今日，タイ(Thailand) のバンコク(Bangkok) 在住の娘が無事，第一子，女の子を出産。
私こと，爺ちゃんの仲間入りしました。
勿論，既に古希を通り越して正真正銘の爺さんなんですが。
タイ式の出産では帝王切開が本流とのようですが，娘は日本式の自然分娩を希望し，
それができる病院にかかっていました。
出産予定日に近い10月14日に陣痛の気配がないから病院で検査を受けたところ
とんでもないことが分かったのです。
最近の医療機器の進歩はすごいですね。
なんと，娘の子宮内の羊水が青味がかっているのが観測されたようです。
原因は，胎児が子宮内でウンコをしたからとのことです。
拙者，こんな現象を聞くのは生まれて初めてです。
こんなことがあるのですか？
いやあ，聞いて驚きました。
ということで，急遽，帝王切開となったようです。
彼女の夫からE-Mailで，母子ともにNo Problem，赤ちゃんにも後遺症が無く健康との連絡が
あり安心しました。
彼によると，出産時の赤ちゃんの目方は3.4Kg，元気に母乳を飲んでいるとの由。
それにしても，おもしろい子ですね。
彼のMailの添付写真にあった初孫(生後3日目)をご紹介します。
可愛いでしょう。
赤ちゃんの名は誕生前から既に決まっていて，ハンナ(Hannah)と申します。
実は，お父さんはオ−ストリア人ですからHannah-chanはハ−フ(混血児)となります。
名前はお父さん系の名前ですね。
我が娘は，Hannah-chanの日本名の漢字変換に苦慮しているようです。
楓奈，楓菜，花菜，絆那，etc。
写真で見るかぎり，Hannah-chanは黒髪，鼻べちゃです。
アジア系ということで娘に似ているのでしょうか？
大きいところは，西欧系ですね!
Hannah-chanは，オ−ストリアと日本の国籍を取るようです。
まだ先ですが，彼女はこれから言葉が大変です。
両親は家庭内では英語です。 両親の母国語はドイツ語と日本語。
住んでいる生活圏ではタイ語です。
4ｹ国語を身につけるのは，とてもシンドイですね。
外野席から心配したりしています。
初孫に会うために，月末に，女房と共にバンコクへ渡航の予定です。
Hannah-chanに会えるのが楽しみです。
今夜，肉眼で満月が地球の影によって刻々と欠けて行くのを見れました。
国立天文台のHome Pageにより，月食の仕組をおさらいすると次の通りです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
画像提供；国立天文台(NAOJ) |
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6PMのNHKニュ−スで今夜は皆既日食との報道。
すっかり忘れていたので急いでデジカメを持って戸外へ出ました。
ここ草津の夜空にくっきりと満月が見えました。
いやあ，よく見ると既に部分的に欠けていました。
6:15PMに部分食が始まったようです。
めったにない機会なので，さっそくカメラに収めます。
三脚を持ち合わせていないので，手振れ防止のためフェンスを土台にして撮ります。
倍率を上げるとファインダ−の中で月の画像が揺れています。
手振れを極力抑えるために呼吸を止めたりして撮りました。
時系列の観測写真です。
皆既食(画像提供；国立天文台) |
20:40 |
21:38 |
月食は日食に比べて継続時間がずいぶん長いですね。
皆既月食までにはまだまだ時間がかかるようです。
たまりかねて，夕食に出かけました。
1時間程かけて食事を終え，中華食堂を出て夜空を見上げたのが20時14分。
夜の散歩をしていたご婦人から皆既月食ですよと声をかけられました。
赤銅食の真ん丸いお月さんが肉眼ではっきり見えました。
月が完全に地球の陰に入ると月は真っ黒になり闇夜になるのかと推測していました。
皆既月食でも肉眼で赤銅色で見える仕組は，再びNAOJのHome Pageの力を借りると
次の通りです。
 画像提供；国立天文台(NAOJ) |
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要約するとこうです。
地球の周りにある大気の中を太陽光が通過する際，光の成分である波長の短い青い光は
空気分子により散乱され大気をほとんど通過することができないが，波長の長い赤い光は
空気分子で屈折し，その一部が月面に達するからとのことです。
なるほど，納得しました。
拙者，10月に入って天体付いています。
先日(10/3日)には国立天文台(NAOJ)野辺山を訪ねたばかりで，今夜は月食です。
なんだか，光で結ばれた因縁を感じます。
AM7:30頃，聞こえてくる話し声で目覚めました。
昨夜，浦和から車で到着されたAoki-sanご夫妻に朝のご挨拶。
ご夫妻はサイクリングではなく軽井沢界隈を観光とのこと。
皆さん，散歩がてら朝食用の食材を買いに出かけている間，拙者はテラス席を設けたり
テ−ブルの準備です。
そうこうしている内に，ヨット・アイオイ号のシェフことKatayama-sanが到着。
彼は昨晩遅く車で東京を発ち，途中仮眠をとりながら来たとのことです。
テラス組と室内組に分かれて朝食です。
すがすがしい軽井沢の空気を吸いながら，しっかりとエネルギ−チャ−ジ。
今日の予定は，千曲川輪行組(4名)と中仙道旧道を走りたいというK.T-san等のアドベン
チャ−組(3名)に分かれての行動です。
メンバ−は異なりますが，拙者はヨット仲間と既に2009年10月に見晴台から旧中仙道を
通り霧積温泉までハイキング(軽井沢サイクリング・ハイキング旅行)の実績があります。
と言うことで，拙者は，当初の計画通り千曲川輪行組に入りました。
我々千曲川輪行組は10AM頃に先発で別荘を出発，中仙道をしなの鉄道・御代田駅まで走ります。
ル−トは下記の通りです。
軽井沢から中仙道を走る |
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この中仙道は，マップによると中軽井沢付近から呼び名が日本ロマンチック街道に変わる
ようです。
日本ロマンチック街道を走る |
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起伏のない平坦な一般道です。
信濃追分付近で左折して旧中仙道に入りました。
今頃，アドヘンチャ−組はこの旧中仙道の上流を走っているのでしょう。
交通量も少なく御代田駅まで心地良い下り坂です。
11時前に御代田駅に到着。
すぐに輪行の準備をして11:17AM発のワンマンカ−で上田駅へ。
プラットフォ−ムではコスモスが咲いていました。
秋ですねえ！
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AM11:51，上田駅着。
駅前でバイクを組立てていざ出発！
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と言っても，もう昼時です。
と云うことで，通りがかりのカフェで教えてもらったイタリアンレストラン「nonno」へ。
サラダ＋パスタ＋デザ−ト＋コ−ヒ−のセット料理をで昼食。
パスタ，なかなかのお味でした。
この店のオ−ナ−，毎年，本場イタリアへ料理の見聞に訪れているようです。
置いてあったアルバムには，そんな写真でいっぱいでした。
帰り際に見送りに出てきたオ−ナ−と話していたら，彼は京都の宇治の出身とのこと。
拙者も郷里は宇治で城南高校出身だと話すと，彼のお兄さんもそうだと言う。
しかも，上林という宇治茶の老舗店の関係者だったのでびっくりしました。
世の中狭いですねえ，とお互いに顔を見合わせたりしました。
13:15過ぎにお店を離れ，いよいよ千曲川サイクリングです。
上田城址公園を右手に見ながら少し一般道を走り千曲川沿いの堤防に出ました。
しなの鉄道・上田駅から千曲川サイクリングの行程を，撮った写真の風景やしっかりした
記憶( )をもとにル−トラボ(LatLongLab)に描くと以下の通りです。
千曲川の下流に向け屋代まで走ります。
千曲川と言えば，竹田信玄と上杉謙信の激戦地である川中島が思い浮かびますが，そこは
屋代から更に下流域にあります。
この千曲川は，長野から新潟に入り信濃川となるとは知りませんでした。
しばらく，千曲川の下流に向け右岸の堤防を走ります。
上田西高校の先で道路が行止まりになったので一般道に出ます。
少し走って田町交差点を左折すると千曲川に架かる坂城大橋に出ました。
ゆったりと蛇行して流れる千曲川の両岸に田園や山野が広がっています。
時刻が止まっているかのようで実に長閑な昼下がりでした。
この橋を渡ると左岸の千曲川サイクリングロ−ドに出ます。
14:00頃から，千曲川サイクリングロ−ドを走り出しました。
サイクリング風景をいくつか。
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黄色いトラス構造の鉄橋が見えます。
後で知ったのですが，大望橋と呼ぶそうです。
こののトラス橋を見て，5月のスペイン・サイクリング旅行の時にOlive Oil Greenwayでよく
見かけたViaduct(高架橋)を思い出しました。
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ここから10分程走ると上田市から千曲市に入りました。
千曲川自転車道休憩所の女沢公園で小休止。
tamma-sanから屋代駅発15:30のしなの鉄道に乗るので少し急ぎましょうとのことです。
軽井沢でアドベンチャ−組や観光組と合流して温泉入浴とその後の夕食の予約がされている
とのことで17:00までに戻らねばならないからです。
ハイペ−スで自転車道をベダリング。
平和橋を渡って屋代駅に着いたのが15:17でした。
急いで輪行バッグに入れて列車に間に合いました。
しなの鉄道で屋代駅から軽井沢駅まで約1時間10分の下記の行程となります。
車窓の景色です。
水田は黄金色であちこちで取り入れが行われていました。
拙者が住む関西圏より緯度が高く，田植えが遅かった分収穫時期も遅くなっているので
しょうね。
16:41，軽井沢駅にとうちゃこ。
K.T-sanが迎えに来てくれたワンホックスカ−にバイク4台を積んで別荘へ。
お風呂の準備をして皆さんと車で今夜は「千ｹ滝温泉」へ。
夕焼け雲の中に浅間山がくっきり見えました。
温泉のあとは，スペイン料理のレストラン「グラナダ」へ。
拙者，ここは初めてです。
5月のスペイン旅行の計画はここで練られたのかと思ったりしました。
お店に入ると，大きなイベリコ豚の生ハム，ハモン・イベリコがぶら下がっています。
スペインの居酒屋バルやレストランでよく見かけました。
先ずは，白ワインで乾杯！
料理が出てくるまでワインだけがどんどん進みます。
皆さん 各組の一日の出来事の報告を聞きながら大いに盛り上がりました。
料理の最後は，イカスミのバエリアで仕上げです。
見て下さい，美味しそうでしょう。
というようなことで，パ−ティ−とともに今宵も更けていきました。
[本日の走行デ−タ]
走行距離 46Km 走行時間 2時間39分
平均速度 17.3Km/h 最高速度 44.5Km/h
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ところで，我々とは別動隊である旧中仙道を走ったアドベンチャ−組の苦闘の写真を1枚，ご紹介して
おきましょう。
山中の道なき道，けもの道だったそうです。
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明けて，10月5日。
軽井沢は朝から雨です。
TVニュ−スによると大型台風18号は日本列島を直撃し，今夜半から風雨が激しくなるとの
予報です。
当然，計画していた松本市内ポタリングは急遽中止し，急いで帰途に着きました。
意外にも朝早くから長野新幹線はほぼ満席で，やっとのことで座席が確保できるような状態
でした。
ホ−ムに入る長野新幹線「あさま」 (軽井沢駅にて) |
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東京駅からのJR東海道線，横浜からの京浜急行線は日曜日と台風の影響だからでしょうか，
貸切状態で輪行に気兼ねすることもなくて良かったです。
10月3日から2泊3日で軽井沢方面へ輪行してきました。
台風18号の影響でお天気が気がかりです。
予報によると，まだ沖縄南東海上にあり関東地方へ接近しても6日以降とのことで
計画は挙行することになりました。
第1日目の予定は，JR小海線・野辺山駅まで輪行し，ここからスタ−トして，
途中，国立天文台野辺山を見学し，しなの鉄道平原駅まで佐久甲州街道をサイクリング。
再び平原駅から軽井沢駅まで輪行し，K.Tada-sanの軽井沢別邸で宿泊。
第1日目のメンバ−は5月にスペイン・サイクリング旅行のメンバ−4人＋1の5名です。
伊豆高原，函南，御殿場在住の4名は，JR富士駅経由身延線回りで野辺山駅へ。
拙者は，横浜駅からJR横浜線/中央線で小淵沢駅へ出てJR小海線に乗換え野辺山駅
までの以下のル−トをとりました。
バックパックに輪行バッグをかついでの出で立ちです。
ちょうどラッシュアワ−にぶつかり，JR八王子駅までは通勤の皆さんにはさすがに
気が引けましたです。
他の皆さんとは小淵沢駅で合流し小海線に乗換え。
時間もすでにお昼前です。
時間節約のため，ここで買った季節限定駅弁「信州牛と松茸ごはん」で車内昼食となりました。
まろやかな甘みと香り，とろけるようなジュ−シ−な牛肉駅弁，美味しかった〜あ!
11:52AM，野辺山駅に到着。
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駅前のスペ−スでサイクリング衣装に着替えて，輪行バッグから自転車を取出します。
拙者，新規購入した折畳み自転車での輪行に初デビュ−です。
学習効果もありスム−スに作業は完了。
今日はご覧のような秋晴れですが，少し暑いです。
軽井沢方面は高原だから涼しいだろうと思い長袖を準備しましたが，半袖でも良かった
ですね！
いざ，スタ−ト。
近くの国立天文台 野辺山へ向かいます。
ここには，野辺山宇宙電波観測所と野辺山太陽電波観測所があります。
国立天文台 野辺山にあるパラボラアンテナ群です。
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| 野辺山ミリ波干渉計(構成；口径10mのパラボラアンテナ×6台) |
電波ヘリオグラフ(太陽電波望遠鏡)
(構成；口径80cmのアンテナ×84台) |
45m電波望遠鏡では，いくつもの新星間分子、原子星周囲のガス円盤、ブラックホ−ルの
発見などの観測成果を出しているとのことです。
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| 口径45m電波望遠鏡 |
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天文台を離れ，一路，千曲川沿いの佐久甲州街道を佐久平方面へ。
標高1,352mから標高707mまでの下り勾配ですから気が楽です。
そんなためでしょうか，拙者の新車，tern P20 も快調に街道を疾走。
秋風を受け爽快! 爽快!
曲がりくねった急勾配の坂を下るとなだらかになります。
とは言っても，大型トラック，バス，乗用車がビュ〜ン，ビュ〜ンと通り過ぎていくので
こわいですね。
ハンドルを逆に切らないように慎重に走りました。
走行中の風景を二つ。
佐久市内の街道沿いにあったお洒落なカフェ「ケルン」でテイ−タイム。
ここから4Kmほど走るとしなの鉄道平原駅にトウチャコ。
ここから軽井沢駅まで輪行です。
小さな小屋のような駅舎がある無人駅でした。
駅舎は貨車を改装して再利用されているようです。
皆さん，次の電車に間に合うように直ちに輪行バッグにバイクを梱包。
この作業も練習通りうまくいきました。
拙者，しなの鉄道に乗るのは初めてです。
駅舎のレ−ルマップによると，軽井沢と長野を結ぶロ−カル路線のようです。
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| 駅舎に表示されたレ−ルマップ |
しなの鉄道の列車 |
列車内の輪行風景 |
窓外には実に長閑なカントリ−風景が通り過ぎていきます。
約20分程で軽井沢駅に到着。
すでに日没後のトワイライトです。
前照灯を点灯してヨット仲間のキャプテンであるK.Tada-sanの別荘へ。
ここで2日間宿泊のお世話になります。
彼は，仕事を終えて東京から移動中です。
ということで，彼に連絡して遠隔操作で玄関を開錠してもらいました。
勝手知ったる我々は，お風呂の用意をしてタクシ−で星野温泉トンボの湯へ。
湯あがりに隣の村民食堂で冷た〜いビ−ルを飲んでいるとK.T-sanが到着。
我々は，お先に別荘近くの中華料理店へ移動。
紹興酒でほろ酔い加減になって別荘へ。
これから二次会とのことですが，拙者は気持良く寝床にもぐりました。
[本日の走行デ−タ]
走行距離 57Km 走行時間 2時間40分
平均速度21.3Km/h 最高速度45.2Km/h
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[注] Diary「軽井沢方面へ輪行(1/2)〜(2/2)」には，同行のtamma-san,
T.Kawashima-san の同意を得て，お二方撮影の写真も転載させて
いただきました。 |
続く Diary /No.645−2014.10.04 / 「千曲川・軽井沢方面へ輪行(2/2)」
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