徒然草津生活 Since 2010
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Diary/Archive
　　　　　　2011年10月

関西いこい会　秋の例会2011　 　 　　　　　　　　　　　　　　399−2011.10.29

　去る10月23日から一泊二日の日程で，関西いこい会　秋の例会2011が、京都・嵐山にある
パナソニックの保養所，パナソニックリゾ−ト嵐山で開催されました。
今回，ゴルフ部会はテニス部会の例会に相乗りして共催となりました。

嵐山の桂川にかかる早朝の渡月橋

　初日は，保養所での前夜祭です。
テニス組の10 名，ゴルフ組の7 名，飛び入りの京都市内在住の1 名の総勢18名での賑やかな宴会
となりました。
皆さん　古希を迎える年頃なのに相変わらずよく飲み，それ以上によく喋れますわネェ。
元気な証拠で結構なことです。

　翌日，ゴルフ組は東城陽GCへ，テニス組は山科の東山テニスクラブに場所を移し，快晴の秋空の
下でそれぞれプレ−をエンジョイしました。

　ゴルフ場は，皆さん初めてプレ−する丘陵地のコ−スです。
このゴルフ場，距離は長くないがとても難しいグリ−ンでした。
傾斜やアンジュレ−ションに加えて難しい位置にカップが切ってあったからです。

東城陽GC・IN コ−ス#10ホ−ルの眺め

そんなことで，レベルの低いゴルフコンペに終りました。
想定外のハプニングにより2 名がお揃いで優勝となりました。
　　Ashida−san とWada−san，　初優勝おめでとう。
　
　皆さんのご協力で，お天気にも恵まれて楽しい2日間の秋の例会を無事終えることができました。
ゴルフ部会の幹事役も次期幹事に引き継ぎ，来春の再会を約してゴルフ場を後にしました。
例会の内容や写真は，下記のWeb Page に載せていますのでご覧下さい。
　
Picture / Golf / 「関西いこい会ゴルフコンペ 京都オ−プン2011」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(但し，閲覧にはPassword が必要です)
タイの洪水(続き)　　　　　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　 398−2011.10.28

　タイの洪水についての日本のメディアの報道は，その後もおさまることがありません。
そんなことで，いよいよバンコックで働いている娘の安否を心配して電話しました。
娘のPCのオ−ディオ系統が故障のままなのでSkype が出来ないからです。

　携帯電話が繋がった時，なんと,娘はバンコックから脱出するため11人乗りのミニバンの乗合い
バスで南部海岸のHua Hin(フアヒン) Beachへ移動中でした。
タイ国鉄(SRT) が，洪水でストップしているからとのことでした。
　本日，あらためて電話して詳しい情報がわかりました。
現在住んでいるバンコックのアパ−トメントはまだ冠水していないが，避難勧告が出たため，4時間
かかってHua Hinのホテルに脱出したそうです。
Hua Hin は洪水とは無縁だが，結構暑いそうです。

ホテルは，朝食付きで800 baht (約2,400円/泊・人)。
タイ政府は，27日に11月1日まで5日間を臨時の「国民の休日」，つまり「洪水連休」にすることを
発令。
更に，政府系機関だけは11月8日まで休日だが，それ以降は洪水の状況によるらしく，娘は突然の
ホテル滞在費の持ち出しで嘆いていました。

　彼女のオフィスは現在，3 mの冠水で周りにはワニも泳いでいるらしい。
(タイの湖沼には，けっこうワニが棲息しているが，人間には危害を加えないとのこと)
又1 階にあるサ−バ−も浸水し機能不全に陥っているとのことです。
水が引くまで少なくとも1.5 ｹ月かかるそうで，建物は取り崩すしかないよう
です。

バンコツクのホテルに仮設のオフィスを開設予定だったが，そのホテルも避難命令により賃貸契約も
キャンセルになって，マネ−ジャ−が仮オフイスを探している状態。

　娘はBoss から日本へ一時帰国を勧められたようです。
しかし，ビザが11月1日に切れるため更新手続き中でしたが，タイの移民局も浸水し業務停止中で
帰国できず，又1日以降は不法滞在状態になるがタイ当局の瑕疵によるため勿論，ペナルティは免除
されるとのことでした。

　昨日のタイの新聞に，日本政府がタイの日系企業で働くタイ人の従業員を条件付き(短期滞在
ビザ)で日本に受け入れ，日本で就労することを認めた　との記事が載っていたそうです。
現地の日系企業もタイ化が進み，タイ人の技術者などが居ないと生産が回らないのかも知れま
せんね。

　娘から，「NetでBangkok Flood Map を検索すると洪水の状況が写真で見られるよ」と言われ
て覗いてみたら，タイの洪水はことほど左様に大変な事態になってているようです。
タイの洪水のマップは，下のWeb Siteをクリックするとご覧になれます。

Thailand Floods 2011

　　Thailand is currently facing its worst flooding in 50 years.
　Flood waters have swamped more than two-thirds of the country, submerging rice
　fields and shutting down hundreds of factories while over 900,000 families and
　businesses have been impacted and hundreds of lives have been tragically lost.
　　National relief efforts are now focused on providing essential food, clean water
　and shelter to displaced people and restoring damaged infrastructure to the
　Kingdom of Smiles.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Last update: October 20, 2011 5:47 AM UTC
http://www.google.org/crisisresponse/thailand-flood-2011.html
Thailand Floods 2011 　(Google Crisis Response)

　これによると，タイは50 年振りの最悪の水害に見舞われており，国土の2/3 が冠水。
水田の冠水は勿論，数百の工場が操業を停止し，一方，90 万以上の世帯と多くのビジネスが影響
を受け数百人の死者が出ているとのことです。

　自然災害も恐ろしいですネ。
時間的に見ると，洪水は日本では瞬間的ですが，タイのようなフラットな地形では長期化しその影響
たるや甚大です。
しかし，それ以上に福島の(自然災害＋人災)の原発事故の影響は，時間的には言うまでもなくその
深刻さに於いて計り知れないということかも知れませんネ。
くわばら，くわばら。
タイの洪水　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　397−2011.10.21

タイの洪水の被害者の皆さんにお見舞い申し上げます。
一日も早く洪水が引くことを祈念しています。



　台風の影響による大雨により，和歌山や奈良で河川の決壊や山間部のがけ崩れなどで甚大な被害
をもたらしたのは，つい最近です。
ここ一週間，インドシナ半島のタイで洪水の被害が広がっていることが新聞やTVで大きく取り上げら
れています。

　報道によると，この洪水，いよいよ首都バンコックの市街地にまで及ぼうとしているとのことです。
バンコックに住みUNEP で働いている我が娘のことについて，親戚筋から心配して電話がかかって
くることもあり，昨日娘とMailで情報交換しました。
問い合わせがあってもきちっと答えられないのではみっともないですから。
　
　娘は相変わらず元気で働いているとのことで安心しました。
しかし，洪水の影響は娘の職場にも及んでいてびっくりしました。
バンコックの北に隣接するPathumThani 県KlongLuang にあるオフィスは来週の月曜日まで
1週間休業で，仮設の臨時オフィスがバンコックのホテルに開設されているとのことでした。

　　　Aが娘の住んでいる付近
大きな地図で見る　　

　娘の話によると，タイでは雨季になると規模は限定的だが毎年，どこかで水害が起っていて，
今年はたまたま大洪水となり300 数十人の死者に被害者は250 万人近くとのことです。

　大洪水の原因はいくつかの要因が重なったとのことです。
今年はインドシナ半島全域で雨量が多かったそうです。
タイだけでなく近隣のカンボジア，ラオス，ベトナムでも洪水が起こっているようです。

　もう一つの原因は，大河川であるチャオプラヤ(Chao Phraya)川上流の大規模ダムが満水に
なり，複数のダムが同時に放水したためらしい。
3 年前にクラス会の有志でタイ観光した折，バンコック市内を流れるチャオプラヤ川でポンポン船
に乗って水上観光したことを思い出しました。
(→ココをクリック)
平時でも水量が豊富で勢いよく流れていたことを覚えています。

　更にタイの熱帯雨林では違法伐採が横行していて，森林伐採による山の保水力が低下している
ことも遠因らしい。

　タイ中部の世界遺産の街アユタヤも一部周辺道路の冠水のため多くの寺院，例えばあのワットヤ
イ・チャイモンコンやバンパイン宮殿 etc(→ココをクリック)では観光出来なくなっているようです。
そしてアユタヤの工業団地にある多くの日系企業も操業停止に追い込まれているそうです。

　地震や津波だけでなく水害などの自然災害は，恐ろしいですね。
それに付随して原子力災害が起ったりして何が起こるかわかりませんから。

　ところで，東日本震災の折にはタイ政府から支援を受けたのですが，今回のタイの大洪水に対して
日本政府はそれなりの支援をしているのでしょうね？
やらずぼったくりにならないように！！

English Weekly Topics / No.149−Oct22nd.2011 / “The flood in Thailand”
家 紋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　396−2011.10.19

　末弟の息子が11月に結婚するので丁度1ケ月前の先日に，お祝いに奈良の自宅に京都の弟夫妻と
一緒にお伺いしました。
その折に跡取りの弟が準備してくれた袱紗(ふくさ)に包んで一緒に祝儀袋を出しました。
その袱紗が包まれていた慶弔用風呂敷には，名字と家紋が入っていたのです。

　子供の頃から我が家には家紋というものがあったことは覚えていますがすっかり忘れていました。
例えば，昔の礼服の紋付き袴，門幕，重箱，etc に付いていました。

我が家系の家紋

　下の写真が，先日撮った風呂敷の家紋です。
少し興味があったので我家の家紋の由来を調べてみました。

家紋とは，共有の先祖から引き継がれてきた血縁集団のシン
ボルとしての紋章であり名字を表す紋章なのだそうです。
最近では冠婚葬祭時に着る礼服などに見かけるだけになりまし
たね。

　戦後の民主主義と共にかっての封建的家思想の概念は否定され，その表象の一つとみなされ
縁遠くなったからかも知れません。

茗荷紋(抱き茗荷)　<出典：Wikipedia>

　さっそくInternet で「稲垣家 家紋」を入力して検索して
みたところ，以外にも家紋の記事が出てきました。
Netの威力はすごいですね。
こんなことまで居ながらにして瞬時にわかりますもの---。

　上の風呂敷の家紋と同じものがありました。
我家の先祖の家紋は，茗荷紋(みょうがもん)というもので，
その内の抱き茗荷紋というものです。
植物のミョウガ(茗荷)の花が図案化されたものだそうです。

それも，日本の十大家紋の一つだそうです。
日本の家紋の一つとして在って良かったです。
無ければ，新種として日本家紋研究会にでも新規登録するところでした。

　今回あらためて我が家系の家紋と再会し，そのデザインを確認しました。
皆さんも，ご自身の家紋を調べて見ると新しい発見があるかもネ。
クラス会・会場の下見と東寺散策(10月4日)　　　　395−2011.10.07　　

　秋の関西いこい会ゴルフコンペ「京都オ−プン2011」の前夜祭の会場で京都嵐山にある保養所
・パナソニックリゾ−ト嵐山へ下見に行ってきました。

　関西いこい会とは，学生時代の物性物理学科のクラス同窓会の名前です。
物性テニス部会とゴルフ部会で構成され，今回は前夜祭が合同で行われます。
ゴルフ部会幹事の小生は，テニス部会の幹事であるKawamata−san とKobayashi−sanと
一緒に打合せを兼ねての下見でした。

　桂川・渡月橋や天龍寺から近くの閑静な住宅地にあります。
保養所内には石庭があったりして京都らしい雰囲気でした。

　下見後は車で京都駅まで送ってもらい，時間もあったので足をのばし東寺を散策してきました。
東寺は，近鉄京都線で京都駅の次の駅・東寺で降りて徒歩10 分のところにあります。

　夕方の4:30 頃に境内に入り，扉が閉まる5:30 まで散策しました。
学生時代の頃，近鉄京都線は奈良電と言っていましたが，京都へ出かけた時，いつも車内から東寺
の五重塔が目に入ってきて親しみがあります。
しかし，見慣れているものの今迄一度も訪れたことがなかったのです。
不思議ですよね。
皆さんにもきつと，こういうsituation がおありだと思います。

　「灯台もと暗し」でした。
世界文化遺産 ＆ 真言宗の総本山で境内の広いお寺でした。
金堂や講堂は，国宝や重要文化財級の仏像の宝庫でした。

講堂内の仏像群(曼荼羅諸尊)　(パンフレット：真言宗総本山　教王護国寺 東寺より)

　久し振りの古寺散策でした。
詳しくは，下記のPicture をご覧下さい。

Picture / Pilgrimage to old temples / 「京都・東寺 散策」

仏像を拝観しながら境内を散策すると，ホント心が癒されます。
愛車の点検・整備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　394−2011.10.05

　昨年4 月に自転車を購入し，サイクリングの世界にデビュ−して以来1 年半が経過しました。
購入したスポ−ツ車は，サイクリストの初心者でもあるのでクロスバイクです。
ロ−ドバイクほど速くはなく，またマウンテンバイクほど頑丈ではありませんが，舗装道路や
オフロ−ドで最高の性能は求めず，どちらもそこそこ走れればと
考え購入したものです。

　先月末に南伊豆でヨット仲間と走っている時，仲間のバイクがパンクしたのです。
小生のバイクは購入後一度もパンクはしていません。
が，そろそろ小生の番かも知れないと思い，その前に手を打とうと思ったのが点検・整備に出す動機
となりました。

　バイクの取説にも1 年毎の点検・整備を販売店に出すことを推奨しています。
それに，サイクルコンピュ−タ−の積算走行距離をチェックすると1400.8 Kmでした。
ずいぶん走っているのには驚きました。
しかし，この数値には毎日の生活車としての走行距離も含まれていますが---。

　販売店で点検と同時に前輪と後輪のタイヤとチュ−ブの更新を相談したところ，まだタイヤにヒゲが
生えているので不要だとのことでした。
と言うわけで，点検・整備費用はサイクルコンピュ−タ−のスポ−ク用マグネットとLiイオンコイン
電池の交換費用を除けば800 円で済みました。

　点検チェックシ−トを見ると，8 項目の点検項目中3 項目で調整が行われていました。
それらは，ブレ−キの調整とハブ，ペダル・クランク，ハンドルの緩み調整でした。

　これで，パンクの恐怖心を抱かずにこれからのサイクリングの季節を安心して楽しめそうです。
最近の小学校の運動会　　　　　　　　　　　　　　　　　　393−2011.10.02

　駅前にあるサイクル・ショツプに愛車の整備に出そうと走っていたら，
何やらマイクの音が聞こえてきました。
そうなんです，近くの小学校の運動会が行われていたのです。

　所用はいつでも出来ると思い，音の聞こえる方向へペダルをこぎました。
小学校にバイクを停めて隣接する運動場へ向かいました。
運動場へ入るゲ−トは一ヶ所でした。

　そこでは，父兄らしき係員から入場のためのワッペン「小学校運動会来場者」を貰い，身に付けて
入場を許可されます。
子供達の安心・安全を考えてのことでしょうか。
昔と比べて随分，子供達も過保護になっているのには驚きました。

　運動会の参観するなんて久し振りです。
我が娘の小学校の運動会以来ですから，およそ23 年振りです。
当時と比べて運動会がどのように変化しているのかも興味の一つでした。

　先ず会場に入って昔と変わっていたのは，運動会の飾付けであった万国旗によるツリ−の飾りが
ありません。
運動会＝万国旗のイメ−ジが残っているからでしょうか。
それにしても，あの万国旗は運動会とどんな関係があるのか今もってわからないのですが。

　運動会のプログラムを見ると各学年とも個人・団体競技合わせて3種目／人でバランス良く振り
分けされています。
しかし，競技の2/3 が団体競技や父兄と一緒の交流競技です。
つまり，皆で力を合わせて行う協同作業的な団体競技に重点が置かれているようです。

　昔と最も大きな違いは，徒競走のような個人競技には競走意識が希薄になっているようです。
と云うのは，順位入賞による賞品もしくは賞状が授与されません。
確かに順位はカウントされ，それぞれの所属する紅組，黄組，青組のブロックの得点として団体成績
に反映されています。

団体意識が生まれて良いことですが，個人競技と団体競技の比重の掛け方が逆転しているように
思えます。
　
　実社会は，現に競争原理で動いています。
高校や大学は，学力差で振り分けられます。
就職時には正規社員と非正規社員に選別され(これは社会システムに問題があるのですが)，就職
すれば能力差で給料やボ−ナスに差が出ます。

　社会で競争に耐えられるための競争意識を高める教育の機会を得られないことは，相対的に個人
の損失でもあります。
勉強にしろスポ−ツにしろ適正な競争意識を育むことは，健全で大事だと思うのですが。

　運動会といえば，競技種目に合わせて行進曲やら威勢のある音楽がかかっていたものですが，
この運動会ではほとんどありません。
マイクの音声ぐらいで静かなものです。

周辺の住民に気兼ねをしているのでしょうか。
年に一度の運動会です，この日くらいは住民も音にはノ−ペナにしてくれると思うのですが。
音楽で子供達の心は弾み，元気が出て頑張れるのだが---。
もっと景気良く元気にやって欲しいものです。

　最後に，団体競技の中に組み体操はあったのですが，男子の騎馬戦がありません。
危険だからでしょうか？　　それとも，子供達が軟弱になつたからでしょうか？
ガキ大将の出番です。　このような競技もあってもいいのではと思います。

　運動会は，14:20 分で閉会式です。
昔より随分早く終わるように思えました。
やはり少子化の影響だからでしょう。　已むを得ないですねぇ。

時代とともに運動会も変化しているようです。

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