6:45、起床。 良く眠れました。
7:00～、朝食。
パン2枚＋ハム2切れ＋ゆで卵＋オレンジジュース＋カプチーノ。
8:20、サポートカ前に集合。
皆さん、やる気満々。
しかし、拙者はヘルメットが無くサイクリングを封印。
ということで、拙者はサイクリング衣装ではなく普段着で朝礼に参加。
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出発準備をする面々 (2018.11.10_8:21)
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今日の走行を諦め普段着姿の拙者
82018.11.10_8:22)
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既にバスのお腹からは皆さんの自転車が出され自転車の主を待っていました。
その中に拙者の自転車もあるではないか。
つまり、ヘルメット無しでも走って良いということなんですね。
拙者、一瞬逡巡しました。
待てよ、これは自己責任で走れという意味なんだと思いました。
確かに、キューバ旅行には海外旅行保険の加入と英文もしくはスペイン語の保険証券の携帯を義務
付けられています。
しかし、今日は長距離のサイクリングでもあり走ることを自制することにしました。
スタッフのJohn から今日のスケジュールの説明。
前半は登りのロサリオ山脈(the Sierra del Rossario) を横断し、その後は海岸沿いに下りとなり
パルマ・ルビア(Palma Rubia) 近くまでの66Km。
後半はオプションとして平坦なビニャレス(Vinales) にあるRancho San Vicente Hotel まで
44 Km を走れます。
全行程を走れば110 Km となります。
途中で止めたい人はいつでもサポートカーがピックアップしてくれるとのこと。
そのルート(実績) は以下の通りです。
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Las Terrazas(Villa Deque) からVinales(Rancho San Vicente Hotel) までの走行ルート
 (前半66Km / From Las Terrazas to La Murata)
 (後半44Km / From La Murata to Vinales)
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拙者、ヘルメット無しでも走れるようですが、安全のため走らないことを決断。
その旨、John さんに申告。
直ぐに拙者の自転車をバスのお腹にしまい、8:30 サイクリング スタート。
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スタートを待つtamma-san, Bruce-san, T.K-san (2018.11.10_8:26) (photo by tamma-san)
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バスの中は冷房が効きすぎて寒いくらい。
薄手のジャケットを着てバスの運転席の上にある展望席から皆さんの走りを見物。
先ずは、Soroa 方面からロサリオ山脈を南北に横断する一般道まで走ります。
9:30、その三叉路で最初の休憩。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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最初の休憩地点で一休みする面々 (2018.11.10_9:33)
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ここから山越えで、次の休憩地点のサン・ディエゴ・デ・ヌニエス(San Diego de Nunez) という
小さな村まで。
Up and down のある上り基調の山中を走る道路で、めつたに車や人影を見かけません。
ロサリオ山脈一帯は生物圏保護区(Biosphere reserve) に指定されており、緑濃い中を走ります。
サポートカーは皆さんの最後尾を徐行。
ガイドのWilly もしくはスタッフのJohnが最後尾を走り、皆さんをウォツチしています。
ストロングな先頭集団ははるか彼方で姿は見えません。
展望席から撮った走行写真を幾つか。
勾配の大きい up hill では、たまりかねて歩く姿も。
像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Up hill を走る (2018.11.10_9:11)
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Down hill を走る(201811.10_9:13)
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Up hill を歩く (2018.11.10_9:19)
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10:20 過ぎに第二休憩地点の小さな村、サン・ディエゴ・デ・ヌニエス(San Diego de Nunez)に
トウチャコ。
給水しながら10分程休憩。
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長閑なサン・ディエゴ・デ・ヌニエス村にて (2018.11.10_9:23)
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オーストラリアからのDavidさん
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T.K-san 他
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Bruce-san と彼の友人のBernieさん
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サン・ディエゴ・デ・ヌニエス村にて (2018.11.10_9:23～9:30)
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9:30、リスタート。
更に北上し東西に走る一般道(CD) を西へ走ります。
しばらく山中を走ると、村に近づいたのか犬のお散歩をしている村人に遭遇。
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山中を走る道路 (2018.11.10_9:41)
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お散歩中の村人 (2018.11.10_9:47)
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9:50、エル・ボラドール(El Volador) という小さな農村にとうちゃこ。
ここのバス停で休憩。
農業用のトレーラーが通り過ぎていきました。
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バスを待つ村人 (2018.11.10_9:51)
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農業用トレーラー (2018.11.10_9:55)
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更に10分程走ると比較的大きな町バイア・オンダ(Bahia Honda) の公園前に。
この公園は、スマホの電波の受信できる場所のようで、土曜日だからでしょうか多くの人がスマホに
見入っていました。
あまり暑かったので公園近くのお店でアイスキャンディー(1 CUC) を購入。
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美しいBahia Hondaの公園 (2018.11.10_10:05)
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アイスキャンディーをほおばる面々
(2018.11.10_10:07) (Photo by tamma-san)
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ここから更に22Km 地点が前半の終着地、ラ・ムラタ(La Murata) 。
皆さん前半最後の走りとなります。
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Up hill を走り上る面々 (2018.11.10_10:07/10:18)
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通りすがりの村の景色 (2018.11.10_10:31～10:33)
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ベッキーさんの自転車の前輪がパンク。
すかさず、サポートカーとJohn がやってきて手際よくスペアの自転車と取り換えサドルの高さを
調整。
この細身のベツキーさんはスコツトランドのお医者さん。
地元ではランニングと自転車を続けているそうでなかなかのストロング・サイクリストです。
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ベッキーさんの自転車のパンクで取り換え作業中のJohn さん (2018.11.10_10:37)
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長閑な田舎道の景色です。
沢山の人が乗ったトラツクを時々見かけます。
これはトラツクを改造したバスでカミヨンというそうです。
村や町の人達の足になっているようです。
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長閑な村の景色 (2018.11.10_10:45)
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カミヨンが走る (2018.11.10_10:46)
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再び、皆さんの走行風景を幾つか。
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皆さんのサイクリング風景 (2018.11.10_10:59/12:38/12:56)
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ラ・ポサス(La Pozas) という村の道路際にあるモニュメントに立ち寄りました。
カカラヒカリの戦いの記念碑(Monumento a la Batalla de Cacarajicara) 。
Willy の説明によると、キユーバ独立戦争で勝利し、1902年に独立した時のヒーローのモニュ
メントで1952年に建てられたと。
カカラヒカリの戦いの立役者なのかもしれませんね。
そのヒーローの名前が誰だったかは聞き洩らしましたので分かりません。
［キューバは米西(アメリカ・スペイン戦争) を機に1902年5月に独立し、400年に及ぶスペインの植民地支配から解放されたが、以降も事実上のアメリカの支配が続くことになる。］
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カカラヒカリの戦いの記念碑(Monumento a la Batalla de Cacarajicara) に立ち寄る
(2018.11.10_12:19～12:28)
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記念碑見物後リスタートする面々 (2018.11.10_12:28)
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12:57、ラ・ムラタ(La Murata) の町に入る。
路上では何やら穀物を乾燥させているようです。
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ラ・ムラタ(LA Murata) の村に入る
(2018.11.10_12:57)
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終着地に向けラストラン 82018.11.10_13:00)
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13:04、ラ・ムラタ(La Murata) という村にあるレストラン Villa Jose Otana Restaurant に
到着。
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レストラン Villa Jose Otana Restaurant 82018.11.10_13:04)
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前半のサイクリングはここで終了。
我々はCyleActive の用意したサンドウィッチにキュウリやトマトを挟んで昼食。
飲み物はアップルジュースとクリスタルビール。
いやあ、このサンド、美味しくなかったから半分捨てちゃった。
このレストランの庭には鶏や七面鳥が放し飼い。
我々が食べているのを見ておねだりに入ってきたりしました。
可愛いね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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レストランで昼食 (2018.11.10_13:10～13:50)
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餌をねだる七面鳥
(2018.11.10_13:44)
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ここからは、オプショナルツアーです。
Vinales のホテルまで約44Km 走るもよし、バスに乗っていくもよし。
途中で走るのを止めたらバスがピックアップもしてくれます。
T.K-san がバス組とのことなので、拙者は彼のヘルメットを借りて後半のルートを走りました。
道路は凸凹道で走りにくく、とても気を使います。
Up and down hill がありますが、概ね下り基調です。
ラ・パルマ(La Palma) で休憩後はVinales に向け懸命にペダリング。
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Vinalesに向け懸命にペダリング中の拙者 (2018.11.10_17:25) (Photo by tamma-san)
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終着地のホテル Rancho San Vicenteに着いたのが18:00前でした。
汗びっしょりです。
とにかく、疲れました。
ホテルのシャワーで汗を流してから皆さんとホテルのバーに集まり冷た～いビールで咽喉を潤し
ました。
20:00～、全員でホテル近くのレストランでコース料理のデイナー。
最初はビールでCheers! お後はやはりモヒートでした。
ホテルに戻りバタンキュー。
明日は、世界遺産のビニャレス渓谷(Vinales Valley) へポタリングです。
続く Diary / No.897－2019.01.03 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day10－2018.11.11)」
7:10、あわてて起床。 そそくさと着替えて朝食に。
今朝もそれほど食欲が無い。マンゴージュース、牛乳、カプチーノ、バン一切れ、ベジタブルサラダ
少々、ハム一切れ、ゆで卵一つ。
出発の準備をしていると、急いでバスに来るようにと呼び出された。
てっきり8:30 出発と思いきや8:00 出発で10分の遅刻。
8:30、サポートカー(バス)で出発。
今日の予定は、キユーバ北西部のLas Terrazas まで約300 Km を高速道A1 とA4 を利用して
長距離移動。
本来の旅程表ではSoroa までの移動となっていましたが、スタッフのJohn の説明によるとSoroa
で宿泊予定のホテルで水道工事が入ったため、急遽、その手前のLas Terrazas のホテルに
変更になったとのこと。
サイクリングはお休みの移動日です。
Santa Clara からLas Terrazas までの移動ルート(実績)は以下の通りです。
今日もブルースカイ、車窓の景色を楽しみます。
高速道は南国特有の緑濃い広葉樹やヤシの林、サトウキビ畑やバナナ畑、未開の原野が広がる
中を走っています。
10:25～、ブエンナビスタ(Buennavista) 近くの高速道脇のカフェ Km.104 で30分間
コーヒ・ブレイク。
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カフェ Km.104 にて (2018.11.09_11:25～37)
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隣りの土産屋さんでT.K-san、チェ・ゲバラの帽子を買い上機嫌。
伸びた髭に良く似合っていてチェ・ゲバラも真っ青。
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チェ・ゲバラの帽子を被って上機嫌のT.K-san (2018.11.09_10:39)
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バスは引き続き高速道A1を走りHabana方面に向かってます。
Habana 手前近くで高速度11(Via Monumental) に入り昼食を取るために市内の公園へ。
ハバナのキリスト公園(Parque de Cristo de La Habana) です。
この公園、ハバナ湾を見おろせる丘の上にあり、眼下には旧市街の絶景が広がっていました。
港には大型クルーズ船が停泊。
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ハバナのキリスト公園(Parque de Cristo de La Habana) からの絶景 (2018.11.09_12:28～34)
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公園の名の通りハバナのキリスト像(El Cristo de La Habana) が立っています。
観光客目当てでしょうか公園の木陰では日中からキューバンミュージックを弾ている人が。
木陰でキューバンミュージックを弾く市民 ↑
ハバナのキリスト像 →
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CycleActive が用意してくれた軽食(ボリュームのあるサンドウィッチ, ジュース, ベジタブル)
で昼食。
昔の遠足を思い出します。
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公園での昼食風景 (2018.11.09_12:40～12:55)
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東西冷戦期の1962 年10月に「キューバ危機」が起こりましたが、その原因となるソ連のミサイル
が設置された場所の一つがこの公園だったとか。
「キューバ危機」とは、1962年キューバをめぐりソ連とアメリカが激しく対立した事件。キューバの
ソ連ミサイル基地建設に対し、アメリカは海上封鎖を断行。核戦争まで懸念されたが、アメリカの
キューバ不侵攻とソ連のミサイル撤去が合意されたことにより危機は回避された。
拙者は当時、大学1年生だったのでよく覚えています。
公園の向かいには軍事関連の建物があり撮影厳禁とのこと。
そんなことを知らずに撮ってしまった写真です。
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公園向かいの軍事施設を望む (2018.11.09_13:06)
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昼食休憩を終えてバスに乗りラス・テラサス(Las Terrazas) へ向かいます。
モロ要塞を横目で見ながら海岸沿いのマレコン通り(Malecon) をドライブ。
暫くハバナ市内を走り高速道A4に入り西へ西へと向かう間、車窓の景色を楽しみます。
ハバナから離れるにつれ、再び景色は亜熱帯特有の緑濃い森や林、サトウキビ畑となります。
14:40、Las Terrazas にある湖 Lago del San Juan のほとりのカフェレストランでトイレ休憩。
トイレ使用料は清掃代として少々支払えばよいとのことで0.25CUCのコインを出しておきました。
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カフェレストランでトイレ休憩
(2018.11.09_14:44)
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湖 Lago del San Juan の景色
(2018.11.09_14:45)
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ここから歩いてホテル Villa Duque に。
Las Terrazas は美しい自然に囲まれた長閑な村でした。
まるで時間が止まっているように感じました。
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ホテルへ向かう面々 (2018.11.09_15:23)
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長閑なLas Terrazas の景色 (2018.11.09_15:32)
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チェックインのためバスから荷物を降ろす時に気が付きました。
大事件です。
Santa Clara のホテルでヘルメットを忘れてきたんです。
ウッソー、明日から走れないじゃないですか!
Santa Claraまでは約300 Km もありタクシーで取りに行くこともできません。
とりあえず、スタッフのJohn にその旨報告。
しかし、聞いてくれただけで何のレスポンスもありません。
キューバには宅配便のようなサービスもないようです。
Helmet 無しで走って事故を起こして死にたくありません。
19:00からホテル・レストランでディナー。
メインディッシュはポークステーキを選択。
スープ、野菜サラダ、デザートのコース料理でした。
クリスタルビール(Alc 4.9% vol) の他にアルコール度数の大きいBucanero(Alc 5.4% vol)
という銘柄のビールがあったので両方飲みました。
Crystal とBucanero はキューバで双璧をなすビールだそうです。
拙者は、Crystal の方が美味しかったです。
このデザートは何だか分かりませんが美味しかった。
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Alc 度数の大きいBucanero (2018.11.09_19:22)
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美味しかったデザート (2018.11.09_20:21)
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今夜もバンド演奏付きですが年増の女性ソロシンガーも。。
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今夜のバンド演奏 (2018.11.09_20:00)
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夕食後の引き上げ時にキューバ人ガイドのWilly に“Is it OK to ride a bike without
helmet in Cuba?”と尋ねたが、OKとは言わなかった。
しかし、Habana からビニャレス(Vinalles) にツアーバスが出るので代わりのヘルメットを持って
きてくれるよう手配した とのことです。
さすが国営のツアーバスだからこんなことも出来るのでしょうね。
一抹の不安がありましたが、信じて待つことにしました。
明日のサイクリングは、the Sierra del Rossario (ロサリオ山脈) を横断し、その後はパルマ・
ルビア(Palma Rubia) の小さな港までの下りの66Km。
元気な人はオプションとしてビニャレス(Vinales) まで更に44 Km を走れます。
続く Diary / No.895－2018.12.26 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day9－2018.11.10)」
6:45、T.K-sanに起こされて起床。
昨日のハードなサイクリングで余程疲れていたのかぐつすり眠れました。
7:00～、昨夜夕食をした外のレストランで朝食。
ホテル前にはサポートカーが既に待機していました。
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朝のLos Caneyes Hotel
(2018.11.08_7:01)
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ホテル前デ待機するサポートカー
(2018.11.08_7:01)
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8:30、ホテル近くのマニカラグア自動車道(Carrentera de Manicaragua) に出て出発の
準備。
CycleActive のスタッフ John から今日の予定についての説明を聞き、8:45、スタート。
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出発前に談笑する面々 (2018.11.08_8:43)
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朝のマニカラグア自動車道
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さて、今日の走行ルート(実績) は以下のGoogle Map の通りです。
ここTopes de Collantes から曲がりくねった道を小さな町マニカラグア(Manicaragua)
までの山岳コースを走ります。
Up and down のあるコースであるが、昨日程の勾配は無く、Manicaragua からは自転車を
サポートカーに積んでSanta Clara へ移動するとのこと。
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今日のサイクリングコース(Topes de Collantes→Manicaragua) ( ) (2018.11.08)
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最初は下り坂でしたがその後だらだらした曲がりくねった登り坂が続きます。
最初の休憩地点トレス・パルマス (Tres Palmas) にとうちゃこ。
かなたに人造湖が見えるView Point です。
他の数名のサイクリストのグループも次から次に上ってきてここで休憩していました。
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休憩地点にトウチャコのBruce-sanとT.K-san
(2018.11.08_09:34) (Photo by tamma-san)
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休憩地点トレス・パルマス (Tres Palmas) にて
(2018.11.08_09:37)
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画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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休憩地点 Tres Palmas からの眺望(2018.11.08_09:37)
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談笑しながら休憩する面々 (2018.11.08_09:34～09:51)
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拙者は疲れ切った顔をしていますね。
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View point にて (2018.11.08_9:41)
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現在地を示すMap (2018.11.08_9:40)
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更に曲がりくねった山岳道を走ります。
勿論、人影も無く時折車が通るのみでライダーにとっては安心して走れますね。
道に沿って下りの渓流が現れました。
少なくともここからは下り道だろうと思うとホッとします。
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下りの渓流とサイクリング道 (2018.11.08_10:24～10:39)
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10:50、第二休憩地点の小さな村ヒアコバ(Jibacoa) に。
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Jibacoa村にトウチャコ(2018.11.08_10:51)
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スタッフのJohnとカイドのWilly(右)
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Jibacoa村のガスステーション(2018.11.08_10:51)
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全員の到着を待ちながら休憩する面々 (2018.11.08_10:57)
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Jibacoa からは概ね下りの道中です。
11:54、遠方右手に「Manicaragua」の道標が見えます。
ここから、マニカラグア(Manicaragua) の町です。
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マニカラグア(Manicaragua) の町に入る (2018.11.08_11:54)
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12:08、マニカラグア(Manicaragua) の中心部へトウチャコ。
通りにはチェ・ゲバラ(Che Guebara) の肖像画が。
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Manicaraguaの街の風景
(2018.11.08_12:08)
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最終地点のManicaraguaで休憩する面々(2018.11.08_12:09)
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暫く休憩後、自転車をサポートカーに積み込んでサンタ・クララ(Santa Clara) へ移動。
ここで、Santa Clara について簡単に説明しておきましょう。
・キューバ中央部の都市
・人口は≈ 244,300人 ( 2015年) (http://population.city/cuba/santa-clara/)
・クリストファー・コロンブスにより開かれ、キューバで最初に欧州人により建設された都市。
・17世紀にはスペインの植民地統治の中心として繁栄した。
・キューバ革命の際、チェ・ゲバラ少佐により解放された都市。
・市内にはチェ・ゲバラ霊廟(Memorial Commandante Ernest Che Guevara) やトレン・
ブリンダード記念公園(Tren Blindado / The Armored Train Park) などチェ・ゲバラ
ゆかりの場所が あります。
[Reference] Wikipedia/ サンタ・クララ
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13:05、Santa ClaraのホテルLos Caneyes Hotel 前にトウチャコ。
きれいに手入れされた庭園風のホテルです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Los Caneyes Hotel の庭園景色 (2018.11.08_13:07～13:11)
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ホテル・レストランで先ずは昼食。
クリスタルビールとモヒートをそれぞれ一杯。
お後は、スープと淡水魚の塩焼き、最後にアイスクリーム。
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メインディッシュの淡水魚の塩焼き
(2018.11.08_13:23)
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レストランでの昼食風景 (2018.11.08_13:52)
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チェックイン時間にはまだ早かったのでサポートカーで市内見物に案内してくれました。
ここにもハバナと同じく広い革命広場がありました。
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革命広場に立つチェ・ゲバラ記念碑と銅像 (2018.11.08_15:11)
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広場の一角にキユーバ革命の英雄 チェ・ゲバラ(Ernest Che Guevara) の記念碑が。
巨大な前かがみの銅像が立っています。
銅像の台座には、「Hosta la victoria siempre (常に勝利を目指して)」と彫られていました。
幾つか拡大写真をどうぞ。
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チェ・ゲバラ(Ernest Che Guevara) の銅像 (2018.11.08_15:11～15:16)
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ついでに記念写真も。
チェ・ゲバラ銅像のレリーフ (2018.11.08_15:17) ↑
銅像前で記念写真 →
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霊廟に併設されている「チェ・ゲバラ記念博物館」を見学。
写真撮影は厳格に禁止されています。
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チェ・ゲバラ記念博物館 (2018.11.08_15:19)
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ここには、チェ・ゲバラの幼少期からボリビアで暗殺されるまでの歴史が展示されています。
非常に感銘を受けたので彼の革命の生涯を要約しておきます。
| エルネスト・チェ・ゲバラ(Ernest Che Guevara) |
・1928年6月14日、アルゼンチンの裕福な家庭で生まれる。
・1951年、友人とオートバイで南米各地を旅行、ラテンアメリカをつぶさに見聞。
・1952年、ブエノスアイレス大学医学部卒業。
・1953年、医師免許取得後、第二のラテンアメリカ放浪の旅に。
・1954年、グァテマラ在住時に起こった軍事クーデタに反発しメキシコに亡命。
・1956年、メキシコに亡命中のフィデル・カストロ、弟のラウル・カストロと意気投合、
従軍医として反独裁闘争に参加。
グラマン号(10人乗りのヨットに82人)でキューバに上陸、以後25ケ月間に及ぶゲリラ戦に
従軍。
・1958年、革命軍司令官として300人の同志と共にサンタ・クララ近郊の山中に立てこもり
ゲリラ戦を展開。
12月、同サンタ・クララで親米傀儡政権のバティスタ政権の装甲列車を襲撃し多くの武器を
奪取。
・1959年、この事件をきっかけに、バティスタは3日後の1月1日、キユーバからドミニカ共和国に
逃亡・亡命しキューバ革命が成立。
・1965年、国際的な革命運動に参加するためキューバを離れる。 アフリカ各地を歴訪、
一時的にコンゴ動乱に参加。
・1966年、ボリビアに入る。
・1967年、10月、ボリビア政府軍との戦闘でとらえられ処刑される。39歳没。
詳しくは、下記をご覧ください。
[Reference] Wikipedia/ 「チェ・ゲバラ」より抜粋。
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サポートカーでサンタ・クララ中心部にあるレオンシオ・ビダル公園(Parque Leoncio Vidal)へ。
暫く公園周辺の自由散策時間です。
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レオンシオ・ビダル公園(Parque Leoncio Vidal) (2018.11.08_15:47～15:50)
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公園には多くの市民がベンチに座ってWifi を繋いでスマホを見ていました。
キューバでは、通信インフラが未整備でWifi スポットはホテルか公園ですのでこんな風景を良く
見かけます。
広場は美しいコロニアル様式の建物に囲まれていいます。
さすがに、スペイン植民地時代からの歴史ある街だからでしょうね。
コロニアル様式の建築を幾つか。
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教育研究所
(Institvto de
Segvn da Ensenanza)
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市役所(Palacio Munincipal)
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建物名の標識が無いので不明
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画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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劇場(Teatro la Caridad)
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公園風景 (2018.11.08_15:45)
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バス停風景 (2018.11.08_15:52)
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レオンシオ・ビダル公園(ParqueLeoncioVidal)にて
(2018.11.08_15:51)
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続いて、インデペンデンシア通り(Calle Independencia) を街歩き。
街中の路地では子供達が元気に遊ぶ姿が。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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バス停の風景
(2018.11.08_15:52)
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インデペンデンシア通り(Calle Independencia)の風景
(2018.11.08_15:59)
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バスで移動してトレン・ブリンダード記念公園(Tren Blindado) へ。
1958年12月、バチスタ政府軍の兵士と兵器を満載した装甲列車を襲撃し、革命軍に共感する市民
と共に政府軍を制圧し戦況を一変させた場所。
この事件でバティスタが亡命を決意して革命の勝利のきっかけとなったそうです。
ここには、記念碑や襲撃時に使われたブルドーザーや脱線車両が展示されていました。
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トレン・ブリンダード記念公園(Tren Blindado) の展示品 (2018.11.08_16.12)
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バスでホテルLos Caneyes Hotel に移動。
途中、車窓の景色わ眺めていると化学コンビナートが。
へえ～、キューバにもこんな工場があるんだ、と驚きました。
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車窓から発見した化学コンビナート (2018.11.08_16:28)
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今日も充実した一日でした。
走行距離は42.2Kmでした。
明日は、サポートカーでキューバ西部のソロア(Soloa) までの移動日でサイクリングはありません。
続く Diary / No.894－2018.12.24 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day8－2018.11.09)」
7:00～、レストランで朝食。
今日もご覧のような快晴です。
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ホテル高台からTrinidad の町とカリブ海を望む (2018.11.07_07:48)
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今日の予定は、トリニダード(Trinidad) を離れ、エスカンブライ山脈(Escambray
mountains)をヒルクライムしてTopes de Collantes という村 まで走ります。
この山脈はキューバ中央部に連なり、標高は800～1,000m です。
スタッフのJohn の説明によると二つのオプションがあり、一つはTopes Collantes まで
約25Km の全行程を走り、もう一つは後半の約10Kmを走ります。
前半はTrinidad の町を抜けると約10Km の勾配のあるヒルクライムであり、後半は up and
down があるものの前半より勾配は緩やかとのことです。
Topes de Collantes までのルートは下のGoogle Map の通りです。
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Hotel Las Cuevas からTopes de Collantes までの走行ルート( ) (2018.11.07)
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全行程を走る組は8:00 にホテルを出発。
後続組は9:00 にサポートカーで出発して中間点の展望台(El Mirador) で先発組と合流して
走ります。
拙者は女性2 名と男性3 名とともに後続組に入り、ヒルクライムを避けました。
山にさしかかるとバスから見る限り猛烈な勾配の曲がりくねった激坂が続き半端じゃありません。
途中、別のサイクリングツアーのライダー達が休んでいました。
我々のツアーと同様にサポートカーがフオローしていました。
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坂道で休憩する別のサイクリングツアーのライダーとサポートカー (2018.11.07_9:59)
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先発組の何人かは自転車を押して上っています。
先発組に入らなくて良かったと思いました。
9:55、中間地点の展望台(El Mirador) に到着。
既にヒルクライムを終えたメンバーは水分を補給しながら休憩中ですが、次々に疲れ切って到着する
メンバーも。
我がグループからはBruce-san, teraki-san, tamma-san の3 名がここまで完走。
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展望台(El Mirador) のある中間点と休憩中の皆さん (2018.11.07_10:00～10:04)
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休憩後、全員が後半を走ります。
最初は下り坂で良かったのですが登り坂にさしかかりました。
一つ目の坂は登りきったのですが、続けて登り坂が延々と続きます。
拙者、途中でギブアップして自転車を押して登りました。
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| 激坂を上っていくジョアンナさん (2018.11.07_10:30) |
巨体のジョアンナさん、激坂もものともせずパワフルに上っていきます。
彼女はスコットランド組の若手、金融会社でアドバイザーをしているとか。
ヨットも趣味のようでロンドン近海でセーリングをするとのことです。
拙者、up hill の1/3は自転車を押して終着地点のTopes de Collantes にトウチャコ。
いやあ、これまでに初めて経験した長～い激坂でした。
それにしても、3 名の女性群は全行程の激坂を完走したのには驚きでした。
近くのレストランで昼食。
今日のサイクリングはこれでお終いなので缶ビール2 本も飲みました。
咽喉がカラカラだったのでしょうね。
キューバに来て初めてスープらしいスープを初めて飲みました。
美味しかったです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Topes de Collantes のレストランで昼食 (2018.11.07_12:10～13:00)
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昼食後は、近くにある大きな滝 Vegas Grande Waterfall の見物と希望者は滝壺で泳ぎも
できます。
バスで近くまで移動し、そこからガイドの案内で急勾配の下りの獣道を進みます。
森の中の一軒家のある場所で休憩。
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滝への道中の景色 (2018.11.07_14:05～14:15)
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歩いて5分くらいかと思いきや延々と谷へ降りて行きます。
途中、小さな小川も飛び石伝いに渡らなければなりません。
帰りが思いやられます。
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| 滝へ続く急勾配の石の坂道を下りる面々 (2018.11.07_14:46) |
30分もかかってやっとの思いで滝にとうちゃこ。
写真のように大きな滝でとてもビウティフル!!
メンバーの何人かは冷たそうな滝壺の中で泳いでいました。
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| Vegas Grande Waterfall の景観 (2018.11.07_14:48～14:58) |
ホテル Los Helechos Hotel にチェックインした後は、いつもの日課を終えて一休み。
19:00 ～、ホテル近くのレストランで夕食。
生演奏を聴きながら。
バイキングでしたが牛肉のステーキのサービスもありました。
キューバでは鶏肉か豚肉が主流でしたが、牛肉は初めてお目にかかりました。
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| 生演奏を聴きながらの夕食 (2018.11.07_19:15/19:31) |
このバンドの演奏はキューバン音楽ではなく純ラテンミュジックだったので聞き惚れました。
かって一世を風靡したメキシコの楽団 トリオ・ロス・パンチョスを思い出しました。
拙者、Besame Mucho をリクエストしましたが弾けないとのことで残念。
中座して我々のところに小さな籠とCDを持ってきて、チップか自分たちのCDを買ってくれときた
ものですから10CUCでCDを買ったりしました。
今日は大変疲れていたので22 時過ぎにはベッドに。
拙者の走行距離は約10Kmでした。
明日は小さな町 Manicaragua まで42Km のサイクリング後にSanta Claraまでサポートカー
で移動し、Che Guevara Memorial を見学予定です。
続く Diary / No.893－2018.12.16 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day7－2018.11.08)」
ベッドの上にあるエアコンの音であまり良く眠れなかったです。
なんとか寝ようとしたが空回り。
ハバナの時もそうでしたが、キューバのエアコンは旧式の静音タイプではないので困ったものです。
そんなことで、5:30 から寝床でスマホをいじっていました。
今日もご覧のように快晴。
このホテルでは、広い敷地内にホテルルームのある建屋が幾つか分散して立っています
敷地は公園風に奇麗に手入れされていました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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ホテル敷地の眺め
(2018.11.06_7:00)
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ホテルフロント/ レストランのある建屋(2018.11.06_7:02)
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宿泊した別棟 (2018.11.06_7:51)
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別棟のレストランまで歩いて朝食に。
ビュッフェスタイルです。
いまいち、食欲が無いですが、できるだけ食べるようにしました。
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今朝の朝食 (Las Cuevas Hotel) (2018.11.06)
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ホテルのある丘の上からトリニダード (Trinidad) の街とその向こうに広がるカリブ海がはっきり
望めます。
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Trinidad の街とカリブ海を望む (2018.11.06_7:02/8:33)
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8:00 ～、ガイド のWilly の先導でホテル前をスタートのサイクリング。
今日はUNESCO 世界遺産の町 Trinidad を巡ります。
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出発前のtamma-san とT.K-san (2018.11.06_8:40)
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ここで、Trinidad について簡単にご紹介しておきましょう。
・16世紀初頭にコロンブス船団の一員であり、その後初代キューバ総督になったスペインの
ディエゴ・ベラスケスにより築かれた石畳の古い家並みが残る美しいコロニアルタウン。
今ではハバナに次ぐ人気観光地のようです。
・17～19世紀半ばまで、この地域に作られたサトウキビのプランテーション(Sugar cane
plantation)で生産された砂糖の貿易とその労働力確保のために使った奴隷貿易により繁栄
した。
・19世紀半ばに奴隷制度が廃止されて以降は貿易は衰退したが、当時の繁栄を象徴する農園主
の邸宅や街並みはそのまま残されている。
・旧市街と広大なサトウキビ・プランテーションがあったロス・インヘニオス渓谷は、1988年に
世界遺産に登録されています。
・人口は≈ 75,600人 ( 2015年). (http://population.city/cuba/trinidad/)
[References] ・ トリニダ(キューバ) (Wikipedia)
・ディエゴ・ベラスケス・デ・クエリャル (Wikipedia)
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サイクリングルート、バス移動等(実績) は下のGoogle Map の通りです。
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トリニダード(Trinidad) を巡るサイクリングルート
 サポートカー(バス)で移動、 サイクリング走行ルート (2018.11.05) |
ホテルからTrinidad の街へ急勾配の坂を下っていきます。
左折してブエン・レティロ通り(Calle Buen Retiro) に入り、これに続く一般道シルキート・スール
(circuito Sur) を走ります。
比較的なだらかな up and down の舗装道をサイクリング。
舗装はそれほど良くなく所々に大きく陥没した箇所があり、それらを避けながら走りました。
約30 分走って、小高いビューポイントで休憩。
かなたには青いエスカンブライ山脈(Escambray Mountains) が連なり、その下には緑濃いロス・
インヘニオス渓谷(Valle de los Ingenios) が広がっています。
Willy によると、この渓谷は気候と土壌がサトウキビの栽培に最適だったようです。
1800 年前後には砂糖の生産量は世界一となりキューバの基幹産業となり、Trinidad と周辺地域
がその交易の中心地だったとのこと。
1980 年代までは大量の砂糖の生産/ 輸出国であったが、1990年代に入りソビエト連邦などの
社会主義国の崩壊と米国の経済封鎖などの影響で大量生産に必要な安価で重要な燃料や農業
機械の入手が難しくなり、機械化された中・南米諸国と価格的に太刀打ち出来なくなりその競争力
を次第に失っていったようです。
今では輸出量も落ち、国内で消費するラム酒向け等にサトウキビ栽培を続けているとのこと。
外貨獲得に砂糖の輸出とともに観光に力を入れているのはうなずけます。
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View point からロス・インヘニオス渓谷を見渡す (2018.11.06_09:05)
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画像をクリックすると大画面でご覧になれます
ガイドのWillyの説明を聞く面々↑
(2018.11.06_9:05)
休憩中の面々(2018.11.06_9:17) →
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 オールドカーの前で記念写真
(2018.11.06_9:22)
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休憩後、引き続きこの道をマナカ・イズナガ(Manaka Iznaga) 方面に向かいます。
照りつける強い日差しで汗がしたたり落ちてきます。
約30 分程でManaka Iznaga にトウチャコ。
ここで、搾りたてのシュガージュースのサービスを受けました。
スタンドの裏には簡易搾り機があって、長細い竹のようなサトウキビを入れると薄緑色のジュースが
出てきます。
これがシュガージュースなんです。
甘くて冷たいので走ってきたライダーにとっては一息つけます。
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スタンドでシュガージュースを入れる店主 (2018.11.06_10:07)
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シュガージュースを待つ面々
(2018.11.06_10:04)
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スタンド裏にある搾り機とサトウキビ (2018.11.06_10:10)
Photo by tamma-san →→
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一息つく拙者(2018.11.06_10:07)
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ここから左折して更に緩やかな up and down hill の道路を進むとコンダド(Condad) という
小さな村の小学校前に到着。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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コンダド小学校
(2018.11.06_10:35)
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学校前で休憩するライダー
(2018.11.06_10:35)
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学校前の道路の路肩にバイクを停車(2018.11.06_10:36)
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ガイドのWilly が学校の先生と話し合っています。
どうやら、我々のために小学校の見学を依頼しているらしい。
暫くすると許可がおりたらしく園内に案内されました。
女性の先生による学校の説明を受けて、Willy が早口のまくしたてるような英語で学校の概要や
キューバの教育システムについて話してくれました。
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二人の先生と代表の生徒と共に学校の説明をするガイドのWilly (2018.11.06_10:52)
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我々はお礼として100均で買って持ってきた日本製の鉛筆を小学生に差し上げました。
鉛筆はキューバの子供たちに喜ばれるそうです。
ここから引き返してManaka Iznaga へ。
拙者、咽喉が乾いていたので、先程のスタンドでシュガージュースを一杯。
一杯1CUC でした。
これから昼食までの約30分、自由散策の時間です。
あまり暑かったので、露店の土産屋で麦わら帽子を5CUCで買い暑さを凌ぎました。
この辺り一帯は19世紀初頭にスペイン人の大農園主アレホ・イスナーガ(Aleijo Iznaga) が
アフリカからの黒人奴隷を使ってサトウキビ・プランテーションを経営していた農園跡です。
農園主の邸宅、奴隷たちを監視するために使われた監視塔、バラコーネ(Barracone) 群と呼ば
れる奴隷居住区などがあり世界遺産として指定されています。
農園主のイスナーガ家の住居跡は現在、レストランになっています。
我々はこのレストランのホールでビールを飲みながら休憩。
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レストランの前庭
(2018.11.06_11:44)
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イスナーガ農園歴史を説明するイラスト
(2018.11.06_12:00)
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レストラン・ホールで休憩中の面々
(2018.11.06_12:00)
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昼食はこのレストランで。
ここでもキューバン音楽の楽団が奏でるミュージックを聞きながら。
スコットランドから参加の鉢巻き姿のスーさんがリズムに合わせて踊りだしたので大笑い。
学校の先生を定年退職した70 歳近くと思しき陽気なおばさん。
なかなかのエンタティーナーです。
地元ではジムに通っているそうで、サイクリングもパワフルでとても拙者は太刀打ちできませんね。
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昼食風景 (2018.11.06_12:35)
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楽団のリズムに合わせて踊りだしたスーおばさん (2018.11.06_12:45)
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レストラン近くにはイスナーガの塔(La Torre Manaca Iznaga) が立っています。
1816 年に建てられた7 階建て高さ45m の塔で、サトウキビ・プランテーションを360 度見渡せ奴隷
を監視していたそうです。
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マナカ・イスナーガの塔 (La Rorre Manaca Iznaga) (2018.11.06_13:23)
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レストランへの小道の両サイドには、この地域の名産品「ファゴッティング(Fagotting)」と言う
レース刺繍をあしらったクロスを売る露店がずらりと並んでいました。
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ずらりと並んだ白いクロスを売る露店群 (2018.11.06_13:24)
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昼食後、バスで Trinidad のセントラムに移動。
ここから、世界遺産の旧市街の中心部にあるマヨール広場(Plaza Mayyor) まで街歩き。
街並みはマヨール広場を中心にして放射状に広がっています。
石畳の細い路地にオレンジ色の瓦屋根のレトロな家が軒を連ねています。
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Trinidadの旧市街のマヨール広場に向け町歩き (2018.11.06_13:56)
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マヨール広場に着きました。
広場に面して淡いクリーム色の教会が。
サンティシマ教会 (La Iglesia Parroquial de la Santisima Trinidad or Church of
the Holy Trinity)と言い16世紀に建てられたそうです。
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サンティシマ教会 (2018.11.06_14:00)
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マヨール広場では、かって奴隷売買やサトウキビの取引が行われた場所だそうで、周辺には
栄華を誇った象徴でもある立派な建物(旧邸宅跡) が散在しています。
高いヤシの木がこの広場のシンボルです。
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サンシティマ教会と教会前の広場 (2018.11.06_14:05)
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更に街歩きを続けます。
石畳の道とパステルカラーの建物が続く街並みが美しい。
その街並みを幾つか。
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ボカ通り (Calle Boca) (2018.11.06_14:12)
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クリスト通り (Calle Cristo)
(2018.11.06_14:12)
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ボカ通り (Calle Boca)
(2018.11.06_14:14)
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ロサリオ通り (Calle Rosario)
(2018.11.06_14:23)
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教会に面したコーナーに建つ木製のバルコニーがある家の前にはバラのように赤い花が咲いて
いました。
後で分かったことですが、徒党の家(La Casa de los Consipiradores) と言う民族主義の秘密
結社のキューバのバラ(La Rose de Cuba) の会合場所だったそうです。
それで、赤いバラのような花が咲いていたんだ。納得!!
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徒党の家の庭に咲くバラのように赤い花 (2018.11.06_14:26)
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この後、約30分程の自由散策時間。
我々仲間は散策はこのくらいにして教会に面した階段広場にあるカフェへ。
オープンテラスでキューバン音楽を聞きながらモヒートを楽しみました。
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階段広場のカフェでモヒート (2018.11.06_14:34/14:38)
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サポートカーの駐車するサンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana) へ。
広場前には朽ちかけたサンタ・アナ教会(Iglesia de Santa Ana)があり、道端に停まっていた
馬車とともに何とも絵になる風景ですね。
広場には既にサポートカーのお腹から自転車が出され皆さんの戻りを待っていました。
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サンタ・アナ教会(Iglesia de Santa Ana)
(2018.11.06_15:05)
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サンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana) で
ライダーを待つ自転車 (2018.11.06_15:13)
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ここから静かな漁村La Boca を通り、アンコン半島(Ancon Peninsula) へ向け走ります。
Trinidad からLa Boca までは下りの坂、海岸べりは平坦な道が続き最高です。
Snorkeling Snack "La Batea" 前で休憩。
ここで、1時間の自由時間で自転車組と海水浴組に分かれました。
我々グループは他の組と共に海水浴。
岩場の海岸でしたが、暖かな海でとにかく海水が透明で快適です。
T.K-san はシュノーケリング用具をレンタルして潜っていました。
そのうち、女性軍も加わり小一時間ほど海水浴を楽しみました。
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アンコン半島のカリブ海で海水浴 (2018.11.06_16:00～16:08) (Photos by tamma-san)
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冷房の効いたサポートカーでホテルに帰着。
シャワーで体の塩抜きと洗濯をしてから、ベッドに横たわってしばしの休憩。
今日の走行距離は35Km でした。
20:00～、皆さんと歩いて旧市街にあるレストラン Taberna el Barracon へ。
夕食の最後にTrinidad の名物、カンチャンチャラを飲みました。
ラム酒にハチミツ、ライム、水を混ぜたカクテルで何と素焼きの器で出てきました。
爽やかで飲みやすいが少しアルコール度が強めでした。
像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| レストラン Taberna el Barracon でディナー (2018.11.06_20:25～21:55) |
今日は1日中、世界遺産の町Trinidad を満喫しました
明日はトリニダード(Trinidad) を離れ、エスカンブライ山脈(Escambray mountains) の
ヒルクライムでTopes de Collantes National Park まで走る予定です。
続く Diary / No.892－2018.12.14 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day6－2018.11.07)」
今日はキューバの南東にに位置するトリニダード(Trinidad) に移動します。
途中、ローカル・レストランで昼食後にホテルまでのサイクリングとのことです。
始めにそのルート(実績) をGoogle Map で示しておきます。
出発前に予測したルートと若干異なっていました。
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ハバナ(Habana) からトリニダード(Trinidad) への移動ルート
サポートカー(バス)で移動、サイクリング走行ルート (2018.11.05) |
7:00 起床、紺碧の空が広がっています。
7:30～、ホテル・レストランで朝食。
パン＋ハム×3＋ソーセージ×1＋卵焼き＋グレープフルーツ＋オレンジジュース＋カプチーノ。
部屋で出発の準備をしていたら、8:00出発で皆さんがバスで待っているので急いでとの呼び出し。
8:30 スタートと思っていたので慌てました。
8:15、Trinidad に向け出発。
Highway A1 を利用して約300 Km をサポートカー(バス)で移動します。
大型バスでゆったりしていて冷房も効いているので快適な旅です。
キューバのローカルの風景を車窓から楽しみました。
亜熱帯性サバンナ気候のカリブの国らしく背の高いヤシの木やシュロやバナナの木が見られるのが
特徴的です。
牛や馬が放牧された草原、耕地、サトウキビ畑やバナナ畑、果樹園などがあるものの、ほとんどが
未開の原野。
稀に、数軒～数十軒ほどの小さな村を見かける程度。
きっと、この国の人口密度は小さいだろうと思いました。
(2017年・世銀統計では、キューバ; 103.7 人/Km2, 日本; 333.5 人/Km2 で日本の1/3以下
でした。)
車窓の景色を幾つか。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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交通量の少ない高速道A1 (2018.11.05_09:34)
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草原地帯 (2018.11.05_09:39)
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延々と続くサトウキビ畑
(2018.11.05_09:42)
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農地で働く農夫
(2018.11.05_09:48)
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高速道路A1は片道2 車線。散発的にトラックや乗用車が走っているだけでガラガラの貸切状態。
たまに農耕用の馬車が走っていたりしてキューバらしいのでしょうか。
行先案内標識も見かけないしトールゲートは一つも無く、大きな町が無いということですね。
途中、高速道を出てAuguada のRanchon La Aguada でトイレとコーヒーブレーク。
トイレは有料で0.2 CUC、小綺麗なトイレでした。
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| Ranchon La Aguada で休憩 (2018.11.05_10:57) |
Ranchon La Aguada での休憩風景。
何故か牛像の展示がありましたが、この地域は牛の産地なんでしょうか?
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休憩風景 (2018.11.05_11:03～11:18)
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展示の牛像
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ここから、バスは高速道CS に入り、しばらくして南東の海岸沿いの一般道12へ。
再び車窓の景色を一つ。
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サトウキビ畑 (2018.11.05_12:53)
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グアヒミコ(Guajimico) とカミーロ シエンフェゴス(Carmilo Cienfuegos) という町の中間に
あるLa Vega というレストランで昼食。
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レストラン La Vega で昼食中の面々 (2018.11.05_13:12/13:24)
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チキンがメインディッシュのセット料理。
まずくて半分残しました。
ドリンクはビールを控えて炭酸水にしました。
ここからトリニダード(Trinidad) のホテルまでの36 Km のサイクリングです。
途中、中間点の18 Km 地点で休憩とのことです。
ビーチやヤシの林、海岸林、岩肌の入江がある海岸沿いの一般道12号線を走ります。
勾配はそれ程無いが、だらだらと長～いup and down hill が続きます。
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入江のビーチに架かる橋 (2018.11.05_14:50)
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前屈の姿勢でのペダリングですから、いやがおうにも強い日差しがまともに脳天に注いできて
熱中症になりそうで、頭からは汗がしたたり落ちてきます。
おそらく、気温約32 ℃ はあるでしょう。
リオ・オンド(Rio Hondo) 村に架かる橋を渡ると中間点の休憩地に着きました。
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Rio Hondoの入江に架かる橋 (2018.11.05_15:30)
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拙者、既に疲労困憊。
どうも体調が思わしくありません。
と言うことで、これ以上走るのをギブアップ。
こういう時はサポートカーがあると便利ですね。
スタッフのJohn にその旨申告すると自転車をバスに積み込んでくれました。
拙者は冷房の効いたバスに乗り込み着替えをして、バスの展望席に座って皆さんの走りぶりを
見物させてもらいました。
それにしても、あのオバはん連中は馬力がありストロングですね。
トリニダード(Trinidad) の入口にきました。
「ようこそ トリニダードへ(Bienvenidos a TRINIDAD DE CUBA)」、「世界遺産
(Patrimonio de la Humanidad)」 と記された文字が我々を迎えてくれます。
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トリニダード(Trinidad) の入口 (2018.11.05_16:42)
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Trinidad に入って間もなく、アクシデントに遭遇。
なんと、脚がつったのかT.K-san が側道の草むらに倒れて村人に介抱されていました。
直ぐに、スタッフのWilly とJoHnが飛んできて介抱。
落ち着いたところで彼も走るのを止めてバスに。
事なきを得て良かった良かった!!
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脚をつり介抱を受けるT.K-san (2018.11.05_16:44)
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スタッフの一人が最後尾のライダーに伴走し、その後方からサポートカーが徐行伴走してくれる
のでライダーは安心して走れます。
このツアーが安心・安全に配慮したツアーであることが理解できました。
Trinidad の街の高台にあるホテルに着いたのは既に薄明りの夕暮れ時でした。
ホテルの係員が用意してくれていた冷たいウエルカム・ドリンクが本当に美味しかった!
ホテルフロントにパスポートを出してチェックイン。
早速、シャワーを浴びて洗濯。
夕食までの1時間程、ベッドの上で体を休めました。
19:00～、レストランで夕食。
国内組とオーストラリアからの二人組でテーブルを囲み、クリスタルビールで Cheers!
お後はキューバンリズムの伴奏を聞きながら赤ワインを楽しみました。
勿論、輸入品のチリー(Chili) 産でした。
なぜか、食欲が無く野菜類やフルーツ中心の軽食にとどめました。
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| キューバンリズムを聞きながら夕食 (2018.11.05_19:17/19:34) |
明日はロス・インヘニオス渓谷(Valle de Los Ingenios) やトリニダード(Trinidad) を
サイクリング予定です。
続く Diary / No.891－2018.12.12 /
「キューバ・サイクリング旅行記(Day5－2018.11.06)」
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