朝5 時に起床, 5 時半に朝食でクル－ジングの最終日が始まりました。
荷物を積込んで阿古の港を出たのが,ちょうど6 時半でした。
若手3 人組のうち二人は，仕事の関係で連絡船で帰ることになり,クル－は9 名です。
Photo by tamma-san |
空にはいくつかの雲が浮かんでいますがご覧のような快晴で今日も暑くなりそうです。
Photo by tamma-san |
航行ル－ト(－帰路) |
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船長によると，今日の航行ル－トは新島と利島の間を通りぬけて
伊東に向かうとのことです。
風に恵まれ，フォロ－の黒潮の流れに乗ってアイオイ号は快走。
途中，軽風になったところでジェネカ－を追加して帆走。
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Photo by tamma-san |
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ジェネカ－での帆走は，実に気持が良いですね。
昼過ぎに鵜渡根島と利島の間を通過。
この鵜渡根島は新島と利島の間に位置する小さな無人島です。
利島にはご覧のように笠雲が懸っていました。
鵜渡根島(左)と利島(右) (Photo by tamma-san) |
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利島を過ぎた頃に，ワインで昼食です。
民宿では朝早くから昼食用のオニギリを準備できないとのことで，各自が前日に島のコンビニやス－パ－
で調達した昼食です。
小生は，菓子パン2 個＋缶コ－ヒ－＋魚肉ソ－セ－ジでした。
Photo by tamma-san |
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皆さん，朝が早かったのかデッキでお昼寝です。
Photo by tamma-san |
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若手のDaikoku-san がトロ－リングを始めました。
しばらくして，当たりがきたのです。
何と大型のサバでした。
その後，シイラ，ハマチの順に釣りあげました。
やりましたね。
サバ |
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シイラ |
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ハマチ |
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| 本日の釣果です (Photo by tamma-san) |
次第に伊豆半島が濃く，大きく見えてきました。
大室山がはっきり見えます。
伊豆半島・大室山(左) (Photo by tamma-san) |
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大室山に向かって舵を切り帆走を続けました。
伊東マリ－ナ－に無事，5 p.m.に帰港しました。
10 時間30 分の長い航海でした。
伊東マリ－ナ－に帰港するアイオイ号 (Photo by tamma-san) |
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かって経験したことのない遠距離のクル－ジングでとてもスリリングでした。
しかし，風に恵まれ，天候に恵まれ，大勢のクル－メンバ－に恵まれ，楽しい4 日間でした。
皆さん，お疲れ様でした。
ありがとう。
今日は，三宅島一周観光日です。
朝食後，島内観光に先立ち民宿近くにある富賀(とが)神社まで軽くウォ－キング。
富賀神社は伊豆諸島の総鎮守，静岡県の三島大社の総社との伝承がある。アイオイ号の航行の安全を祈願
しました。
神社周辺の山のあちこちには，鹿の角のような立ち枯れた木々が見られます。
2000 年の噴火時の火山ガスにより立ち枯れたとのことです。
2000 年の噴火の火山ガスで立ち枯れた木々 |
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この後，tamma－san が予約してくれていたレンタカ－で島内観光へ。
ドライバ－は，Bruce－sanです。
フイッシングを楽しむ若者3 名は，別行動です。
訪問した幾つかのスポットを順にご紹介しましょう。
海岸に面した崖では,三宅島の噴火史を読み解く地層が露出しています。
海底には伊豆七島一美しいと言われるテ－ブルサンゴの群落が広がっているとのことです。
ジオスポット富賀浜の
位置
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富賀浜の案内
(Photo by tamma－san) |
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富賀浜から御蔵島を
眺める
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隣にある岬・間鼻
(マハナ)を眺める |
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三宅島一周道路から坂道を上って行くと牧場公園です。
おりからの濃霧ではっきり見えませんが，廃墟と化したレストハウスや緑の無い牧場公園が広がり異様な
光景でした。
あちこちに「立入禁止」の看板。
雄山では火山活動による有害な火山ガスの噴出が断続しているためです。
火口湖であった新澪池が1983 年に発生した噴火によるマグマ水蒸気爆発で水が無くなった跡です。
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ジオスポット・新澪池の案内板 |
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1983 年以前の新澪池 |
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現在の新澪池跡 |
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新澪池から海岸の方に行くと荒涼とした黒砂漠の先に赤茶けた異様な岩がそそり立っています。
この断崖絶壁が新鼻新山です。
1983 年噴火の最後に噴火した火口が作った火砕丘(火口から噴出された岩石や火山灰が積もって
できた丘)。
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新鼻新山近くの黒砂丘 |
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新鼻新山 |
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新鼻新山近くから眺める御蔵島 |
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三宅島の自然を多くの人に知ってもらうために設立された村営の自然観察施設です。
館内には三脚に固定された数台の双眼鏡が設けられており，近くにやってくる野鳥のバ－ドウォッチングも
できます。
尚，アカコッコとは，伊豆諸島に分布する日本固有種のツグミ属に分類される鳥。
国の天然記念物，絶滅危惧種です。
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アカコッコ館の案内板 |
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アカコッコの標本
(Photo by tamma-san) |
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アカコッコ館員から説明を受ける
(Photo by tamma-san) |
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約2500 年前の噴火でできた火山湖で淡水湖。島の水瓶です。
周辺にはアカコッコをはじめ多くの野鳥が生息しバ－ドウォッチングのメッカです。
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御子敷地区にサタド－岬と言う岬があり，白い無人の灯台も見えます。
奇妙な名前ですね。
岬の断崖絶壁からは，きれいな三池浜の海岸線，海のかなたには御蔵島のすばらしい絶景がありました。
絶壁の野原には白いハマオモト(ハマユウ)や橙色のハマカンゾウが咲いています。
はるか御蔵島の方からきた一隻の客船, 東海汽船の船でしょうか？
三池港に入るのが見えました。
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2000 年の噴火の泥流で埋まってしまった神社です。
泥流から逃れた鳥居の笠木の部分だけが露出し，奥の拝殿は屋根だけが見えます。
2000 年の噴火の泥流で埋まった椎取神社(鳥居の笠木と奥の拝殿の屋根だけが見える) |
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全長2 Km の白砂ならぬ黒砂の海岸でした。
ダイビング,ウィンドサフィン，フイッシングスポットです。
Tada－san 達がダイビングを楽しみました。
三宅島はちょうど夏祭りの最中です。
道路上には，島の若衆が威勢の良い声で神輿をかつぐ姿がありました。
三宅島・夏祭りの神輿 (Photo by tamma-san) |
島内一周の後は，汗を流しに「ふるさとの湯」へ。
夕方，フイッシングを楽しんでいた若者のクル－メンバ－と合流し，サンセットを見ながらのワインパ－ティ－
です。
準備が整いました。
先ずはシャンパンで乾杯！
ちょうど，新島あたりに日が沈みます。
残念ながら，上空は雲に覆われており，ご覧のようなサンセットです。
それでも，なかなかファンタ－スティツクでした。
宿に戻れば夕食です。
今日は三宅島の舟盛りがメインデッシュ。
女将さんも含め再び皆さんとワインで乾杯。
Photo by tamma-san |
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Photo by tamma-san |
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明日は，伊東までの帰路に着きます。
朝の早い出港となりますので早めの消灯となりました。
今年も関東地区クラス会・いこい会の箱根オ－プンが7/24～25 日に開催され，参加しました。
ギックリ腰で4 月の沼津オ－プンは残念しましたので，今回は満を持しての参加です。
二日前には，滋賀・大津の比良GC でのプライベ－トゴルフで練習を積んでおいたからです。
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箱根オ－プンの初日は，いつものように住重・箱根仙石原荘で宿泊。
ここで，前夜祭です。
今回は，関西からのS.Y-san, 名古屋からのE.W-san を含め9 名の参加です。
源泉掛け流しの温泉や久しぶりの麻雀を楽しんだ後は，皆さんと箱根の地酒で晩餐しながら会話を楽しみ
ました。
翌日は朝食後，仙石原にある箱根湖畔ゴルフへ移動。
定刻の9:03 分頃に第1 組に続き3 組が次々にIN コ－スをスタ－ト。
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素晴らし過ぎるお天気に恵まれ，おかげさまで汗だくでした。
コ－スの木陰で咲くアジサイが一服の清涼剤でした。
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前々日の練習ラウンド(Gross=98) の効果でしょうか，本日の成績は，Gross=96, HDC=11,
NET=85 で準優勝でした。
賞金は優勝者が一人取りのため，恩恵にあずかれなかったです。
チャンピオンは，名古屋から参加のWada-san でした。
Wada-san, Congratulations!
ポイントが一つ増えた(出席毎にHDCP が一つ増える制度)ので次回が楽しみです。
いよいよ，今日は未知の島・三宅島への初航海です。
アゲンストの黒潮の流れや風向きにもよりますが，三宅島・阿古港までの
所用時間は12～15 時間が想定されています。
とにかく，日の出ている間に入港しないといけません。
そんなことで，4 a.m.起床，4:30 出港のためあわただしい朝となりました。
白みはじめる頃で辺りはまだ薄暗いです。
それぞれの荷物や宿に用意してもらった昼食用のおにぎりなどの食料を積込んで出港したのが4:35 a.m.
でした。
稲取港外に出たAioi号 (Photo by tamma-san) |
雲が低く垂れこみ今にも雨が降りそうで，早朝のため海上は少し肌寒いです。
皆さん，オ－シャンジャケットを着用。
快速で航行するAioi 号 (Photo by tamma-san) |
皆さん まだ眠いのでしょうか？
未明に，名古屋から車で到着した若手のT.D-san は熟睡モ－ドでした。
実際のAioi 号の航行ル－ト
(Photo by tamma-san) |
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1 時間程経ってから大粒のシャワ－に見舞われましたが，その後
風に恵まれ快速で式根島を目がけて帆走。
Tada Captain の判断で，式根島と神津島の間を通り抜けて三宅
島を狙うことになっています。
利島，新島の島影が見えだした頃から，晴れ間が現れ，日が射して
きました。
天気予報通りです。
日射しを浴びるAioi 号のMain Sail |
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画像をクリックすると大画面でご覧できます
 新島・式根島を眺める |
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快走するAioi号 |
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神津島近くを帆走中のAioi 号 |
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神津島あたりから黒潮の流れが速くなってきました。
速さは2～5 knot (1knot=1,852 m / hour) だそうです。
その名の通り，海色は青黒色で伊豆半島沿岸の青色の海色と明らかに異なります。
曇り空のため，進路方向には三宅島の島影は全く見えません。
神津島を通過して1 時間程してからでしょうか，前方に小さな烏帽子岩のような岩礁が薄っすらと見えて
きました。
船長がGPS で確認すると確かに三宅島の近くに5つの岩礁があることが判明。
以後，この岩礁を目がけて進路を取りました。
そして，ついに上空が笠雲に覆われた三宅島が姿を現しました。
皆さん安堵したのか，なんとなく笑みが見えます。
上空に笠雲がかかった三宅島 (Photo by tamma-san) |
次第に島影が濃くなり，黒潮の流れは勢いを増し波打って流れているように見えます。
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三宅島阿古地区を眺める |
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三宅島沿岸の黒潮の流れ |
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阿古港の白灯台 |
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| ( Photo by tamma-san ) |
白灯台を見ながら阿古港に接岸したのは，ちょうど2:30 p.m.でした。
稲取港から9 時間55 分でした。
阿古港に接岸したAioi 号 (Photo by tamma-san) |
港手前で到着時刻を連絡しておいた民宿のおばちゃんが岸壁まで迎えに来てくれました。
その車で民宿旅館「さつき」へ。
2 日間お世話になります。
何回かスプレ－を被り体は潮まみれです。
近くに温泉場があるとのことで，早速出かけました。
天然温泉・ふるさとの湯です。 長旅の疲れをゆっくりと癒しました。
とにかくお腹がすきました。
皆さんと早めの夕食です。
民宿のおばちゃんの畑で取れたという野菜類もメニュ－にあります。
持ち込んだビ－ルやワインと共に舌鼓を打ちました。
民宿での夕食メニュ－ |
皆さんで乾杯 |
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画像をクリックすると大画面でご覧できます
民宿のおばちゃんの手作りの
茹でトウキビ |
Photo by tamma-san |
今夜はぐっすり眠れそうです。
明日は島内観光が楽しみです。
続く Diary / No.462－2012.07.29 /
「三宅島クル－ジング(第3日目－2012.07.15－)」
今日から3 泊4 日で三宅島へのロング・クル－ジングです。
お天気が気になりましたが，予報では伊豆並びに伊豆諸島ではお天気マ－クは， → と云う
ことで計画は挙行されました。
6:00 起床 → 6:30 自宅(横浜) → 7:00 横浜駅発 → 8:20 熱海駅着→ 8:40 熱海駅前ピック
アップ → 9:30 伊東マリ－ナ
マリ－ナの空は曇り空。
セ－リングスタイルに変装して，食料や遊び道具の積み込み，燃料補給などの出発の準備を済ませて
11 a.m.にマリ－ナを出発しました。
出発準備中のAioiⅥ 号 < Photo by tamma-san > |
第1 日目は伊豆東海岸を南下して稲取港まで回航し，ここで1 泊です。
三宅島クル－ジングの実際の航路
< Photo by tamma-san > |
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未知の航路，最終目的地も三宅島の未知の港・阿古港，黒潮の
速い流れ，風向き等々のリスクを勘案して，伊東から直接では
なく稲取港から三宅島を狙うことになったからです。
初日のクル－メンバ－は年金生活者の6 名で，今夜から明日
の早朝にかけて現役組5 名が合流します。
南西のアゲンストの風，海上は荒れ気味。
何回かタックを繰り返して稲取を目指しますが，距離をかせげず，
城ｹ崎海岸沖あたりから機走に切替えです。
画像をクリツクすると大画面でご覧になれます
城ｹ崎海岸沖にて |
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大室山を眺める |
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稲取港が見えました |
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| < Photo by tamma-san > |
15:30 頃に今日の宿の主人の案内で稲取港に接岸。
宿は，港に近い温泉民宿・宝栄丸です。
明朝早く出港するため，港近くの民宿となりました。
港に接岸後，船上でワインパ－テｲ－です。
Bruce－san セレクトの美味しいワインで疲れを癒しました。
稲取港に接岸したAioi号 |
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船上ワイン・パ－ティ－(稲取港にて)
< Photo by tamma-san > |
大部屋に案内され，早速，体の汗と潮を流すため源泉掛け流しの屋上露天風呂へ。
この露天風呂の浴槽は，宝栄丸の廃船でした。
なかなか，面白いアイデァです。
きつと，主人は昔，この船に乗ってキンメ漁でもしていたのでしょうかね。
一汗流してからは，夕食は6 時から。
美味しい新鮮な海の幸を味わいました。
何せ，明日は4:30 a.m.出港なものですから8 p.m.消灯です。
暑さで寝つかれなかったですが，そこはエアコンの力で眠りにつきました。
続く Diary / No.461－2012.07.21 / 「三宅島クル－ジング(第2日目－2012.07.14－)」
今朝の朝刊紙面は東京電力福島第一原発事故に対する国会の事故調査委員会(以下，事故調)の最終
報告の記事で一杯でしたね。
事故調は，この事故は「自然災害」ではなく「人災」と断じた。
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その中で，地震・津波対策を立てる機会が過去何度もあったのに政府規制当局と東電が先送りして
きたと断罪した。
事故後，各界からの様々な論評を見聞してきた小生も，その判断にアグリ－する一人です。
ところで，小生にとってこれは耳の痛い報道でもありました。
小生は，まだビギナ－の域を出ませんが一介のサイクリストなんです。
本来，サイクリストとして身に付けておかなければならない基本的な幾つかのスキルがあります。
その一つがパンク修理なんです。
小生は，未だにパンク修理の訓練をしたことが一度も無いのです。
サイクリング歴2 年にして，そういう場面に遭遇し困難な場面に会ったことがないからでしょうか？
走行中の自転車のパンクの頻度は結構あります。
仲間とのロ－ドバイクで何回も見ています。
万一，人里離れた山中の街道でパンクを起こし，修理のスキルが無くチュ－ブ交換出来なかったら
途方にくれ，大変なことになりかねません。
仲間にも迷惑を掛けることになります。
パンクという事故を想定した対策・訓練をする機会は今迄いくらでもありました。
又，バイクの師匠であるtamma-san からも忠告を受けていました。
しかし，自己のサボタ－ジュで先送りしてきたのです。
ということで，事故調の最終報告書に触発されて，本日，初めてのパンク修理の特訓を実施しました。
3 pm にスタ－トし，先ずはバイクの清掃, チェ－ンに注油したりしていると小雨がパラついてきました
ので作業場所を屋内に移しました。
私こと，はずかしながら，パンクを想定して「パンクの修理の仕方－チュ－ブの交換方法－のマニュアル」
を自作してサイクリング時に携帯しています。
そのマニュアルに従ってチュ－ブ交換作業にチャレンジしました。
通常，サイクリング時には交換用チュ－ブを必ず携帯していますので，チュ－ブ交換法をマスタ－しておけば
充分です。
小休止後，交換作業は前輪を対象にして3:30 pm にスタ－ト。
先ずは前輪を本体から離します。
次は，タイヤからチュ－ブを取出す作業です。
レバ－3 本を使って，リムとタイヤの隙間にタイヤレバ－を差込んで，てこの原理でタイヤをリムから
外します。
2 本目まではうまく差し込めたのですが3 本目の差し込みに時間がかかり15分も浪費してしまい
ました。
チュ－ブを抜き出してから，本来はパンクの原因を取り除く作業がありますが今回はパスです。
続いて，(新しい)チュ－ブをタイヤに入れる作業です。
作業がしやすいようにチュ－ブに卓上空気入れでほんの少し空気を入れます。
勿論，この空気入れを使うのも初めてです。
以外にすんなりタイヤにチュ－ブを入れることが出来ました。
そして，最後に交換状態を点検し，適正空気圧まで空気を入れて車輪を取付けて完了です。
所用時間は，50 分でした。
終了した時，汗びっしょりです。
室温は26.9 ℃でしたが，湿度が69 %と高かったからでしょうか？
サイクリストにとってパンク対応にはスピ－ドが要求されます。
数回の訓練をしてスキルアップし，少なくとも30 分以内にチュ－ブ交換出来るようにしておきたいと
思っています。
仕事をした充実感からでしょうか，やっぱり，お後はこれ( ↓ ) が一番ですね。
昨日，日航が出資するジェットスタ－・ジャパンが，国内系の格安航空会社(LCC=Low Cost Carrier)
としてはピ－チアビエ－ション(全日空系；関西空港が拠点)に続き国内線への就航を果たした。
8 月には，成田空港を拠点とする全日空系のLCC エアアジア・ジャパンも就航予定だ。
LCC 元年にして，競争激化です。
庶民にとって自由競争による運賃低下
は大歓迎である。
その運賃たるや目を見張るものがありま
すね。
一方で陸の大動脈であるJR 新幹線の
動きはどうでしょか？
3 月に就航したピ－チに対抗してJR 西が会員(J-WESTカ－ド会員) 限定で大阪市内－福岡市内などの
区間で値下げに踏み切った。
しかし，非会員は恩恵が受けられずLCC と比較の対象にはならない。
小生も利用しているジパング倶楽部の顧客囲い込み手法を踏襲しているだけですね。
LCCとJRの片道運賃比較の一例は以下の通りです。
| 国内系LCCとJRの片道運賃(円)の比較 |
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L C C |
JR 新幹線
(＋JR) |
ジェツトスタ－・
ジャパン |
エアアジア・
ジャパン |
ピ－チ・
アビエ－ション |
備 考
(JRは下記の路線で
通常期料金・特急券込み) |
| 成田－新千歳 |
4,490～22,900 |
4,580～18,800 |
|
28,870 |
東京－新青森－札幌 |
| 成田－福岡 |
5,090～18,990 |
5,180～19,580 |
|
22,320 |
東京－博多 |
| 関西－新千歳 |
4,590～14,490 |
|
4,790～14,790 |
39,320 |
大阪－新青森－札幌 |
| 関西－福岡 |
3,590～11,490 |
|
3,590～11,790 |
14,890 |
大阪－博多 |
比較してみると，JR 運賃の高さが際立っています。
何でこんなに差が出るねん～。 いゃ，ホンマに。
しかし，JR 新幹線運賃には安全性，定時性，荷物持込み可という面が含まれているのでしょうね。
いずれにせよJR は長距離区間の乗車運賃に限って，何等かの制度的改革を迫られるでしょうね。
タクシ－業界では既に遠距離乗車の割引制度がありますよ！
LCC の低運賃化は結構なことですが，どうしても一つの懸念が拭いきれません。
LCC による空の旅，本当に大丈夫？ ということ。
つまり，空の“安全”についてです。
この低運賃を実現し利益を出すにはサ－ビスも含めあらゆる面でコストカットがなされるはずです。
空の安全に係わる要素としては，機体の整備，給油時の作業，パイロットの質などが考えられます。
昨年来より国土交通省は航空機の安全・運航に関する規制見直し作業を
進め, 先月までに100点に及ぶ緩和項目をとりまとめている。
安全に係わる面では，例えば，パイロットの年齢制限緩和，乗客乗降中の給油の認可等々です。
政府は規制緩和により日本の国際競争力強化に繋げたいのでしょう。
しかし，安全に対する規制担当官庁が，同時に業界を発展させる役割を担っているのが問題ですね。
原発と同じ構図なのです。
言いたいのは，国が業界偏重になり過ぎてはいませんか？
空の安全を担保した上で，規制緩和はどんどんやって下さい。
原発の過酷事故の教訓を是非生かして欲しいものですから。
皆さん，“出羽の雪”って何だかわかりますか?
関取の名前でもありません。
出羽路(山形県)の鶴岡市にある蔵元, ㈱渡會本店が醸造する日本酒の銘柄なんですよ。
この酒蔵は,創業が徳川二代将軍秀忠の頃で380 年を超える伝統蔵だそうです。
行き付けの居酒屋「花」で飲んだ地酒「出羽の雪」の美味しさが忘れられなくて，手に入れるためにネットを
検索しました。
ありました，ありました。
蔵元のHP に大きく写真が出ています。。
そして，購入ル－トを検索したのですが，ネット販売では発注数量が限定されていて単品購入が難しい
のです。
ということで, 直接, 蔵元に電話で打診したところ小生の願いが叶えられたのです。
大吟醸, 純米吟醸, 生もと純米・新酒を各1本(1.8 l / 本)ずつ注文すると2 日後には宅配便で到着しま
した。
支払いは代引きでは無く，商品到着後に郵便振込みでした。
下の写真がその3 本です。
既に生もと純米・新酒「春麗(はるうらら)」は飲みほしてしまい，今は純米吟醸酒を楽しんでいます。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
いゃあ, とても美味しいです。
冷酒をワイングラスで飲むのが最高です。
純米酒「春麗」は，新酒のフレッシュさに芳醇な味わいでコクとキレがあります。
純米吟醸酒「花鳥風月」は，名前も風流ですが，やはり芳醇でフル－ティ－な香りで少し辛口でしょうか。
お後は，大吟醸「出羽の雪」が待っています。
この銘柄は, 「ワイングラスで美味しい日本酒アワ－ド2012」で最高金賞受賞酒(162 点出品中12 点受賞
のうちの1つ；受賞率；7.4 %)です。
楽しみにしています。
私こと, どうやらこのお酒にはまりそうですワ。
尚，ご参考までに3 酒の規格・成分は以下の通りです。
|
生もと純米新酒「春麗」 |
純米吟醸「花鳥風月」 |
大吟醸「出羽の雪」 |
| 規 格 |
純米酒 |
純米吟醸酒 |
大吟醸酒 |
成
分 |
原料米 |
山形県産美山錦；26 %
山形県産はえぬき；74 % |
山形県産美山錦;6 %
山形県産ササニシキ; 94 % |
山形県産;100 %
(企業秘密か? 詳細の記載無し)
|
| 精米歩合 |
麹米(美山錦)；60%,
掛米(はえぬき)；65%
使用酵母;協会701号・山形16-1 |
麹米(美山錦)；55%
掛米(ササニシキ)；55%
使用酵母;協会1801号 |
50%
(企業秘密か? 詳細の記載無し)
使用酵母;協会1801号 |
| アルコ－ル度 |
15.3 |
15.9 |
15～16 |
| 日本酒度 |
±0 |
＋2 |
＋5 |
| 酸 度 |
1.5 |
1.5 |
1.0 |
| アミノ酸度 |
1.3 |
1.0 |
---- |
| 出 荷 |
2012.02.10(季節限定) |
2012.03.01(季節限定) |
2012年数量限定品 |
本日から電力会社による再生可能エネルギ－の固定価格買い取り制度がスタ－トし，エネルギ－新時代
に入ったといっても過言ではない。
脱原発から再生可能エネルギ－へ。
毎日新聞朝刊(2012.07.01)によれば，政府民主党が「脱原発依存」の切り札として建設費などの投資
コストを考慮した買い取り価格を設定したことで
発電事業への新規参入が相次ぎ，発電能力では初年度で原発2.5基分(250万KW)が電力供給に上乗せ
されることになるとのことである。
| 経済産業省が認定 |
|
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|
| 太陽光 |
風 力 |
水 力 |
地 熱 |
バイオマス |
|
| 42円 |
23.1～
57.75円 |
25.2～
35.7円 |
27.3～
42円 |
13.65～
40.95円 |
発電量を全量買い取り
(1KW時当たりの価格) |
|
価格と適用期間は毎年見直されるが，
発電事業認定を受けた年度の価格と
期間が固定される。
|
| 電 力 会 社 |
|
|
買い取り分を電気料金に上乗せ
(標準家庭で平均月87円) |
| 企業や家庭などの消費者 |
|
固定価格買い取り制度の仕組み
今後も新規参入者或いは既存の事業者の発電事業拡大があるという前提で，このペ－スで進むと
今後10 年間で原発25 基分の電力が確保されることになる。
まじめに取り組めば脱原発は可能なのである。
今日のTV ニュ－スの中でソフトバンクの孫 正義氏によると，太陽エネルギ－だけでも年々投資を
増やしていけば，10 年20 年先には国内エネルギ－の20～30% はまかなえるとのことである。
この固定価格買い取り制度では，上記の通り買い取り分は電気料金に上乗せされ消費者負担増
(標準家庭で平均月87円)になることがデメリットである。
しかし，1ケ月のコ－ヒ－1～2 杯分を我慢するだけで，過酷な原発の危険性を回避できるのです。
であれば，皆さんも十分受け入れられる範疇ですね。
又，自然エネルギ－は無尽蔵であり枯渇の不安は無く，原材料コスト= 0 ですし，クリ－ンエネルギ－
のためCO2も削減できます。
自然エネルギ－発電，特に太陽光発電では，国内の遊休地が有効利用できます。
農家が減反した土地をメガソ－ラ－で置き換えれば，“こしひかり”ならぬ“こし光”が収穫できますよね。
これだと，年々老齢化する農業従事者の労働面の負担を少なくとも救済できます。
発電事業を農業政策と適正にバランス出来れば一石二鳥です。
とにかく，再生可能エネルギ－の導入・促進にあたり，かって政府が原発導入当初に取って来たスタンス
と同じスタンスで向き合えば，脱原発もスピ－ドアップすること間違いなしです。
原発以外の，永遠に枯渇しない，環境を汚さない，経済的な夢のエネルギ－源を実現して，人類が子々
孫々の代まで安心して暮らせる世界が来ることを願いたいものです。
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