1)拝観日； 2009.09.23(水)
2)所在地；神奈川県鎌倉市十二所32
(JR鎌倉駅より金沢八景行きバスで13分，
泉水橋バス停下車徒歩16分)
3)天 候； 快晴，気温，30℃
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飯盛山寛喜寺 明王院について
・山号； 飯盛山
・正式名； 寛喜寺明王院
・宗派； 真言宗御室派
・本尊； 不動明王坐像
・創建年； 1，235年(嘉禎元年)(伝)
・開基； 藤原 頼経
・開山； 鶴岡八幡宮別当・阿闍梨定豪
・札所等；
・鎌倉13霊場第1札所
・鎌倉観音霊場第八番札所
・文化財他；
・木造五大明王像(市重文)
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源氏の血統が三代で途絶えると、鎌倉幕府は
京都の九条家から将軍を迎える。
この寺は、1,231年(寛喜3年)鎌倉幕府4代将軍藤原(九条)頼経の発願・開基により建立された寺で、寺号の「寛喜寺」は建立された年号による。
1,235年(嘉禎元年)に落慶し定豪が開山に迎えられた。
鎌倉時代，この寺は鶴岡八幡宮・永福寺・勝長寿院とともに重要な寺院のひとつであった。
創建当初は，本尊である不動明王を中心に東西南北に、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の五大明王像が祀られて栄えたが，、江戸期の火災により不動明王坐像一体だけが残され，現在は簡素な藁葺の本堂に安置されている。
現在はご祈願寺のため，一般拝観は行われていない。
冠木門をくぐると正面に茅葺の本堂があります。
(注) 冠木門；門柱に冠木(門の上方にあって，両方の柱を貫く横木)を渡した門。
参考文献； Wikipedia；「明王院(鎌倉市)」より抜粋。
 Diary / No.186−2009.09.23 / 「鎌倉・古寺巡礼(3)」
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金沢街道のバス停・泉水橋近くで女房の運転する車から降り，最初に拝観する
明王院へ向かいました。
閑静な住宅街を進むと，山際の突き当りにありました。
冠木門(かぶきもん)のそばに当時の由緒についてのガイド板がありました。
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| 明王院の入口・冠木門を眺める |
このお寺，政所から見て鬼門の方角に位置し，鬼門除けとして五大明王を祀る寺として建立されたのが
始まりと伝えられているとのことです。
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| 明王院の藁葺の本堂 |
冠木門をくぐって石畳の参道をまっすぐ進むと，静かな佇まいの藁葺の本堂があります。
訪れている人もなく，とても静かでした。
ホント，じんまりしたお寺でした。
ここから引き返して，金沢街道に出て浄妙寺前を通過して鎌倉方面へ歩きました。
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| 金沢街道沿いの滑川の清流でゆったりと泳ぐコイ( 鯉 ) |
街道に沿って滑川が流れています。
歩道から眺めてみると，たくさんのコイ( 鯉 )が清流にゆったりと泳いでいました。
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