シンガポール在住の孫娘のHannah (ハンナ)ちゃんがお母さんの故郷日本へ。
昨年末の訪日予定が風邪のため延期となり今回の訪問となりました。
お父さんのGerry 君は仕事のため今回はお母さんと二人です。
5/12日にシンガポール航空で羽田に着き、横浜のバアバ(女房)が住む自宅へ。
お母さんの車の運転免許証更新やら埼玉の親戚訪問やらに付き合わされ、昨日(5/15日)
ジイジ(拙者)の住む草津へやって来ました。
Hannahちゃん、歳は3歳7ケ月になりました。
シンガポールでは保育園に通っています。
日常会話は英語ですが、お母さんとは日本語と英語で、お父さんとはドイツ語と英語で
会話しているそうです。
お国柄、幼稚園で覚えるのか中国語が飛び出すこともあるようです。
日本語もだいぶ上手になりました。
我々とは日本語で会話してくれますが、分からないと英語で話してきます。
突然、英語で早口で喋られるとこちらが分からないときがあつたりします。
娘によると、ドイツ語では未だ話せないそうです。
お父さんがドイツ語で尋ねると英語で返事するそうです。
ドイツ語での問いかけの内容は理解しているようですが、ドイツ語での応答は未だ出来ない
とのことです。
草津に来てからはジイジが計画したスケジュールで過ごすことになっています。
今日は草津のフォトスタジオで七五三の記念写真の撮影です。
七五三といっても神社への「七五三」詣では無く、記念写真を撮り食事をするだけです。
予約していた市内のフォトスタジオ「マリオ草津」へ。
スタジオには着物やドレスの衣装が揃っていて何着でも好きな衣装で写真が撮れる便利なシステムになっています。
スタッフが推奨してくれた衣装からドレスと着物をそれぞれ1着選んで撮影に臨みました。
二人の若い女性スタッフで撮影が始められました。
一人はカメラマン、もう一人が助手です。
撮影時じっとしていないので大変です。
カメラに顔を向けさせたり笑顔を引き出すために、助手があれこれと策をこらします。
例えば、お人形さんを振りかざしておどけてみたりその人形をいくつか取り替えて試します
しかし、Hannah-chan はなかなか乗ってきません。
カメラマンはその間の一瞬の好機にシャッターを切ります。
以下がその動画です。
スタジオではスマホで動画を撮ることは許可されていますが、静止画を撮ることは禁止されています。
静止画は動画から切り出した一コマです。
お色直しをして今度は和装でデビュー。
Hanna-chan に「笑って」と要求すると作り笑いになります。
自然な笑顔を引き出すために拙者も一働き。
メタボ気味のお腹を出して腹鼓を打つと、何とHannah-chan がニッコリ。
皆さん大笑いでした。
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| 作り笑いのHannah-chan |
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ジイジの腹鼓でニッコリ笑うHanna-chan |
名札や手鞠を入れての撮影も。
Hannah-chan の日本名は「花菜」です。
ジイジイが苦労して考え出した漢字なんです。
11:00 から2 時間もかかった七五三の記念写真撮りでした。
2 週間後に受け取る写真が楽しみです。
オーストリアに住むOpa(オーパー、ドイツ語の『ジイジ』)とOma(オーマー、ドイツ語の
『バアバ』)にも送ってあげましょうね。
女房から誘われていた劇団公演を見に行きました。
彼女の学生時代の校友会のメンバーの中に俳優さんがいて招待されたとのことです。
その俳優さんとは小川 夏果さん。
会場は渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール。
横浜から東横線渋谷駅で下車して徒歩で会場へ。
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| 渋谷区文化総合センター大和田のロケーション (2018.05.05) |
東横線・渋谷駅で降りるのは10数年ぶりです。
かってこの駅は地上にありましたが、今ではなんと地下深くにありました。
すごく変貌しているのには驚かされました。
とりあえずエスカレーターで地上に出たのですが、全く昔の風景ではないのです。
浦島太郎になった拙者は、やむなくスマホのマップに道先案内してもらい会場近くへ。
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近くに林立する高層ビル
(2018.05.05_13:27) |
開演は14:00。
近くのレストランで昼食をしながら時間調整。
会場近くにはこんなに高層ビルが林立。
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| 渋谷区文化総合センター大和田 (2018.05.05_13:28) |
6Fに伝承ホールがありました。
既に多くの観客で埋まっていました。
さて、公演の内容ですが、パンフレットの表紙の通り三本立てです。
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| 劇団公演のパンフレット(表紙) (2018.05.05) |
表紙にある「NOH」とは日本の伝統芸能「能」のことです。
「BASARA」とは「ばさら(婆娑羅)」のことで、ここでは革新的な「日本舞踊」を指している
のでしょう。
拙者、「日本舞踊」は単なる女性の習い事の踊りと思っていました。
よもや、歌舞伎の中で演じられている踊りとは知りませんでした。
もう一つ言うと、「能」から伝わる「舞(まい)」と歌舞伎からでた「踊(おどり)」という
2 種類の動きが基本になっていて、まさに日本の伝統芸能だったのですね。
能、歌舞伎、文楽などの伝統文化は、いまではごく一部の好事家のものと思っていて、観劇
しても難しくて分からない古典芸能と思い込んでいました。
しかし、この公演はあくまで能をベースにした脚本ですが、邦楽器による音楽、歌舞伎や
日本舞踊といった様々の芸能様式を取り込んだ現在劇として演出されていたので、素人の我々にも分かりやすかったですね。
第一部の「班女(はんじょ)」も「隅田川」も「能」の演目の一つです。
【作・演出】今井尋也
【あらすじ】---パンフレットより転載---
画像をクリックして拡大してご覧ください
第二部の「義経地獄破り」は室町時代の奇想天外な絵巻物(御伽草子)です。
<注>アイルランドのチェスター・ビーティー図書館所蔵。現在では『蘇る絵巻・絵本(1)チェスター・ビーティー・
ライブラリィ所蔵 義経地獄破り』として翻刻・現在誤訳されている。
【作・演出】青木ひとみ(花柳流名取)
【出演者(役)】藤間 直三 (義経)
堺 新次 (弁慶)
小川 夏果 (静御前)
青木 ひとみ(常盤御前) 他
【あらすじ】---パンフレットより転載---
生きるも地獄 死ぬも地獄。 この世の沙汰は夢次第。地獄を蹴破る勇猛果敢な武士達の
戦いの物語です。
画像をクリックして拡大してご覧ください
この時代劇に小川 夏果さんが静御前役で出演していました。
若くて新進気鋭の女優さんと見受けました。
休憩をはさみ2時間20分、初めての古典芸能の舞台公演を満喫しました。
この公演のように現代風にアレンジされていれば古典芸能にもスムースに入れますね。
その他に感じたことが二つあります。
一つは公演期間がわずか3日間(全5公演)と短いことです。
俳優さんは約1ヶ月の時間と労力(稽古)をかけているにもかかわらずです。
余計な心配かもしれませんが経済的に成り立つのかと。
もう一つは、俳優さんはよくあれだけセリフを覚えていられるものだねと。
職業柄、特別な才能があるのかしら。
この歳になると特にその思いが強いです。
今日は最終日、伊豆大島・元町港から伊東・サンライズマリーナーまでの帰路につきます。
もう一泊するS.Y 嬢と入れ替わりにShimohori-san が乗船するのでAIOI 号は定員通りです。
07:00、起床。
天候は晴れ間があるものの概ね曇り。
07:30～、朝食。
既に大広間のテーブルには朝食が並べられています。
定番のアジの開きの和食でご飯は二膳としっかり食べました。
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| アジの開きの和朝食 (2018.04.30_07.29) |
08:45、自転車組と車組に分かれて民宿・八重川を後にして元町港へ。
港では手際よく自転車を梱包し、身の回り品や飲食料品とともに順次積み込み作業。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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民宿・八重川とお別れして元町港で積み込み作業
(2018.04.30_08:48/09:00) (Photos by tamma-san) |
AIOI 号に乗船する面々
(2018.04.30_09:13) |
09:45、S.Y嬢に見送られて元町港を出港。
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| 元町港を出港するAIOI 号 (2018.04.30_09:48) (Photos by S.Y-san) |
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| 元町港岸壁で手を振って見送るS.Y-sanとお別れ (2018.04.30_09:49) (Photo by tamma-san) |
AIOI 号は大島を離れ、一路伊豆半島の川奈沖を目指します。
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復路(大島・元町港➡川奈港➡伊東・サンライズマリーナ)の経路  |
10:05、大島沖。
元町の街並みが次第に薄れて見えます。
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| 元町港出港後30分、大島沖を帆走するAIOI 号 (2018.04.30_10:05) (Photos by T.Suzuki-san) |
南の風、アビーム状態、AIOI 号は7～9ノットの快速で帆走を続けています。
大島の島影は次第に小さく、その陰影は薄く変化していきます。
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| (2018.04.30_10:17/10:14) (Photo by tamma-san) |
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| 快走するAIOI号の船上の面々 (2018.04.30_10:17/10:22) |
本船に遭遇、AIOI 号の傍を通り過ぎていきます。
この船はスウェーデンのリーファー輸送(reefer container で温度コントロールして物資を
輸送すること)に特化した船会社Cool Carriers のSwan Chacabuco 号でした。
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| AIOI号の傍を通り過ぎる本船 (2018.04.30_11:04) |
行程の3/5程の地点でしょうか、伊豆半島の山並みが色濃くなりその向こうに山頂に雪を
抱いた富士山が快晴の空にくっきり見えます。
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| 伊豆の山並みの向こうに富士山 (2018.04.30_11:23) |
出航後3 時間半、川奈沖に到着。
川奈CCのコースもかすかに見えます。
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| 川奈沖を帆走するAIOI 号 (2018.04.30_12:17) |
川奈港に入り昼食することになりました。
風が無くなったのでメインセールをたたみ機走で川奈港へ向かいます。
港の白灯台を通り過ぎ港内に入ります。
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| 川奈港に向かうAIOI号 (2018.04.30_12:47) |
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川奈港の白灯台を通過 (2018.04.30_12:50) |
12:55、港内の台船に横付け。
民宿が調達してくれたお弁当で昼食です。
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| 川奈港の台船に横付けしたAIOI号船上で昼食 (2018.04.30_13:00～13:20) |
しばしの休憩後、13:30 川奈港を出港。
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| 川奈港を出港するAIOI号 (2018.04.30_13:32) (Photos by T.Suzuki-san) |
再びメインセール、ジブセールを揚げて伊東・サンライズマリーナへ向かいます。
川奈港を出てから約1 時間、14:35 にマリーナに無事帰港しました。
皆さん、お疲れ様でした。
今日は良い風に恵まれて予定より早く帰港しました。
ということで、船上でコーヒータイム。
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| 帰港した船上でテイータイム (2018.04.30_14:42) (Photo by tamma-san) |
こうして、2018年度最初のロングクルージングが完結しました。
好天に恵まれ、往復とも良い風に恵まれたセーリング、大島では一周サイクリングを完走し
楽しくGolden week を満喫できました。
皆さん ありがとう。
7:00、起床。
民宿の離れに泊まっていた拙者他は、朝食のため中庭を通って本館へ。
軒先には大島一周サイクリングを待つ皆さんの自転車がずらりと並んでいます。
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| 民宿の軒先に並ぶサイクリング車 (2018.04.29_07:20) |
07:30～、朝食。
しっかりと、ご飯二膳で和朝食を平らげ今日のサイクリングに備えました。
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| 民宿・八重川の和朝食 (2018.04.29_07:32) |
総勢13名のうち拙者他8名が大島一周サイクリング、3名がスキューバダイビング、他の2名はそれぞれ釣りや島内観光を予定しています。
Tada Captain はスキューバダイビングを午前中で切り上げ、午後から我々のサイクリングに
途中合流するそうです。
08:30、民宿前の空き地に集合し、自転車の点検やウォーミングアップ。
サイクリング組8名にShimohori-san を含めて出発前の記念写真。
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| サイクリング組の出発前の記念写真 (2018.04.29_08:38) |
08:40、大島を時計回りで民宿・八重川をスタート。
コースは下のLatLongLab の通り、大島一周道路です。
ルートラボのタイトル「大島一周サイクリング(2018.04.29)」をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 大島一周サイクリングコース(大島一周道路) (2018.04.29) |
09:18、七間沢トンネルを抜けると断崖の上に架かる岡田橋に。
遠く彼方に富士山が望めるこのビュウポイントで休憩。
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| 岡田橋から富士山を眺めながらの休憩 (2018.04.29_09:12～9:16) |
続いて、泉津橋を渡り長い「秋の浜トンネル」を通過。
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| 泉津橋を渡り秋の浜トンネルへ (2018.04.29_09:22) |
20分程走るとアップヒルが続きます。
大島動物公園の手前にある「椿資料館」売店で休憩。
汗ばむほど暑かったので、ここでしか食べられない大島牛乳のアイスクリーム、お後の
お口直しは缶コーヒで束の間の至福のひと時を過ごしました。
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| アイスクリームとコーヒーで休憩(椿資料館の売店にて) (2018.04.29_09:46～09:53) |
坂道を上がると大島動物公園にトウチャコ。
今回も見物することにしました。
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| 大島動物公園入口前にて (2018.04.29_10:08) |
園内には2年前に訪れた時に見た全く同じ動物が2 つ歳をとって暮らしていました。
約50種の動物が飼育されているそうです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| ワオキツネザル(2018.04.29_10:12) |
クジャク (2018.04.29_10:20) |
ゾウガメ(2018.04.29_10:34) |
園内ではオオシマツツジが見ごろの満開。
このツツジは大島の固有種で、一般のヤマツツジよりも花が大きく色も鮮やかなのが特徴だ
そうです。
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| 大島動物公園内の満開のオオシマツツジの前で (2018.04.29_10:23) |
動物園を出て再び勾配のある登坂をヒイヒイ言いながら懸命にペダリング。
鬱蒼とした緑の中の大島一周道路を進みます。
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| 大島動物公園から続く緑の森の中のアップヒル (2018.04.29_11:11) |
標高350 m程上りきるとしばらく平坦な道が続き、これ以上アップヒルが無いと思うと
気が楽になりますね。
下り坂にさしかかりました。
前回は逆にこの急勾配の坂を上った記憶がよみがえってきます。
涼風を感じながら一気に筆島展望台へ。
上り坂は時間がかかりますが、下り坂は一瞬ですね。
白波の立つ筆島海岸近くに筆の穂先のような形をした奇岩(筆島)が突き出ています。
これが筆島の名の由来なんでしょう。
爽やかな眺めですね。
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| 筆島展望台からの眺め (2018.04.29_12:16) |
先行のグループからスマホで波浮港(はぶみなと)の近くの大関寿司で昼食との連絡。
急いで波浮港に向けてペダリング。
12:44、波浮港展望台に到着。
眼下に波浮港が見渡せ、ここも景勝地ですね。
火山でできた火口湖が地震や津波で海につながり、その後美しい円形の入り江の港となった
ようです。
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| 波浮港見晴台からの眺め (2018.04.29_12:34) |
大関寿司処は港の高台にある街にありました。
先着組はすでに寿司をほおばっています
午前中のスキューバダイビングを終えた AIOI号のCaptain Tadaも午後からのサイクリングを
するため一緒です。
後続組の3人は座敷に上がり先ずは冷たい生中を一杯。
いやあ、重労働をした後のビールは最高ですね!
ビールをお替りして昼食はお品書きから並み寿司、いや「波」寿司をチョイス。
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| 最初は生中 |
並み寿司(「波」寿司) |
Tada Captainも一緒 |
| 寿司処 大関での昼食 (2018.04.29_12:35～13:40) |
波浮港近くに有名な美味しいたい焼き屋さんがあるとのことでお口直しに出かけました。
下の港まで自転車で下ると古い木造家屋が残る街並みがあります。
この界隈は「踊り子の里」と呼ばれているそうです。
ネット情報によると、明治から昭和初期にかけて多くの文人がこの里に逗留し文筆活動を
したと云う。
川端康成の「伊豆の踊子」の主人公の踊子とその一座も、かってこの界隈に住んでいて、当時
全国からの漁船で賑わっていた港にある芝居小屋で踊りを披露して生計を立てていたとのこと。
たい焼きさんは波浮港の高台にあるようです。
集落の空き地に自転車を置き長い急な石の階段道を上っていきます。
同僚のOno-san は途中でギブアップして待っているとの由。
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| 波浮港・踊り子の里にある石段の文学の散歩道 (2018.04.29_13:22) (Photo by T.Suzuki-san) |
階段を上り切った高台の直ぐ近くに蔵屋敷みたいな石造りの旧家があります。
壁には「踊り子の里 旧甚之丸邸」とある。
再びスマホで調べると、明治時代の網元の屋敷跡とのこと。
往時の豪勢な暮らしぶりが垣間見られます。
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| 踊り子の里 旧甚之丸邸 (2018.04.29_13:28) (Photo by T.Suzuki-san) |
この旧家の近くにそれと分かるたい焼き屋さんが。
と云うのも数人の観光客らしいお客がたむろしていたからです。
たい焼き店・島京梵天
(2018.09.24_13:34) |
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(Photo by T.Suzuki-san) |
たい焼き屋というよりは「たい焼きカフェ」といったところです。
大島特産の明日葉たい焼きをはじめ様々のたい焼きがあり、Ono-san の分も含め「つぶあん
たい焼き」を注文。
お客も多かったので焼きあがるまで5分待ちでした。
来た道を戻ります。
後から名付けられたようで、この道は「波浮の港 文学の散歩道」と言うそうです。
文人の歌碑や石碑がそこかしこに並んでいました。
その幾つかです。
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童話作家・巌谷 小波の歌碑
(2018.09.24_14:20) |
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小説家・幸田 露伴の石碑
(2018.09.24_14:22) |
石階段の中程でOno-san が待っていました。
買ってきた「たい焼き」を二人で食べました。
これがそのたい焼きです。
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| 波浮の港・文学の散歩道の石段で島京梵天のたい焼きを食す (2018.04.29_14:24) |
港から坂道を上り残り1/3の道程を民宿に向かいます。
多少のup and down は覚悟ですが、急な勾配のアップヒルが無いので気楽です。
大島一周道路は海岸線に沿うようになります。
15:00 過ぎに最後のビュウポイント・地層大切断面に到着、ここで休憩。
巨大バウムクーヘン地層と呼ばれています。
100層ほどの積み重なった縞模様は、100～200年毎に繰り返されてきた火山の噴火の降下物の堆積した地層とのことです。
長さ630 m、標高70 m前後の道路沿いに高さ24 m程に渡って続いています。
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| 地層大切断面で休憩する面々 (2018.04.29_15:06) |
ここからラストランして15:40、民宿にフイニッシュ。
ルートラボの表示によると大島一周の走行距離は45.4 Kmでした。
皆さんと一緒に今日も汗を流しに露天温泉や御神火温泉へ。
島内サイクリング後にサイクリストが立ち寄るようですね。
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| 御神火温泉玄関 (2018.04.29_17:01) |
汗を流したところで、民宿近くの海岸でサンセット・ワインパーティーです。
東屋(あずまや)風のちょうど良い建屋の休憩所がありました。
中央に据え付けのテーブルもあります。
シャンパンで乾杯!
サンセットが見えるまでの時間、白ワインを楽しみました。
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| サンセット・ワインパーティーを楽しむ面々 (2018.04.29_17:50) |
日も傾きいよいよサンセット間近です。
残念ながら雲が邪魔をして伊豆半島の山並みに落ちるサンセットではありません。
18:10、雲間に落ちるサンセットが見られました。
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| 雲間に落ちるサンセット (2018.04.29_18:09) |
18:30～、民宿で夕食&宴会です。
今夜もご覧のようなご馳走です。
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| 夕食の献立料理 (2018.09.29_18:36) (Photo by T.Suzuki-san) |
白ワインで再び乾杯!
今日のサイクリングやスキューバダイビングの話をしながらひと時を過ごしました。
今夜は拙者の好きな純米酒もあります。
静岡・由比の銘酒 「正雪」でした。
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| 白ワインで乾杯! (2018.04.29_18:39) (Photo by T.Suzuki-san) |
この後、今夜も二次会が開かれました。
この2日間で飲んだアルコールの空き瓶を集めるとこんな具合です。
よく飲みましたね。
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| 2日間で飲んだアルコールの空き瓶 (2018.04.29_21:58) (Photo by tamma-san) |
こうして今宵も更けていきました。
さて、明日は復路の航海となります。
続く Diary / No.856-2018.05.27 / 「2008・伊豆大島へヨットクルージング
&サイクリング(第3日目-2018.04.30)」
AIOI 号のメンバーとゴールデンウィークの連休を利用して2泊3日の伊豆大島へのヨット
クルージングを楽しんできました。
我々サンデー毎日組には連休は関係ないですが、AIOI 号船長を含め約半数が現役組だから
です。
今日はその初日、伊豆大島への往路となります。
昨年7月の神津島へのクルージング以来の久し振りの遠距離航海となります。
大島一周のサイクリングも予定されており、拙者は横浜から熱海まで輪行です。
熱海駅でteraki-san の小型トラックにフオールディングバイクを積んで伊東サンライズ
マリーナーへ。
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| 熱海駅でピックアップを待つ拙者の輪行バイク (2018.04.28_08:04) |
清水、沼津、御殿場、函南、熱海、横浜、川崎、東京の各地からクルーメンバーが三々五々にマリーナへ集合。
AIOI 号の定員満杯の総勢12名によるクルーです。
自転車8台を含め食料・飲料品や各自の持ち物を積み込んで09:45、浮桟橋を出発。
途中、マリーナ内の給油所に立ち寄り給油後の10:00、マリーナを出航しました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 給油中のAIOI 号 (2018.04.28_09:55) |
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今朝の伊東サンライズマリーナ (←) |
ご覧のように今日は超快晴。
天気予報により連休前半は好天が確約されています。
伊東湾内に出てメインセールとジブセールを揚げて帆走に切り替え、一路伊豆大島を目指し
ます。
今回の概略の航路(実際)は以下の通りです。
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| 2018・伊豆大島へのヨットクルージングの概略航路 (2018.04.28) |
南西の風に恵まれてAIOI 号は約7ノット前後のスピードで快走。
クルーには女子メンバーも3 名が華を添えています。
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| 快走するAIOI号船上にて (2018.04.28_10:06/10:19) (Photos by T.Suzuki-san and tamma-san) |
30分程でAIOI 号は伊豆高原沖に。
週末に行われたフジサンケイレディスクラッシックの川奈ホテルゴルフコースのフェアウェイ
グリーンが緑鮮やかに見えます。
落ち着いたところで恒例により缶ビールで乾杯。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 伊豆高原沖で乾杯! (2018.04.28_10:29～11:04) (Photos by T.Suzuki-san and tamma-san) |
出港後1 時間半、、熱海沖の初島の島影が次第に小さく、逆に大島のそれは次第に大きく見えて
きます。
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| 次第に小さくなる初島の島影(左)と大きく見えてくる大島の島影 (2018.04.28_11:32) |
昼時です。
Sugiyama-san が沼津で調達してくれたオニギリが配られランチタイムです。
朝早く出た拙者は朝食抜きでしたので一息つきました。
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| 昼食のオニギリ (2018.04.28_12:02) |
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昼食後の面々 (2018.04.28_12:35)
(Photo by T.Suzuki-san) |
相変わらず7ノット近くのスピードでヒールしながら快調に帆走。
船上には船長がかけてくれたベンチャーズの軽快なメロディーが流れています。
ダイヤモンドヘッド、パイプライン、----、懐かしいですね。
大島の島影が一段と大きくなり、時折東海汽船の高速船 ジェットホウイルが走りすぎるのが
見えます。
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ヒールしながら快速帆走するAIOI号とクルーの面々
(2018.04.28_14:01～14:20) (Photo by T.Suzuki-san,etc) |
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| 大島の島影が一段と大きく (2018:04.:28_14:26) (Photo by tamma-san) |
15:30、大島沖です。
スマホで現在位置を見ると、何と大島の北側の岡田港沖です。
一瞬、GPS が誤動作しているかと思いましたが、確かに島の幅が小さいです。
今まで誰も方向誤認に気が付きませんでした。
かなりのオーバーセーリングです。
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| 方向誤認でAIOI号は大島北側の岡田港沖までオーバーラン (2018.04.28_15:27) |
急遽、タツキングして北側突端の岬の方向に舵を舵を切ります。
16:00、岬を廻り込むと一隻のヨットが。
元町港に向かっているようです。
ここで、AIOI号は機走に切り替えて元町港へ向かいます。
間近を高速船が通り過ぎて行きます。
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大島沖をセーリングするヨット
(2018.04.28_15:58) |
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間近を通り過ぎる高速船ジェットホウィル
(2018.04.28_16:01) |
16:40、元町港沖に着きました。
港から出てくるは連絡船が。
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元町港に接近
(2018.09.28_16:41) (Photo by tamma-san) |
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元町港から出てくる連絡船
(2018.09.28_16:43) |
16:45、元町港岸壁に着岸。
桟橋に荷物を降ろし、自転車組は輪行袋のマイ・バイクを組み立て。
民宿からの迎車を待ちます。
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元町港に着岸したAIOI 号と荷下ろしの面々
(2018:04.28_17:09) (Photos by tamma-san and T.Suzuki-san) |
しばらくして、民宿・八重川の老夫婦が迎えに。
自転車と迎車に分かれて民宿へ。
拙者、大島のこの民宿には2 回目の宿泊です。
Shimohori-sanが熱海から高速船で先着していました。
復路は、3泊するYonezawa嬢に変わってAIOI号に乗船予定です。
自転車と車で塩と汗を流しに元町港近くにある温泉へ。
水着を持ってきた人は露天温泉・浜の湯へ、拙者も含め忘れた組は御神火温泉組へと分かれて。
露店温泉からのSunsetの眺め、素晴らしいですね。
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| 露店温泉・浜の湯からのSunsetの眺め (2018.04.28_18:09) (Photo by tamma-san) |
19:00～、民宿の大広間で夕食です。
シャンパンで乾杯!
ロング・セーリングの後はこれが一番ですね。
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| 皆さんとシャンパンで乾杯! (2018.04.28_19:09) (Photo by T.Suzuki-san) |
夕食のメニューです。
お刺身、サザエのつぼ焼き、鯵の酢の物、大島名物・明日葉などの天ぷら、魚の煮つけ、etc。
大島ならではの御馳走です。
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| 民宿の夕食のご馳走 (2018.04.28_19:14) |
お後は持ち込みのビール、白・赤ワイン、焼酎で雑談をしながら心行くまで楽しみました。
専用のワイングラスも持ち込みなんですよ。
宴会風景です。
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| 賑やかな宴会風景 (2018.04.28_19:17) |
宴会でのワインだけの消費量はこんな具合でした。
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| 今夜の宴会でのワインのみの消費量 (2018.04.28_20:20) (Photo by T.Suzuki-san) |
続いて、部屋に戻り二次会です。
T.K-san はアルコールを飲んで眠気を催したのか一足先に寝床へ。
我々は雑談をしながら再びワインを楽しみました。
勿論、おつまみもの素材も持ち込みで、T.Suzuki嬢が厳選してくれたものです。
美味しそうでしょう。
ホント、皆さん、呑み助ですね。
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| 二次会を楽しむ面々 (2018.04.28_21:00) |
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ワイン用に厳選されたおつまみ
(2018.04.28_21:05) (Photo by tamma-san) |
さて、明日は大島一周サイクリングを楽しみます。
続く Diary / No.855-2018.05.14 / 「2008・伊豆大島へヨットクルージング
&サイクリング(第2日目-2018.04.29)」
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