気温12 ℃，花曇りの2 月にしては格好のサイクリング日和です。
と言うことで，今シ−ズン初の遠乗りで，自転車のトレ−ニングを開始することにしました。
コ−スは自宅から守山市の第一なぎさ公園を折り返すコ−スです。
この公園は，先日のJR湖西線比良駅→小野駅ウォ−キング時に立寄ったお食事処のご主人から教えて
もらった「比良暮雪」のビュ−ポイントです。
自転車の初トレには，ちょうど良い距離です。
自転車と持ち物の点検を終えて，11:45 分に自宅をスタ−ト。
いつものように田園の中を葉山川沿いに走り，琵琶湖岸のサイクルロ−ドに出ます。
春霞でしょうか，対岸の比叡山はぼやけて見えます。
その先の比良山系は雲で覆われています。
ここから第一なぎさ公園までノンストップでまっしぐらに走りました。
草津市から守山市に入り，琵琶湖大橋東詰の交差点を渡って少し走ると一目でそれと分かる公園が
ありました。
早咲きの菜の花が見頃を迎えて，さながら黄色い絨毯のように咲き誇っていたからです。
時計を見ると12:36 です。
サイクルコンピュ−タ−のデ−タ−から走行距離は15Km，走行時間50 分ですから，平均速度は
18Km/Hでした。
ラッキ−にも比良山系の雲もすっかり無くなりカメラマンにはお膳立てが揃いました。
この時期，撮影スポットとして人気があるのでしょうか，カメラ片手に散策する人，三脚を立ててシャッタ−
チャンスを窺っている人々がお花畑のそこかしこにありました。
なるほど，すばらしい景色です。
うっすらと雪化粧した対岸の比良山系と琵琶湖の湖面を背景にして菜の花の黄色が鮮やかです。
浮世絵師，歌川広重が生きていたなら教えてあげたいね。
“ここから眺める比良暮雪も素晴らしいよ!”と。
小生もその美しさの虜になり，時間をかけてデジカメのシャッタ−を押しまくりました。
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お花畑のInachan |
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比良暮雪と菜の花(1) |
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 比良暮雪と菜の花(2) |
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 比良暮雪と菜の花(3) |
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菜の花の絨毯 |
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約50 分程でおいとまして，琵琶湖大橋近くのラ−メン屋さんで昼食。
帰路，烏丸半島に立寄りました。
昨年7 月にハスの群生地にハスの花を愛でに来て以来です。(→ココをクリック)
ご覧のようにハスの冬枯れの景色が広がっています。
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2 月のハスの群生地 |
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冬枯れのハス |
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夏には又，この湖面もハスの花で埋め尽くされるのでしょうね。
15:17,自宅着。
無事に自転車の初トレを終えることができました。
本日の走行デ−タは以下の通りでした。
・走行距離；31.2 Km
・走行時間；1 時間50 分
・平均走行速度；17 Km / H
English Weekly Topics / No.159−Feb24th.2012 /
“My first cycling in this season”
二十四節季では「雨水(うすい)」に入り，雪や氷が溶け春が忍び寄る時節になりました。
今日は曇り空でしたが気温は10 ℃を越えています。
ゴルフシ−ズンも近づいてきましたので，寒さで約2ケ月間休眠していたクラブをかついで文字通り初打ち
練習に出かけました。
近くのゴルフ練習場・ビッグゴルフ草津 |
一昨日，湖西でのウォ−キングをしたものの運動不足は否めません。
体が硬くなつているし，とにかく2 ケ月間のブランクもあり何となくまともに飛ぶか不安がありました。
残っていたプリペイドカ−ドで90 分間打ち放題を選択。
各打席にある電熱暖房機をスイッチオン。
手や体を温めながらの練習です。
先ずはピッチングから始めて，アイアン，ウッドと体に負荷をかけるクラブの順にトレイニング。
最初は飛距離が出なかったのですが，体が温まり柔らかくなるにつれてそこそこ飛ぶようになってきた
のです。
体がスイングを覚えていてくれたので一先ず安心しました。
きっと明日は体のあちこちが痛むことでしょう。
初日の自主トレも無事に終え，これからも練習を重ねてシ−ズン開幕に備えたいと思っています。
他の打席でも同類の皆さんが練習に余念がないようでした。
起床してお天気が良いので外を眺めると，冠雪した比良山系がくつきり見えました。
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の代表作「近江八景」に描かれているあの風景「比良暮雪」を思い出し
ました。
昨年来，サイクリングがてら「近江八景」を訪れてきましたが，ここは未だです。
冠雪がある今の内に訪れないと時機を逸すると思い出掛けることにしました。
外はまだ寒いこともあり，現地へは電車で行くことにしました。
あわただしく遅い朝食を済ませて，バックパック姿でAM11 時にスタ−ト。
ひとまず，JR 山科駅で湖西線に乗換えました。
ところが，堅田駅を通過する頃，窓外の比良山系は雲に覆われていて連峰が見えなくなっていたのです。
どこで下車するか迷いましたが，とりあえずJR 比良駅まで行くことにしました。
この時間帯，こんな田舎町の駅で降りるのは小生一人だけでした。
あたり一面はご覧のように雪景色です。
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依然として比良山系は雲に覆われたままです。
JR 比良駅付近から比良山系を望む |
「比良暮雪」を写真に収めるには，まだまだ時間的に早すぎます。
その内に気象変化で比良山地も山容を現すだろうと考え，JR 比良駅から大津方面に向かってウォ−キング
をすることにしました。
来月にはゴルフコンペや琵琶一がひかえていますので，そのウォ−ミングアップにもなります。
12:43 に比良駅から歩き始め，隣駅の志賀駅前で1 時間程昼食休憩，小野駅に着いたのが16:40
でした。
湖西線に沿った街道や田園の側道，更に琵琶湖岸と気ままにウォ−キングを楽しみました。
比良駅からしばらく湖西線の高架に沿って歩くと，こんもりした雪原にこんな石碑がありました。
近くの小屋には「南比良ふるさと絵屏風」がかかっています。
明治期〜昭和30年代までの素朴な里の原風景が描かれていました。
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雪道のびわ湖レイクサイド自転車道も歩きました。
車道が赤いのでそれとわかります。
来月の「びわ湖一周ロングライド2012」では，きっとこの道を走ることになるのでしょう。
隣の志賀駅前のお食事処・清林で昼食を兼ねて小休止。
JR 湖西線・志賀駅 |
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酒の肴，氷魚の釜揚げ |
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勿論，お酒も少々。
店の主人の勧めで肴は氷魚(ひうお)にしました。
氷魚とは鮎(アユ)の稚魚のことで，半透明で氷のようなのでこの名があるそうです。
今朝がた沖合の“えり漁”で獲れたものを釜揚げにして生姜酢で出してくれました。
春を呼ぶ琵琶湖の味だそうです。
日本酒にピッタンコです。 ホント，珍味でした。
湖岸を歩くとこんな景色がありました。 少し溶けた雪だるまでした。
湖上には，先程お食事処の主人に教えてもらった琵琶湖の独特の漁法“えり漁”の仕掛けも見え，近くでは
水鳥が遊んでいます。
矢印型にパイプを立てて網を張った仕掛けに集まる氷魚を早朝に船から網ですくって獲るそうです。
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琵琶湖岸の雪景色 |
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湖上の“えり漁”の仕掛けと水鳥 |
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蓬莱駅に着く頃には，比良山系に覆っていた雲もなくなり頂上もみえるようになりました。
蓬莱駅近辺から眺めた比良山系 |
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JR湖西線・蓬莱駅 |
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和邇駅に近い街道から眺めた比良暮雪です。
時刻は15:42分ですから暮雪とは言えないですね。
「暮雪」とは，夕暮れに見る雪景色，又，夕暮れに降る雪の意味ですので。
歌川広重の浮世絵「近江八景」の比良暮雪と対比しました。
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JR湖西線の蓬莱・
和邇駅間の街道
から撮影
2012.02.20 |
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歌川広重
「近江八景」之内
比良暮雪(下絵)
から
(出典)
Wikipedia
「近江八景」 |
比良山系に向かって両者の眺めたポイントは左右で異なりますが，約170 年の歳月の開きを感じます。
和邇駅を過ぎ再び比良暮雪を眺めるために湖岸へと向かいます。
JR 湖西線の架線が邪魔ですが，16:30 頃の比良暮雪です。
雪が少ないのが残念でした。
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JR湖西線・和邇駅 |
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和邇駅近辺の田園から眺めた比良暮雪 |
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湖岸からは対岸の近江富士がくつきりと見えます。
JR 小野駅には16:40 に着きました。
駅前の大津市観光ガイド板によると，ここ小野は遣隋使で有名な小野妹子を輩出した小野氏一族が栄えた
ところで，小野神社・小野篁神社・小野道風神社など一族を祀る神社や古墳が数多く残っているとのこと
です。
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JR 湖西線・小野駅 |
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比良里山散策道<小野〜和邇>ガイド |
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約3 時間ののんびりウォ−キングでしたが，やはり脚は筋肉痛がします。
心地良い疲れを感じながら電車にゆられて帰途につきました。
悠々会のメンバ−である友人から熱海のセカンド・ハウスに招かれていたので，2月13日から一泊二日
でお邪魔した。
熱海駅から徒歩10分程の足川バス停近くの海が見渡せる高台にある大きな一軒家でした。
わざわざ，奥様も横浜から出掛けてきてお出迎えいただいて大変恐縮しましたです。
彼とはかっての会社の同期で会社の寮生活を共にした雀友会のメンバ−です。
小生の結婚式の折には司会役も務めてくれた親友なのです。
リタイヤ後，仙台の高専の職員をしていた時に東日本大震災に遭遇し危機一発のところで命拾いし，その後
震災で傷めた仙台の実家の修復も終えて気持のゆとりが出たのでしょうか。
この別荘には立派な麻雀室と設備も完備しているとのことで，今年の新年会の折に彼の奥様も交えての
麻雀のお誘いを受けていたのです。
ところが，もう一人の仲間が都合が悪くなり急遽，彼と囲碁を楽しんだわけです。
小生もリタイア後，横浜の囲碁クラブに初心者として入会し，約4 年間程基本の手ほどきを受けた実績は
ありますが，その後草津に引越してからこのかた2 年間は碁石を握ったことがありません。
そんなことで，ホントに久し振りの囲碁対局でした。
彼は今も囲碁クラブに所属し囲碁の現役で2〜3 段の腕前とのことです。
とても不安でしたが，4 子を置いて対戦しました。
布石，定石，手筋，寄せなども昔を思い出しながら打ちましたが，やはり誤ちをおかすと上手には勝て
ません。
1 勝5 敗の戦績に終りました。
さすがに，下手ながら集中して頭を使いましたので肩がこりましたです。
奥様の手料理で美味しい日本酒を飲みながら昔話に花を咲かせ，源泉掛け流しの温泉を楽しませてもら
いました。
小雨日和でしたが窓外には熱海の港，初島，伊東沖の手石島も一望でき，白い航跡を引いて走るカラフル
な高速ジエット船が絵のようでした。
帰りには，庭で取れたハッサクをお土産にいただきました。
ハッサクは酸っぱいものと思っていましたが，帰ってからいただいてみると，この熱海産のハツサクは甘み
があって美味しかったです。
これからも熱海で途中下車しょうと思っています。
これからも囲碁や麻雀で楽しみましょう。
今年も早2月になり所得税等の確定申告の季節になりました。
我家のテ−ブルには所轄税務署から送られてきた「確定申告のお知らせ」が，所在無げな様子です。
これを見るにつけ，何か急かされているような気になり実に不愉快です。
そんなことで，今日はこれをやっつけることにしました。
今年は行政コスト削減の観点から確定申告等の用紙は送られてこず，国税庁のHPの申告書作成コ−ナ−
を利用してくれとのことです。
行政はコスト削減かもしれないが，申告者である庶民にはコストアップになるのですが----。
役人らしい発想ですね。
ひとり怒ってみても埒があきませんので，HPから必要な情報をダウンロ−ドして作成することにしました。
作成に必要な源泉徴収票やその他の控除証明書は揃っていましたので手引き書と睨みっこしながらの記入
でした。
小生の場合，昨年同様に十数万円の所得税の還付が受けられることが判明し，この作業をした甲斐が
在りましたワ。
単に，先出し・後入れだけなのですが。
何はともあれ，確定申告しないと所得税の還付は受けられません。
所得が公的年金と言えども，65 歳以上ならば120 万円の公的年金等控除が認められています。
年金生活者の皆さん，是非申告されてみてはいかがですか。
お孫さんへの土産代とか，はたまた一夜の酒代くらいは捻出できるかも知れませんよ。
小生，先食いになりますが，この還付金をあてにして今夜はご馳走を食べに行こうと思っています。
それではねぇ〜。
先日，2012 年度のJCA (日本サイクリング協会)賛助会員の更新手続きをしました。
今年からJCAサイクリスト誓言に同意することが条件になっています。
その3 つの誓言とは次の通りです。
誓言1 右側通行はしません！
誓言2 歩行者を最優先します！
誓言3 夜間・暗所ではライトを必ず点灯します！
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誓言3 を実践するには，愛車ESCAPE 号に灯火の装備が必要になりました。
道路交通法では，自転車は夜間等での灯火類の使用が義務付けられており違反すると5 万円以下の罰金
に処せられます。
小生は，シティサイクル車として兼用しており，夜間でもショッピング等
で走ることがありますが，今まで無灯火で違反状態にありました。
来る3 月18 日に開催される「びわ湖一周ロングライド2012」にエントリ−していますが，ここでも大会規則
としてライト(前照灯)の装着が義務づけられています。
そんなことで，函南のCyclist, tamma−sanのアドバイスを得て早速，装備しました。
CATEYE社の白色Head Lightと赤色のTail Lampです。
今や自転車のLight (Lamp) の光源もsolid stateのLEDです。
Head Light[単三アルカリ電池(×2)]の連続使用時間は，150 Cdの明るさで連続点灯80 時間，連続
点滅320 時間とのことです。
光源の寿命もかっての電灯に比べはるかに長寿命でしょう。
そして，電池駆動ですからペダリングへの負荷も無くなります。
単価は2,450円でした。
昨夜，ス−パ−マ−ケットへの買物がてら試験点灯しましたが，けっこう明るかったです。
これで，誓約通り，又大会規則を順守して大威張りで走れそうです。
昨今，自転車人口の増加に伴い，自転車の危険走行が原因で事故が増加しています。
私たちサイクリストは，自転車に正しく安全に乗るためにル−ルとマナ−を順守・実践してこうではありま
せんか。
節分とは，元来，各季節の始まり(立春，立夏，立秋，立冬)の前日のことだったようですが，江戸時代以降
は特に立春の前日を指す場合が多いとのことです。
この季節の移り変り日には，邪気(鬼)が生じると考えられており，それを追い払うために悪霊払い行事が
各地で執り行われてきました。
関西地方では，節分に「いわし焼き」を食べる習慣があるようです。
ス−パ−に出かけたら節分向けの「イワシ焼き」が魚屋さんに並んでいたのを見て知りました。
その能書きによると，イワシを焼いている煙や臭を鬼がいやがって逃げていくとのことです。
と云うことで，「焼きイワシ」を一尾買ってきて今夜のお酒の肴にしました。
お酒は，近江の地酒・純米酒「とみつる」です。
節分に大豆の煎り豆を歳の数だけ食べるとなると大変です。
そんなにことで，焼きイワシで代用できました。
とにかく，今年は我家から，又，日本から邪気を追い出さないといけませんからネ。
このお酒で，久し振りに食べるイワシ焼き，おいしかったですわ。
English Weekly Topics / No.158−Feb6th.2012 / “Feburary 3rd is Setsubun”
マックちゃんとは横浜の我家の愛犬です。
先代が亡き後，1995 年に動物病院で保護されていた捨て犬を譲り受けたシェルティ系の雑種・雄，当年
とって17 歳の老犬です。
元メジャ−リ−ガ−で当時読売ジャイアンツで強打者として活躍していたシェ−ン・マックに因んで娘が
名前を付けました。
6年前のマックちゃん
(2006.9.8 撮影) |
それから17 年間，ファミリ−を癒し続けてくれました。
一度，泥棒に入られたこともあるので，番犬としては役に立たなかった
です。
そんなマックちゃんも寄る年波には勝てません。
人間の年齢に換算すると，一般的には84 歳，中型犬の範疇からすると
98 歳になるそうです。
1 月末まで10 日間程横浜に滞在中，マツクちゃんのお世話をしてきました。
3年前のマックちゃん
(2009.5.26 撮影) |
横浜に戻る度にマツクちゃんの老化が進んでいるのを目の当たりに
します。
毎日，牛乳を飲んでいてカルシウムの摂取がよいためか足腰は
強かったのですが，最近では後脚がめっきり弱くなりました。
フロ−リングで立っていると後脚から滑るようにして尻もちをつく
ことがしばしばです。
そのくせ，朝夕になると決まって散歩を要求します。
超スロ−ペ−スですが近くの広い公園を一周するのが日課です。
しかし，途中でギブアップする日もありますし，帰りの家の階段で立ち往生することもありその時には
お尻を押してあげます。
散歩途中のマックちゃん (2012年1月31日) |
既に眼は白濁し白内障のため視野角が狭く，恐らくボ〜ツとしか見えていないような気がします。
散歩の時，文字通りの意味で,犬も歩けば棒に当たる を地で行くこともあります。
ドッグフ−ドや牛乳の入った食器を蹴飛ばすことも良くあります。
家人が部屋に一緒に居てもあちこち探しまくることもしょっちゅうです。
家人をキャッチして安心します。
耳が聞こえなくなりました。
昔は家人が帰宅しドアを開けると飛んで寄って来たのですが，今では眼で認識しない限り知らぬ
存ぜずです。
仕方が無いですね。
最も困ることが，オチッコやウンコのおそそうをすることがあるのです。
犬の動作・気持に敏感に反応してあげないと後でえらいことになります。
痴呆症状も出ています。
日中は，定位置の坐椅子で寝ていますが，この位置に座る前に反時計回りに何十回もグルグル回って
います。
犬の常同症と云うそうです。
壁に向かってボ〜ツと何分も立っていることもあります。
上記以外，特に内臓は健康そのものです。
犬ドックの健診内容も人間様と同じ内容ですが，どの指標も標準の範囲内にあります。
できたら替わって欲しいくらいです。
そのためか，食は細くなっていますが，2 回/日のドツグフ−ドと牛乳をきっちり平らげます。
嗅覚とわずかな視覚だけで朝夕の散歩だけを楽しみに生きているようです。
いよいよ，マックちゃんも黄昏を迎えました。
女房が介護してくれていますが，今年が寿命になりそうです。
小生も不良長寿にはならないように今年も体を鍛えねばと思っています。
昨日は，かろうじて滑りこみセ−フの悠々会の新年会でした。
2 月に入る直前でしたので節分の鬼に笑われないですみそうです。
この悠々会とは，就職時に川崎にある下野毛寮に入寮した同期のうち麻雀をこよなく愛した面々の集まり
で，元来は雀友会と称していましたが皆さんがリタイア後にこの名に改名されました。
入社後，皆さんは当時の名称で云うと電算機，通信機，交換機，半導体の各事業本部の下の部署に配属
されましたが，シ−ズンを通して余暇は一緒によく遊んだものです。
3 年前から悠々会として再発足して旧交を温めています。
毎年，2 回/年の会合ですが，昨年は東北大震災により自粛されましたので久し振りの集まりとなりました。
いつもの通り，会場は横浜・スカイビルにある銀座ライオン横浜店です。
所用やらドタキャンで数名の欠席者が出ましたが，9 名の参加者でした。
皆さん とてもお元気ですが，それなりに年輪を重ねたお顔でした。
主たる話題は，やはり大震災と原発事故でした。
仙台で大震災を経験した本人による過酷な体験談を初めとして，趣味や日常生活の話から昨今の政府の
議事録不作成問題まで多彩な話題で盛り上がりました。
悠々会・2012新年会の記念写真です |
次回の予定も，9 月中旬に決まりました。
大震災で前回流会のリベンジで，ヴィラ伊豆に一泊してゴルフやテニスを楽しむ小旅行です。
スケジュ−ル表に今年の楽しみが又一つ加わりました。
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