折畳み自転車,tern Verge P20を分解するための手順について述べます。
海外へ輪行でサイクリング旅行するため,自転車を旅行用ス−ツケ−スに収納するためなんです。
@簡易小型六角レンチ
A簡易小型ペダルレンチ(15 mm)
Bプラスドライバ−
C作業用(ブル−)シ−ト
D作業用手袋
Eガムテ−プ
[注1]スタンドは付けたまま収納するので取り外し不要。
[注2]反射板, ベルは不要のためあらかじめ取り外しておくこと。
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自転車の分解作業性を考慮すると,自転車を展開してスタンドに立てた状態で
作業するのが楽である。
1)ハンドルを次の順で抜く。
1-1)ハンドルのニギリ(右側のみ)を外す。
ニギリ部にあるネジを2.5mm六角レンチで外し,ニギリ部を引き抜く。
[注]@2.5mmのネジは,失くさないようにするため元のネジ穴に締めて
おくこと。
A外した後の部品はガムテ−プで縛っておくこと。
写真-1 ハンドルのニギリ部と部品(止めネジ含む)
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1-2)フロントライト取付け用固定具をプラスチックネジを緩めて外す。
1-3)ブレ−キレバ−と変速れば−を六角レンチで外す。
@5mm六角レンチでブレ−キレバ−のネジを緩めハンドルからレバ−を
引き抜く。
A次に, 4mm六角レンチで変速レバ−を緩めハンドルからレバ−を引き
抜く。
[注]ネジ類は,失わないように元のネジ穴に締めておくこと。
1-4)ハンドルから下の写真のようにゴム・ワッカを引き抜く。
写真-2 ハンドル固定用ゴムのワッカ
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写真-3 ゴム製のワッカ
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1-5)ハンドルをハンドルステム(ポスト)から引き抜く。
2)ペダルを外す。
右側のペダルはワンタッチで, 左側のペダルは15mm簡易小型ペダルレンチ
で(時計方向)外す。
[注]左側のペダルのワッシャを失わないようにガムテ−プで心棒先端を
止めておく。(写真-4の通り)
写真-4 ペダルとワッシャ
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3)サドルを抜く。
4)ハンドルポストを取り外す。
4-1)ポストのつけ根にある2つのネジ(内部にワッシャ有り)を六角レンチで
外す。
[注]ネジは取り外した後,失くさないようにワッシャと共に元のネジ穴に
締めておくこと。
写真-5 ハンドルポストのネジ
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4-2)クイックレバ−を開き, ハンドルポスト中央にあるネジを5mm六角レンチ
で緩めて取り外す。(ネジをカバ−している黒いゴム製の蓋と共に)
[注]ネジと蓋は取り外した後に失くさないようにガムテ−プで元の位置に
固定しておくこと。
写真-6 ハンドルポスト中央のネジ
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写真-7 ハンドルポストのネジを元の位置に戻す
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写真-8 ハンドルポストの中央のネジをガムテ−プで仮止め
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4-3)フォ−クを抜く。
[注・重要]ガムテ−プで穴をふさぐこと。(写真の通り)
5)ブレ−キを解除し, クイックレバ−を緩め前輪, 後輪を外す。
[注]@車軸は抜いておくこと。
A両端のストッパ−(黒色)とバネの方向は写真-9の通りであり, 取付
け時に間違わないように。
写真-9 前輪の車軸
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B前輪と後輪の車軸の長さは異なり, 後輪の車軸の方が長い。
C前輪を抜いた後の本体先端にフロントエンドプロテクタ−を付ける
こと。
無い場合は先端を布などで巻き付けておくこと。
D前輪, 後輪とも少し空気を抜いておくこと。
6)クランクギアを上にして寝かす。(写真-10の通り)
写真-10 クランク・ギアを上にして寝かす
7)ディレイラ−を外す。
本体とディレイラ−間のネジを1本外すだけ。
[注]ネジは失くさないように元のネジ穴に締めておくこと。
写真-11 ディレイラーのネジ部(写真の六角レンチが刺さっている部分)
写真-12 ディレイラ−と本体間のネジ
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8)チェ−ンとディレイラ−をポリ袋などに入れて本体に縛り付けておく。
写真-13 ディレィラ−とチェ−ンの一部をポリ袋に入れて本体に縛り付ける
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9)分解後の写真です。
写真-14 分解状態の写真
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