徒然草津生活 Since 2010
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Diary/Archive
　　　　　　2015年11月(2/5)

オ−ストリア・ドイツ・チェコ旅行/第6日目(2015.09.16)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　712−2015.11.06

　AM06:30, 起床＆シャワ−。
今日の予定はAM08:30 からゲリ−君のお兄さんとホテル・レストランで朝食会の後，いよいよ
ゲリ−君の実家のWagner 家へ表敬訪問です。

　ゲリ−君ファミリ−と共に先に朝食をしているとお兄さんがやってきました。
我々と初顔合わせのためゲリ−君がセットしてくれたのです。

　先ずは，英語で挨拶の後互いに自己紹介しハンドシェイクしました。
お兄さんは，ロベルト・ワ−グナ−(Robert Wagner)さんです。
背丈は拙者より高いですが細身。
ウィ−ン在住の独身の精神科医です。
やはり兄弟です，似ていますね。
英語はうまくないが少し喋れるとのことで，気が楽になりました。

　オ−ストリアでも若者は地方を離れ仕事を求めて大都市に集まるのは日本と同じだなあと
思いました。

　この兄弟はきっと久し振りに会ったのでしょう。
ドイツ語で四方山話に花を咲かせているようでした。
ワ−グナ−兄弟　(2015.09.16)

　お兄さんと別れ際に日本からのお土産を進呈。
彼もアルコ−ルは飲めると聞いていたので日本酒「獺祭」と陶器製のビ−ルカップ。
このお酒は冷やして飲むように推奨しておきました。

　AM11:00，ホテルを離れドイツ国境に近いゲリ−君のホ−ムタウン，ウッツェナイヒ(Utzenaich)
へ向かいます。
彼が空港でレンタルしていたフォ−ドのジ−ゼル車で移動です。
Hannah-chan 用のチャイルドシ−トも用意されていました。

　ウィ−ン市内から高速道路A1号線をドイツのミュンヘンに向け西へ走ります。
ル−トは以下の通りです。

Hotel ERZHERZOG RAINER (Wien) からウッツェナイヒ(Utzenaich) への移動ル−ト

　車窓の風景です。
ウィ−ンを離れて42分後(2015.09.16_11:43) ウィ−ンを離れて53分後(2015.09.16_11:53)

　途中，A1 を下りてレストランで約30 分程休憩。
ウィ−ンを離れて約2 時間10 分後，進路を北西に取りドイツのPassau に向かいます。
高速道A1は名がA8 に変わります　(2015.09.16_13:09)

　A8からロ−カル道路143 に入ると収穫期にあるコ−ン畑の黄色と野菜畑の緑のコントラストが
美しい田園地帯が広がっています。
ウィ−ンを発って約3 時間後の14:00前にUtzenaich のWagner 家に到着。

　家の前でお父さんとお母さんが今か今かと待っておられたのでしょう。
我々を出迎えて下さいました。

　覚えたてのドイツ語(Ich freue mich, Sie kennen zu lernen.)で挨拶すべきか英語で
すべきか迷いましたが，結局は “Nice to meet you.”で始まり，自己紹介してハンドシェイクです。
お母さんと挨拶していると，彼女の方からハグを受けまして拙者もそれに従いました。
我がファミリ−がWagner 家と姻戚関係になったことを自覚した瞬間でした。
お母さんが涙を浮かべてゲリ−君と抱き合っていたのが印象的でした。

　お父さんは，ジョセフ・ワ−グナ−(Joseph Wagner)さん，お母さんはジョセフィ−ナ・
ワ−グナ−(Josephina Wagner)さんです。

　初対面のセレモニ−の後，お家の中へ。
お母さんが趣味にしておられる園芸の花があちこちにカラフルに咲いています。
門から玄関への通路 玄関 (2015.09.16)

　これから数日滞在する部屋に案内してもらいました。
家の中は1Fが4LDK で各部屋が広くて美しいですね。
寝泊まりさせてもらうお部屋です　(2015.09.16)

　Hanna-chan は庭に入ってきたお隣の子猫ちゃんが珍しいのか，じゃれ合っています。
子猫と戯れるHannah-chan　(2015.09.16_14:10)

　しばらくして，バ−ベキュ−パ−ティ−です。
ジョセフさんが屋外で肉を焼き，ジョセフィ−ナさんはキッチンでパンや野菜サラダ等を
支度中です。
キッチンでバ−ベキュ−の
サイドメニュ−を調理中のジョセフィ−ナさん		 バ−ベキュ−中のジョセフさん
(2015.09.16_14:43)

　テラス席でご馳走になります。
ビ−ルで“乾杯!”
ドイツ語で“Prost(プロ−スト)!”だそうです。

　ジョセフさんはドイツ語混じりの英語なので聞き取りにくいです。
ジョセフィ−ナさんは英語が話せません。
拙者も稚拙な英語と発音なので先方には通じないのでしょう。
ゲリ−君に通訳してもらいながらの会話でバ−ベキュ−が進行しました。
皆さんと記念写真　(2015.09.16_15:08)

　ところで，オ−ストリアでは「おじいちゃん」,「じいじ」のことを「Opa(オ−パ)」，
「おばあちゃん」,「ばあば」のことを「Oma(オ−マ)」と呼ぶそうです。
拙者は, 勝手にOld papa=Opa, Old Mama=Omaと推測して記憶することにしました。

　時間が経つと名前を忘れてしまうので，ジョセフさんのことを略称でOpa，ジョセフィ−ナさん
をOmaと呼ぶことにしました。

　食事後，Opa に庭や家庭菜園を案内してもらいました。
庭には芝生があり手入れされた庭木や花が咲いてカラフルです。
ワ−グナ−家の庭園に咲く花　(2015.09.16_16:15)

　家庭菜園は敷地内にあり，様々な野菜が植わっています。
Opaによると，ほぼ野菜は自給自足とのことです。
肥料は家庭から出る生ゴミで3 年間程かけて作った有機肥料とのことで驚きました。
ワ−グナ−家の家庭菜園　(2015.09.16_14:46)

　Oma が食後の片付けを済ませた後はテイ−タイムです。
食後酒とコ−ヒ&ケ−キを出してくれました。
この食後酒，Omaが家庭菜園から採れたフル−ツを使った手作りとのことです。

　この後，車で3 分程の所にあるチッキンファームへ餌やりに。
Hannah-chanがチッキンを見てうれしそう。
近づいて餌(コ−ンの粉)をあげていました。
チッキンハウスにて　(2015.09.16_17:50)

　皆で野原へ行きました。
Hannah-chan，なにやら草に興味がありそうです。
草原で遊ぶ Hannah-chan　(2015.09.16)

　Opa は初孫を抱いて満足そうでした。
Hannah-chan を抱いて満足げなOpa　 (2015.09.16_18:46)

続く Diary / No.713−2015.11.10 /
　　　　　　　「オ−ストリア，ドイツ，チェコ旅行/第7日目(2015.09.17)」

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