タイのバンコックから娘が一時帰国しています。
JICA 主催の研修に参加し，そのままお正月明けまで日本でクリスマス休暇とのことです。
一年半振りの里帰りでした。
温泉に行きたいとのことでしたので，ついでに冬の味覚，「カニ」を楽しむために京都府北部の京丹後市の
日本海に面する間人(たいざ)温泉へ行ってきました。
JR 京都駅から山陰線の特急「はしだて5 号」で網野へ。
特急「はしだて5 号」 (JR京都駅にて) |
しばらく，冬枯れの山野の景色が窓外に続きましたが，福知山辺りですっかり雪景色に変わりました。
積雪10cm近くの網野駅から，予約していた迎車で今日の宿泊地,民宿「丹後温泉はしうど荘」へ。
間人海岸近くにその民宿がありました。
強い寒風が吹き荒れていました。
先ずは宿の温泉で旅の疲れを癒し，体を温めました。
露天風呂も寒風が吹き荒れています。
近くの海岸には，日本海の怒濤が打ち寄せていました。
丹後温泉はしうど荘の露天風呂 |
間人海岸の立岩に押し寄せる怒濤 |
そして夕食は本日のメインイベントの「カニ料理」です。
本格的なカニ料理を食べるのは何年振りでしょうか。
単身赴任で大阪に居た頃，慰安旅行で但馬の香住へカニ旅行に行って以来です。
最初の料理は「カニ刺し」です。
先ずはビ－ルで舌鼓を打ちました。
新鮮でとてもまろやかな味でした。
続いて一人1 杯の茹カニです。
せっかくだから，カニさんと記念写真です。
これから何回食べられるか分かりませんからね。
やはり，カニには日本酒があいますね。
京都最北端の漁師町の酒蔵「永雄酒造」の銘酒「旭桜 ゆもりの酒」で茹カニ |
続いて，焼きガニ，カニ味噌甲羅蒸し，カニ鍋が次から次に出てきます。
食卓での七輪炭火焼きの焼きガニは最高でした。
カニ味噌ス－プも美味しかったですね。
とにかく，かに，カニ，蟹のフルコ－スでカニカニしました。
さすがに満腹になり，最後のカニ雑炊は遠慮しましたです。
丹後ではズワイガニのオスを「松葉ガニ」と呼ぶそうです。
なかでも，丹後半島の近場の漁場で獲れたカニが間人(たいざ)漁港に
水揚げされたものは，間人ガニとしてブランド化されているようです。
たまたま間人沖に居たズワイガニが間人の港に水揚げされただけなんですが。
カニだって10 本も脚を持っているので移動するでしょう。
間人沖から別の漁場に移動したカニが，別の漁港に水揚げされると，間人ガニとは呼ばれないのです。
ごくフツ～の松葉ガニとして食卓に出され，形も味も変わらないのにブランドが取れた分，間人ガニより
お安くなってしまうのです。
ブランドの威力はホント，すごいですね。
ところで，「間人」と書いて「たいざ」と読みます。
この地名の由来はWikipedia によると以下の通りです。
「間人」の地名の由来
聖徳太子の生母である穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)に因むものと
伝えられている。
6世紀末，穴穂部間人皇女は曾我氏と物部氏との争乱を避けて丹後に身を寄せ、やがて
争いも治まり，大和に戻る際に里の人々のもてなしに感謝して，自分の名「はしうど」
をこの地に贈りました。
ところが，人々は「皇后の御名をそのままお呼びするのは畏れ多い」として、皇后が
（その地を）退座されたことに因み「たいざ」と読むことにしたという。
ただし、『日本書紀』『古事記』などの文献資料には穴穂部間人皇女が丹後国に避難
したとの記述はないとのことです。
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宿の近くに「間人皇后ゆかりの碑」があります。
そこにこの地の由来が記されています。
間人温泉とカニを堪能して宿を後にし，車で再びKTR 北近畿丹後鉄道・網野駅まで送ってもらいました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 民宿・はしうど荘 |
KTR・網野駅前にて |
網野駅界隈の景色 |
特急・たんごリレ－8号 |
山陰線の福知山駅でJR 特急・きのさき14 号で京都に出て，横浜の自宅に里帰りしました。
福知山も雪国なんでしょうか，ご覧のように雪景色でした。
今年は東北大震災を契機に「絆(きずな)」と言う言葉が流行しました。
私達の場合は，親子の絆を強めた小旅行でした。
JR山陰線・福知山駅にて |
二日間にわたる年末の家の大掃除も午前中に完了し，夕方から年内最後の町内会へのご奉公です。
青少年育成笠縫学区民会議が実施する「ふれあいパトロ－ル」に出かけてきました。
初発型非行の未然防止と青少年の健全育成に対する意識の高揚を図り，青少年が楽しく地域で遊べる
環境づくりを進めることが，このパトロ－ルの趣旨であると「実施要領」に記されています。
学区内の各町内会の担当責任者が任に当たります。
笠縫公民館でパトロ－ル専用のウインドブレ－カ，腕章，帽子などを着用して，12 名が2 班に分かれて決め
られた巡回コ－スをパトロ－ルです。
びわこ通りをパトロ－ル中の皆さん |
このパトロ－ルは，夏休み，冬休み，春休み期間中の土曜日に実施され，冬休み期間は16時～17時の
1 時間です。
出発前に責任者から注意事項の説明です。
パトロ－ル員は警察官とは違い指導義務や権限を持っていないので不審者に出会っても，むやみに声を
かけず，必要に応じて公民館や警察に連絡して対処しなさいとのことです。
パトロ－ルは自転車で行います。
小生は，愛車“ESCAPE”号で出動しました。
商店街や住宅街でのパトロ－ルだからでしょうか。
それとも寒いからでしょうか。
今日はクリスマス・イブなんですよね。
外で遊んでいる青少年はあまり見かけません。
ましてや，それらしき青少年も皆無でした。
結構なことですネ。
パトロ－ルを終えて(笠縫公民館にて) |
冬型の気圧配置が日本列島に張り出し，とても寒い中でのパトロ－ルでした。
ハンドルを握る手がかじかんでいました。
帰ってから熱燗でも飲みたいです。
自分へのご褒美に明日から京丹後へ温泉とカニの旅です。
楽しみです。
先週末，初めて人形劇の公演を観劇してきました。
女房の学友から招かれていたので，興味があり出掛けてきました。
その学友とは，一人人形劇「ねぎぼうずSAYO」を主宰する西宮小夜子さんです。
Wikipedia によると人形劇は，人形の操作方法により，大きく分けて手遣い人形(パペット)，棒遣い人形，
糸操り人形(マリオネット)に分類されるそうです。
彼女の人形劇はパペットでした。
人形劇は，その昔，TVで観たことがあります。
学生時代，寮生活をしていた頃，白黒の白金TVでNHK連続TV人形劇「ひょっこりひょうたん島」をよく観た
のを覚えています。
生で観るのは初めてです。
劇場は，京都にある「糸あやつり人形劇団 ミノムシ」のアトリエです。
地下鉄で「鞍馬口」下車，徒歩7 分程の所にある人形劇を上演する小さなスペ－スでした。
あとりえ ミノムシへの道標(寺町通り・不動前町) |
あとりえ ミノムシ |
開演30 分前に入場しました。
正面に舞台があって両サイドの壁には様々の人形がぶら下がっていました。
全て劇団の人達の手作りだそうです。
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| アトリエに展示してあった人形たち |
少々の椅子席以外は床に座って観るスタイルです。
約50 人程の観客でアトリエは満員御礼でした。
今日は，四つの人形劇団のジョイント公演です。
演目のトップは，劇団「ねぎぼうずSAYO」の「おたんじょうび」でした。
どの演目もそうですが，ごくごくふつ～の日常の世界を内容にした笑いを誘う約15～30 分の寸劇と
言ったらいいでしょうか。
西宮さんは，この劇団の主宰者でありパフォ－マ－でもあります。
一人で二つの人形を操り，約20 分間ぶっとおしで腹話術のように声を変えて劇中会話をしなければ
ならないので大変です。
よく通った声でした。
驚いたことに，観客のほとんどが大人だったのです。
土曜日なのに子供は数名でした。
少子高齢化のためでしょうか？
いくら少子化時代と言えども，もっと子供が居てもよいはずです。
今の子供達は電子ゲ－ムに慣れていてそちらの方が良いのかしら。
ところが，人形劇の演目には大人向けもキッチリあるのにもビックリでした。
今時のライフスタイルに合わせたマ－ケティングも行き届いているようで，
客層に合わせた演目も自在なようです。
とにかく，日本の伝統的な人形劇をこうした劇団活動を通して現在，将来にわたって伝承されているのには
敬服しました。
それが，たとえ趣味の世界であれビジネスの世界であれ。
公演後，彼女やその友人と約40 年振りにお会いしましたが，皆さん 喋り口も面影も昔のままでホントに
懐かしかったです。
今日は京都特有の底冷えのする寒さでした。
京都駅近辺もクリスマスの飾りでその到来を待ちかねているようでした。
JR京都駅の空中クリスマスツリ－ |
English Weekly Topics / No.153－Dec17th.2011 / “Watching the puppet theater”
アイオイ号の忘年会に続いて翌日は関東いこい会の忘年会でした。
場所と開式時間は，いつものように「神田・あちょう肴や」で5:30 p.mからです。
いゃあ，月日が経つのは早いですね。
3月11日に未曾有の東北大震災が起り，それが引き金となって福島原発の大人災が起り，騒然とする中
その後始末やら今後の進路について議論の途に着いたばかりで，今年も暮れようとしています。
そんなことで，忘年会の話題は近況報告やら原発問題でした。
今回は，ここ2 年間程中座していたノジサンマンことY.N－san が久し振りに復帰してくれました。
テンションのある懐かしい声を聞くと，会も一段と賑やかになり，往年の愉快ないこい会の明るさに帰って
きました。
世の中，これでないといけませんね。
帰り際に再会を約して記念写真です。
忘年会の特記事項は，二次会として雀荘に入ったことです。
トウカイススムことS.M－sanの威嚇的な勧誘と同調者のカンジンチョウことT.K－sanやゴッドママライフ
ことK.H－sanのおかげて，小生もイレグイで久し振りに雀荘に入りました。
雀荘に入るのは何十年振りでしょうか。
意外にも雀荘は混んでいて驚きました。
不景気になるとこういう遊びが流行るのでしょうか。
下記の写真は，東1 局で小生の持ち点です。
小生は南家で二五筒の両面待ちで聴牌(表ドラ；一索)しています。
たまたま，写真を撮ってくれた時に五筒を引いて和了したところでした。
東ドラドラで3,900 点でした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
終ってみれば，学生時代のいこい会の麻雀番付の通りでした。
半荘2 回とも，横綱ことS.M－sanの一人勝ちで，誘われた三人は撃沈です。
緊張感のある楽しい麻雀でした。
これからも幾久しく麻雀ができればと思っています。
それは，健康の証ですからね。
今年のヨットシ－ズンもいよいよ終幕を迎えます。
今年最後のイベントは，ゆったりセ－リング(12/3日(土))と翌日のアイオイ号の大掃除と忘年会の予定
でした。
あいにく北の寒気団の南下の影響で今年一番の寒さになりセ－リングは中止です。
翌日はうって変わって温暖な好天に恵まれて文字通り大掃除日和になりました。
朝のサンライズマリ－ナ(静岡・伊東市) (Photo by tamma-san) |
大勢のクル－メンバ－が伊東サンライズマリ－ナに集まり，アイオイ号の一切合財をポンツ－ンに出して
大掃除でした。
マストの塩抜き・洗浄中のメンバ－(Photo by tamma-san) |
朝が早かったのでお腹がすきました。
昼食はコンビニで調達したおにぎり(×2)と缶ビ－ルです。
昼食中の皆さん (Photo by tamma-san) |
大掃除の後は，恒例の電飾作業です。
LED ランプが一杯付いたケ－ブルをバランス良くヨットに取付けました。
電飾作業中の面々 |
大掃除の合間の休憩時間に現場のポンツ－ンから若い皆さんが魚釣りです。
いつのまにコマセを準備したのでしょうかサビキ釣りです。
かたの良いアジが入れ食いでした。
大きなメバルが一匹と忘年会用に16人分(～20 匹)のアジを釣って打ち止めとしました。
電飾後は，メンバ－のKT-sanのご厚意で熱海の別邸に移動して忘年会です。
いつも，温泉付きの宴席をご提供いただき感謝です。
おまけに，今夜は熱海温泉ホテル旅館協同組合主催の海上花火大会なんです。
大勢(16 名)のメンバ－と共に，グラス片手に定番の舟盛りやら差し入れの新鮮な自家製のイカ大根や
ポテトサラダなどに舌鼓を打ちながら，夜空に舞う銀輪鑑賞はホンマに至極のひと時でした。
大空に舞う花火の大輪 (Photo by tamma-san) |
入れ食いのアジのフライの揚げ食いも，すごく美味しかったです。
釣り人よし，魚よし，調理よし だったからでしょうネ。
伊東サンライズ マリ－ナ産アジを三枚におろすKT－san (Photo by tamma-san) |
Tada 船長から，昨年に続きヨットクラブのレ－スでアイオイ号が堂々の年間優勝の報告です。
スキルあるクル－メンバ－皆さんの成果ですね。
私めは，ささやかですが移動錘役でお手伝いしました。
移動錘役も5 年間も経験するとスキルがつくものですネ。
とにかくこの1 年間，セ－リングに加えハイキングにサイクリング，楽しかったです。
この3 種の神器のお陰で，体力の衰えやボケの進行も幾ばくかは抑えられているみたいです。
花火大会のフィナ－レの「大空中ナイアガラ」を堪能して帰路に着きました。
花火大会フィナ－レの大空中ナイアガラ (Photo by tamma-san) |
すばらしい1 年の締めくくりでした。
皆さん 来年も宜しくね。
(来年は，日本にとって良い年でありますように！)
良き年末年始をお迎え下さい。
過日，親戚で不幸があり葬儀出席のために草津からJR 線で宇治へ出掛けた時の話です。
皆さんも既にどこかの路線で御存知かも知れませんが，あえてJR 線運賃の不思議についてご紹介しま
しょう。
行きは,手違いでJR 草津駅で京都までの切符(＠400-)を買いました。
京都駅でJR 奈良線に乗換えてJR 宇治駅で下車する時に精算機で京都-宇治間の不足運賃(＠230-)を
精算しました。
帰りは，宇治駅の窓口の運賃表示を見て草津駅まで通しの切符(＠650-)を買いました。
買った後，「あれっ，行きと帰りで運賃が20 円違うやんか。なんでやねん。」とつぶやいていると，甥っ子が
「JR 運賃では，そういうことがあるよ。」と言うのです。
彼の経験によると，京都→大阪間の運賃も通しで買うより京都→高槻，高槻→京都と二分割で買う方が
安いとのことです。
年間の通学定期券の場合，全額自己負担になるので買い方によりその差額は大きいとのことでした。
今回の場合，買い方により運賃は以下のようになったのです。
小生は，JR 運賃は乗車距離によって決まると思っていたのでどうも納得がいきましぇ～ん。
この差異の原因をいろいろ考えてみたところ，結論は以下のようになりました。
当たっているかどうかは知りませんが。
①JR 線と私鉄の競合の有無(供給の大小)
競合する場合は，競争原理でどうしても該当区間の運賃が安くなる。
②JR路線による需要の大小
「大都市近郊区間」のように需要が多いと運賃は安くなるのがその典型例。
恐らく大まかではあるが，この二つの需要・供給と価格についての経済原則の境界条件下で，鉄道会社は
運賃収入が最大値になるように複雑な運賃体系を採っているからだろう。
宇治にはJR 宇治駅と京阪宇治駅があり, 京阪線は京都駅を通りませんが途中で一部競合する区間が
あります。
又，草津－宇治間には京都駅を中心とする「大都市近郊区間」が確かにあります。
これらが混在しているから，買い方により運賃に差異が出るのでしょうね。
たかが片道20 円の差ですが，甥っ子が言うように,これが年間の定期券代となるとその差額は馬鹿に
ならないと思ったりしました。
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