今年もここ滋賀県は，田植えの季節になりました。
我家の裏手一面には，水田が広がっています。
我家の裏手に広がる水田(後方は，近江富士) |
5 月のゴ－ルデンウィ－クの連休前には，トラクタ－で耕された田地に水が引かれただけの状態
でした。
しかし，連休後に横浜から戻ってみると，あちこちで田植えが始まっていました。
この時期の風物詩ですね。
お天気が良かったのでデジカメ片手に裏の水田での田植えの見学をしました。
老夫婦が田植機で田植えの真っ最中でした。
幼苗が入った苗箱を田植機にセッティグ |
小生の少年時代は，田植えと言えば手仕事の重労働でしたが，現在では機械化されずいぶん
楽になったものです。
苗代で育った幼苗でしょうか，苗箱に入れられて田植機の後方に載せられ，田植機の1 回の
走行で5 列に整然と見事に幼苗が水田に移植されていきます。
休憩の合間に老夫婦とお話をする機会がありました。
いくつか質問してみました。
田植機で苗が植えられない田んぼの四隅は，手で植えるそうです。
作付品種は，キヌヒカリでした。
炊き上がりに輝きがあり，コシヒカリほどの粘りがなくソフトな口当たり。
草丈が短く，成長時の耐倒伏性に強い(倒れにくい)イネだそうです。
我家の裏手に広がる水田(後方は，比叡山) |
今は自給するだけのお米しか栽培していないとのことでした。
40～50年前までは農家は努力すれば報われたが，現在では米価が1/3 になり，農機具は年々
便利になるもののお金がかかり，国からの補助金を貰っても最早，採算が合わないからとのこと
でした。
そんなことで若い人達は農業を敬遠し，一方で高齢化が進み，ますます農業就業人口が減り，
いずれ日本の農業が崩壊するのではないかと危惧されていました。
世の中には，職に就けない若者があふれています。
こういう若者が就農して生きがいのあるような農業政策を知恵をしぼって考える農政が是非とも
必要です。
今までのコメ農家への減反政策と補助金は害悪であり，戸別補償制度も不要です。
何故なら，リスク無しの補助金頼みで所得を補償しているようでは，農家の自立心やコスト競争力
はつかないと思います。
コメを含め一般に日本の農業の生産性は低くて国際競争力が無いに等しいと言われています。
安い輸入農産物に高い関税をかけて日本農業を守っているのでしょうが，これが一方で自由貿易
協定(FTA)や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の障害になり, 比較的国際競争力のある
エレクトロニクス製品等々の工業製品の競争力を弱めると云う悪弊ともなっているのです。
そうであれば，農地を集約して大規模化し, もっと市場を意識した農業が必須でしょう。
コストを意識し，マ－ケティングにより消費者が求める農産物やサ－ビスをタイムリ－に適切な価格
でサプライする，つまり農業の企業経営化を推し進める農政が必要じゃないでしょうか。
政治が農業を蝕んでは絶対いけません。
日本の農業力を強め食糧の自給率を上げないと，いつの日か食糧危機に陥るような気がして
ならないのは，小生だけでしょうか。
朝から，健康保険組合の契約健診機関の一つである社会保険滋賀病院で健康診断を受けて
きました。
毎年，健診の案内をもらっていますが，昨年は受診を怠り2 年振りになります。
健診項目の一つに胃がんの早期発見に対応するための「胃部Ｘ線検査」があります。
今回はじめて，胃部検査方法として「胃部内視鏡検査」を選択しました。
この検査では，「胃部Ｘ線検査」時のようにバリウム液を飲まなくて済むし，「胃部Ｘ線検査」よりも
精密検査のように思えたからです。
但し，検査料として別途1,449円(税込)が必要ですが。
この内視鏡検査には，口からの検査と鼻からの検査(経鼻内視鏡検査)の二通りがあり，小生は
後者を選択しました。
説明書によると，口からの検査よりも楽に思えたからです。
経鼻内視鏡検査のル－チンは，次の通りでした。
①問診→②検査前処置→③フアイバ－スコ－プ検査→④結果説明。
②の検査前処理として，先ず消泡剤を飲まされます。 胃の中の泡を取り去り，胃壁をきれいに
するためだそうです。
紙コップで1 杯飲んだら，お代りをもう1 杯すすめられたりしました。
お変わりは，ビ－ルかお酒の時だけで結構ですワ！
次に鼻腔に局所血管収縮剤をスプレ－されます。
鼻腔粘膜の血管を収縮させ，出血しにくくするとともに鼻のとおりもよくするためだそうです。
スプレ－は風がシュッと入るような感じで痛みはありませんでした。
続いて鼻腔の局所麻酔剤がスプレ－され，最後に喉の麻酔のために氷状の固形物を舌で溶か
してのみます。
経鼻内視鏡検査のイメ－ジ |
③の検査は，先ずベッドで横になり左向きの体勢になります。
検査に入る前に，肩に注射されましたが，目的は忘れました。
左側の鼻から麻酔薬のゼリ－を塗ったカメラの太さが5.2 mm
のファイバ－スコ－プが挿入され，5～10 分くらい検査されました。
ほとんど痛みもないし，嘔吐感も催すことはなかったです。
④の検査では，臨床医師がファイバ－スコ－プで撮った画像を見せながら説明してくれました。
おかげさまで，ポリ－プ等も無く，異常無しの結果でホッとしました。
とにかく検査機器の進歩により内視鏡の太さも約5 mm(口からの内視鏡の太さは約10 mm)と
細くなり違和感が無く，検査中も医師と会話ができる利点があります。
今後の健康診断の胃部検査では，経鼻内視鏡検査を受けようと思っています。
5/24(火)～5/28(土)まで4 泊5 日の日程でヨット仲間と佐渡一を予定しています。
佐渡一とは，サイクリングの世界では，佐渡島一周サイクリングのことを言います。
ヨツト仲間と言っても，皆さんはサイクリストでもあるのです。
そんなことで，ここしばらくその準備で大忙しです。
佐渡島でサイクリングをするには，佐渡島へ自転車を送らなければなりません。
日本サイクリング協会はヤマト運輸と提携し，宅急便の基準を超える嵩の荷物の配送に用いられる
「ヤマト便」を使った「サイクリングヤマト便」サ－ビスを行って
サイクリングタッグ |
いるので，このサ－ビスを利用します。
ゴルフ宅急便と似た方法ですが，利用するには
①日本サイクリング協会の会員であること
②自転車は輪行袋に梱包すること
③輪行袋にサイクリングタッグを付けること
が条件です。
会員になると，輪行袋に付ける専用のサイクリングタッグが支給
されます。
小生は，輪行袋を使うのが初めてなものですから，先ずは輪行袋
や最低必需品であるエンド金具等の用具の調達から始めました。
エンド金具とは，輪行袋に自転車を収納する際，変速機・ワイヤ－部等を保護するためのものです。
この三日間，輪行袋へ梱包する練習をしました。
一日目は，自転車の分解とエンド金具のセッティング，組立の練習です。
分解後の後輪部 |
後輪のフレ－ムにエンド金具が取付けられた |
ついでに，汚れた自転車の掃除やチェ－ンや回転部に潤滑油の注油もしました。
おかげさまで，ピッカピカになりましたです。
二日目は，いよいよ自転車を分解して輪行袋に梱包するまでの練習です。
3 本の中締ベルトでタイヤ(前輪と後輪)を自転車ボディ－のフレ－ムに固定するのに戸惑い
ました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| タイヤ2 本がボディ－の3 箇所にベルトで固定された |
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| 組立品を輪行袋底面の所定の位置に配置 |
自転車の収納が完成した輪行袋 |
輪行袋へ収納が完成するまで1 時間もかかりました。
忘れないようにメモを取ったり，写真を撮ったりしたからでしょう。
三日目の今日は，最短でどれくらいの時間がかかるか計測してみました。
2 回の練習でコツがわかったからでしょうか，20 分で梱包できました。
これで一安心です。
サイクリングヤマト便では，配達日数が宅急便より2～3日程多くかかりますので，余裕をみて
5/18日(水)あたりに新潟のホテルに向け発送予定にしています。
佐渡一が待ち遠しいです。
昨日，ゴ－ルデンウイ－クの最終日は，久し振りのゆったりセ－リングを楽しみました。
これまで連続2 回も天候不順で取り止めになりましたので，待ち遠しかったです。
熱海駅の待合わせが9 a.m.でしたので，横浜7.54 a.m.発の特急・踊り子101号に乗車する
と熱海着8:53 a.m.です。
横浜駅へは20 分も早く着いたので構内のドト－ルコ－ヒ－でゆっくりと朝食を取りました。
時間になり，プラットフォ－ムの発車案内ディスプレ－を見ると，お目当ての特急列車の発車案内
がないではないか！
駅員に聞くと，東北大震災後の節電のため運休しているとのことでした。
ネットの路線検索でこのスケジュ－ルを立てたのですが，えらいことになりました。
そんなことで，後続の普通列車に飛び乗りました。
熱海着は20分遅れであることがわかり，ヨットハ－バ－へは伊東駅から直行する旨関係者に連絡
となり，とんだハプニングとなりました。
好天に恵まれ暖かく南西の風もあり，絶好のヨット日和です。
伊東・サンライズマリ－ナ－で出港準備のアイオイ号 (Photo by tamma－san) |
半袖半パン姿でアイオイ号に乗り込みました。
今日は久し振りだったからでしょうか，定員いっぱいの12 名です。
アイオイ号オ－ナ－のKT－san の会社で1 年前からアジア担当セ－ルスとして働くチェンさん
とその友人2 名のマレ－シアのお嬢さん達も初参加です。
船内は一気に平均年齢が下がり，とても華やいだ空気が漂い，浮き浮きした気持ちになりました。
初島へ向かうアイオイ号の船上で～す (Photo by tamma－san) |
伊東沖に浮かぶ初島までセ－リング。
初島全景です (Photo by tamma－san) |
初島沖に錨を降ろして，アイオイ号のシェフことKK－sanの料理でワインを楽しみました。
シェフことKK－san がワイン向け料理を作る |
帰りはやや強い西風で，ときどきスプレ－を受けながら17 時頃に帰港しました。
好天に恵まれ，パ－トナ－に恵まれた楽しく愉快なセ－リングでした。
皆さん，サンキュ－です。
昨日のセ－リングの写真は，下記のPicture に満載です。
リンクをクリックしてご覧下さい。
 Picture / Yacht Sailing / 「伊東沖でゆったりセ－リング」
(但し，Password が必要です)
横浜の住居は，昭和55 年(1,980年)12 月に完成したミサワホ－ムの分譲住宅で，翌年の8月
に沢山の借金をして入居したものです。
これまで，屋根や外壁の塗装，屋内の壁や床の張り替え，水廻りの更新をした
ことがあるものの今年で何せ築31 年も経過しておりホントにボロ家になりました。
女房が言うには，ベランダの鉄製の支柱が錆びてボロホロで，洗濯物を二階のベランダで干して
いると，なんだか軋んだ音がして崩落しそうで怖くて仕方が無いと。
住居本体に組まれた工事用足場 |
そんなことで，何年振りかでリフォ－ム
することにしたのです。
手っとり早いのは建て替えれば良いのです
が，先立つものがありましぇん。
結局，不要不急のものは避け最低限のリ
フォ－ム，つまり屋根の張り替え，ベラン
ダの更新，一階のトイレの更新，キッチン
出窓の更新，門扉や階段手摺の塗装工事
です。
はじめて知ったことですが，この屋根の
軒裏には石綿不燃ボ－ドが使われている
ことから，現存の屋根の上から軽量のef
ル－フという屋根材で覆う工法だそう
です。
人体に害のある石綿が撤去されるのは，
いつの日かこの家が解体される時になります。
小生が今回，横浜へ帰省したのは，この工事に家主として付き合わないといけない日があるからです。
すでに，住居本体は足場掛けや防塵シ－トですっぽり覆われていて，屋根工事は完了していま
した。
工事用足場と防塵シ－トで囲まれた自宅 |
今年のゴ－ルデンウィ－クは，旅行を自粛(?)して自宅のリフォ－ム工事の発注サイドの現場
監督として徹するつもりです。
皆さんは，どのようにお過ごしになっていますでしょうか。
English Weekly Topics / No.135－May09.2011 / My home's renovation
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