－－以上，Wikipedia から抜粋。－－
西に面する総門から参道を進むと左に本坊の明寿院があり、そこから両側に千体地蔵の並ぶ 参道を数百メートル進んだ地点に二天門、本堂、三重塔がある。 かっては、この参道に沿って多くの僧坊が建ち並んでいたそうです。
様式上，室町時代末期の建築。 八脚門ともいわれるように元来は楼門(2階建 て門)だったが，江戸時代中期に2階部分が取 り払われ，現在の一重にしたと伝えられる。
鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝 に指定されている。 入母屋造，檜皮葺(ひわだぶき)。 須弥壇の金具に弘安11 年(1288 年)の銘が あり，堂自体もそのころの建築と思われる。 本尊を安置する厨子も本堂の「附」(つけたり) として国宝に指定されている。 堂内には，御本尊の聖観世音菩薩立像をはじ め，阿弥陀如来座像，十一面観音立像など平安 から鎌倉時代の仏像が安置され，その多くが 重要文化財に指定されている。
滋賀県内の多くの天台寺院の本尊と同様、 秘仏である。 この像は一見，未完成像かと思われるほど、 体部の彫りが荒々しく，行基の作であるかどう かは別としても，専門仏師でない行者の制作 である可能性もあるという。
本堂の左(北)の一段高い場所に建つ。 寺伝では鎌倉時代の寛元4 年(1246年)の 建立というが，様式的には南北朝時代～室町 時代の建築とみられる。 織田信長の焼き打ちはまぬがれたものの， 近世以降は荒廃し、塔の初層と二重目がかろ うじて残るだけで、三重目はなくなっていた。 現在の塔は欠失部分を補って1975年から 1978年にかけて復元されたものである。
