夏の終りになりましたが，関西地方はままだまだ毎日30℃ を超える残暑厳しい日が続いて
います。
そんなわけで，しばらく自宅に引きこもっていました。
体も鈍って来てこれではいけないと思い，久し振りのサイクリングに出かけて体をほぐして
きました。
行き先は，小生未踏の近江八景の一つ，「唐崎の夜雨」で知られている唐崎神社です。
前日は，愛車GIANT 「ESCAPE」号に油を差しピカピカに手入れしたり，タイヤの空気も一杯
入れ準備万全です。
ル−トもLatLongLab でシミュレ−ションし，最短の近江大橋を渡って行く時計回りで琵琶湖岸
を走ることにしました。
(注)地図ソフトLatLongLabは閉鎖されました。
予定通り7 a.m. に自宅を出発。
いつもの通り田園地帯のサイクリング専用コ−スを走り琵琶湖岸の歩行者・自転車専用道路
である「さざなみ街道」に出ました。
田園内のロ−ド脇には街路樹の赤や白の百日紅(サルスベリ)が，この暑さにもかかわらず咲き
誇っています。
この花，よほど暑い夏が好きみたいですね。
さざなみ街道に出てからは，ほとばしる汗をかきながら唐崎神社へまっしぐらです。
唐崎神社には，8:22 a.m.に到着。
唐崎近くの国道161号線から路地を入ると，つきあたりに鳥居が見えます。
琵琶湖に面したこじんまりした神社で，朝早かったためか貸切で参拝させていただきました。
当地は「近江八景」の一つ「唐崎の夜雨」の老松との景観が安藤広重の浮世絵にも取りあげられ
てきました。
近江八景「唐崎夜雨(からさきのやう)」 (安藤広重 作，版元；保永堂) <Wikipedia より> |
境内中程に位置する現在の老松は三代目とのことで，樹齢150〜200 年と推定されているよう
です。
20 数分程拝観して帰途につきました。
途中，西大津のレストランでモ−ニングの朝食をとりながら休憩。
下の写真は，大津港から撮った草津方面の写真です。
近江富士がうっすらと見えますね。
10:35 a.m.に自宅に帰着。
シャワ−を浴びてから，冷たいビ−ルを飲みながらTV で民主党代表選挙を視聴しました。
本日の走行デ−タは，以下の通りでした。
走行距離＝41.7 Km
走行時間＝2時間42分
平均走行速度＝15.4 Km/H |
詳細は，下記のPicture をご覧下さい。
 Picture / Cycling / 近江八景「唐崎夜雨」唐崎神社 晩夏のサイクリング
クラスメ−トでヨット仲間でもある Masayuki Miyake さんが，スイスの山旅(8/3〜8/12)
の写真を送ってくれました。
彼は奥さんと共に今夏暑い日本を脱出し，避暑を兼ねてスイスの数々の名峰と氷河を眺めるトレッ
キングを楽しんだのです。
Masayuki さんの了解を得て，その写真の一部をご紹介します。
残暑がぶり返してきそうですが，皆さん この写真を眺めながら暑気払いでもして下さい。
いままで何度も耳にされたことのある名峰や氷河がありますよ。
雪や氷に覆われたそれらを眺めていると，少しは涼がとれること間違いなしです。
冷たいビ−ルでも飲みながらご覧になるとその効果はてきめんでしょう。
それでは，始まり〜始まり!!
ベルニナ氷河特急 (サンモリッツ駅にて) |
サンモリッツ湖 (Lake St.Moritz) (↓) です。
ピッツ・ベルニナ (Mt.Piz Bernina) 山群と氷河(↓)です。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
|
|
|
|
|
ディアヴォレッツア
(2984m)から見る
ベルニナ山群の氷河 |
ピッツ・ベルニナ
(4,049 m)
(右側) |
ピッツ・ベルニナ山群
と氷河
(サンモリッツ近郊) |
ピッツ・ベルニナ
(4,049 m) |
イタリア・ティラノに向かう氷河特急のル−プカ−ブ(↓)です。
メルヘンの世界ですね。
首都ベルン (Bern) の旧市街です。
スイスの国旗と共に日本の国旗も掲げられています。
うれしいですね。
アイガ−(3,970m) 北壁 ( The north face of the Eiger )(左)とメンヒ( Monch )
(4,107m)(↓) です。
アイガ−は，ユングフラウ ( Yungfrau，4,158m ) とメンヒ (Monch )と並びユングフラウ三山
の一つ。
アイガ−北壁は，高さ1,800m の岩壁だそうです。
アイガ−北壁(左)とメンヒ(メンリッヒエンから) |
ユングフラウ (Jungfrau，4,158m) とアレッチ氷河 (Aletsch glacier) (↓) です。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
|
|
|
|
|
| ユングフラウ |
アレッチ氷河
(ユングフラウヨッホ
から望む)
|
メンヒ(左)とユング
フラウ(右)，鞍部が
ユングフラウヨッホ |
スイスの高山植物四種です。
見事な黄色や青色の原色が映えますね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
スイスとイタリア国境にあるマッタ−ホルン(Matterhorn，4,478m) の朝焼け(時系列写真)
です。
スイス側のツェルマット(Zermatt) の町から撮られたんでしょうか。
よくぞタイミングよく撮れましたね。 芸術祭参加作品のような映像です。
すばらしいです。
レマン湖 (Lake Leman or Lake Geneva) です。
この湖，スイスとフランスにまたがっているそうです。
レマン湖 (モントル−近郊) |
エギ−ユ・デュ・ミディ (Aiguille du Midi，3,842m) のピ−クへ一直線のロ−プウエィ。
こんな険しいところによく掛けられたものですネ。
何と，頂上までは，2,800m 近くの高度差を途中にある駅で1 回乗り継ぐだけだそうです。
きっと，絶景でしょうね。
モンブラン (Mont Blanc, 4,810m) (↓)です。
モンブラン |
|
フランスとイタリア国境にあるヨ−ロッパアルプス(西ヨ−ロッパ)の最高峰。
お菓子のモンブランは，やはり，この山の形に似せて作ったことに由来して
いるようです。
モンブラン(エギ−ユ・デュ・ミディから望む) |
最後は，シャモニ−・モンブランの街です。
Miyakeさん，thanks です。
小生も愛犬の世話から開放されたら，是非訪れたいです。
当Diary「スイス山旅の写真から」内の写真の著作権は，Mr.Masayuki Miyake
に所属します。
無断転載はご遠慮願います。 (管理人，inachan より) |
お盆休みの15 日から一泊二日で軽井沢へ避暑も兼ねてハイキングを楽しんできました。
アイオイ号のヨツトオ−ナ−のTada Captain のご招待で北軽井沢の別荘で一泊です。
メンバ−は，一昨日スイスのトレツキング旅行から帰って来たばかりのヨット仲間のMiyake−san
との三人です。
日本列島はどこもかしこも連日の猛暑ですが，さすがにここ北軽井沢の別荘地帯は，唐松で陽射
しが遮蔽されるのか，それとも海抜〜1,000m からなのか，ホントに涼しい別天地ですね。
だから，避暑地なんですね。
別荘前の林に囲まれた小路です |
16 日8:15 a.m.頃にタクシ−でTada 別邸からハイキングのスタ−ト地点である旧碓氷峠の
熊野神社近くの見晴台へ。
朝の中仙道碓氷峠頂上付の茶屋・見晴亭付近 |
この近くの登山道入口にある鼻曲山への道標に従って8:30 a.m.スタ−トです。
ここから，長野・群馬県境の尾根に沿って一の字山(標高；1,336m)，留夫山(同，1,591m)，
鼻曲山(同，1,655m)を縦走し，長日向バス停へ下山しました。
スタ−ト直後に，前日コンビニで買っておいた昼食用のおにぎりを持参していないことに気付き
ました。
ここまで来たこともあるし，昼飯は我慢することにしてハイキングを続行です。
ワンダ−フォ−ゲルのプロでもあるMiyake−san が出発前のチェックリストの点検もしていな
かったとは驚き( )です。
勿論，スイスのヴェンゲン(アイガ−)，ツェルマット(マッタ−ホルン)，シャモニ−(モンブラン)などの
名峰や氷河を眺めながらのトレッキングならそうしたのでしょうが，この程度のハイキングでは，
チェックリストすら作っていなかったですから。
たとえ，SPOT (地球観測衛星)端末を装備しているといえどもです。
なめてかかったらいけませんよネ。
思っていたよりも行程が長く，アップダウン(最大斜度，45°の登り道もありました)のある上級
コ−スでした。
クマ(Bear)も出没するとのことで，Tada−san が用意してくれたクマ除けの鈴(Bell)を
バックパックに吊り下げてチリンチリンと音を出しながら歩きました。
Miyake−san によると，クマは後から襲うとのことでしたので先頭を歩きました。
この山道ですからマムシやハブに最初に襲われるリスクがありましたが。
ちょうど4 時間後の正午に鼻曲山の頂上に到着。
持参した軽井沢高原ビ−ルの缶ビ−ルで乾杯して30 分程休憩しました。
鼻曲山頂上(SPOT端末と軽井沢高原ビ−ル缶) |
12:30 分に頂上を出発し，長日向に向かって下山です。
上りよりも下りの方が楽ですが，勾配のある下りは結構きつかったです。
ちょうど午後2 時に長日向バス停に着きました。
ここから草軽バスで軽井沢駅に向かいました。
本日のハイキングのデ−タは，以下の通りでした。
1)ハイキング・コ−ス；
旧中仙道・碓氷峠頂上〜一の字山〜留夫山〜鼻曲山〜長日向バス停
2)総歩行距離； 約 15 Km (歩数計より)
3)最大標高差； 497 m (LatLongLab より)
4)獲得標高； 上り 650 m，下り 691m (LatLongLab より)
5)歩行時間； 約 6 時間
6)歩行総数； 約 25,000 歩 (歩数計より)
|
軽井沢ハイキングの詳細は，下記のPictureのB又はDボタンをクリックしてご覧下さい。
  Picture / 2011軽井沢ハイキング旅行(但し，Password が必要です)
 盛夏の甲子園球場では，連日，全国高校野球の熱戦が繰り広げられています。
昨日の第8 日目も2 回戦4 試合が行われました。
第二試合目に登場したのが，八幡商業高校です。
小生の第三の故郷になった滋賀県の代表です。
既に子供時代の故郷，京都の代表校である龍谷平安高校は早々と1 回戦敗退です。
そんなことで，八幡商高の試合をTVで観戦しながら応援となりました。
対戦相手は東東京代表の強豪・帝京高校です。
案の定，帝京の好投手に翻弄され8 回まで二塁も踏めず得点できません。
3−0 と敗色濃厚となった最終回のイニングがやってきました。
八幡商業の監督もそれを認識していたのでしょう，先頭打者のエ−ス投手に代打
を出しました。
経験からすると，リ−ドされているチ−ムは最終回に代打を出すことが多いですネ。
小生の目には，敗戦だと悟った監督がベンチに居る選手をできるだけ甲子園でプレ−させてやろう
と云う武士の情(?)に写るのです。
いや，近江商人の情かもしれません。
そんなことで，八幡商高もいよいよこれで終わりかと100% 思っていました。
ところがです。
一死後，これまで打てなかった投手に三連打で満塁となりました。
次打者の内野ゴロがエラ−となり1 点を返して尚，満塁です。
非常にエキサイティングな場面です。
5 番打者がフルカウントからの高めのボ−ルを真芯に捉えた打球は，右翼ポ−ル際に吸い込まれ
ました。
アルプス席が狂喜に包まれたのを見て，これが満塁本塁打であることを知りました。
ウッソヤ−と思わず叫びました。
「ミラクル」という言葉の存在をこの目で承知した瞬間でした。
八幡商高は9 回表の逆転劇で，公式戦でほとんど登板のなかった控えの2年生投手が思わぬ
緊急登板となりましたが，9 回裏を何とか無得点に抑えて5−3で勝利を収めました。
これで，今年の高校野球ではまだ二度以上の楽しみがあります。
八幡商高とまだ勝ち残っている第二の故郷・神奈川代表の横浜高校の試合を応援・観戦できる
からです。
さて，どこが優勝するかお楽しみですネ。
毎日，お暑い日が続きますね。
今日も朝9 時には室温30℃に上昇していましたので，気がひけますがエアコンをスイッチオン。
窓の外を眺めると，空気が澄んでいたのか近江富士が緑の水田の向こうにくっきり見えます。
緑一色になった水田に誘われて，カメラ片手に散歩に出てきました。
5 月中旬に田植え(Diary / No.361−2011.05.18 / 「田植えと農政」)が行われて未だ3ケ月に満たない
ですが，稲穂が出ている水田がありました。
「出穂」です。 「しゅっすい」と読みます。
稲の生育は，ホントに早いですネ。
出穂した水田のイネ |
未だ出穂していない水田のイネ |
この「出穂」とは，お米の花が咲く茎「穂」が出ることです。
Wikipedia によると，イネの出穂期は田植え後早稲(わせ)で50 日，晩稲(おくて)で80 日頃
とのことです。
その定義に従えば，ここのイネは晩稲ですね。
勿論，穂が出る時期は品種や地域によって異なるでしょう。
この近くの水田でも穂が出ている水田と出ていない水田がありました。
千葉県では早場米の刈り取りがぼちぼち始まるそうですね。
刈り取り前に，県内326 地点で放射性物質で汚染されていないかモニタリングテストが行われると
TVで報じていました。
肉牛，腐葉土，牧草のように汚染されていなければ良いのですが。
本当に日本の食の安全は大丈夫なんでしょうか。
ホント，原発は罪つくり，罪つくりですね。
 TOPペ−ジへ戻る
|
|
