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| バレンタインデー(St.Valentine's Day) No.49-2008.02.14 |
今日は,バレンタイン・デ−。
世界各地で,それぞれの形で行われる恋人達の愛の誓いの日とされている。
くしくも,今日の英会話スク−ルでのレッスンの話題となった。
米国人の先生によると,その起源はロ−マ帝国時代にさかのぼるようだ。
ロ−マ皇帝は, 恋人の存在による兵士の士気低下を懸念して兵士の婚姻を禁止。
時のキリスト教司祭,ウァレンティヌス(バレンタイン)が, 秘密に兵士を結婚させた一件が
バレて処刑された。
この殉教日を以降, バレンタイン(恋人)の日としたとのことだ。
この教室でも, 先生は女生徒から贈られたチョコに,にんまりしていた。
米国では, この日,日本とは逆に男性から女性へ花やクッキ−やカ−ドなどを恋人に贈る
のだそうだ。
カ−ドには,”Be mine.”, ”Be my Valentine.”, ”From your Valentine.”
或いは，”Kiss me.”，”Hug me.”などの Message Phraseを書いたりするそうだ。
日本では, この舶来のイベントは, 戦後, 百貨店や菓子業界が販促として仕掛けた記念日
ビジネスの一つとして, すっかり定着したように思える。
これが生き残っているのは, 日本人が本来お祭り好きであることも一因だろうが, やはり
男女間の本性に関わるイベントであるからだろうと思う。
本来,「恋を告白する人達の日」とされていたが, 今や交際中の恋人, 既婚の夫妻間でも
行われるようになり, 更に上司や同僚などの恋愛感情を伴わない相手への「義理チョコ」を
贈る習慣にまでなっている。
かく云う小生がこの日に貰ったのは, 女房からの「腐れ縁チョコ」と割烹料理店のママからの
「また来てチョコ」の二つだけだった。
同じ「義理チョコ」でも, 現役時代と比べその数は,年々指数関数的に減少した。
皆無にならないように, 返礼のホワイトチョコは忘れないようにと思っている。
ここで一句, 「行く歳や 寂しさわかる チョコの数」 (字余り)
さて, 皆さんは, いかがだったでしょうか？
今日は,会社のOBの皆さんと鎌倉パブリックゴルフ場でのプライベ−トゴルフ。
一週間前の天気予報とは裏腹に, 今日の天気は直近の予報通り朝から雨模様で終日の見込
みだった。
とにかく, ピック・アップしてもらい定刻にゴルフ場へ。
それほどの雨でもなく,寒くもなかったので,パ−トナ−と相談の結果, プレ−することに決定。
勿論,腰と足まわりにカイロを貼り付けて寒さ対策は万全だったので,あまり寒くは感じな
かった。
何年ぶりかで゜久しぶりに会う先輩OBも居られ, とても懐かしく思いうれしかった。
それなりにお歳を重ねられていましたが, 未だ現役の方もおられ, 皆さん お元気で何より
でした。
小生は, 来週からのタイ・オ−プンのウォ−ミング・アップを兼ねての肩慣らしでもある。
スコアは, そこそこであった。
やはり体が冷えていたのか ,終了後に浸かった温かい風呂は爽快であった。
今月が誕生日であるOBの配慮で, ゴルフ場からのバ−スデ−プレゼントのコ−ヒ−とケ−キ
でしばしの談笑。
又のゴルフを約して散会となった。
皆さん, ありがとうございました。
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| 我が家の近くの高台から見下ろした雪の住宅街 |
今日は,旧暦でいう立春である。
立春は24節気の一つ。
春の初めとのことである。
前日の節分の次の日が「立春」である。
我が家のカレンダ−の一つにも，赤い
字で2/4日の日付の下に「立春」と
記されている。
太陽歴に馴染んでいる現在人に
とっては，この時節に「立春」と言われ
ても違和感を覚える。
大体，「立春」からイメ−ジするのは，春がもうそこに近づいている感じに受け止めるからで
あろう。
昨日，関東地方が白銀の世界に覆われたから尚更である。
我が家の近くも約5cm程の積雪で，久し振りに家の前の路面の雪かきをした。
関西人の私の感覚で言うと，奈良の東大寺の「お水取り」が過ぎないと,「春はもうすぐ」と
云う感覚にはなれないのである。
それでも「立春」と聞けば，何となく少しずつ寒さが緩み始め，春の気配が忍び入ってくる
ような感覚を覚えるから不思議である。
しかし，今日も，ホントに寒いですネェ！！
子どもの頃歌った唱歌，
「春よ来い 早く来い ---」と口ずさむのは，まだ早いのでしょうか？
それでも，この際歌っちゃおう
春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて おんもへ出たいと 待っている
春よ来い 早く来い おうちの前の 桃の木の
蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで はよ咲きたいと 待っている
義理の母の葬儀を終え京都から横浜へ帰宅した。
新幹線で小田原あたりを過ぎると，一面 雪の銀世界であるのにびっくりした。
途中，遅い昼食を取るため自宅の最寄りの駅の近くの寿司屋に立ち寄った。
とても寒かったので日本酒の熱燗をチビリチビリ飲んでいると，目の前で板前さんが
普段見慣れない太巻きをせわしげに巻いていた。
その間に，窓口にこの太巻きを買いに来るお客さんがちらほらいるでわないか。
恐る恐る板前さんに，それは何かと訊ねてみたところ「恵方（えほう）巻き」とのこと。
彼によると，節分の日に関西地方でこれを食べる風習があり，最近関東地方にも徐々に
広がって来たとの由。
小生も関西出身だが，子供の頃から「恵方巻き」なるものを食べた習慣は無い。
今宵は一人暮らしでもあり，おいしそうだったので夜食にと一巻き注文した。
不思議に思い，帰宅後インタ−ネットで調べてみた。
「恵方」とは陰陽道で，「その年の干支に基づくめでたいと定められた方角」を表してしいる
そうだ。
節分の夜にその年の恵方に向かって，目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きを
まるかじりすることにより，一年間良い事があるとのことだ。
そして，巻き寿司を使うのは，「福を巻き込む」からで，まるごと食べるのは「縁を切らない
ために包丁を入れない」ということだそうだ。
最も気になったのは，その起源である。
色々な説があるようで，その一つは，1970年代に大阪海苔問屋共同組合がオイルショック
後の海苔の需要拡大を狙い，一種の販促キャンペ−ンとしての節分のイベントが契機になり
広がったと言われ，商売繁盛，無病息災，願掛け，厄落とし等の意味を持つとされる。
大阪のあきんどが考え出したとなれば，なるほど納得がいく。
それにしても，「風習・慣習とは，ある限られた社会で，人々が長年にわたって伝えてきた
伝統的な生活や行事の習わし」と理解しているが，このようなコマ−シャリズムの挟間で作り
出された風俗・習慣があっていいものかと，ホント首をかしげたくなるが、皆さんはいかがな
ものでしょうか。
それが地に着いたものであれば，自然淘汰されずに将来にわたって生きのびるのである
が---。
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