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Diary/Archive
      
2015年11月(1/5)

秋の修善寺ポタリング(10/31日)        711−2015.11.02

 函南に住むヨット,自転車仲間のtamma-san が企画してくれた「秋の修善寺ポタリング」に
参加しました。

 参加者は総勢6 名(内,女性1 名)。
いずれも,ヨット・アイオイ号のクル−メンバ−であり自転車愛好家です。

 基本的には,伊豆急行・韮山駅の駐車場から狩野川沿いのサイクリング道路を走り,
修善寺折返しの比較的なだらかなル−トです。

 途中,伊豆の地ビ−ルの醸造所が主催する「収穫祭」のイベントに参加したり,
今年7 月にユネスコから世界遺産
として登録された韮山反射炉や関連施設に立ち寄ったり
してのポタリング。


 実際の具体的なル−トは以下の通りです。


     ポタリング  

 横浜06:44 発のJR 東海道線に乗り,熱海駅で沼津行きに乗換えて函南駅まで輪行。
9月に定年退職されて自由の身になられた函南在住のteraki-san
にピックアップして

もらい集合場所の韮山駅駐車場へ。

 AM9:00,きっかりに到着。
皆さん,既に到着して出発準備を済ませテストラン中です。

 10 分程で自転車組立&衣装の着替えを完了。

曇り空で少し寒いので,今日は長袖のサイクリング・ウェア姿で走ることにしました。

 AM09:15,スタ−ト。
狩野川の堤に出て上流に向けサイクリングロ−ドを走ります。
自然あふれる両岸の景色を眺めながら。
爽やかですね。

 堤では,たまにウォ−カ−,ジョガ−と出くわすだけで,思う存分一人占めして走れる
のでストレスフリ−です。

 途中,大仁付近のサイクルロ−ドの切れ目で堤から降ります。
伊豆牛ひらい牧場直営のひらい精肉店に立寄り,昼食用のおつまみとして牛肉コロッケを
購入。

大仁近くの精肉店でコロッケ購入 (2015.10.31_09:53)

 再び堤防に出て15 分程走ると伊豆箱根駿豆線の終点,修善寺駅に到着。
ここで,しばし休憩。


修善寺駅にて (2015.10.31_10:08)

 ここから,アップロ−ドの下田街道,途中から静岡県道18 号を走り修善寺へ。
県道に沿って狩野川水系の支流,北又川(桂川)が流れています。

 修善寺の温泉街の中程にいつか来たことのある修善寺
当時は,本堂が平成の大修復中だったことを覚えています。

修善寺山門を眺める (2015.10.31_10:28)

 807 年(大同2 年)に弘法大師・空海が創建したと伝えられる古刹。
桂川にある独鈷(とっこ)の湯を大師が湧出させたとされ,これが修善寺温泉の起源
だそうです。

 境内に入り参拝。
                       
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鐘楼 (2015.10.31_10:30) 本堂前で (2015.10.31_10:31) 達磨さん(2015.10.31_10:33)

 この後,竹林の小径,ギャラリ−しゅぜんじ回廊を見物。

独鈷の湯 (2015.10.31_10:27) 竹林の小径(2015.10.31_10:42) ギャラリ−しゅぜんじ回廊
(2015.10.31_10:46)

 桂川沿いを下り,下田街道に出て狩野川沿いを走り,ベア−ド・ブルワリ−ガ−デン
修善寺へ。
このロ−カルな醸造所で,「BairdBeer 秋の収穫祭」が開かれ,色々なビ−ルが飲めるとのことです。
そういえば,今日はハロウィン。
秋の収穫を祝い,悪霊などを追い出すお祭りの日ですね。


 アウトドアサイトにはテ−ブルが設けられ,テントではビ−ルや料理などの出店が。

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Baird Breing Company Baird Brewery Garden Syuzenji (2015.10.31_11:47)

 敷地内で収穫されたホップを原料にした季節限定のビ−ル(4 種×\1K)を飲み比べました。

ベア−ド・ビ−ルで昼食 (2015.10.31_11:19)

 酔い醒ましにブルワリ−見学ツア−に入り,BairdBeer の醸造工程の説明を受けました。

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原料の大麦です これがホップです 醸造中の施設

 見学を終えて次の見学スポット,韮山の反射炉へ。
下田街道を下り狩野川に架かる修善寺橋を渡り,再び狩野川堤防のサイクルロ−ドをしばらく
走ります。

 午後の狩野川です。


狩野川サイクルロ−ドを走る (2015.10.31_13:51)

 狩野川のあちこちでは,多くの太公望の鮎釣りの姿が。

狩野川の鮎釣り風景 (2015.10.31_13:57)

 下流に向かって左岸には,急峻な断崖絶壁の大仁城山がみえます。
この絶壁でロック・クライミングをする人が小さく見えました。

大仁城山 (2015.10.31_14:08)

 堤を離れ伊豆長岡近くの反射炉入口・信号で右折して反射炉へ。
見えてきました,あの特徴のある建物,韮山反射炉です。

 実用反射炉としては,世界で唯一現存するものです。
幕末期の伊豆韮山代官,江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)が手がけ,後を継いだ息子の英敏(ひでとし)が完成させた鉄製大砲を鋳造するために必要な溶解炉です。
今年7月には,
「明治日本の産業革命遺産−製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業−」の構成資産
として世界遺産に登録されました。

世界遺産 韮山反射炉(2015.10.31_14:44) 江川太郎左衛門英龍と反射炉と拙者

 ここから蛭ケ島(ひるがしま)公園に移動して茶屋に入りお茶休憩。

蛭が島公園 (2015.10.31_14:58)
                       画像をクリックすると大画面でご覧になれます
公園の自転車駐輪場 蛭ケ島茶屋(2015.10.31_15:00) 拙者はコ−ヒで休憩

 ここ蛭ケ島は,源頼朝の流刑地であり,北条政子と夫婦になった場所だそうです。
石碑にそのように彫られていました。

蛭が島の夫婦像と説明石碑 (2015.10.31_15:26)

 続いて,近くの「江川邸」へ立寄り外からの見物。
江戸時代の代官屋敷です。
江川家は代々の韮山代官で,韮山反射炉を手がけ,又パンの元祖となるパン祖でもある江川
太郎左衛門英龍が有名です。

江川家の代官屋敷 (2015.10.31_15:43)

 最後は江川家の菩提寺,本立寺(ほんりゅうじ)へ。
境内に入って拝観。

本立寺 本堂を眺める (2015.10.31_15:43)

 境内には日蓮宗のお寺らしく,日蓮の銅像が立っていました。

江川太郎左衛門英龍の石像(2015.10.31_15:42) 日蓮の銅像 (2015.10.31_15:44)

 この近くの里山の景色です。
柿も熟し,稲刈りも進んでいるようです。

韮山の里山の景色 (2015.10.31_16:03)

 本日のポタリングは終了し,韮山駅の駐車場へ着いたのが16:12。
帰り支度をして皆さんと別れました。

 企画・案内をしてくれたtamma-san,送迎でお世話になったteraki-san,サンキュ−です。
楽しいポタリングと濃厚な伊豆の歴史散策でした。

 今日の走行デ−タ−は以下の通りでした。

走行時間  2 hours 57minutes  平均速度  14.5 Km/hour
走行距離  42.8 Km 最高速度  32.6 Km/hour



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