今日はこのツアーで最も長い距離、73 Km を走ります。
時間はかかりますが、標高プロファイルの通り殆どup and down が無いので心配は要らない
ようです。
チェコとオーストリア国境に沿って走り、ヘヴリーン(Hevlín)という村から国境を越えて
オーストリアに入り、しばらくオーストリア国内を走った後、ヴィルデンデュルンバッハ
(Wildendurnbach) から再び国境を越えてチェコに入りミクロフ(Mikulov) ヘ向かうコースを
たどります。
ミクロフもズノイモと同様に南モラヴィア地方の有名なワインの産地であり、コースの
途上で豊かな実りのぶどう畑の中を進むことになります。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| ズノイモ (Znojmo)➡ミクロフ (Mikulov)・ルートマップ (2017.09.15) |
標高プロファイルは次の通りです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
06:45、起床。
今のお天気は快晴、気温13℃。
洗濯物はすっかり乾いていました。
07:45、出発準備を終えてペンション内の小さなレストランへ。
ここでは、レセプションとレストランとが兼用の部屋です。
オーナーのご夫婦とお手伝いの女性が朝食の準備中でした。
愛嬌のある主人が酒瓶と小さなグラスを持って寄ってきて飲むように勧めてくれます。
スターターとしてのリキュールでした。
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| 今日の朝食 (2017.09.15_08:00) |
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| リキュールを振る舞うオーナー |
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レストランのブッフェコーナ |
| (2017.09.15_07:50) (Photos by tamma-san) |
09:00、出発のためペンション前に集合。
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| ペンション中庭で出発準備中の面々 (2017.09.15_08:58) |
Znojmo 旧市街では明日からのぶどう収穫祭の準備が始まり、テントや特設ステージ、屋台などの骨組がちらほら。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ペンション前から眺めた旧市街の様子 (2017.09.15_09:08) |
09:10、スタート。
朝のZnojmo 旧市街を走るとゴシック様式の市庁舎の緑色の尖塔が青空にくっきり。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ズノイモ旧市街を走る面々 (2017.09.15_09:08) |
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青空に映える市庁舎の尖塔 |
マサリク広場前を通り、旧市街の門(?)を通過して市外に出て川沿いの地道を走ります。
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| マサリク広場の景色 (2017.09.15_09:12) |
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| 旧市街の門(?)を通過 (2017.09.15_09:15) |
しばらく走ると田園地帯の一角で不思議な光景に出くわしました。
見て下さい、何と枯れたヒマワリ畑なんです。
きっと、初夏の最盛期は見事な眺めだったのでしょうネ!!
今は終局を迎え、姿が一変していました。
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| 一面に広がる枯れマワリの畑 (2017.09.15_09:38) |
坂を上がって後ろを振り向くと、朝日に輝いたズノイモの町が綺麗に見えます。
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| ズノイモの町の遠景 (2017.09.15_09:41) |
10:20、スルプ(Slup) 村に入る。
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| スルプ(Slup) 村に入る (2017.09.15_10:20) |
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スルプ(Slup) 村の景色 (2017.09.15_10:21) |
近くのスルプの水車(Slup water mill) に立ち寄りました。
13 世紀に建てられたルネサンス水車です。
水車小屋には4つの現役の水車の車輪と推力機があり、ユニークな歴史的技術的記念物として
保存されています。
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| スルプの水車(Slup water mill) を見物 (2017.09.15_10:24〜10:30) |
しばらく、平坦なGreenway を走ります。
定番のトウモロコシ畑、褐色の耕地、ぶどう畑がランダムに現れます。。
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| ぶどう畑が広がる田園地帯 (2017.09.15_10:45) |
10:47、ヤロスラヴィツェ(Jaroslavice) の町に入る。
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| Jaroslaviceに入る (2017.09.15_10:45) |
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Jaroslaviceの町を走る面々 (2017.09.15_10:52) |
この町の広場のカフェでティータイムです。
拙者はオレンジジュース(28CZK) を一杯。
へえ〜、チェコではビールよりもオレンジジュースのほうが高いんですね。
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| 広場前のカフェのテラス席でティータイム (2017.09.15_11:12) |
11:20、リスタート。
Jaroslaviceの池を通過し、ディイー川を渡ってフラーデク(Hradek) 村に入ります。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Jaroslavice池を通過
(2017.09.15_11:26)
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フラーデク(Hradek) 村に入る (2017.09.15_11:38)
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フラーデク(Hradek) 村にて(2017.09.15_11:40)
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フラーデク(Hradek) を離れてしばらくの間、田園の地道を走ります。
その後、一直線の道と共に延々とトウモロコシ畑が続きます。
このトウモロコシ、食用と思いきや、Bruce-san によると飼料用とのこと。
畑に入って見てみると、実は既に乾燥しカチカチでした。
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| トウモロコシ畑と乾燥したカチカチのトウモロコシの実 (2017.09.15_12:07) |
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| どこまでも続く一直線の道とトウモロコシ畑 (2017.09.15_12:12) |
その直線の先にあるヘヴリーン(Hevlín) の街のHotel Zetocha で昼食。
先ずはビール、スターターにスープ、お後は久し振りのスパゲッティです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| Hotel Zetocha (2017.09.15_12:35) |
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昼食のスパゲッティ (2017.09.15_13:15) |
13:40、リスタート。
ナビゲーター役のオーストラリア勢の後塵を拝して走ります。
しはらく走ると町の看板やら道標がドイツ語表記に変わっています。
Google Map で位置を確認すると、我々は確かにオーストリア国内にいるのです。
いつのまにか、チェコとオーストリアの国境を越えていました。
14:00、国境に近いオーストリアのラー・アン・デア・ターヤー(Laa an der Thaya) の町に
入りました。 人気のある温泉町だそうです。
見て下さい、立派な市庁舎ですね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ラー・アン・デア・ターヤー(Laa an der Thaya)の市庁舎 (2017.09.15_14:02) |
Laa an der Thayaを離れ、オーストリアの田園地帯を走っているとこんな畑が。
そうなんです、広いカボチャ畑に無数の果実。
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| 広いカボチャ畑にて (2017.09.15_14:52) |
屋根にソーラパネルのある家々が見えてきました。
まもなくして、ヴィルデンデュルンバッハ(Wildendurnbach) 村に入りました。
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Wildendurnbach 村に入る
(2017.09.15_15:06)
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この辺りのGaldenberg 地域はワインの産地です。
と云うことで、寄り道をしてKeller Gasse の方へ。
ぶどう畑が広がっていて、丘の上にはぶどう農家らしき集落が。
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| Keller Gasse に入る (2017.09.15_15:17) |
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ぶどう畑を望む (2017.09.15_15:19) |
と云うことで、ワイナリーのありそうな丘の上の集落へ上っていきましたが、貯蔵庫らしきものがある
だけでワイナリーもレストランも無かったので元のルートに入りました。
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| ワイン集落へのウエルカムゲート (2017.09.15_15:20) |
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| ワイン集落の景色 (2017.09.15_15:25) (Photos by tamma-san) |
引き続き、ぶどう畑の広がる田園地帯の中の道を走ります。
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| ぶどう畑の広がる田園地帯 (2017.09.15_15:30) |
オーストリア側から国境を通りチェコに入り、直ぐ近くのノヴィー・プジェロフ(Nový Přerov) 村の
前で右折して国境線に沿ってミクロフ(Mikulov) ヘ向かいます。
勿論、両国ともEuro 加盟国であり国境通過はフリーパスです。
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| オーストリア➡チェコ国境に入る (2017.09.15_15:54) |
約30 分程走ると自転車道の先にミクロフ(Mikulov) の町が見えてきました。
山の上には巡礼の聖地、聖セバスチャン教会とその鐘楼が建ち、下の街では赤い屋根と
緑の尖塔のミクロフ城がランドマークのように腰を据えています。
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| ミクロフ(Mikulov) の町を眺む (2017.09.15_16:26) |
Znojmo からずっとフラットだったコースもミクロフの旧市街に入ると上りとなります。
16:57、石畳の坂道の途中にあるHotel Templ にトウチャコ。
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| Hotel Templ にトウチャコ (2017.09.15_16:57) |
ホテル付近の眺めです。
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| ホテル付近の景色 (2017.09.15_17:05) |
夕食のため街に出てお目当てのレストラン2 店を訪ねましたが、いずれも満席。
やむなく、ホテルに戻りそのレストランへ。
Andrew-san は未だ不調で大事をとって欠席です。
拙者は、スープ＋ポークステーキを毎度のことながらビールと赤ワインで楽しみました。
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今日の夕食 (2017.09.15_20:56)
( Photo by tamma-san) |
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tamma-san によると、今日の走行距離は72.6 Kmとのこと。
殆どアップダウンが無かったから走れたのかもね。
明日は、オーストリアのミステルバッハ(Mistelbach) が終着地。
現地通貨はユーロです。
それで、夕食の支払いはチェコクローネを持っている人だけで済ませ、明日の支払いは今日
支払わなかった人がユーロで支払うことに。
これで、チェコクローネを残すことがなくなります。
拙者、1,500 CZK を供出してスッキリしました。
22:30、疲れたので早めの就寝となりました。
続く Diary / No.831－2017.11.05 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第12日目－9月16日)」
ツアー6 日目です。
南モラヴィア地方の自然豊かなポディイー国立公園 (Narodni park Podyji)を走り、古都
ズノイモ(Znojmo) へ。
ここは上質なワインの生産地でもあるようです。
今日のルートは標高プロファイルを見ると距離はあまりないですが up and down の連続ですね。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| ヴラノフ・ナトディイー(Vranov nad Dyji)➡ズノイモ(Znojmo)・ルートマップ (2017.09.14) |
標高プロファイルは次の通りです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ⇧ Vranov nad Dyji Znojmo ⇧ |
07:35、起床。
部屋の窓から青い空が見えます。
スマホでお天気予報を見ると、ここVranov nad Dyjiも目的地のZnojmoも日中の気温は
20〜23℃で久し振りに気温が上がるようです。
長袖から半袖サイクリングシャツに着換えました。
チェコに来てから半袖シャツで走るのは初めてです。
08:00〜、朝食。
このテルレストラン、コーヒーは昔タイプの粉のコーヒーをお湯に溶かすタイプで驚きました。
ホテル前からは、美しいお城 (Vranov nad Dyjí Chateau) が青空に映えて見えます。
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| ホテル前から眺めたお城 (Vranov nad Dyjí Chateau) (2017.09.14_09:04) |
倉庫から自転車を出して出発準備。
Andrue-san は体調不良とかでZnojmo までタクシーで移動するとのこと。
昨夜の食事がよくなかったのかな?
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| 出発準備をする面々 (2017.09.14_09:09) |
09:15、ズノイモに向け出発。
舗装された車道でしたので良かったのですが、いきなりの激坂です。
坂の上からの絶景で心も癒されます。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ズノイモの町とお城 (Vranov nad Dyjí Chateau) の絶景 (2017.09.14_09:28) |
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| お城の拡大写真 (2017.09.14_09:28) |
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長閑なターヤー川沿いの景色 |
今日二つ目の長〜い激坂を上がったオンショフ(Onsov) で休憩し位置を確認。
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| 激坂を上りきった所で休憩がてらナビゲーション (2017.09.14_09:48) |
しばらく、野菜畑に囲まれた田園地帯を走ります。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 野菜畑に囲まれた田園地帯を走る (2017.09.14_09:59) |
ここからいよいよポディイー国立公園 (Narodni park Podyji) の森の中にに入ります。
道標のあるところで休憩。
チージョフ(Čížov) まで1.5 Km のようです。
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森の中の道標のあるところで休憩 (2017.09.14_10:19)
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チージョフ(Čížov) の村にある東西冷戦時の遺物「鉄のカーテン」を訪れました。
これは、1950‐1980 年代の冷戦期にソビエト連邦が東欧諸国の共産主義政権を統制し、西側
諸国との往来を禁止するために東ドイツ・チェコスロバキア・ハンガリー・ユーゴスラヴィアの西側
国境近くに設置した鉄条網のフェンスです。
フェンスの先には高い監視塔も見えます。
よくこんなものを作ったものですね。
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| チージョフ(Čížov)の村に残されている「鉄のカーテン」の遺構 (2017.09.14_10:31) |
ホルニー・ブジェチコフ(Horni Breckov) 村に入りました。
広大な野菜畑の中の真っ直ぐに伸びる並木道を走ります。
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| ホルニー・ブジェチコフ(Horni Breckov) 村に入る (2017.09.14_10:54) |
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| 野菜畑の中の真っ直ぐに伸びる並木道 (2017.09.14_11:06) |
ルコフ(Lukov) 村に入る。
村の中にこんな祠(ほこら)があり覗いて見たらこんな写真が祀られていました。
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| ルコフ(Lukov) 村に入る (2017.09.14_11:09) |
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| Lukov 村にあった祠とその内部 (2017.09.14_11:11) |
ポドモリー(Podmoli) 村の外れの掘立小屋のスタンドでティータイム。
皆さんはコーヒー、拙者はやはりビールにしました。
スタンド前の小池には釣り糸が垂れていて実に長閑なカントリー風景ですね。
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| Podmoli 村のスタンドでティータイム (2017.09.14_12:17) |
スタンドを出てからしばらく走ると再び森の中へ。
ダブルトラックの舗装道路です。
森の中にも細かなアップダウンがあります。
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| 森の中のダブルトラックの舗装道路 (2017.09.14_12:39) |
右手に視界が開け、断崖絶壁の下にあのディイー川の流れが見えだしました。
ディイー川はヴラノフ・ナト・ディイー(Vranov nad Dyji) からポディイー国立公園に沿って
ズノイモ(Znojmo) ヘ流れています。
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| ポディイー国立公園に沿って流れるディイー川の流れ (2017.09.14_12:50) |
なおも走ると、南モラヴィア地方のぶどう畑が現れます。
チェコで最古に数えられるショべス(Šobes) 葡萄園です。
南向きの斜面と土壌の質がぶどう栽培に理想的な条件を作り出しているそうです。
この先には小さな小屋があります。
シーズンになるとワインの販売やワインの試飲もできるそうですが、残念ながら今日はクローズ。
ぶどう畑では熟した実が穫り入れを待っているようでした。
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| ショべス(Šobes) 葡萄園にて (2017.09.14_13:06) |
葡萄園とおさらばすると、Greenwayは少しの間ですが、こんな石畳の坂道です。
速度を抑えスリルを味わいながら下りました。
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| 石畳の坂道のGreenway(Šobesにて) (2017.09.14_13:07) |
この先でディイー川に架かる吊橋を渡ります。
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| ディイー川に架かる吊橋 (2017.09.14_13:12) |
しばらく森の中を走るとポディイー国立公園は終わり、ぶどう畑の田園地帯が広がっています。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 森の中でナビゲーション(2017.09.14_13:26) |
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ぶどう畑の広がる田園地帯 (2017.09.14_13:53) |
田園の中に小さな古墳状のトーチカ発見。
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| 田園の中に小さなトーチカ発見 (2017.09.14_14:06) |
14:09、シャトフ(Satov) の町に入る。
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| シャトフ(Satov) の町に入る(2017.09.14_14:09) |
この町のワイナリーのレストランで昼食にしました。
長屋風の建屋の前に駐車し、土塀の門をくぐるとレストランが。
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| ワイナリーのレストランへ向かう (2017.09.14_14:14) |
今日立ち寄ったショベス(Šobes)葡萄園を所有するZnovin Znojmoというワイナリーの
レストランです。
ぶどう棚の下にあるテラス席に座り先ずはビールで乾杯。
お後は勿論、地ワインZnovin Znojmo を楽しみました。
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| ぶどう棚の下のテラス席で昼食休憩 (2017.09.14_14:14) |
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| 地ワインZnovin Znojmo を楽しむ (2017.09.14_14:48) |
昼食後、カプチーノを飲んでいると急に空模様がおかしくなり風も出てきました。
15:55、リスタート。
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| ワイナリーレストランZnovin Znojmo (2017.09.14_15:55) |
ここから本日の終着地ズノイモへ向かいます。
風は益々強くなり走っていても飛ばされそうになります。
悪いことに雨も降りだしてきました。
乗用車や大型トラックなどがハイスピードで通り過ぎて行くのですごく危険なので、遠回りです
が車の少ない迂回路を走ります。
ディイー川に沿って懸命にペダリング。
ズノイモの旧市街に入ると石畳の激坂が続きます。
ズノイモはディイー川の左岸に面した切り立った露頭の上にあるからです。
路面は滑りやすくなっていて危険ですので自転車を押して歩きました。
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| ズノイモ旧市街を自転車を押して歩く面々 (2017.09.14_17:15) (Photo by tamma-san) |
17:20、やっとこさ、ペンション(Penzion Austis) にトウチャコ。
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| ペンション(Penzion Austis) (2017.09.14_17:25) (Photo by tamma-san) |
雨で身体が冷え寒かったので直ぐに部屋の暖房を入れ、ロープを張って濡れたサイクリング
ウェアを吊り下げてしました。T.K-san と交代でシャワーをして体を温めなから下着の洗濯。
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地ビールで乾杯
(Photo by tamma-san)
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しばらくベッドで体を休めました。
19:00〜、近くの高級そうなレストランへ夕食に。
雨は既に上がっていましたが、夕方ともなると冷え込みますね。
いつものように地ビールで乾杯した後は地のワインをシェア。
この高級レストランにしてビール(0.3 L) は27 CZKですよ。
ホント、安いですわ!
このレストラン、今日はSteak dayとのことでステーキが
お得なようです。
それで、拙者はスターターにコンソメスープ、そしてメイン
デッシュに Steak with grilled potatos。
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| 今日のディナー (2017.09.14_20:16) |
いやぁ美味しかったです。
お代はチップ込みで550CZK でした。
夜のズノイモの街の通りです。
この時間ともなると、やはり人通りがなく静かなものです。
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| 人通りがなくなったズノイモの街の通り (2017.09.14_21:42) |
ホテルに戻ると、暖房した部屋で洗濯物の下着類は既に乾いていたので助かりました。
今日も早めの22:45 に布団にもぐりました。
明日はミクロフ(Mikulov) ヘ向かいます。
続く Diary / No.830－2017.10.30 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第11日目－9月15日－)」
今日は先ず、南モラヴィア地方の世界遺産・テルチ(Telc) のザハリアーシュ広場から南下し、
幾つもの平和な村や町を通過して南ボヘミア地方のピーセッネー・ナト・ディイー(Pisecne nad Dyji)
まで走ります。
その間、素晴らしい眺めの高原地帯も通過します。
Pisecne nad Dyji から、プラハとウィーンを結ぶ「Greenway(419 Road)」でオーストラリア
国境に沿って第2 次大戦時代の遺物を眺めながらウエルチツエ(Uhercice) まで走ります。
ここでGreenway を離れ、コロルビ(Korolupy)、オスルノヴィツェ(Oslnovice) という村を
通り、ターヤー(Thaya)[別名、ディイー(Dyji)]川の渓谷を見おろす山道を抜けて自然豊かな
ボディイー国立公園 (Narodni park Podyji) の西端に位置するヴラノフ・ナト・ディイー (Vranov nad Dyji)まで。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| テルチ(Telč)➡ヴラノフ・ナトディイー(Vranov nad Dyji)・ルートマップ (2017.09.13) |
標高プロファイルは次の通りです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
06:30、起床。 今日は走行距離が長いので早めの起床です。
ネットの天気予報では、今朝の気温8 ℃、快晴。 正午には17 ℃まで上昇とのこと。
Hotel Anton では屋根裏のツインルームで、TV は見ていないですがアナログTV。
今どき、珍しいですね。
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| 屋根裏のツインルーム (2017.09.13_07:58) |
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ルームのアナログTV (2017.09.13_07:58) |
出港準備を済ませてホテルレストランへ。
これが今日の朝食です。
毎日、ほとんど代わり映えしまんね。
08:30、ホテルをスタート。
よく晴れています。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| Hotel Anton (2017.09.13_08:20) |
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ホテル前の広場 (2017.09.13_08:20) |
通り道で世界遺産の旧市街広場 ザハリアーシュ広場 (Zacharias z Hradce Square) を見物。
石畳の広場の周りには、16 世紀に建てられたというパステルカラーの美しいルネッサンス様式の
家並みがあります。
ほぼ同じ高さに統一された建物の1 階はアーケードで繋がっています。
保存状態が良いですね。
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| ザハリアーシュ広場の広角写真 (2017.09.13) (Photo by tamma-san) |
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| ザハリアーシュ広場の眺め (2017.09.13_08:35) |
聖母マリア像 (2017.09.13_08:36) |
広場を離れてテルチ近くの湖沼を眺めながら支線の40618 road を南下。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| テルチ近くの池 (Staroměstský rybnik) (2017.09.13_08:44) |
トウモロコシ畑の広がる田園地帯を走り、最初の村 ラドコフ(Radkov) を通過。
この時季、収穫を待つトウモロコシ畑はチェコの田舎の定番の風景のようです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| トウモロコシ畑 (2017.09.13_08:53) |
ラドコフ(Radkov) を通過(2017.09.13_09:05)
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09:16、チェルニーチュ(Cernic) 村に入り、休憩がてらナビゲーション。
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チェルニーチュ(Cernic) 村に入る
(2017.09.13_09:16) |
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チェルニーチュ(Cernic) 村で休憩
(2017.09.13_09:18)
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10:00、マリー・プイェチーン(Maly Pecin) 村に入る。
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マリー・プイェチーン(Maly Pecin) に入る (2017.09.13_09:59)
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Maly Pecin の村中を走る面々
(2017.09.13_10:00) |
10:11、ダチツェ(Dacice) の町に入る。
Europe Bike Tours によると、1843 年にこの町の製糖所が角砂糖の生産方法を発明し世界的に
知られるようになったとのことです。
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| ダチツェ(Dacice) の町に入る (2017.09.13_10:11) |
この町のCafe Kostka に入りティータイム。
なかなかお洒落なEspresso とのケーキセットで小休止。
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| Cafe Kostka に入りティータイム (2017.09.13_10:17) |
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| Cafe 内で (2017.09.13_10:19) |
お洒落なケーキセット
(2017.09.13_10:30)
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InachanとT.K-san
(2017.09.13_10:31)
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カフェから少し走るとDacice の町のセントラムに。
思ったよりも大きな町、ホテルもあります。
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| Dacice のセントラムに向かう (2017.09.13_10:43) |
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| Dacice のセントラムの景色 (2017.09.13_10:45) |
ここから、Road 4086 に入り、フラディシュチコ(Hradistko)、ヴノロヴィツェ(Vnorovice)、
スタレー・ホブジー(Stare Hobzi) 村を通過し、ノヴェー・ホブジー(Nove Hobzi) 村に入り休憩。
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| VnoroviceとStare Hobziの間の長閑な田園地帯の眺め (2017.09.13_11:34) |
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| Stare Hobzi 村に入る (2017.09.13_11:48) |
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村の一角で休憩 (2017.09.13_11:49)
(Photo by tamma-san) |
12:05、ノヴェー・ホブジー(Nove Hobzi) 村に入る。
廃屋の前でナビゲーション休憩。
今日もオーストラリア勢がナビゲーターで彼等にまかせています。
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| Nove Hobzi 村に入る (2017.09.13_12:05) |
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廃屋の前で休憩中の皆さん
(2017.09.13_12:07)
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ナビゲーション中のBruce-san
(2017.09.13_12:07)
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続いてモドレティツェ(Modletice) 村を通過し、12:30、オーストリアとの国境に近い町
ピーセツネー・ナト・ディイー(Pisecne nad Dyji) にトウチャコ。
ここから国境沿いに、プラハとウィーンを結ぶ自転車ルート「Greenway(Road 409)」 を走ります。
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| Pisecne nad Dyjiの町 (2017.09.13_12:32) |
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Pisecne nad Dyjiの町を離れる
(2017.09.13_12:38) |
Greenway上のジュパノヴィツェ(Zupanovice) 付近でトーチカ発見。
World WarⅡ初期の増大するナチス・ドイツ軍の脅威に対抗する国境防御施設として、当時の
チェコスロバキア(Czechoslovak)により建造されたが、一度も使われていないそうです。
現在は観光客のために保存されています。
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| Zupanovice付近のト-チカを見物 (2017.09.12_12:56) (Photos by tamma-san) |
国境沿いの田園地帯の風景です。
大平原の向こうにはやはりトウモロコシ畑が見えます。
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| オーストリア国境方面の田園地帯の眺め (2017.09.13_13:09) |
ランツィージョフ(Rancirov)、ヴラチェニーン(Vratenin) 村を通過。
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| Rancirov村を通過 (2017.09.13_13:16) |
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Vratenin 村に入る
(2017.09.13_13:49)
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Vratenin 村の景色
(2017.09.13_13:50) |
Vratenin 村を走る
(2017.09.13_13:51) |
14:00、ウヘルチツェ(Uhercice) 村に入りました。
村のレストラン HOSTINEC に入り遅い昼食です。
拙者は、大ビール、チキンスープ、ダンプリング付きポークステーキ。
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| ウヘルチツェ(Uhercice) 村に入る (2017.09.13_14:00) |
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レストランに入る
(2017.09.13_14:02)
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レストランからの村の眺め(2017.09.13_14:02)
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テラス席でランチ(2017.09.13_14:35) |
出発の頃に小雨が降り始めたので急いでカッパ支度。
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| レストラン前でカッパの支度 (2017.09.13_15:23) |
Uhercice 村からGreenwayを離れてRoad 411を終着地Vranov nad Dyji に向け進みます。
コロルピ(Korolupy) 村の教会の前でナビゲーション休憩後、田園にある長〜い急勾配の坂道を上り
オスルノヴィツェ(Oslnovice) 村に入ります。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Korolupy 村の教会の前でナビゲーション小休止(2017.09.13_15:44)
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KorolupyとOslnovice間の急坂を上る
(2017.09.13_15:52) |
オスルノヴィツェ(Oslnovice)、ビソチャニ(Vysocany)村を通過するとU 字形の激坂の
up and downです。
絶壁の山道から眺めるターヤー(Thaya) 川[別名、ディイー(Dyji) 川]の渓谷は素晴らしい!
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| Oslnovice村を通過 (2017.09.13_16:04) |
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Dyji 川]渓谷の眺め (2017.09.13_16:13) |
なにやら、山上の森の中にシャトー風の建物が。
スマホでGoogle Map を見るとビトフ城(Bitov Castle) とのことでした。
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| ビトフ城(Bitov Castle) を眺める (2017.09.13_16:13) |
広大なカボチャ畑が現れました。
沢山の黄色いカボチャが取り入れを待っているようです。
ここにはカラスがいないのかな。
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| 広大なカボチャ畑 (2017.09.13_16:57) |
17:00、ランチョフ(Lancov) の町で休憩。
道標の通りウ゛ラノフ・ナト・テ゛ィイー(Vranov nad Dyji) まで残り5 Km になりました。
Mapを見ると終着地まで下り坂なのでルンルン気分です。
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| ランチョフ(Lancov) の町で休憩する面々 (2017.09.13_17:02) |
そして、17:24、今日の終着地Vranov nad Dyj iのホテルZámecký hotel にトウチャコ。
ホテル前の山の上にはお城 (Vranov nad Dyjí Chateau) が。
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| ホテル前の山の上のお城 (Vranov nad Dyjí Chateau) (2017.09.13_17:24) |
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| Zámecký hotel (2017.09.13_17:24) |
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ホテル横の駐輪場 (2017.09.13_17:33) |
今日は激坂の up and down もある距離のあるルートで、さすがに疲れました。
走行距離は 65.2 Km とのことです。
Check-in 後、自転車を倉庫に入れてホテルルームでシャワーと洗濯を済ませてスッキリ。
19:00〜、ホテル内のレストランで夕食。
Bruce-san がスマホで近くの幾つかのレストランの評価を調べたが、どこも評価が低いので
このレストランになったとか。
このレストランの給仕係も愛想が無いですね。
概して、チェコのレストランの人は無愛想です。
もっとお客にはフェイスサービスも欲しいものですね。
拙者は、Soup＋Beef steak with boiled potatos＋Vanilla icecream をチョイス。
勿論、いつものようにビールの後は赤ワインをシェアして。
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Beef steak with boiled potatos
(2017.09.13_19:41) |
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Vanilla ice cream (2017.09.13_20:16) |
21:05、久し振りにWife に電話を入れようとしましたが、日本は朝の 04:05、まだ夢の中だと
思い止めました。
ということで、就寝となりました。
明日は南モラヴィア地方のズノイモ (Znojmo) まで走ります。
続く Diary / No.829－2017.10.28 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第10日目－9月14日－)」
今日は南ボヘミアを離れ、チェコのカナダ(Czech Canada)と呼ばれるかなり丘陵の多い
標高 500〜700 m のボヘミア-モラヴィア高原(Bohemian-Moravian highlands) 地帯を
通り、ルネッサンスの町テルチ(Telc) まで45 Km を走ります。
Czech Canadaという名前は、多くの深い森や数え切れない程の池や湖があるこの地の自然
景観の特徴や肌寒い気候に由来しています。
このルートは少し起伏のあるカントリーサイドの間をクネクネと通り抜けています。
テルチまでの全行程を1113 Greenways上を走ります。
ストルミロフ(Strmilov) から丘陵の勾配は一層険しくなります。
森の中にある村、スヴィエトラー(Svetla) とムラーコティーン(Mrakotin) 間のナビゲーションには
注意を払い、道路標識やマップに従うことが必要であるとのこと。
テルチ(Telc) はチェコで最も美しいルネッサンス様式の建物の多い町と言われ、ユネスコ世界遺産
に登録されています。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| インジリフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)➡テルチ(Telč)・ルートマップ (2017.09.12) |
標高プロファイルは次の通りです。
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| ⇧ Jindřichův Hradec Telč ⇧ |
07:15、起床。
08:00〜、朝食。 このペンションの食堂は狭いですが一応バイキング方式です。
賄いのお姉さんがスクランブルエッグや目玉焼きなどを作ってくれたりして家庭的です。
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| サイクルペンションKaser での朝食 (2017.09.12_08:10) (Photo by tamma-san) |
収納スペースから自転車を出して中庭で出発の準備。
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| ペンションの中庭で出発の準備 (2017.09.12_08:38) |
出発前に近くのお城の見学に行くとのことで一旦荷物類は部屋に。
08:45、皆さんと歩いてお城へ。
このお城、Statin Hrad a Zamek と言いボヘミア地方で3 番目に大きなお城だそうです。
09:00 オープンのためお城の館内は見学出来なかったので、中庭を散策しながら一周。
白い壁の建物でお城というよりは学校のような雰囲気。
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| Statin Hrad a Zamek の眺め (2017.09.12_08:) (Photos by tamma-san) |
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Statin Hrad a Zamekの鳥瞰図
(2017.09.12_08:) |
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Statin Hrad a Zamekの礼拝堂
(2017.09.12_09:02) |
お城の中庭に咲いていた花を幾つか。
日本では見られない花でした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| お城の中で咲いていた花 (2017.09.12_08:58〜09:12:) |
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| Statin Hrad a Zamek の一角で記念写真 (2017.09.12_09:15) |
お城の近くにあったパステルカラーの建物群、窓辺の花壇の花が素敵ですね。
パステルカラーの建物の窓辺の花壇の花
(2017.09.12_09:14) |
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お城の見学を終えていざ出発という時に大事件発生。
ペンションの部屋の鍵を返却しょうとしたら無いのです。
確かに、拙者、お城見学へ行く前に荷物類を一旦部屋に入れて鍵をかけたことを覚えています。
ポケットにも腹巻にもフロントバッグにもありまん。
同室のT.K-san に尋ねたら、「預かっていない。」と断言されます。
ペンション内のどこかに置き忘れたか、お城見学の時に落としたかのいずれかです。
大きな飾りの付いた鍵でしたので落とせば気が付くはずです。
自分が動いた場所を探しても見当たりまん。
念のために、Bruce-san、tamma-san、T.K-san の協力を得て、お城へ探しに一回りしましたが
見つかりません。
この事件が大事件なのは、鍵にはルームキーとペンション玄関のドアキーがセットになって
いたからです。
ペンション管理人のお姉さんによると、遺失者はこのペンション内の全ての鍵を取り換えなくて
はならないとのことです。
つまり、その費用を弁償しなくてはならないのです。
取り敢えず、マスターキーで部屋を開けてもらい荷物を取り出しましたが、後の処理はバイク
ツアー会社と相談し、必ず弁償するからとお姉さんに約束して出発することに。
10:00、スタート。
予定より出発の時間が遅れ、皆さんに迷惑をかけてしまいました。
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| 出発を待つBernie-san、Bruce-san、David-san (2017.09.12_10:00) (Photo by tamma-san) |
ペンション内を離れて1113 Greenway にでると大きな湖。
Jindrichuv Hradec の町の中心にあるヴァイガル湖(Vajgar) です。
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| ヴァイガル湖(Vajgar) を望む (2017.09.12_10:01) |
しばらく、田園地帯をなだらかに通る狭軌道の線路に沿って走り、10:41、ブラジェヨフ(Blazejov)
村を通過。
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| 田園地帯にあるブラジェヨフ(Blazejov) 村を通過 (2017.09.12_10:41) |
走っていても鍵の紛失問題が走馬灯のようによぎります。
ペンション内のどこかにあるはずだとか、旅行の前にかけた旅行保険から穴埋め出来るのだろう
かとか出てこなかった場合のことも。
考え事をしながら走っていて、転んで二次災害でも引き起こしたら大変です。
なるべく忘れるように心掛けました。
11:10、ヴルチツェ(Vlcice) の村で休憩。
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| ヴルチツェ(Vlcice) の村で (2017.09.12_11:12) |
11:28、ストルミロフ(Strmilov)の町に入り休憩。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ストルミロフ(Strmilov) の町に入る (2017.09.12_11:29) |
この田園地帯では比較的大きな町です。
交通の要衝でしょうかローカルバスも走り、道路標識には多くの行先表示が。
スーパーマーケットで補給用のAqua Water (15.4 CZK)とCocaCola (11.9 CZK) を買い休憩。
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| Strmilov の町の広場にトウチャコ (2017.09.12_11:30) |
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町の広場のバス停
(2017.09.12_11:33) |
多くの行先表示のある道路標識(2017.09.12_11:34)
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休憩中のBruce-sanとtamma-san (2017.09.12_11:49)
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12:00 リスタート、12:17 Palupin 村を通過し、12:25 ホルニー・ドヴォルツェ(Horni Dvorce)
という村に入る。
道端にレストランの客寄せ看板が出ていたので入ることに。
田舎の小さな HOSPODA NA STATKUというレストランというよりは食堂ですね。
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| Horni Dvorce のレストランHOSPODA NA STATKU (2017.09.12_12:29) |
店内のショーケースにはハム、ソーセージなどの乳製品が。
チャーミングな若女将によると、実は羊やヤギの牧場も持っていてその乳製品の売店も兼ねて
いるとのことです。
お店のディスプレイでは、搾乳から乳製品が出来るまでのプロセスについての映像が流れています。
全ての工程で女将自身が携わっていたのには驚きました。
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| HOSPODA NA STATKUのショーケースには自家製乳製品が (2017.09.12_12:33) |
チーズとボイルドソーセージにビール(0.3 l) 2 杯が拙者の昼食です。
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| 当店自家製のソーセージとビールで昼食 (2017.09.12_12:58) |
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出てきた鍵! (2017.09.12_13:15)
(Photo by tamma-san) |
昼食を済ませてお勘定の時に思ってもみなかったハプニン
グです。
T.K-san がにっこり笑いながら大声で「あったぁ!」と叫ん
だのです。
なんと、問題の鍵が彼の腹巻に入っていたと。
オイ、オイ、オイ、オイ!
とは言いながら、ホントに良かったです。
心配事も無くすっきり走れますね。
と云うことは、自分が部屋をロックしてから彼に鍵を渡して
いたのですね。
歳をとると忘れっぽくなり困ったものですね。
この後、若女将にお願いしたら快く羊牧場を案内してくれ
ました。
なんと、店の裏側が牧場の一角で羊の畜舎などかありました。
なんでも、1,000 頭も羊を飼っているそうです。
ところで、この畜舎で飼われているのは羊なんでしょうか、それともヤギ(山羊)なんで
しょうか?
拙者には見分けがつきません。 皆さんはどちらと思いますか?
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 案内してもらった牧場 (2017.09.12_13:27〜13:43) |
お店を離れる前に若女将と記念写真してパワーを貰いました。
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| 若女将を挟んで記念写真 (2017.09.12_13:50) (Photo by tamma-san) |
この後、ザフラードキ(Zahradky)、ドマシーン(Domasin)、ホルニー・ポレ(Horni Pole) の村を
通り抜け、14:43 スヴィエトラー(Svetla) 村に入りました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| DomasinとHorni Poleの間の森林地帯を行く (2017.09.12_14:03) |
Svetla村に入る
(2017.09.12_14:43) |
スヴィエトラー(Svetla) 村を出て急勾配の下りの山道に入りました。
が、道を間違えたようです。
道が途絶えていたのです。
後で分かったことですが、たしかにEUROE BIKE TOURSの資料では、このSvetlaと
ムラーコティーン(Mrakotin) の区間でのナビゲーションには注意を払うように警告して
いました。
推奨のコースから外れたものですから、悪路が続きます。
草道だったり林道だったり。
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| 草道を走る (2017.09.12_14:50) |
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林道を走る (2017.09.12_15:22) |
石ころだらけの急峻な坂道では、ブレーキをかけながら慎重に下りました。
スマホのGoogle Mapの力を借りて幹線道路に出ることが出来ました。
再び1113 Greenway に入り、チャーストコヴィツェ(Castkovice) を通過し、15:53
ホスチェティツェ(Hostetic) 村に入りました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Mrakotinを通過
(2017.09.12_15:37) |
Castkoviceに入る
(2017.09.12_15:43) |
Hosteticに入る
(2017.09.12_15:53) |
Hostetic からテルチ(Telc) までは下り坂で、ここから遠くにテルチの町が見えます。
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| Hosteticからテルチ(Telc) の町を望む (2017.09.12_15:43) |
16:15、Hotel Anton にトウチャコ。
そのまま、大事件の当事者である拙者とT.K-san は、Bruce-san の付き添いでテルチ市街の
郵便局へ。
サイクロペンションKasperヘ部屋の鍵の郵送手続きのためです。
郵送代金は、わずか 20CZK でした。
Bruce-sanが、その旨ペンションの管理人のお姉さんにスマホで連絡を入れてくれて問題は
晴れて1件落着。
そんなことで、Hotel Check-in Time は18:00 ちょうどでした。
本日の走行距離は45.2 Km でした。
ホテル部屋は屋根裏のツインです。
何と部屋のテレビはブラウン管TVでした。
先ずは、シャワーと下着の洗濯。
19:00、ホテルロビーに集合して街のレストランヘ。
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| テルチ(Telc) のレストラン (2017.09.12_21:05) |
Czech CuisineであるSirloin steak with dumlings を小ビールと赤ワインで楽しみました。
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| Sirloin steak with dumlingsと赤ワイン (2017.09.12_20:09) |
事件の迷惑代として二人で夕食代金のチップとして200CZK を負担させていただきました。
Bruce-san、tammasan には大変お世話になり多謝。
22:00、就寝。
明日はヴラノフ・ナト ディイー(Vranov nad Dyji) まで走ります。
続く Diary / No.828－2017.10.25 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第9日目－9月13日－)」
今日はツアー3 日目。
ターボル(Tabor) から緑濃い長閑な南ボヘミア地方を走り、インジリフーフ・フラデツ
(Jindrichuv Hradec) に向かいます。
資料によると、最初の10 Km 辺りまではルジュニツェ川(Luznice river) 沿いにフラットな自転車道をゆったり走ります。
プラナー・ナト・ルジュニツィー(Plana nad Luznici) の町から川を離れ、南東に進路を取り
カントリサイドヘ入ります。
幾つかup and down があるが、それほど勾配はないとのことです。
今日の最大のハイライトは、チェルヴェナー・ロタ(Červená Lhota) にあるロマンチックな
水上のお城、チェコで3 番目に大きな歴史的複合体と言われる保存状態の良い中世の旧市街のあるインジリフーフ・フラテ゛ッツ(Jindrichuv
Hradec) の町です。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| ターボル(Tabor)➡インジリフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)・ルートマップ (2017.09.11) |
標高プロファイルは次の通りです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ⇧ Tabor Jindřichův Hradec ⇧ |
昨晩早く就寝し9.5 時間も睡眠を取ったので06:45 に目覚めました。
スマホで今日の天候を見ると、ここTaborも目的地のJindrichuv Hradecも曇り、気温13℃
前後。
08:00〜、皆さんと朝食。
パン＋生野菜(トマト、キュウリ)＋ハム＋コーヒー＋フルーツ(プラム)。
09:00、ペンションをスタート。
コトノフ城(Kotnov Castle) のゲート(Bechyne gate) を通り旧市街を離れます。
眼下にはルジュニツェ川(Lužnice) 河畔のTabor の眺めが。
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| コトノフ城のゲート (2017.09.11_09:03) |
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ルジュニツェ川河畔のTabor (2017.09.11_09:03) |
朝のTabor の新市街の風景です。
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| 信号待ちの皆さん (2017.09.11_09:14) |
09:30、Bernie-san のバイクに異変。
ブレーキワイヤが緩んでいてブレーキが掛かりまん。
2 度目にあたった市内のバイクショップが運よく開いていたので緊急修理。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| バイクショップで緊急修理 (2017.09.11_09:37) |
ショップ内に陳列されている自転車は殆どがマウンテンバイク風のタイヤが幅広のタイプ。
石畳や石ころの多い地道が多いからでしょうか。
これだと大丈夫ですね。
09:45、修理完了しリスタート。
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| 修理完了しリスタートの準備 (2017.09.11_09:44) |
街を離れて、しばらくルジュニツェ川(Lužnice) 沿いのGreen way を走ります。
森、池、牧草地と自然がいっぱいです。
10:23、セジモヴォ ウースティー(Sezimovo Usti) という町を通過。
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| Sezimovo Usti の街の三叉路で方向チェック (2017.09.11_10:23) |
再びルジュニツェ川(Lužnice)に沿って走ります。
プラナー・ナト・ルジュニツィー(Plana nad Luznici) の森の中へ。
舗装道路ですが、アスファルトの上に砂利を軽くくっつけたような感じです。
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| Plana nad Luznici の森の中を走る (2017.09.11_10:23) |
森を出るとPlana nad Luznici の町に出ました。
ここからしばらくアスファルトの道路が続き走りもスムーズです。
踏切で休憩がてらローカル列車の通過を待ちます。
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| プラナー・ナト・ルジュニツィー(Plana nad Luznici) の町で (2017.09.11_11:04) |
12:08、トゥチャピ(Tucapy) 村に入り休憩。
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| トゥチャピ(Tucapy) 村で休憩 (2017.09.11_12:09) |
12:30、田園地帯に黄色が鮮やかな畑を発見。
この時季にしては珍しく、菜の花畑が広がっていました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 田園地帯の菜の花畑 (2017.09.11_12:30) (Left photo by tamma-san) |
12:40、ディールナー(Dirna) 村に入る。
昼時でもあり昼食のためレストランを探すも見つからず先の村まで進むことになりました。
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| ディールナー(Dirna) 村にて (2017.09.11_13:16) |
13:10、チェルヴェナー・ロタ(Červená Lhota)という看板が目に入りました。
近くの小さな湖の小島に赤い古城(Červená Lhota Castle) が。
今日のルートで最大の見所の一つでしたね。
ここでもレストランが見つからず先の村まで進むことになりました。
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| バロック様式のチェルヴェナー・ロタの古城 (2017.09.11_13:16) ( ⇧ Photo by tamma-san) |
13:25、プルフーフ・ジュジャール(Pluhuv Zdar)という村に入りました。
村の中心には必ずと言っても良いほどとんがり帽子の教会があります。
珍しく、こんな大きなトラクターを見かけました。
農作物らしきものを積んでいましたが何でしょうかね。
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| Pluhuv Zdarの村で大型トラクターと遭遇 (2017.09.11_13:28) |
着けども着けどもどの村にもレストランが見当たりません。
と云うことで、今日の終着地、イント゛リフーフ・フラテ゛ッツ(Jindrichuv Hradec) まで
昼飯抜きで走ることになりました。
ストゥドニツェ(Studnice) 村で休憩。
いよいよ、標識にJindrichuv Hradec の地名が出てきました。
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| ストゥドニツェ(Studnice) で休憩 (2017.09.11_13:28) |
15:12、Jindrichuv Hradec の旧市街広場に着きました。
広場を囲むようにカラフルなバロックやルネッサンス様式の建物が並んでいます。
広場の中心には三位一体柱が立っています。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| Jindrichuv Hradec の旧市街広場 (2017.09.11_15:12) |
15:25、Cyklopenzion Kasper にトウチャコ。
さすがにサイクロペンションですネ、こんな自転車の車庫があり自転車はぶら下げて収納。
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| Cyklopenzion Kasper (2017.09.11_15:12) |
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ペンションの自転車収納スペース
(Photo by tamma-san) |
とにかく、昼飯抜きでしたのでお腹が空いています。
近くのHotel Concertino 内のレストランで遅い昼食。
と云っても夕食もあることだし、軽く飲むにとどめました。
ブラックビール(0.5 l)とライトビール(0.3 l)をおつまみ4 種類をシェアして。
最高に美味しかった。
これでお一人120CZK、何度も言いますがチェコはビールが安い!
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| 軽めの遅い昼食 (2017.09.11_16:49) |
ペンションへ戻る途中、再び旧市街広場の景色を幾つか。
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| Jindrichuv Hradec の旧市街広場の景色 (2017.09.11_17:24) |
広場近くの生協(Coop の看板あり)に入り髭剃りとKitKat を購入。
髭剃りが3本入りで16CZK、KitKat が1箱12CZK、どれも安いですね。
これから、ペンションでシャワーをして一眠りです。
20:00、皆さんと薄明りの旧市街を歩いてレストランへ夕食に。
街の通りには人通りが殆どなく静かなものです。
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| 夜の旧市街を歩きレストランヘ (2017.09.11_17:24) (Photos by tammasan) |
赤ワインはズノイモ(Znojmo) のローカルワイン。
Znojmo は南モラヴィア地方にあるチェコを代表するワインの産地です。
我々もこのツアーでこの地域を走ることになっています。
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Znojmo の赤ワイン
(Photos by tamma-san) ⇧➡
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| メインディッシュのポークステーキ (2017.09.11_20:14) |
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この赤ワインをシェアして、拙者はスープ＋グリルド・ポークステーキ(フレンチフライ)。
お後はバニラアイスクリームで仕上げ。(400CZK/人)
このポークステーキ、なかなかいけていました。
今日は、坂道も少なく距離も短かったのでそれほど疲れはありまんでした。
ちなみに、走行距離は54.2 Km でした。
早めの10:30 にはベッドに入りました。
明日は、テルチ(Telc) ヘ向かいます。
続く Diary / No.827－2017.10.20 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第8 日目－9 月12 日)」
EUROE-BIKE TOURS.EUの資料によると、今日は中央ボヘミアの標高400〜600 m の
ブラシム高原地帯(Vlašim highlands) を走ります。
この高原地域、冬季は寒さが厳しいことから地元ではチェコのシベリア(Czech Siberia)と呼ばれて
います。
この地での生活がし易くなかったことから、シャトーや歴史ある町について見るべき所は無い
ようです。
その代わり、多くの小さな村にある正真正銘のチェコの田園地帯を見れたり、ほとんど車が通らない
脇道を通ることができサイクリングにはうってつけとのことです。
15世紀以来チェコの宗教改革の拠点であった美しい歴史のある町ターボル(Tabor)が今日の
終着地です。
ターボルは南ボヘミアで2 番目に大きな都市です。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
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| コノピシュチェ(Konopiště)➡ターボル(Tabor)・ルートマップ (2017.09.10) |
標高プロファイルは次の通りです。
07:50、荷物を持ってレストランに集合して朝食。
いつも、こんな洋食です。
日本では今頃日曜日の午後3 時頃。
チェコに来て以来、女房に初めてスマホで電話を入れると繋がりました。
「ゲンキニアソンデイマス」と消息を伝えると、「ヨカッタネ!」との返事で一安心。
小雨がぱらついています。
tamma-san、ネットでこの地域の雨雲の動きを調べ、暫らく待つと雨は上がるとのこと。
と云うことで、ペンション内にあるバイク展示場を見物しながら待つことに。
初めて耳にするチェコのオートバイメーカー、JAWA社のバイクのコレクションが所狭しと
並んでいました。
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| ペンション内のバイク展示場 (2017.09.10_08:31) |
雨も上がり晴れ間も見えてきました。
1 時間半遅れの10:00、スタート。
皆さん、念のため荷台に積んだバッグには雨よけシートを掛けます。
気温10 ℃前後と寒いので長袖ウェアを着ての走行。
山道を走ります。
高原地帯のため、昨日程ではありませんが緩やかな up and down が続きます。
走行中の風景を幾つか。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 森の峠道で (2017.09.10_10:23) |
高原の池 (2017.09.10_10:29) |
カントリーサイドの眺望(2017.09.10_10:52) |
素晴らしいチェコのカントリーサイドを眺めながら走ります。
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| 高原地帯の野菜畑 (2017.09.10_11:21) |
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カントリーサイドの眺望 (2017.09.10_11:33) |
高原地帯のサイクルロードは車は皆無で良いのですが、地道がほとんどで山道だったり石ころの
多い砂利道だったりです。
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| 大小の石ころの多いサイクルロード (2017.09.10_11:54) |
ルート確認を兼ねて小休止。
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| 高原のサイクルロードでの休憩 (2017.09.10_10:52) |
12:40、今日一番大きな町 ヴォティツェ(Votice) の広場にトウチャコ。
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| ヴォティツェ(Votice) の街の広場 (2017.09.10_12:41) |
この街のレストラン u MODRE KOCKY に入り昼食。
ここで飲んだ地ビールKozel、まろやかで泡もクリーミー、とても美味しかったです。
0.5 l のジョッキが25CZK(約125 円)、スーパーマーケットで買うボトルウォーターよりも
安いですね。
ホント、飲み助天国ですね。
今日の拙者の昼食はビールと野菜サラダ&カプチーノ、軽めでした。
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| レストランu MODRE KOCKY (2017.09.10_12:46) |
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先ずは軽く一杯 (2017.09.10_12:54) |
見て下さい、健啖家のT.K-san、ビッグハンバーガーとポテトフライ。
よくこれだけ食べられますね! 食欲旺盛で結構なことですネ。
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| T.K-san の今日のランチ (2017.09.10_13:05) (Photo by tamma-san) |
13:55、リスタート。
しばらく走っていると小雨がパラパラ。
14:40、チーシュチョヴィツェ(Cistovice)という村を通過。
村や町の入口と出口には必ず標識があり、スマホで自分の位置を確認できるから有り難い
です。
GPS のおかげで便利になりましたね。
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| チーシュチョヴィツェ(Cistovice)に入る (2017.09.10_14:39) |
踏切を渡る時にタイミングよくローカル列車に出会いパチリ。
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| ローカル列車に出会う (2017.09.10_14:45) |
チェルヴェニー・ウーイェズト(Cerveny Ujezd)という村にあった祠(ほこら)です。
街道ではこんな小さな祠(ほこら)をよく見かけます。
中を覗いて見るとこんな写真が祀ってありました。
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| チェルヴェニー・ウーイェズト(Cerveny Ujezd)という村の祠 (2017.09.10_15:23) |
ボロティーン ウ・ターボラ(Borotin u Tabora)という村の山道です。
これも公式のサイクリングロードなんですよ。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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Borotin u Taboraの山道
(2017.09.10_16:19) |
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ジェヴノフ(Revnov)の三叉路
(2017.09.10_16:37) |
こんな針葉樹林の森の中も走りました。
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| 針葉樹林の森の中を走る (2017.09.10_16:30) |
いよいよ、ターボル(Tabor) の町に入ります。
ペダルをこぐ足取りも俄然軽くなります。
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| ターボル(Tabor) の町に入る面々 (2017.09.10_17:36) |
旧市街に入り石畳の坂道を上ります。
18:00、ペンション Staromestsky Pension にトウチャコ。
大きな町にしては人通りがほとんどありまん。
日曜日の夕時だからですかね。
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| Staromestsky Pension (2017.09.10_18:03) |
ペンションに入ろうとしたら鍵がかかっていました。
家主に電話でやりとりしたところ入口のドア横のボックスの暗証番号を聞いて、隠してある
鍵をとりだして中に入りました。
しばらくして、若い女将が来たのでチェックインの手続きをして、大きな特徴のあるルーム
キーを貰い2F の部屋へ。
ツアー中の宿泊の相方はT.K-sanです。
彼はシャワーの後、シェスタが日課になっているようです。
シャワーと下着の洗濯を終えると夕食に出かける時間です。
街の広場近くのレストランヘ。
やはり、殆ど人通りがなく静かです。
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Tabor の旧市街広場の夕方の景色
(2017.09.10_19:33)
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レストラン入口 (2017.09.10_19:38) |
いつもの通り、ビールで乾杯。
今日のビールはアメリカのバドワイザーです。
ここでどうしてバドワイザーなんだろうと思っていたら、Bruce-san がチェコがバドの本家
本元なんだよと。
未だに商標権の争いが両社で続いているとか。
初めて知りました。
本家本元のチェコのバドワイザーで乾杯 ⇧
ショッキのコースター(2017.09.10_19:52)
(Photo by tammasan) ➡ |
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拙者、メインディッシュにグリルド・サーモンをチョイス。
大・小ジョッキ各1 杯と皆さんと赤ワイン1本をシェア。
今日の走行距離は、62.1 Km とのことでした。
明日の出発の準備をして22:30 就寝。
明日は南ボヘミアのインジリフーフ・フラデツ(Jindrichuv Hradec) ヘ向かいます。
続く Diary / No.826－2017.10.18 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第7日目－9月11日－)」
世界一美しい都 プラハを堪能した後、いよいよオートトリアの首都 ウィーンまでの長距離
サイクリングツアーをスタートします。
初日の今日は、プラハから中央ボヘミア州のコノピシュチェ(Konopiště)まで。
プラハからヴルタヴァ川沿いのBike Trail(自転車道)を上流に向け走ります。
Vrane nad Vltavouという町でヴルタヴァ川を離れ、一路、南東に進路をとります。
中央ボヘミアのべネショフ(Benesov)の町の外にある緑に囲まれたコノピシュチェ(Konopiště)
を目指します。
Google Mapでルートを表示すると次のようになります。
(EUROE-BIKE TOURS.EUから貰ったチェコ語のルートマップをもとにGoogle Mapにトレース
したものです。)
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| プラハ(Prague)➡コノピシュチェ(Konopiště）・ルートマップ (2017.09.09) |
標高プロファイルは次の通りです。(提供/EUROE-BIKE TOURS.EU)
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
⇧Prague Konopiště⇧ |
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06:00、起床。
漢方薬のおかげで、就寝中のこむら返りは起こりませんでした。良く効きましたね。
T.K-san、ありがとう。
07:00〜07:30、朝食。
ホテル地下室に集まり自転車を点検、出発の準備。
メンバーは昨日合流したBerni-sanを含め計7人です。
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| ホテル地下室で自転車の点検、出発の準備 (2017.09.09_08:00) (Photo by tammasan) |
08:30、スタートという時に早速、トラブル発生。
Berni-san のぺダルクリートの故障です。
スマホで近くのサイクルショップを探し、運よく修理完了。
09:15、約45 分遅れでスタート。
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| 出発の記念写真 (2017.09.09_09:45) (Photo by tamma-san) |
しばらく、ヴルタヴァ川河畔の自転車道を走ります。
土曜日だからでしょうか、川沿いでは朝市で賑わっているところが。
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| 川沿いの朝市の景色 (2017.09.09_) (Photo by tamma-san) |
川沿いにフラットな道が続きます。
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| 我々一行の隊列 (2017.09.09_) (Photos by tamma-san) |
数Km走った後とか道の分岐点では確認のため休憩が入ります。
T.K-san の自転車のフロントには小さな日章旗が二つ。
中国人と間違えられないようにとか。
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| 休憩中の面々とT.K-san (2017.09.09_10:43) |
長閑な村の風景です。
チェコの Country sideでは、しばしばこんな池を見かけます。
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| 長閑な村の風景 (2017.09.09_11:26) |
三叉路でどちらに進むか、貰ったマップと付き合わせて進路を相談。
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| 進路を相談する面々 (2017.09.09_11:28) |
実は、こんなMAPや手引書を見てどちらに進むか決めているのです。
あくまでも自動車道路は通らないようになっています。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| EUROE-BIKE TOURS.EU提供のPrague➡Konopištěルートマップ & 手引書 (2017.09.09) |
オーストラリア人の4 人が交代でナビゲートしてくれるので助かります。
特にDavid-san がリーディング・ナビゲーターです。
たまに間違えて引き返すこともありますが。
プラハから20 Km 地点のVrane nad Vltavou の町まではフラットでしたが、ここから先は
いよいよ急峻な上り坂です。
この上り坂と下り坂を2 度繰り返してイーロヴェー・ウ・プラヒ(Jilove u Prahy)という町に
トウチャコ。
チェコではこんな舌を噛みそうな長い名前の町が多いですね。
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| イーロヴェー・ウ・プラヒ(Jilove u Prahy)の町の広場の景色 (2017.09.09_12:23) |
広場の前のレストランFlorian でランチ。
とにかく、仕事をした後のビール、美味しいですね。
ご覧のようなボリュームで1/3で満腹になりました。
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| Restaurant Florian (2017.09.09_13:56) |
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ランチ (2017.09.09_12:57) |
14:00、リスタート。
しばらく心地良い下り坂を走ると、再び急峻な上り坂。
あえぎながら今日の最高地点を越えると、後は10 Kmの長〜い下りです。
途中、ズボジェニー・コステレツ(Zboreny Kostelec)で休憩。
この森の中に古城の遺跡があるとのことで何人かは山を登って見物へ行きましたが、拙者は
しばし寝ころんで休憩。
後は、緩やかなup and down の地道が続きます。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 地道はこんな風です (2017.09.09_16:27) |
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牧草地に点在する牧草ロール(2017.09.09_16:27) |
Bruce-san が目的地まであとわずかな地点の村のパブを発見、入ることに。
地ビール、最高に美味しかった!
0.3 l の小グラスで何と25CZK(75 円)、ビールの安さに目をむきました。
17:30、目的地コノピシュチェ(Konopiště)のHotel Nová Myslivnaにトウチャコ。
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| コノピシュチェ(Konopiště)の緑濃い森の中にあるPENSION (2017.09.09_17:39) |
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| Hotel 周辺の風景 (2017.09.09_17:45) |
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Hotel Nová Myslivna (2017.09.09_17:45) |
tamma-san によると、今日の走行距離は62.8 Km、積算した獲得高度は1,033 mとのこと。
長い上り坂が3 つもあったのでもっと走った気がしましたが。
夕食は近くの歴史あるレストランRestaurant Old myslivna で。
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| Restaurant Old myslivna (2017.09.09_18:55) |
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レストラン内部の装飾 (2017.09.09_19:29) |
壁には鹿の角など多くの動物の剥製が飾ってあり荘厳な雰囲気。
拙者は、皇帝フランツ・ヨーゼフが食したというイノシシのビーフ(ボヘミアンキャベツと
ポテトダンプリング付き、560 CZK)を小ビールや白ワインと共に楽しみました。
お後はバニラアイスクリームで締めくくり。
初日からハードでしたがお天気に恵まれて何よりでした。
さて、明日はターボル(Tabor) ヘ向かいます。
続く Diary / No.825－2017.10.16 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第6 日目－9 月10 日)」
就寝中に2 回、こむら返りが起こり、結局05:30 に目覚めることに。
ふくらはぎの筋肉がつった状態になり往生しました。
昨晩、夕食後ホテルに戻ってからバタンキューでしたので、シャワーと下着の洗濯をして
すっきり。
その後、暇つぶしに昨日の日誌をiPhone のメモ帳に記録したりしていると07:00 過ぎに。
T.K-san から電話があり一緒に朝食。
3 日間同じメニューの洋食なので、味噌汁とご飯の和食が恋しいです。
こむら返りの件について話すと、彼は良い漢方薬を持ってきたので飲みなさいとのことで
一袋をいただきました。。
医者に処方してもらったので、これを飲むと一発で効くとのこと。
今日の予定は自転車無しのプラハぶらり街歩きと夜のコンサート。
09:30、ホテルロビーに集合して街歩きに。
共和国広場(Namesti Reubliky)の近くの共産主義博物館(Museum of Communism) へ。
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共産主義博物館(Museum of Communism)入口
(2017.09.08_10:10) |
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展示場入口のカール・マルクスの像 |
シニア入場料270CZK を支払い2F の展示場へ。
入口では共産主義思想の大御所カール・マルクス像がお出迎え。
チェコの共産主義時代(1948ー1989年)の抑圧されてきた国民の生活の紹介です。
ハプスブルク家、ナチス、ソヴィエトなど外敵の侵攻を受けてきたチェコスロバキアの、
特に第二次大戦後に成立した社会主義政権による独裁体制下で国民を統制した時代から始まり、
プラハの春とソ連の軍事介入、その後のビロード革命でようやく民主主義の世界を獲得した
凄まじい歴史の展示・紹介でした。
「No more WAR」てすね。
つい30 年前までチェコはそんな時代だったんだ、と驚きました。
難しいことはこの辺にして、市民会館に出向き、夜のコンサートの
チケットの前売り券を1,300CZK で購入。
昼食のために共和国広場(Namesti Reubliky) の方へ歩いて
いると、通りに面して「200 SHOPS」と書かれたピンクの建物が。
スマホで調べてみるとパラディウム(Palladium) というショッピングセンター
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| 共和国広場近くのショッピングセンター・パラディウム (2017.09.08_11:30) |
広場には、こんな奇妙なオブジェが。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 旧市街広場へ向かう面々 (2017.09.08_11:32) |
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共和国広場の奇妙なオブジェ (2017.09.08_11:31) |
拙者、手持ちのチェココルナ(CZK) が底をつきました。
共和国広場近くの銀行のキャッシュディスペンサーでCity Bank のカードを使って当面のCZK
を引き出し。
引き出し手順を英語表記に切り替えて慎重に操作、無事に引き出せました。
このカード、世界のどの国ででもの現地通貨を引き出せるので便利です。
旧市街広場前のチェコレストラン(Staroměstská restaurace)に入り、テラス席でビール
＆ランチ。
テラス席から眺めた旧市街広場の光景です。
人出も多いですが、眺めも素晴らしいですね。
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| レストランのテラス席から眺めた旧市街広場 (2017.09.08_11:32) |
拙者、黒っぽい大きなソーセージだけで満腹になりました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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チェコのソーセージでランチ
⇐チェコビールで乾杯 (2017.09.08_12:05)
(Photo by tamma-san) |
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ランチの後、プラハ国立美術館群の一つ、聖アネシェカ修道院へ。
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| 聖アネシェカ修道院のNational Gallery へ (2017.09.08_13:18) |
ボヘミアや中欧の中世の宗教画や彫刻を見学。
カトリックに縁のない者にとって、聖母マリアの絵画や彫像を見ても今一つ分かりません。
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| National Gallery の宗教画や彫刻の展示品 (2017.09.08_13:53) |
このギャラリーのカフェで一休みし、ホテルに戻りました。
ホテルに着くともう一人の自転車ツアー参加者のBernie-san とショイン。
彼はBruce-san のオーストラリアでの自転車仲間。 地中海クルーズの途中、奥様と別れて
我々と合流するためにプラハへ。
お互いに簡単に自己紹介してご挨拶。
ホテル地下の自転車置き場で明日からの長距離ツアーのための準備。
レンタル自転車のリアキャリア荷台にtamma-san が工作し持ってきてくれた木製拡張板の
取付作業です。
リアキャリアだけでは大きなバックパックを積むには小さすぎるためです。
私こと、リュックを縛る伸縮ロープまでtamma-san から借りることに。
tamma-san、サンキューです。
夜のクラッシックコンサートまで未だ時間があります。
T.K-san はシェスタタイム、拙者はシャワーで汗を流しました。
コンサートに行く前に近くのレストランGrand Cru に入り夕食。
最初はビール、お後はワインをシェア、これが拙者の定番のスタイルです。
しかし、映像が無いので何を食べたか記憶がありまん。
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| レストランGrand Cru (2017.09.08_19:27) |
20:00 開演のコンサートに間に合うように歩いて市民会館(Prague Municipal House) へ。
夕方の市民会館前の街角風景です。
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| 夕闇迫る市民会館付近の光景 (2017.09.08_19:34) |
この市民会館内にスメタナホールがあります。
入口はコンサートに来たお客さんでご覧の様に混雑しています。
今日のコンサートの案内板には、
・開演 8:00 PM
・曲目の音楽家 Mozart (モーツァルト)
Smetana (スメタナ)
Dovorak (ドヴォルザーク)
・演奏家 50 人
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| 開演前のスメタナホール (2017.09.08_19:41) |
間もなくコンサートの開演です。
Bohemian Symhony Orchestra Prague の演奏で、指揮者はMartin Sanda。
演目は、(1)W.A.Mozart The Marriage of FIGARO (フイガロの結婚)
(2)B.Smetana My Country (我が祖国)
(3)A.Dvorak The Symhony No.9 in Minor, 'From the New World.'
OP.95
(交響曲第9 番 作品95 '新世界より')
スメタナホールの内部です。
正面には大きなパイプオルガンも装備されています。
天井画やステンドグラス、華麗な装飾。
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| ホール正面 |
ホール桟敷席 |
ホール中央の天井 |
| スメタナホール内部 (2017.09.08_19:57) |
いよいよ開演。
指揮者とオーケストラの楽団員が入場し演奏が始まりました。
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| 演奏中のBohemian Symhony Orchestra Prague (2017.09.08_20:04) |
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我々は1F 9 列目の席から迫力のある生演奏を聞けて感激。
どの曲目も聞いたことのある曲ばかりでしたので親しみがありました。
約1 時間のコンサートの後は、余韻に酔いしれながらホール地下のバーで軽く一杯。
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| スメタナホール地下1F のバーにて (2017.09.08_21:26) |
ホテルに戻り、明日のサイクリングコースについての確認のミーティング。
そして、荷物の詰め込みなど出発の準備をして就寝となりました。
今日のプラハ街歩きで訪れた所はこんな所でした。
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| プラハ街歩きルートマップ (2017.09.08_) |
tamma-san のスマホ・アプリのデータによると、歩行距離は10.6 Kmとのこと。
知らぬ間に結構歩き回ったものですね。
さて、明日からいよいよPrague➡Wien サイクリングツアーの第一日目、Prague から
Konoiste まで走ります。
続く Diary / No.824－2017.10.14 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第5日目－9月9日)」
07:00、起床、07:30〜朝食。
バイキングの朝食メニューは全く昨日と同じです。
08:30、ホテルロビーに集合して今日のDay trip の打ち合わせ。
Euroe Bike Tours EUからのレンタル品であるPump(空気入れ)、スペアチューブ、
工具類が2 人に1 組ずつ、いずれもパンクした場合の備えとして配布されました。
今日のルートマップと共に。
今日のサイクリングは、プラハからヴルタヴァ川(Vltava) に沿って南下し、途中、支流の
べロウン川(Berounka) に沿って南西方向に走り、カルルシュテイン(Karlstejn) でお城を
見物してから中央ボヘミアの小さな田舎町べロウン(Beroun) まての約50 Kmを予定。
ここから、チェコ鉄道(国鉄)の列車でプラハへ戻ります。
Google Map 上で示したルートマップは以下の通りです。
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Prague➡➡Beroun サイクリング・ルートマップ
(Berounhlavni nadrazi➡(鉄道)➡Prha hlavni nadrazi) (2017.09.07) |
今日のプラハの天候は、午前中晴れ、午後から曇り、現在の気温20℃、最高気温は22℃の
予想。
09:15、Hotel Clementを6 人でスタート。
しばらく、石畳のダウンタウンからヴルタヴァ川河畔のサイクルロードを走ります。
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| ヴルタヴァ川河畔のサイクルロードにて (2017.09.07_09:29) |
カレル橋の袂にあるOld Town Bridge Tower を横目に見ながら通過。
このタワーから橋を渡るとプラハ城に通じます。
さすがに朝から観光客で混雑していて自転車は押して進みます。
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| Old Town Bridge Tower を通過 (2017.09.07_09:36) |
河畔のフェリーターミナル・Výtoňに着きました。
渡し場付近では白鳥が群をなして泳いでいました。
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| フェリーターミナル・Výtoň 付近の景色 (2017.09.07_09:51) |
待つこと約20 分、渡し船が到着し、自転車を積込み島へ(乗船料/12CZK)渡ります。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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渡し船の時刻表を確認する面々
(2017.09.07_09:50) |
渡し船に自転車を積込む面々
(Photo by tammasan)
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渡し船の中で
(2017.09.07_10:12) |
ヴルタヴァ川にある島 ツィーサルシスカー・ロウカ(Cisarska louka)は、実は対岸と
繋がっています。
島の中を走りぬけ、川沿いのサイクルロードA1 直進。
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| ツィーサルシスカー・ロウカ(Cisarska louka)を走る面々 (2017.09.07_10:18) |
A1は舗装されているところもあれば地道もあります。
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| A1 を走る皆さん (2017.09.07_10:28) ⇧ Photo by tammasan |
A1 を走ると、途中からヴルタヴァ川に流れ込む支流のべロウンカ川(Berounka) になります。
幾つかのロ一カルな村を通過しますが、必ずと言っていいほど村に入ると石畳に変わります。
アクシテント発生。
Andrew-san のチェーンが外れて一部がボディとの隙間に食い込んだのです。
持ってきた工具のおかげで一件落着。
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| チェーントラブルも携帯していた工具で一件落着 (2017.09.07_11:16) |
人気の無い所でオシッコタイムもあります。
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| オシッコタイム (2017.09.07_11:40) |
チェコ国鉄のローカル列車とも出会います。
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| チェコ国鉄のローカル列車に出会う (2017.09.07_12:59) |
べロウンカ川(Berounka) に架かるこんな板の橋桁の鉄橋も渡りました。
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| べロウンカ川(Berounka) に架かる橋を渡る (2017.09.07_13:05) |
道路116 を走っているうちに、カルルシュテイン(Karlstejn)という村に入りました。
昼時ですので近くのRestaurant Koliba Eliškaというレストランへ。
カルルシュテイン(Karlstejn)にある Restaurant Koliba Eliška前にて (2017.09.07_13:24)
tamma-san/T.K-sanと共に(Photo by tamma-san)➡ |
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レストランのオープンテラスで昼食。
皆さん、日本で言う昼定食(0.3l のビール付き、170CZK)を注文。
チェコの物価の安さには驚きです。、
スープとスパゲティのイタリアンでした。
拙者、0.3l のビールでは物足りなく小グラスビールをもう一杯。
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| Restaurant Koliba Eliškaでの昼食 (2017.09.07_14:42) |
14:45、レストランを出発。
すぐ近くあるカルルシュテイン城 (Karlstejn Castle) 見物に向かいます。
道路116 に出てすぐ右折すると小高い丘の上に雄大なお城が。
絵になる景色ですね。
カルルシュテイン城 (Karlstejn Castle) は、当地のボヘミア王でもあった神聖ローマ皇帝
カレル4世によって建てられ、王家の財宝や聖遺物、そして戴冠式で用いられる宝物の保管場所
として使用されていたとか。ゴシック様式のお城です。
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| カルルシュテイン城 (Karlstejn Castle) の雄姿 (2017.09.07_15:07〜15:20) |
お城は絶壁の上にあります。
歩いてお城に向かう観光客が多いですね。
お土産屋さんや飲食店が並ぶ道なりに懸命に坂道をペダリングしますが、あまりに急峻な坂道
のためお城まで行くのはギブアップ。
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| カルルシュテイン城 (Karlstejn Castle)への坂道を上る面々 (Photo by tammasan) |
下から素晴らしいお城を眺め、写真に収めるにとどめました。
再び道路116をしばらく走ってからべロウンカ川(Berounka) に沿って走り べロウン(Beroun)
の街を目指します。
湾曲した川沿いの渓谷で小休止しながら絶景をパチリ。
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| 湾曲したべロウンカ川(Berounka)のView Pointで小休止 (2017.09.07_15:53) |
約4 Km程走ってべロウンカ川に架かる橋を渡るとべロウン(Beroun) の町に。
この街も絵になる街ですね。
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べロウン(Beroun) の町に入り一息
(2017.09.07_16:26) |
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べロウン(Beroun) の町のセントラム
(2017.09.07_16:28) |
町のセントラム(Centrum) を少し走ってべロウン中央駅 (Beroun-hlavní nádraží)に
トウチャコ。
tamma-san のサイクルメータによると、Prague➡Beroun 間の走行距離は51.4 Kmでした。
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| べロウン中央駅 (Beroun-hlavní nádraží) (2017.09.07_16:36) (Photo by tamma-san) |
ラッキーなことに、5 分後にプラハ行きの列車があるとのこと。
ブルースさんがまとめてチケットを購入、急いでプラットホームへ。
欧州では列車に自転車をそのまま載せることができます。
チェコの列車には自転車を空間的に効率よく収納するためのこんな装置も装備されていました。天井から簡単にぶら下げることが出来ました。
日本のJR Lineも、せめてローカル列車には自転車を載せる専用スペースを設けて欲しい
ですね。
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| 自転車を効率よく収納するための列車内装置 (2017.09.07_) (Photo by tamma-san) |
約1 時間程でプラハ中央駅(Praha hlavni nadrazi) にトウチャコ。
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| プラハ中央駅(Praha hlavni nadrazi) にて (2017.09.07_15:42) |
夕方の混雑したダウンタウン・プラハの石畳を走り18:10、ホテル着。
しばらく部屋でシェスタ。
定刻に皆さんと近くのレストランへ。
拙者のメインディッシュはビーフステーキ。
見て下さい、盛り付けが上品でビウティフルでしょう。
勿論、最高に美味しかったですよ。
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| レストランでの夕食 (2017.09.07_18:42) |
今夜はワイン3 本もシェアしたのですっかりほろ酔い気分。
ホテルに戻りバタンキューでした。
続く Diary / No.823－2017.10.12 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第4日目－9月8日－)」
チェコの首都・プラハでの第1 夜が明け第2 日目。
ここで、簡単にチェコという国について説明しておきましょう。
チェコ(Czech Republic )
中央ヨーロッパの共和国家。 かってのチェコスロバキアが1993 年に解体されチェコ
とスロバキアに分離独立した。
EU の加盟国であるが通貨はチェコ・コルナ(CZK)。
面積は日本の約 1/5。 人口は1,057 万人(2016.12末現在)、人口密度は134人/Km2
(日本は336人/Km2)。 民俗は西スラブ系のチェコ人。 公用語はチェコ語。
日本とチェコの時差はJST－7(サマータイム時)、冬時間ではST－8で日本の方が8 時間
進むようになる。
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今日は、ブルースさんが契約してくれていたプラハの自転車レンタル・ツアー会社、Euroe Bike
Tours EU の担当者・ルーカスさんがホテルまでレンタル自転車を持ち込み調整してくれます。
その後、ツアーの説明会やルーカスさんの案内でプラハ市内を自転車散歩が予定されて
います。
Euroe Bike Tours EUは、自転車レンタル、各地での宿泊施設の予約、旅行計画書の作成、
サイクリングMap や行程図の作成等々バイク・ツアーの一切の企画・手配・準備をしてくれる会社
なんです。
07:00 起床、ホテル・レストランで朝食。
ツアー会社のルーカスさんがホテルに来るので早めの起床です。
ホテル・レストランでご覧のような朝食バイキング。
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| Hotel Clementで朝食バイキング (2017.09.06_07:50) |
しはらくして、ルーカスさんがやって来ました。
自転車はホテル前に並んでいます。
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| Hotel Clement前の街並み(2017.09.06_07:33) |
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Hotel Clement (2017.09.06_06:25) |
契約時に自分の身長や体重、ヘルメット・サイズを申告していたので点検して自分に合った
サドルの高さに調整するだけです。
彼から英語での説明を受けましたが、早口で喋られるとさっぱり分かりませんね。。
日本語に堪能なブルースさんに尋ねると翻訳してくれるので非常に助かります。
貧しいヒアリング能力を痛感しました。
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| 自転車調整中の面々(2017.09.06_08:53) |
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ルーカスさんとブルースさん(2017.09.06_08:59) |
このレンタルバイク、マウンテンバイク程ではありまんが、ボディもタイヤも頑強な作り
です。ショックアブソーバーも装備されています。
予測のつかない道路を走るバイクツアー用に設計されているように思えました。
調整が終わると、ルーカスさんの案内でプラハ市内の自転車散歩に。
世界遺産であるプラハ歴史地区を中心に名所、旧跡などいわゆる観光スポットを巡ります。
走ったルートは、撮ったスポットの写真や時刻をたよりに順につなぎ合わせ、Google Mapで訪れた
スポットと共に示しておきます。
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| プラハ自転車散歩のルートと見物した観光スポット (2017.09.06) |
10:00 過ぎにホテルをいざスタートという時に小雨が。
あわてて、レインウェアを重ね着。
豊富な晴れ男のお陰で間もなくして雨も上がり、絶好のサイクリング日和に。
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| プラハの石畳をペダリングする面々 (2017.09.06_) |
石畳の路面を走ります。
プラハの交通法規に則り右側通行を心掛けて走りました。
最初に訪れたスポットですが、場所の名前は分かりません。
旧市街広場(Old Town Square)にやって来ました。。
懐かしいですね。 拙者、2 年前に訪れたことがあるのでよく覚えています。
プラハ市街中心部、ヴルタヴァ川の東岸に位置し、1,232 年にヴァーツラフ2 世により創設された
旧市街にあり、旧市庁舎を中心として広かる広場てす。
お土産屋、レストラン、カフェなどが立ち並び、馬車が走り、ストリートパフォーマもいて
観光客で賑わっています。
広場にあるヤン・フス像です。
ヤン・フスは、中世(14〜15 世紀)にローマカトリックを批判し、チェコの宗教改革を主導したが、
最期は火あぶりの刑に処されたと。 チェコでは英雄だそうです。
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| ヤン・フス像 (2017.09.06_10:41) |
広場四方を取り囲む建築群です。
ゴシック、ルネッサンス、バロック様式などあらゆる様式が混在しています。
皆さん、区別がつきますか?
残念ながら、天文時計は改修中でシートに覆われていました。
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| 広場南東側のレストランなどの建物群 |
ティーン教会(背後) |
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| ゴルツ キンスキー宮殿(Golz Kinsky Palace) |
聖ニコラス教会(St.Nicholas Church) |
ゴルツ キンスキー宮殿(Golz Kinsky Palace) ;
広場の北東側にある。 18 世紀に建てられた優雅なロココ様式の建物。
聖ニコラス教会(St.Nicholas Church) ;
広場の西北側にある。 12 世紀に創建された、ボヘミアバロック様式の美しい教会です。
ティーン教会(Church of Our Lady before Týn ) ;
正式名は「ティーンの前の聖母マリア教会」。ティーンというのは税関のことで、
かつて教会の前に税関があったそうです。14 世紀の改築で、現在のゴシック様式の
建物になりました。
天を突き刺すような2 つの塔が特徴で、高さは80 mとのこと。
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| 旧市街広場でルーカスさんからの説明を聞く皆さん (2017.09.06_10:43) |
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Café Franz Kafka
(2017.09.06_10:52) |
壁に肖像画が描かれたカフェ フランツ・カフカ(Café Franz Kafka)前を通過。
Franz Kafka は、20 世紀を代表するチェコのドイツ語作家だ
そうです。
自転車は自由度があって便利ですね。
街歩き観光だと見物するところは限られていますが、自転車
だと気軽にあちこち訪ねられます。
旧ユダヤ人居住区も初めての見物です。
15 世紀初期の旧ユダヤ人墓地の他、幾つかのゴシック建築のシナゴーグ(ユダヤ教会の会堂)が
ありました。
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| 旧ユダヤ人居住区の街並み |
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赤い屋根のシナゴーグ(2017.09.06_11:00) |
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Franz Kafka Monument
(2017.09.06_11:11) |
観光客で賑わうストリートを進むと、こんなモニュメントがありました。
フランツ カフカ像(Franz Kafka Monument)とのことです。
しはらく走ると聖アネシュカ修道院(Convent of St Agnes of Bohemia )が。
13 世紀前半に建てられたチェコで一番最初のゴシック様式の
建物だそうです。
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| 聖アネシュカ修道院 (2017.09.06_11:22 ) |
その後、ヴルタヴァ川(Vltava) に出てしばらく河畔を走り、橋を渡り対岸の小高い丘へ上ると
緑濃い公園に出ました。 レトナ公園 (Letenske sady) です。
公園の遊歩道の一角で休憩。
眼下を見渡すと目に入ってくるのは、ヴルタヴァ川とプラハ旧市街の素晴らしい景色。
川では遊覧船が静かに行き交っていました。
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| レトナ公園からのヴルタヴァ川とプラハ市内の眺め (2017.09.06_11:38) |
更に遊歩道をヴルタヴァ川と平行に約10 分近く走ると眺望の良い場所に来ました。
川に架かるカレル橋 (Charles Bridge)、それも多くの観光客の歩く姿も見えます。
カレル橋は、1,402 年に完成された旧市街とプラハ城を結ぶ橋。
アーチが何とも優美ですね。
右手には頭を出しているプラハ城の聖堂の尖塔が見えます。
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カレル橋(Charles Bridge)(中央)
(2017.09.06_11:55) |
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プラハ城の聖堂の尖塔(2017.09.06_12:07 |
レトナ公園を出て一般道を走って間もなく、ルーカスさんは我々を宮殿風の建物に案内。
プラハ城のRoyal Garden の東端にあります。
入場無料ですが、入門には何故か空港並みの厳しいチェックを受けました。
Google MapによるとQueen Anne's Summer Palace。
ハプスブルク家(Habsburg)の祖、神聖ローマ帝国皇帝、フェルディナント1世(FerdinandⅠ)が
妻アンナのために16世紀中期に建てたSummer Palace。
建物の前面にアーチが連なりバルコニーを形作るルネッサンス様式の建物。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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ルネッサンス様式のPalaceのアーチ
(2017.09.06_12:07) |
Palace前のRoyal Garden
(2017.09.06_12:09) |
Palaceの外観 (2017.09.06_12:11) |
| Queen Anne's Summer Palace (2017.09.06_12:11) |
プラハ城の背後の一般道を走り、ゴツゴツした石畳の下り坂を下ります。
プラハ城の尖塔がくっきり見える広場にきました。
後で分かったことですが、フラッチャニー広場というそうです。
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フラッチャニー広場前からプラハ城を望む
(2017.09.06_12:39) |
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プラハ城と反対側の突き当たりにある
Toskansky Palace (2017.09.06_12:36) |
広場に面してシックな色合いの独特の外壁の建物があります。
これはGoogle Map によるとアートギャラリー(Palais Schwarzenberg)とのこと。
元はシュヴァルツェンべルグ宮殿ですが、今はプラハ国立美術館の一つとしてボヘミアの
バロック美術品が収蔵されているそうです。
遠くから見れば切石積みの壁は、ルネッサンス期に流行したスグラフィト(Sgraffito) と呼ばれる
装飾で、凹凸があるように見えますが、実は平面的な「だまし絵」なのです。
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シュヴァルツェンべルグ宮殿(2017.09.06_12:35)
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スグラフィト技法を取り入れた宮殿の外壁とデザイン
(2017.09.06_12:36)
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再び広場から引き返し、丘のほうに上り森の中を走ります。
再び、展望スポットでプラハ市内の絶景を見ながら小休止。
ここから眺める景色も最高ですね～。
赤い屋根の建物群、プラハ城聖堂の緑がかった尖塔、水色のヴルタヴァ川が鮮やかなコントラ
ストをなしていました。
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| 展望スポットから眺めたプラハ市内の絶景 (2017.09.06_12:50〜12:55) |
ルーカスさんの推奨でペトシーン公園(Petrinke sady)内にあるPetrin terracesというレスト
ランのオープンテラスにある一角のテーブルに座り、ランチタイムです。
待ってました。 皆さんとチェコのビールで乾杯!
 全員でビール乾杯! |
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 拙者は黒ビール
(2017.09.06_) |
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拙者はライトビールではなくブラックビール。
お散歩後の冷た〜いビール、最高においしいです。
お後は、美しいポーク料理をいただきましたが、何せボリュームがあるので満腹となりました。
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| 拙者はポーク料理でランチ (2017.09.06_13:46) |
食後に、ルーカスさんから明日のOne day Bike Tripの推奨コースや9 月9 日から9 日間の
ウィーンまでの自転車ツアーについて説明を受けました。
丁寧な資料やマップも準備されていて、このEuroe Bike Tours EU、なかなか信頼できるCustomer-oriented Bike-tour Comany のように思え安心しました。
ここからは下り坂です。
上り坂は時間がかかりしんどいですが、下り坂は一気下りで一瞬にしてダウンタウン・プラハ
に出ました。
おもちゃの電車みたいなレトロなトラム(路面電車)が走っています。
プラハの街並みにぴったりです。
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| プラハの街を走るトラム (2017.09.06_15:01) |
サイクルロードを走っているとこんなモニュメントが。
共産党の犠牲者への追悼碑 (Memorial to the Victims of Communism)とのこと。
共産党独裁体制による迫害が最も激化した1950 年代のチェコスロバキアで、それに抗した
政治犯の犠牲者の追悼碑。
その後、1968 年には「プラハの春」という民主化運動が起こりましたね。
チェコ市民にとっては、紛れもない歴史上の悪夢の時代の存在を明らかにし、又将来に向けての
警鐘を鳴らし続けたいとの思いがあるのでしょう。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 共産党の犠牲者への追悼碑 (Memorial to the Victims of Communism) (2017.09.06_14::57) |
再びヴルタヴァ川を渡り、河畔のサイクルロードを走ってカレル橋(Charles Bridge) の
たもとへ。
素晴らしい景色でしょう。
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| カレル橋袂のヴルタヴァ川河畔からの眺め (2017.09.06_15:14) |
ホテルへの帰途につきます。
ダウンタウンをぐるぐる通り抜けて走ると、黒っぽい塔、火薬塔(Powder Tower) の近くに
着きました。
15世紀にゴシック様式で建てられ、旧市街を守っていた城壁の門の一つだったとか。
17世紀になって火薬倉庫として利用されたため、こう呼ばれているそうです。
火薬庫 (Powder Tower) |
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プラハ市民会館 (Municipal House Hall)
(2017.09.06_15:43) |
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火薬塔の隣にはプラハ市民会館 (Munincipal House Hall)。
1912 年に完成した壮麗なアールヌーヴォー建築です。
ここには、プラハ交響楽団の本拠地でもあるスメタナ・ホールがあります。
我々はプラハ中央駅前の公園を通り、石畳の市内を駆け抜けホテルにトウチャコ。
こうして、長〜いプラハ自転車散歩が終了。
風邪気味のルーカスさん、ありがとうございました。
シャワーをしたりして休憩後、夕食に出かけます。
昨夜は来るのが遅くて満席で諦めたレストランへ。
今日もご覧のように超満員。
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| 超満員のレストラン (2017.09.06_20:28) |
しかし、店内で粘って待こと10 分、テーブルが空き、席にありつけました。
今日の無事を感謝してビールや白ワインで乾杯!
お後は、各々、メインディッシュを注文。
拙者は明日の力を付けるためにビーフステーキにしました。
ビールや白ワインで乾杯! |
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それぞれのメインディッシュ |
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| Photos by tammasan (2017.09.06_20:50〜21:30) |
さて、明日は べロウン(Beroun) ヘ Day Trip from Prague by Bikeです。
続く Diary / No.822－2017.10.10 /
「チェコ➡オーストリア・サイクリングツアー(第3日目－9月7日)」
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