徒然草津生活 Since 2010

　徒然草津生活 Since 2010

　　　　　1)拝観日； 2012.10.06(土)
　　　　　2)所在地；神奈川県藤沢市片瀬3－13－37
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(江ノ島電鉄江の島駅より徒歩3分)
　　　　　　3)天　候；晴れ，気温，20℃

　　　　　　　　　　　　　　　寂光山　龍口寺について

・山号；　寂光山(じゃくこうさん)
・正式名；寂光山龍口寺
・宗派；　日蓮宗
・寺格；　本山(霊蹟寺院)
・本尊；　日蓮聖人像
・創建年；1,337年(建武4 年)
・開基；　日法
・札所等；日蓮聖人霊蹟

歴　史

　この地はかつて刑場跡で文永8 年(1,271 年)に日蓮
宗の開祖日蓮が処刑されそうになった。
この事件を日蓮宗では龍ノ口法難と呼ぶ。

　その後延元2 年(建武4 年、1,337年)に日蓮の弟子、
日法がこの地を「龍ノ口法難霊蹟」として敷皮堂という
堂を建立し、自作の祖師像(日蓮像)と首敷皮を置いた
のが龍口寺の始まりと伝わる。

　なお、本格的な寺としての格式を整えたのは腰越・津(鎌倉市)の国人で日蓮宗の信奉
篤い島村采女が慶長6 年(1,601年)に土地を寄進して以来のこととされている。

明治19 年(1,886 年)までは選任住職を置かず、片瀬腰越八ヶ寺が輪番で維持していた。

(出典)Wikipedia--龍口寺--

伽　藍

[出典]龍口寺ホ－ムペ－ジ

　　　　参考　①Wikipedia－－龍口寺－－
　　　　　　　　②龍口寺ホ－ムペ－ジ－－http://ryukoji.jp/－－

　　　

　Diary / No.481－2012.10.08 / 「鎌倉・古寺巡礼(5)－[1/2・龍口寺]」

仁王門。

刑場跡。
鎌倉時代、日蓮聖人はこ龍ノ口で斬首されそうになった（龍ノ口法難）。

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山門。
元治元年（1864）竣工。欅造り銅版葺。
正面に「龍口寺」裏面に「寂光山」の扁額が掛かり、門を飾る八枚の彫刻には、中国の故事が細密に
彫られている。

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霊蹟本山寂光山龍口寺縁起。
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大書院。
欅造り瓦屋葺。明治初年、信州松代で蚕糸業で財をなした窪田家が造った蚕糸御殿で、昭和10年に
移築された。

鐘楼堂。
昭和44 年、龍ノ口法難750 年を記念し、中山法華経寺から移築。

大本堂。
天保3 年（1832）建立。欅造り銅版葺。間口12 間・奥行き15 間。
敷皮石を安置することから「敷皮堂」とも称し、堂内正面にその扁額が掛かる。

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五重塔。
　明治43 年(1910)建立。欅造り銅版葺。彫刻は一元安信。神奈川県唯一の本式木造五重塔で、
大本堂とともに「神奈川建築物百選」に選定されている。
全国的にも数少ない明治期の五重塔だが、近年老朽化が目立つ。

七面堂。
江戸時代初期に身延七面山の七面大明神を勧請した。
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仏舎利塔。
　昭和45 年(1970) 建立。内部に釈尊の御真骨を安置する。この場所は、龍口山の高台に位置し、
目の前に江ノ島・遠く相模湾を臨むことが出来る。

御霊窟。
龍ノ口法難の際、日蓮聖人が入れられていたとされる土牢。現在は、中に日蓮聖人の銅像が
安置されている。

妙見堂。
享保5 年(1720) 建立。欅造り銅版葺。龍ノ口法難、光の松の材木で造られた妙見大菩薩が
安置されている。

寂光殿。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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