天気予報によると，今日は2 月にしては暖かく日中の気温が15℃ まで上がると言う。
しばらく寒かったこともあり外にでることが少なく，運動不足です。
と云うことで，運動を兼ねて京都まで外出することにしました。
行先は京都伏見区にある神社，城南宮です。
数日前にTV のローカル番組で，そろそろ城南宮が梅の見頃になってきたと報じていた
からです。
例年だと2 月末頃からだそうですが，今年は暖冬で開花が早まったそうです。
拙者，城南宮に近い宇治市の出身で，通学していた高校の名も城南高校です。
しかし，城南宮なるそんな史跡があったとはびっくりぽんです。
未だかって訪れたことがないとは，灯台もと暗しですね。
ホームページで城南宮へのアクセス情報を覗いてから草津の自宅を出発。
京都駅から近鉄電車に乗り竹田駅下車。
ここからバスに乗る予定でしたが本数が少なく25 分待ちです。
時間が惜しいのでタクシ−に乗りましたが，1メ−タ−でした。
歩いても15 分程で行けるそうです。
14:20，城南宮入口の鳥居前で下車。
これが，東鳥居(一の鳥居)です。
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| 城南宮の東鳥居(一の鳥居) (2016.02.19_14:27) |
ところで，城南宮とは何ぞや?ですが，資料から抜粋して簡単に説明すると以下の通り。
詳しくは，参考資料にあるHPをご覧下さい。
京都市伏見区にある神社。
この地にあった真幡寸神社(創立年代不詳)が，平安遷都の際に城
(平安京)の南にあることから「城南神」と呼ばれた。
平安時代の後期に白河上皇が院政を行うために造営した鳥羽離宮(城南離宮)の一部と
しての鎮守社となった。
内裏(御所)の裏鬼門にあたり，方除の神として信仰を集めてきた。
[注]方除とは⇒日々の暮らしの中で，知らずに悪い方位に行くことや家の間取りが良くないことが
あるそうです。方位の障りや家相の心配が無いように祈願することを方除と言う。
城南宮がある鳥羽の地は，平安京の表玄関にあたり交通の要衝であり，又鴨川の水郷
の景勝地でもあることから貴族の別荘地になった。
応仁の乱などの戦乱で荒廃したが，江戸時代になり復興された。
幕末の慶応4 年(1868 年)の新政府と旧幕府軍による鳥羽伏見の戦いの主戦場となった
地でもある。
明治に入り「真幡寸神社」に改称されたが，昭和43年(1968年)に「城南宮」に復し,
真幡寸神社はその境内に新たに摂社として社殿を設け奉祀されている。
［参考資料］・Wikipedia；「城南宮」
・城南宮公式ホ−ムペ−ジ
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この資料を見て拙者が灯台もと暗しだった訳が分かりました。
拙者が若い頃，この神社は未だ「真幡寸神社」と呼ばれていて今程に整備されていなかった
のでしょう。
だから，どこにでもあるロ−カルな神社だったからでしょうね。
東鳥居から境内に入り砂利道を真直ぐ進むと右手に城南鳥居と云う鳥居があります。
手前には城南宮の由緒などの説明板がありました。
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「城南宮」の由緒の説明板
(2016.02.19_28) |
「鳥羽伏見の戦い跡」の説明板(2016.02.19_29)
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手水舎 (2016.09.19_14:31) |
手水舎で清めてからこの鳥居をくぐると拝殿，本殿などが鎮座しています。
社殿神苑の案内図は以下の通りです。
[注]神苑とは⇒神道用語で神社の境内，またその庭園。
梅の花はどこに咲いてるのかと見渡していると，すぐ左手に神苑入口がありました。
今日は，梅の花を愛でにきました。
神社へのお参りは後回しです。
神苑入口の受付で拝観料(600円)を払い砂利道を進みます。
「春の山」という庭に来るとぱっと明るくなりました。
見て下さい。
紅白の枝垂れ梅が簾のように咲き誇り，優雅に風にたなびいて春の訪れを告げています。
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| 「春の山」の紅白の梅 (2016.02.19_14:38) |
いやあ，豪華絢爛と表現したら良いのでしょうか？
いままで，こんな梅花爛漫の梅の花は見たことがありませんね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 薄紅の枝垂れ梅 (201609.19_14:45) |
梅のお花見には三つのステ−ジがあるようです。
「咲き始め」から「六分咲き」/ 咲き始めの梅を探しながら春の訪れを感じる。
「見頃」,「満開」期 / 梅が咲き誇る景色を鑑賞する。
「散り始め」/ 散りゆく様子を惜しみながら，桜咲く春を待つ。
ご覧のように今日は七分咲きでしたが，異次元の美しさに見惚れました。
順路に従って散策すると，様々の趣の庭に出会います。
パンフによると，庭には源氏物語ゆかりの80 余種の草木が植えられているとのことです。
四季折々に彩りを添えるのでしょう。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 桃山の庭 (2016.02.19_14:59) |
室町の庭 (2016.02.19_15:01) |
城南離宮の庭(2016.02.19_15:12) |
この後，本殿に参拝です。
世間並みに，ファミリ−の健康を祈念しました。
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| 本殿 (2016.02.19_15:20) |
拝殿 (2016.02.19_15:20) |
城南宮では，毎年春と秋に平安の庭で「曲水の宴」と云うイベントが催されるそうです。
庭を流れる川のほとりで和歌を詠みながら王朝の昔を偲ばせる雅やかな行事。
機会があれば，見物したいと思っています。
約1 時間後，城南宮を後にしました。
帰りは，歩いて近鉄竹田駅へ。
途中，この地で院政を敷いた白河天皇の陵がありました。
ひっそりした小さな陵でした。
English Weekly Topics / No.236−Feb19.,2016 /
“Plum-blossom viewing at Jonan-gu shrine”
2 月6日〜2月7日の2日間，アイオイ倶楽部の新年会を兼ねた新春クル−ジングに
参加しました。
AM9:50，熱海駅で東京から来たアイオイ号の船長,K.T-san と共に熱海で別荘住まいのH.H-san にピックアップしてもらい沼津の重須ヨットハ−バ−へ。
今日から西伊豆の戸田折返しの一泊二日のクル−ジングのため，アイオイ倶楽部のメンバ−であり重須ヨットハ−バ−を拠点に活動するお二人，T.K-sanとA.T-sanのヨット，Chesapeak
とRoseTableM のお世話になるからです。
途中，コンビニで昼食と飲物を調達。
夜が新年会でご馳走が出るため昼食は簡単に助六寿司，飲物はハイボ−ル缶大2 本です。
予定より少し遅れて到着。
既に二艇のヨットは出港のスタンバイ中です。
13 人が分散乗船です。
直ぐに，セ−リング姿に着替えた拙者はRoseTableM に乗船，11 時頃に出港しました。
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| 出港待ちのRoseTableM(重須ヨットハ−バ−にて) (2016.02.06_10:30) (Photo by Tamma-san) |
今回のクル−ジングル−ト(実績)は以下のMap の通りです。
 車で移動  往路(重須ヨットハ−バ−⇒大瀬崎⇒戸田港)
 復路(戸田港⇒重須ヨットハ−バ)
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快晴で適度の風もありセ−リング日和です。
淡島を右に見ながら内浦湾から駿河湾に出ます。
富士山がくっきり見えます。
昔から「富士山は甲斐で見るより駿河良し」 と言われるように，素晴らしい眺めですね。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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淡島(右)を右に見ながら内浦湾を出る
RoseTableM (2016.02.06_11:10) |
駿河湾から眺めた富士山
(2016.02.06_11:20) (Photo by tamma-san) |
しばらくして，落ち着いたところで安全航海を祈ってシャンパンとジュ−スで乾杯。
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Photo by tamma-san |
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| シャンパンとジュ−スで乾杯！ (2016.02.06_11:27_11:41) |
駿河湾では，ヨットと自転車仲間のO.K-san のブル−ライオン号も重須からシングルハンドで
セ−リング中です。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| Chesapeak (2016.02.06_12:24) |
ブル−ライオン (Photo by K.T-san) |
RoseTableM (Photo by K.T-san) |
両艇とも快調に帆走し，昼食のため立寄る大瀬崎を目指します。
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| 大瀬崎に向け帆走中のRoseTableMとクル−の面々(2016.02.06_12:32) (Photo by tamma-san) |
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| Chesapeakで舵取りするT.K Captainとクル−の面々(2016.02.06) (Photo bt K.T-san) |
13:20，大瀬崎の浮桟橋に到着。
ブル−ライオンは先着済みです。
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| 大瀬崎の浮桟橋にて(左側；RoseTableM／右側；ブル−ライオン ) (2016.02.06_13:21) |
スノ−ケリング，ダイビング，海水浴などのマリンレジャ−のオフシ−ズンのためでしょうか，浮桟橋に架かるタラップがご覧のように揚がっていて上陸できません。
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| 大瀬崎の浮桟橋に上陸 |
浮桟橋のタラップはクロ−ズ中 |
| (Photo by K.T-san) |
と云うことで，それぞれの船内で昼食となりました。
RoseTableMは，キャビンが広くて豪華ですね。
船首側には，すばらしいベッドスペ−スが。
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| RoseTableM のベッドスペ−ス (2016.02.06_13:29) |
キッチン，冷蔵庫，中央にはお洒落なダイニングテ−ブル等の設備が完備。
キッチンでは，T.T-san がバケットのハム野菜サンドウィッチを，K.A-san がコ−ン
クリ−ムポタ−ジュを調理中です。
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| キッチンでサンドウィッチとポタ−ジュを調理中のT.T-san とK.A-san (2016.02.06_13:33) |
おしゃれなサンドゥィッチ，おいしそうでしょう。
拙者，助六寿司をたいらげてサンドもス−プもよばれました。
美味しかった！
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| キャビンでの昼食風景 (2016.02.06_13:29_13:46) |
大瀬崎を離れる前に全体写真です。
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大瀬崎の浮桟橋で全体写真(ブル−ライオンのKoseki-san も一緒)
(2016.02.06_14:06) (Photo by tamma-san) |
14:15, ブル−ライオンとお別れして大瀬崎浮桟橋を出港。
この時季でも，地元ののダイビングスク−ルは営業中のようです。
ダイバ−を慎重に避けながら駿河湾に出て戸田へ向かいます。
14:23，大瀬崎灯台沖を通過。
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| 大瀬崎灯台沖を通過するRoseTableM (2016.02.06_14:23) (Photo by tamma-san) |
駿河湾から眺めた雲の無い富士山の眺め，ファンタスチック！
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| 駿河湾を帆走するChesapeakと富士山 (2016.02.06) (Photo by tamma-san) |
15:00 過ぎに戸田港に入りました。
tamma-san が民宿「いりえ」のご主人に電話を入れ，停泊場所の問合せ。
民宿の漁船「いりえ丸」の隣に接岸するためスピ−ドを落として接近。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 戸田の港に接岸するRoseTableM (2016.02.06_15:11〜15:52) (Photo by tamma-san) |
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| 戸田港に接岸した両艇 (2016.02.06_16:05) (Photo by tamma-san) |
後続のChesapeakも接岸完了して，迎えの車で今日の宿，民宿「いりえ」へ。
18:00 からの新年会までまだ時間があります。
近くにある日帰り温泉，道の駅くるら戸田へ。
源泉掛け流しのNa-Ca-硫酸塩泉で，入浴料は500 円。
約1 時間程，温泉でゆっくりしました。
民宿へ戻ると夕食で新年会の宴会です。
この民宿，アルコ−ルは持込みOKなんです。
ビ−ル，焼酎，日本酒，ワインにワイングラスまで持ち込みました。
最初はビ−ルで乾杯し，メインデッシュの新鮮な刺身や地魚の煮魚を楽しみました。
さすが，漁師さんが営む民宿ですね。
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| 新年会たけなわ(2016.02.06_18:03) |
メインデッシュの煮魚(2016.02.06_18:01) |
夕食の後は部屋に戻って二次会です。
プロジェクタ−で映し出された映像を見ながら前年度のヨットや自転車活動をふり返り
ました。
懐かしいですね。
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途中，オ−ストラリアはシド−ニ−へ避寒中のアイオイ・メンバ−のブル−スさんもSkype
で特別参加。
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| ブル−スさんもスカイプで二次会に (2016.02.06_19:36) |
明けて翌7 日。
屋上にある露天風呂で温まってから朝食。
拙者，朝から漁師料理が美味しかったのでご飯をお代わり。
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| 漁師料理の朝食 (2016.02.07_08:43) (Photo by tamma-san) |
乗船支度をして港へ。
雲で覆われていた富士山が頭を出しています。
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| 戸田港から眺めた富士山 (2016.02.07_09:48) |
荷物を積み込んで，10:25,戸田港を離岸。
陸路で帰路に就くT.A-san ファミリ−とG.S-san とはここでお別れ。
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| 出港準備中の皆さん (2016.02.07_10:17) |
戸田港から出航するRoseTableM
(2016.02.07_10:30)(Photo by tamma-san) |
沖に出てから各艇が入った富士山の写真を撮り合いました。
ねぇ，絵になるでしょう。
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| 富士山とRoseTable (2016.02.07_10:52) (Photo by tamma-san) |
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| 富士山とChesapeak (2016.02.07_10:57) |
この後，両艇はそれぞれ風を掴みながら針路をとり重須へ向かいました。
RoseTableでは，前半は復路から乗船したT.S 嬢が，後半はT.T-san が舵を取りました。
沖合に出たRoseTable は東風に乗り，5〜6 ノットのスピ−ドで快調に帆走。
見る見るうちに僚船のChesapeak が小さく見えました。
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| 大瀬崎沖に小さく見えるChesapeak (2016.02.07_12:51) |
一直線で静浦沖まで進みました。
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| 快調に帆走するRoseTable (2016.02.07_12:52) |
2 度のタッキングで内浦湾に入り重須へ向かいます。
セ−ルを仕舞い，機走に切り替え。
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| 沼津御用邸沖を通過 (2016.02.07_13:14) |
淡島沖を通過するRoseTableM
(2016.02.07_13:29) |
14:05，重須ヨットハ−バ−に帰港，しばらくしてChesapeakも。
拙者，今シ−ズン初めてのヨットでしたが，天候，富士山，美味しいお料理，そして
良きパ−トナ−に恵まれ楽しい新春クル−ジングでした。
お世話になった両艇のオ−ナ−のA.T-san, T.K-san，そして幹事役のtamma-san，
本当に有難うございました。
又，H.H-san には往復の送迎，サンキュ−です。
皆さん，今シ−ズンもヨットと自転車で遊んで下さいね。
English Weekly Topics / No.233−Feb16.,2016 /
“The 2016 New Year's Cruising of AIOI Yacht Club”
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