りながらトレッキング。
幾つかの景色をどうぞ。
トレッキング風景　82018.11.14_9:43～10:02)

　12:00過ぎから皆さんとホテルレストランでランチ。
伝統的なキューバ料理のランチでした。
黒い豆(インゲン豆)　スープ
 メインディッシュ
 デザート

　昼食後、タバコ・プランテーションが広がる農地を垣間見ながらPinar del Rio にあるタバコ農園まで
約25 Kmのサイクリングです。
半乾きのサイクリング・ウェアに着替えて、13:10 スタート。
距離が短いので楽ですね。

　そのルート(実績) は下のGoogle Map の通りです。

ホテルRancho La Guabina からタバコ農園・Vega Robina までのCycling Route　(2018.11.13)
サイクリング・ルート タバコ農園からソロア(Soroa)までのバス移動ルート

　Up and down hill はあるものの、概ね下り基調で気楽です。
中間地点の貯水池で休憩。
貯水池での休憩風景　(2018.11.14_10)

　更に1時間程走って2回目の休憩。
ここから農園までは5分程とのこと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
2回目の休憩風景　(2018.11.14_14:51～15:06)

　15:15、Pinar del Rio の田園にある有名なVegas Robaina という銘柄の葉巻タバコを生産する
タバコ農園にとうちゃこ。
この農園は、1845年以来農園主であるドン・アレハンドロ・ロバイナを家長とするファミリーが生産管理
しており、ここで収穫される良質な葉を使った葉巻はキューバ産の葉巻で最高級だそうです。
農園の入口で我々を歓迎してくれた農園主　(2018.11.14_15:20)

　農園の前に農園主の息子らしい男児が座っていたのでお土産に百均の鉛筆を差しあげると、嬉し
そうににっこり笑って受け取ってくれました。
農園主の男児　(2018.11.14_15:22)

　農園主から農園の歴史やら葉巻タバコの生産プロセスについての説明を受け、その生産工程(部分)
の実演を見学。
葉巻きたばこの生産の部分行程の実演を見学　(2018.11.14_15:25～15:45)

　その後、たばこ畑も見学。
たばこの生育には湿度の高い気候が適しているそうです。
たばこ葉の栽培について説明する農園主
 良く管理されたタバコ畑　(2018.11.14_15:50)

　最後に休憩所でマンゴージュースを飲みながら一休み、葉巻きたばこ1本のお土産付で5CUC
でした。

　16:50、サポートカーで今夜の宿泊ホテルのあるソロア(Soroa) へ向かう。
一般道のCCからPinar del Rio の中心街を通過してHighway A4 に乗りSoroa まで一直線。

　18:30、Hotel Villa Soroaに到着。
既に日は暮れていました。
Hotel Soroa のフロントデスク　(2018.11.14_18:32)

　部屋に入り、急いでシャワーと洗濯を済ませる。
このホテルもシャワーがチョロチョロしか出ないので難儀しました。
概して、キューバのホテルのシヤワーの水勢は弱くて困ったものです。

　7:30、フロント前に集合して、皆さんと別棟にあるレストランへ夕食に。
バイキング形式で、拙者はキャベツのサラダ、パン、スープ、ポテト、スパゲッティ。
飲み物はクリスタルビールとモヒート。
何だかモヒートが定着したみたいです。
Hotel Soroa での夕食風景　(2018.11.14_19:52)

　夕食中に停電が断続的に発生。
そう言えば、稲光がしていたからどこかで落雷があったからかも。

　部屋に戻りスマホを充電しょうとしたが、110Vのコンセントが洗面所にしか無く、やむなく持参した
モバイル充電器を初めて使いました。
キューバの電圧は110V/60Hz でプラグは日本と同じA タイプですが、場所により220 Vの所も多く
あるようです。
22:00、就寝。

　明日はラス・テラサス(Las Terrazas) まで約22Km のツアー最後のサイクリング。
その後、サポートカーでハバナ(Habana) へ戻ります。

続く Diary / No.901－2019.01.12 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 「キューバ・サイクリング旅行記(Day14－2018.11.15)」

キューバ・サイクリング旅行記(Day12ー2018.11.13)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　899－2019.01.07

　今日の予定は、午前中エル・モンカダ(El Moncada)までサイクリング。
そこにあるサント・トーマス大洞窟(Gran Caverna de Santo Tomas) をガイドの案内で見学。
その後、ピナル・デル・リオ(Pinar del Rio) にあるホテル Rancho La Guabina までのサイク
リングが予定されています。

　その行程(実績) は下のGoogle Map の通りです。
ビニャレス(Vinales) からピナル・デル・リオ(Pina del Rio) までのCycling Route　(2018.11.13)

　8:30、ホテル前をスタート。
スタート前の風景　(2018.11.13_08:24)　(Photos by tamma-san)

　ビニャレス国立公園(Vinales National Park) の南端Santo Thomas Road の舗装道路を
走ります。
9:55、約25 Km 走ってエル・モンカダ(El Moncada) の三叉路に到着。
全員が揃うまで休憩です。
エル・モンカダ(El Moncada) の三叉路に到着した面々
(2018.11.13_9:53～9:55)　(photos by tamma-san)

　10分間の休憩後、左折して下りの坂道を少し走るとサント・トーマス大洞窟(Gran Caverna
de Santo Tomas) 前にとうちゃこ。

　洞窟の入口近くになにやら記念館や慰霊碑みたいなものが。
マラゴン記念碑(El Memorial “Los Malagones”)　(2018.11.13_10:23)

　キューバ革命時にこのコミユニティ出身のマラゴン(Malagon) 率いる民兵が反革命軍との戦闘に
加わり犠牲となった12名 の慰霊碑と記念館です。
洞窟を案内してくれるガイドさんの説明によると、この洞窟にカストロやチェ・ゲバラも一時潜んだこと
があったとのことです。

　この洞窟はラテンアメリカ最大のCave networkで長さ18 Km のギャラリー(地下通路) がある
鍾乳洞だそうです。

　ライト付きのHelmet を被りガイドさんの案内で急峻な岩の階段を伝って絶壁の中腹にある洞窟の
入口へ。
洞内には照明設備が無いのでHelmet の灯りを頼りに曲がりくねった洞窟を探検。

　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
サント・トーマス大洞窟(Gran Caverna de Santo Tomas) にて　(2018.11.13_10:40～11:03)

　洞窟の裂け目からエル・モンカダ(El Moncada) のコミュニティが見えます。
洞窟から眺めたエル・モンカダ(El Moncada) のコミュニティ　(2018.11.13_10:41)

　約1時間の洞窟探検後、近くの公園でサンドイッチとマンゴージュースで昼食。
バイクの荷台に保冷庫を積んだアイスクリームの売人がやってきました。
とにかく暑かったので皆さん飛びつきました。

　1CUC/個、アイスキャンデー風ですが棒のない紙に包んだだけのパイナップル味のアイスクリーム。
とてもボリュームがありましたが暑かったので食べきりました。
美味しかったです。
アイスクリーム売人のバイク & アイスクリームを食す面々
(2018.11.13_12:00)　(Photos by tamma-san)

　ここからピナル・デル・リオ(Pinar del Rio) の牧場にあるホテル Rancho La Guabina に向け
リスタート。
カンカン照りの中、up and down hill を懸命にペダリング。
約20 Km 程走ってカベザ(Cabeza) という村で休憩。

　村の民家の壁にこんなチェ・ゲバラの肖像画が。
その横には「ハスタ・シエンプレ(Hasta Siempre)_COMANDANTE」と書かれています。
Wikipediaによると、キューバ革命の最大の功労者の一人であるアルゼンチン出身のチェ・ゲバラが
同国を離れたことが発表された際に、キューバ革命への功労に感謝する目的で作曲された歌の
タイトルです。
「また会いに戻ってくるよ」と言うための別れの「さよなら」。　(COMANDANTE ; 司令官の意)
この言葉でチェ・ゲバラに対するキューバの人々の親愛の情がいまだに残っていることが感じ取れ
ますネ。
曲はYou Tube(Carlos PueblaーHasta Siempre)でどうぞ!
拙者の好きなラテン音楽の曲目の一つで美しいメロディですよ。
民家の壁に描かれたチェ・ゲバラの肖像画　(2018.11.13_13:52)

　ここでT.K-san とtamma-san と共にリタイアしてサポートカーに乗り込みました。
44 km も走り洞窟も見学したので満足です。
他の皆さんは、更にホテルまでサイクリングを続行。

　三人は冷房の効いたバスでホテルまで移動。
ホテルは湖の前にある自然豊かな環境の中にありました。
しばらくして、サイクリング組が次々ととうちゃこ。
ホテルのテラス席でくつろぐサイクリング組　(2018.11.13_15:45)

　いつもの通り、ホテル・ルームのテラスに100均で買ってきた干しロープを張り、洗濯したばかりの
下着類やサイクリング・ウェアを干して夕食までシエスタタイム。

　夕食後、今日も疲れたので21:30に早々とベッドへ。
夕食のメインディッシュ　(2018.11.13_19:28)

　明日、我々は午前中ホース・トレッキングを予約しました。
午後はサイクリングの後、タバコ農園を見学することになっています。

続く Diary / No.900－2019.01.09 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　 「キューバ・サイクリング旅行記(Day13－2018.11.14)」

キューバ・サイクリング旅行記(Day11ー2018.11.12)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　898－2019.01.05

　5:40、セットしていた目覚ましのアラームで起床。
今日の予定は、先ずオプショナルツアーであるDawn Cycling (夜明けのサイクリング) が6:30 に
スタート。
ホテルからPalma Rubia の小さな港までの約53 km。
朝食・休憩後、10:00 発のフエリーでカヨ・レビサ島(The island of Cayo Levisa) に渡り、ビーチで
水泳やシュノーケリングをしたりお散歩したりして終日のんびりと過ごします。

　そのルート(実績) は以下のGoogle Map の通りです。

カヨ・レビサ島(The island of Cayo Levisa) へのday trip のコース　(2018.11.12)
往路/サイクリング、復路/バス　往復/フェリー

　拙者とT.K-san の二人は、上り坂のためサイクリングはスキップ。
ということで、ゆっくりとホテル・レストランで朝食。

　8:00、二人はサポートカーに乗りPalma Rubia まで昨日走ったルートを移動しました。
車窓の景色を幾つか。
今日は月曜日。
朝の街は仕事に出かける人々がバスを待っていました。
日本の出勤風景とは異なりセカセカした空気はありません。
畑と言えば、やはりタバコやサトウキビ、バナナ畑です。
モゴーテの風景82018.11.12_8:03)
 農家と畑　(2018.11.12_8:17)
 朝の街　(2018.11.12_8:28)
何かの工場　(2018.11.12_8:30)
 サトウキビ畑　(2018.11.12_8:42)
 バナナ畑　 (2018.11.12_9:02)

　我々を乗せたバスはPalma Rubia で左折して港へ。
9:10、田舎の小さな港の待合所前に到着。
サイクリング組は既に到着していて待合室で朝食中でした。
パルマ・ルビアの港近くの風景とフエリー待合所　(2018.11.12_9:15～9:20)

　カヨ・レビサ島(Cayo Levisa)行きのフェリーは1日1往復敷の運航のようです。
船が2隻泊められる程度の小さな桟橋から10:00 出航。
港から対岸のカヨ・レビサまでの距離は、Google Map によると約 6 Km です。
船内は観光客で満杯です。
出航して間もなくのフエリー船内にて　(2018.11.12_10:02)

　出航して30分過ぎ、島まで丁度半分くらいの所でしょうかフェリーのエンジントラブルで船のスピード
が落ちました。
船長や整備士がエンジンルームに入り点検していますが、調整できず船はストッフ。
潮流で緩やかに漂流しているようです。
運航中のフェリーの故障もこの国ではご愛嬌ですネ。

　無線で連絡を受けたのか、しばらくしてCayo Levisa から一隻の小型ダグボートがやってきました。
ボートはフェリーの右舷に抱き付くように何か所かロープで繋ぎ横抱き作業を始めました。
ダグボートによるフェリーの横抱き作業　(2018.11.12_10:36)

　ダグボートに曳航されてゆつくりと島へ向かいました。
11:00 過ぎ、無事に島の桟橋に接岸。
マングローブの中にあるCayo Levisa 島の桟橋　(2018.11.12_11:05)

　桟橋からマングローブの林に架けられた足場板の通路を歩くとレストラン風の待合所へ。
この島には岸辺に沿って手つかずのマングローブがあるようです。

マングローブ林
(2018.11.12_11:06)

　待合所でウエルカムドリンクを飲みながらCycleActive のJohn から島でのスケジュールを聞く。
17:00 の乗船時間までは昼食時を除き自由時間とのこと。
ビーチでの水泳組とシュノーケリング組に分かれました。
我々日本人グループはビーチへ。

　ここカヨ・レビサ島(Cayo Levisa) は、Google Map の通りピナル・デル・リオ州の北部、
メキシコ湾に面した長さ4.2 Km 幅750m (最大) の小さな島、リゾート地です。

　見てください。
パウダーのように細かい白砂のカリビアンビーチと透明度の高い青い海が広がっているではあり
ませんか。
Instagram 映えのするビーチの美しい景色をたっぷりご紹介しましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
カヨ・レビサ島(Cayo Levisa) の白砂のビーチ　(2018.11.12_11:17)

　紺碧の空、白砂のビーチ、遠浅のエメラルド色の海。
ビーチ・チェアに寝転んでリラツクスしたりスイミングを楽しみました。
ヤシの実　(2018.11.12_11:38)
　チェアに寝転んでまったりしているとヤシ(椰子) の実売りの
オッチヤンがやってきました。
一生に一度の経験かも知れませんのて゛お金に糸目をつけずに
記念に買ってみました。
10 CUC/個でした。
目の前でナタで手際よくヤシの実の根本に穴を開けてストローを
入れてくれました。

　緑色の実の中には透明の液体が入っています。
これがいわゆるヤシのジュースなんだと。
甘味の少ないスポーツドリンクみたいな何の変哲もない味でした。
初めてのヤシ(椰子) の実を手にする面々　82018.11.12_11:40)

　お昼時間までビーチ・チェアでまったりしたり、水泳を楽しみました。
ビーチの砂は本当に真っ白、サラサラですね。
観光客も少ないので遠浅の海は貸切状態でした。
長閑なCayo Levia のビーチでリラックスしたり　(2018.11.12_12:00～12:24)

　13:00、島のレストランに集合して皆さんと昼食。
ランチはビッフェスタイルの1 drink 付きのキユーバン料理です。
拙者、キューバの伝統的な料理、黒い豆や茶色の豆の炊き込みご飯、焼いた豚肉、味のない焼き魚、
豆のスープはどうも合いません。
海鮮料理を期待しましたが、焼き魚があるだけでした。
と言うことで、1 drink のビール、スープ、タロ芋、フルーツと簡素です。
拙者のランチはこれです　(2018.11.12_13:04)

ヨット乗り場にて
　昼食後も帰りの乗船時間まで自由時間。
仲間4人で貸しヨット(カタマラン) に乗ろうと。
このレンタルヨット、オーナーの船長以外は定員2人とのこと。
しかも、稼働中のヨットは一艘のみです。

　そんなことで、T.K-san とtamma-san が乗ることになり拙者とteraki-san はビーチでリラックスすることに。
ヨットを楽しむT.K-san とtamma-san　(2018.11.12_14:12～14:03)

　シユノーケリング組もビーチにやつてきてのんびりとビーチ・チェアでくつろいでいました。
ビーチ・チェアで寝転んでくつろぐ面々　(2018.11.12_15:19)

　乗船時間となり桟橋へ。
桟橋へ向かう観光客　(2018.11.12_16:47)

　17:00 発のフェリーに乗船してPalma Rubia へ。
船上からは昨日訪れたVinales の山々がくっきり見え実にファンタスティック!
遠くのVinales の山々の眺望　(2018.11.12_17:09)

　17:45、Palma Rubia の桟橋に到着。
Palma Rubia の桟橋に入港するフェリー　(2018.11.12_17:43)

　ちようど日の入りの時刻です。
桟橋から素晴らしいサンセットが見られました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　画像をクリックすると大画面でご覧になれます
Palma Rubia の桟橋からのサンセットの眺め　(2018.11.12_17:47)

　この後、サポートカーに乗りホテルHotel Rancho San Vincente へ向かいました。
このホテルで3泊目の夜を迎えます。

　明日はVinales からPina del Rio のホテル La Guabina までサイクリング。
途中、ラテンアメリカ最大の洞窟ネットワークを見物します。

続く Diary / No.899－2019.01.07 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「キューバ・サイクリング旅行記(Day12－2018.11.13)」

キューバ・サイクリング旅行記(Day10ー2018.11.11)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　897－2019.01.03

　T.K-sanに起こされたのが8:15。
疲れていたためか、10時間超ぐっすり眠れました。

　今日はUNESCO世界遺産のビニャレス渓谷(Vinales Valley) を自転車散歩です。
10:00スタートですので遅い朝食となりました。

　ビニャレス(Vinales) はキューバの西部、ピナール・デル・リオ州(Pinar der Rio) の
人口≈ 28 200 (year 2015) の小さな町です。
タバコ(葉巻) の産地として知られています。

　ビニャレス渓谷は独特なカルスト地形の景観と伝統建築や文化の融合が評価され、1999年
UNESCO世界遺産に登録されたそうです。

　今日も超快晴で暑くなりそうでする
これが宿舎の Hotel Rancho San Vincente です。
広大な公園風敷地に幾つかのコテージが散在していて屋外プールまでありました。
ホテル・コテージ群
 ホテル・プール
 フロントやロビーのあるMain building
Hotel Rancho San Vincente　(2018.11.11_9:10～9:50)

　10:00、ホテル前をスタート。
新しいヘルメットはHabanaからの別のツアーバスがVinalesに到着するので、途中で受け取れる
とのこと。
拙者は、それまでHelmet 無しのゴルフ帽子でサイクリング。
スタート前の風景　(2018.11.11_9:51)

　さて、今日の自転車散歩のルート(実績) は以下の通りです。
ビニャレス渓谷へのポタリング(Pottering) ルート (2018.11.11)

　しばらくの山あいの道を走りVinales の街へ向かいます。
所々にお椀を伏せたような形の小山が屹立しています。
これらは、モゴーテ(Mogotes) と呼ばれ石灰岩の山だそうです。
カルスト地形が長い年月をかけた浸食から取り残されたて形成されたとのこと。
タバコやサトウキビ畑なのでしょうか褐色の農地とともに農家が点在しています。
モゴーテ(右)と珍しいサトウキビ葺きの農家(左)
 　Vinales渓谷へ向かう面々(2018.11.11_10:18)

　Vinalesの町に入ると中心部にカトリック教会(Iglesia del Sagrade Corazon de Jusus) の
ある州立公園(Parque Jose Marti) がありました。
ここで小休止。
今日は日曜日。
小さな広場のベンチでは町の人々がスマホを手にして会話を楽しんでいました。
広場前で休憩する面々
 Vinalesのメイン通り
 公園で遊ぶ幼児
 2018.11.11_10:25～10:31 (ビニャレス州立公園にて)

　約1 Km 程のメインストリートを通り過ぎてVinales 渓谷に近づくと絶景が広がってきます。
皆さん　自転車を止めてこの景色をスマホに収めるのに余念がありません。
自転車を止めて絶景をスマホに
 Vinales 渓谷の絶景　(2018.11.11_10:41)

　10:55、高台のビユーポイントにあるレストラン(El restauranteーMirador “Balcon del
Valle”) で2回目の休憩。
冷たいレモネード(2CUC)を飲みながら世界遺産のVinales の絶景を楽しみました。
Mirador (見晴台) を売りにするレストランだけあって、ここからの眺望は素晴らしいですね。
レストランの見晴台から眺めたVinales 渓谷の絶景　(2018.11.11_10:58)

　CycleActive のJohn さんがHabana から取り寄せてくれテイたHelmet を拙者に届けてくれ
ました。
有り難いことです。
これから安心してサイクリングツアーを続行できます。
John とWilly には丁重にお礼を言いました。

　Helmet を被りリスタート。
レストラン“Balcon del Valle”からリスタートする皆さん　(2018.11.11_11:35)

　ここから少し引き返して「先史時代の壁画(Prehistoric Mural)」の見物に行きます。
先史時代の壁画(Prehistoric Mural) 見物に向かう面々(2018.11.11_11:53)

　洞窟の中にどんな壁画が描かれているのかと思いきや、実際には「生物の人類への進化」をテーマ
にして描かれた高さ約80m, 幅約120mのカラフルな壁画なんです。
確かに、左から右へ人類になっていく様子が描かれていました。

　なんでも、1961年にキユーバの画家、レオドビルド・ゴンザレス(Leovigldo Gonzalez morrelo)
の指揮の下、地元の農民を使って4年がかりで描かれたそうです。
断崖に描かれた先史時代の壁画(Prehistoric Mural)　(2018.11.11_12:01)

　Vinales の町に戻って、各自お好きなようにランチタイム。
我がグループは、bruce-san がサイクリング時に目にとめていたTripAdviser の看板のある
レストランRestaurante La Cuencaに入りました。
レストラン内部
 メニュー
 メキシコ産ビール
tamma-san とT.K-san
 シーフードスパゲッティ
 レストランRestaurante La Cuenca にて　(2018.11.11_12:39～13:21)

　当店ではクリスタルビールは置いてなかつたのでメキシコ産ビールSoL で乾杯。
拙者はSpaghetti with seafood を皆さんはpizza を注文。
このスパゲティ、美味しかったので久し振りに一皿平らげました。

　昼食後、我がグループはサポートカーに自転車を積みホテルへ戻ります。
今日の自転車散歩の走行距離は21 Kmでした。
その他の皆さんは引き続き自転車散歩。

　我々はホテルに戻りシエスタ・タイムとしました。

　19:00、全員バスでレストランへ。
タバコプランテーションも営むレストランです。
店の横には確かにタバコ畑がありました。
店に入ると世界の国旗が飾られています。
ご覧のように日本の国旗もありましたよ。
キューバと国交のある国々なんでしょうね。
レストランに飾られた世界の国旗　(2018.11.11_21:43)

　いつものように1 food (セット料理) に1 drink 付き。
拙者は最初はビール、後からモヒートにすることに。
食事の前に豚の丸焼き(ローストポーク) を見せてもらいました。
ディナーのメインディッシュはこの豚のローストでした。
豚の丸焼きを裁くレストランの主人　(2018.11.11_19:34)

　今夜の伴奏は、ラテンミュージックのソロ・ギタリストによる弾き語りです。
スコットランドのスー先生、今夜も絶好調です。
伴奏に合わせてマスカラでリズムを取りながらのダンシング。
一気に場が盛り上がりました。
キューバンリズムに乗ってダンシングのスーばあさん　(2018.11.11_20:42)

　お店の計らいでGuayabita という蒸留酒の新酒が振舞われました。
甘味のあるサトウキビをが原料のラム酒に似たリカーでピナール・デル・リオ(Pinar del Rio) 地方の
地酒とのことです。
ストレートで飲むとアルコール度数はかなりありました。
団欒する面々 (2018.11.11_21:09)
 ピナール・デル・リオ(Pinar del Rio) の地酒
Guayabita　(2018.11.11_20:54)

　帰り際に店主が葉巻タバコを作る実演。
最後にその葉巻を吸うように勧めたので義理で吸ってみましたが、なかなか良い香りでした。

　夕食のお代、20 CUC/人を支払ってバスへ。
いやあ、外国人向け価格ですがキューバは本当に物価が安いですね。
キューバ・ペソを通貨にしている国民は更にこの1/4 ですから。
店主による葉巻タバコを巻く工程の実演　(2018.11.11_21:15～21:21)

　余談になりますが、キユーバの外貨を稼ぐ輸出品目の一つがタバコです。
その生産額の世界におけるStatus は33 位/ 128ｹ国(2016年) 。
勿論、葉巻タバコ(シガー)に限ると世界最大の生産国です。
[References]
　(1) 外務省「キユーバ共和国(Republic of Cuba) 基礎データ」
　(2) GLOBAL NOTE 「世界のタバコ生産量国別ランキング・推移」

　タバコの害が科学的、医学的に立証され、世界的にタバコの消費量が漸減潮流にある中、どうして
キューバ政府はタバコ産業に固執しているのか分かりません
タバコによる外貨獲得もじり貧になることは目に見えています。

　キユーバでの食料生産は不十分で多くの食料は輸入に頼っていると聞く。
国民の主食であるコメ(米) の自給率も55 % (2014年、国家統計局) だそうです。
一方、国土の58 % が農地です。

　私見ですが、タバコから他の農産物への生産転換もしくは別の健全な産業への転換を模索するべき
ですね。
そんなこと、ほっといてくれと言われるかも。

　ホテルに戻りバタンキュー。
明朝は出発が7:00 ですので5:45 にアラームのセットはきっちりして。

　小さな島 カヨ・レビサ島(Island of Cayo Levisa) を訪れ、白砂のビーチでリラックスしたり、
暖かい海で泳いだり、海岸を散歩したりして一日を過ごす予定になっています。
オプションとして、Cayo Levisa行きの船乗り場まで約54 Km の夜明けのサイクリングもあります。

続く Diary / No.898－2019.01.05 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「キューバ・サイクリング旅行記(Day11－2018.11.12)」

謹賀新年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　896－2019.01.01

　皆さん　新年あけましておめでとうございます。
新しい年が良き1年になりますようお祈り申し上げます。

　人生100年の時代、今年も皆さんと共に元気でアウトドア・スポーツを楽しみ
たいと思っています
どうぞよろしくお願い致します。
2019年元旦


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