1)拝観日； 2009.04.05(日)
2)所在地；神奈川県鎌倉市浄明寺533
(JR鎌倉駅よりバス金沢八景行12分浄明寺下車,徒歩2分)
3)天 候； 晴れ，気温，20℃ |
功臣山 報国寺について
・山号； 功臣山
・正式名； 報国禅寺
・宗派； 臨済宗建長寺派
・本尊； 釈迦如来坐像
・創建年； 1,334年(建武元年)
・開基； 足利家時
・開山； 天岸慧広
・札所等； 鎌倉観音霊場10番,
鎌倉13仏第8番(観音菩薩)
・文化財;
東帰集(伝、仏乗禅師筆)
仏乗禅師像(絹本着色)
仏乗禅師度牒
堆朱印櫃入木印(以上、重文)
聖観世音菩薩(木造)
釈迦如来坐像(木造)
仏乗禅師像(木造)
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臨済宗・建長寺派の禅宗寺院である。
足利尊氏の祖父である足利家時が開基，夢想
国師の兄弟子，天岸慧広(仏乗禅師)の開山と一般
に言われているが，上杉重兼が開基との説もある。
仏乗禅師は無学祖元に師事し，中国へ渡って修行
し帰国後の建武元年(1,334年)に報国寺の開山と
なったそうです。
本尊は釈迦如来像(市指定文化財)で，仏師宅間法眼作と伝えられている。
休耕庵という塔頭の跡に孟宗竹が生え現在の「竹の庭」になったそうです。
美しい竹の庭で知られる足利家ゆかりの古刹です。
参考 ①ガイド(拝観券); 由来記(発行；報国禅寺)
②Wikipedia--報国寺-- https://ja.wikipedia.org/wiki/報国寺_(鎌倉市)
③報国寺HP/https://houkokuji.or.jp
 Diary / No.139－2009.04.10 /「鎌倉・古寺巡礼(1)」
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報国寺の山門 |
報国寺の山門です。まだ,新しいです。
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報国寺の寺史です |
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報国寺の参道を歩く |
画像をクリックして大画面でご覧下さい
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| 本堂へ続く参道 |
枯山水風の庭 |
お地蔵さん |
風情のある筧 |
石段の正面は本堂 |
山門を入ると緩やかな傾斜の石畳の参道が続いています。
参道左手の庭は，枯山水風で砂に施された模様を眺めると心が落ち付きます。
さすがに，禅寺ですネ。
植込みの中に，お地蔵さんが立っています。 赤の前掛けが艶やかでした。
お地蔵さんて,何か心を癒してくれますネ。
青竹の筧(かけひ)から, いかにも冷たそうな水が流れ落ちていました。 風情があります。
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報国寺の本堂 |
こちらが本堂です。 正面には「報國禅寺」の扁額が掛かっています。
釈迦如来像(本尊，木造)，釈迦如来坐像(木造)，聖観世音菩薩像(木造)祀られているそうです。
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| 鎌倉札所第10番の扁額 |
本堂内部 |
本堂前の満開のツツジ |
裏庭から眺めた
本堂 |
本堂周辺の景色 |
ここは，鎌倉札所第10番でもあります。 本堂前には桜とツツジが満開で，すばらしい眺めでした。
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報国寺の迦葉堂 |
本堂の右手にあります。 迦葉尊者と開山の仏乗禅師像(木造)が安置されているようです。
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報国寺の鐘楼 |
本堂手前の左手にある茅葺の鐘楼です。
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報国寺の竹林 |
このお寺は，竹寺とも呼ばれています。 その由来である孟宗の竹林です。
竹林の中にもお地蔵さんがありました。
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| 竹林と石灯籠 |
竹林とお地蔵さん |
竹林と小径 |
休耕庵のお茶席から天岸の岩
と小さな滝を眺める
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境内裏にある休耕庵跡はお茶席になっています。
このお茶席から心静かに竹林と天岸の岩，小さな滝が眺められます。
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報国寺の枯山水の庭 |
本堂・迦葉堂の裏にあります。 石庭と背景の新緑が見事に調和しています。
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報国寺のやぐら |
この「やぐら」には，足利家時とここで自刃した足利義久の墓が安置されているとのことです。
足利義久は，1,438年(永享10年)におきた永享の乱で敗れた鎌倉公方 足利持氏の子である。
この「やぐら」，防空壕のようですが，中世の鎌倉地方独特の上流階級の墓所のことです。
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